e3 2019

E3 2019情報まとめ 任天堂やマイクロソフトの発表内容を点数付きで評価

E3 2019の主要カンファレンスが2019年6月12日に終了しました。

「グーグル」「EA」「マイクロソフト」「ベセスダ」「Devolver Digital」「PC Gamer」「Ubisoft」「スクウェア・エニックス」「任天堂」の発表を振り返りながら、各カンファレンスを10点満点で採点しました。

Stadia

グーグルはE3に合わせてStadiaのローンチタイトルや価格の発表を行いました。

基本無料の「Stadia Base」は、PS4もXbox OneもゲーミングPCも持っていないゲーマー(?)にとっては間違いなく魅力的な存在です。そうしたゲーマー(?)が『ディスティニー2』や『バルダーズ・ゲート3』や『ゴーストリコン ブレイクポイント』に魅力を感じるのなら(???)Stadiaは強力な選択肢になるはずです。

評価:2/10点

EA

エレクトロニック・アーツの「EA PLAY」では『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』のゲームプレイデモ、『Battlefield V』と『Apex Legends』と『The Sims 4』のアップデート、『FIFA 20』『Madden NFL 20』といったスポーツゲームが紹介されました。

既にみんなが知っているゲームについて210分かけて改めて紹介しただけ、という感じもありますが、『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』の『SEKIRO』っぽい剣戟アクションと『アンチャーテッド』っぽいクライミングと『Dishonored』っぽい戦略的なキルを見れたのは嬉しいところ。

『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』のアニメーションはところどころでぎこちなく、彼ら自身が言う通り「Alphaデモ」な箇所もありましたが、基本的にはユニークなシングルプレーを期待させてくれる映像に仕上がっていました。

評価:4/10点

マイクロソフト

マイクロソフトは誰もが知っている有名タイトルの新トレーラーをいくつも披露してくれました。残念だったのは、トレーラーのほとんどがゲームプレイ映像が含まれないシネマティックトレーラーであったこと。またサプライズとして用意されたはずの『ELDEN RING』といったタイトルがほぼ全て事前にリークされていたため、視聴者からするとイベントとしての盛り上がりには欠ける印象でした。

それでも今世代最大の期待作『サイバーパンク2077』の発売日発表やキアヌ・リーブス登場など、会場を熱狂させるだけの弾はありました。

評価:7/10点

ベセスダ

会場はサクラでも仕込んでいるんじゃないかと思うほどの大盛り上がりでしたが、モバイルやMMOの発表が多くE3らしいゲームが少なかったのは残念でした。

『GhostWire: Tokyo』や『DEATHLOOP』といった新規IPのトレーラー、『Wolfenstein』や『DOOM Eternal』といった人気シリーズのゲームプレイ、Tango Gameworksの中村育美氏の超ハイテンションなプレゼンテーションといった見どころはありました。

しかし、あの観客の「フゥー!」はあまりにも…。

評価:5/10点

Devolver Digital

Devolver Digitalはゲーム業界の伝統的な広告戦略に反抗するためにこのショーを開いています。カンファレンスの振りをした『ブラック・ミラー』風ドラマをカンファレンスとして何点という風に評価するのはあまりにも困難です。

評価:なし


PC Gamer

海外ゲームメディアPC Gamerによるカンファレンスでは、『オートチェス』のオリジナルの開発者であるdrodo studioがEpicストアで『オートチェス』をリリースすることを発表しました。また、『シェンムー3』の新規トレーラーも公開されました。PC版はEpicストア独占になるとのことです。中世ヨーロッパ剣戟ゲーム『Chivalry 2』もEpicストア独占で発売することを発表しました。

Steamが支配していたPCゲームの世界で「独占ゲーム戦争」が一層過熱する瞬間でもありました。もっとも、全体としては例年通り比較的地味なカンファレンスでした。

評価:2/10点

Ubisoft

『ウォッチドッグス:レギオン』の「全員が主人公」トレーラー以外にこれといって驚きのないUbisoftのステージでしたが、今回のE3で数少ない有意義なゲームプレイを見せてくれました。

評価:5/10点

スクウェア・エニックス

『ファイナルファンタジーVII リメイク』では詳細な戦闘システムとティファの姿が披露され、『アベンジャーズ』は開発の発表から2年以上の時を経て映像が解禁されました。

移植・ソシャゲ・リマスターが多かったとはいえ、去年のスクエニカンファレンスとは違ってファンを喜ばせる発表でした。

評価:6/10点

任天堂

バンカズが任天堂に帰ってきた!『バンジョーとカズーイの大冒険2』のマルチプレイを『ゴールデンアイ 007』やスマブラ以上にやり込んだ64キッズとしては最高の瞬間でした。

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』続編を買わないSwitchユーザーなんているのでしょうか?「どうぶつの森」「NO MORE HEROES」「ファイアーエムブレム」といった4年以上メインシリーズが停滞している作品がSwitchで息を吹き返す姿はWii Uの惨事とは隔世の感があります。

任天堂ハード以外でゲームを遊ばないユーザーにも『ウィッチャー3』という史上最高のRPGに触れる機会が与えられたのは偉業と言えるでしょう(どれだけグラフィック設定が落ちようとも…)。

また、ニンテンドーダイレクトの40分間以外の部分を評価するのは他のカンファレンスと比べてフェアではないかもしれませんが、『アストラルチェイン』のゲームプレイを紹介した「Nintendo Treehouse」は完璧でした。単なる「ラノベっぽいカジュアルなアクションゲーム」ではない、「プラチナゲームズの最新形」を見せてくれました。

過去作から一部のポケモンしか『ポケットモンスター ソード・シールド』のガラル地方へは連れていくことができないという「互換切り」の事実を知らされたポケモンファン以外のすべての任天堂ファンが満足できる発表でした。

評価:8/10点

E3 2019まとめ

E3の重要性は年々低下しています。

「ニンテンドーダイレクト」「Inside Xbox」「State of Play」といったユーザーに直接情報を伝える手段が発達しており、メーカーとしてもあえてたくさんのライバルと一緒になってゲームを発表するメリットも薄れてきています。実際、ソニーはE3 2019を回避しました。

「宮本茂が登場して『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』を紹介」や「『メタルギアソリッド2』のゲームプレイトレーラー公開」のような衝撃はもう望めないのかもしれません。それでもE3が年に一度のゲームの祭典であることには変わりありません。

今回のE3では任天堂以外のメーカーの発表が事前にリークされまくっていたこともあり(任天堂はリーカーを突き止めて弁護士から警告を出して食い止めました)衝撃的な発表の少ない保守的な内容でしたが、全体としてはファンが望んだ情報を提供する堅実なE3でした。

E3 2019の海外の反応をYouTubeで分析。

E3 2019以前に発表を期待されていたゲームのまとめはこちらです。

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