- NURO光は開通まで遅いって聞くけど本当なの？
- 工事は1回で終わるの？
- 立ち会いは必要なの？
NURO光は、通信速度が最大2Gbpsの高速通信と、月額5,217円※の安さが売りの回線です。
※戸建の場合
そんなNURO光ですが、「工事に時間がかかる」「申し込みから開通までが遅い」という評判を目にしたことはありませんか？
ネット回線がないと不便ですから、できるだけ早く回線を開通したいですよね。
本記事では、NURO光の回線開通までにかかる時間、開通工事の内容を解説しています。
また、できるだけ早く開通する方法なども併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
| 月額料金(戸建) | 4,743円 |
| 月額料金(マンション) | 1,900円~2,500円 |
| 最大速度 | 2Gbps |
| キャッシュバック | 45,000円 |
| 他社から乗り換え負担 | なし |
| 最短契約期間 | 2年 |
| メリット | ・月額料金が安い ・高速通信 |
| デメリット | ・提供エリアが狭い ・工事が2回ある |
| こんな人におすすめ | ・月額料金を安くしたい人 ・速い回線がいい人 |
- NURO光は屋内と屋外、2回工事が必要
- 筆者は開通まで2ヶ月かかったけど、早ければ1-2週間で可能
- 一気に工事を終わらせるには5,000円の追加料金がかかる
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NURO光利用者に開通までの時間をアンケート調査
ランサーズとGoogleフォームを使い、NURO光利用者38名に「開通までにかかった時間」のアンケート調査を実施しました。
アンケートの結果から、申し込みから開通までかかる時間の実態を解説いたします。
NURO光の申し込み後、回線開通までどれくらい時間がかかりましたか？
アンケート調査では、申し込みから回線開通までに「1ヶ月以上かかった人が22人」と6割近くを占めています。
続いて「1週間程度かかった人が10人」と、短期間で開通したケースも多く見受けられました。
回線開通までにかかる時間の評判では、「思ったよりスムーズに開通した」「開通までが長く不便」と意見が分かれています。
このアンケート調査から、多くの場合開通工事に1ヶ月以上かかることがわかりました。
NURO光による開通までの期間の調査結果
（2022年10月1日～2023年3月31日の期間に、NURO 光 2ギガ(3年契約)/2ギガ(2年契約)が開通されたお客さまを対象に集計。 2023年4月1日弊社調査結果）
https://www.nuro.jp/news_release/2010.html
こちらは、NURO光公式サイトによる「申し込みから開通までの期間に関する調査結果」です。
戸建ての場合、概ね80％の利用者が1～2ヶ月で開通していました。
一方、集合住宅では～4ヶ月の開通が全体の80％とやや時間がかかる傾向にあります。
また、東日本エリアよりも西日本エリアの方が開通までに長い時間がかかります。
アンケート調査結果と併せて、こちらの資料も参考にしてみてください。
NURO光の工事内容と時間
NURO光は戸建てとマンションで工事の方法が若干違います。
どちらも、申し込み時に工事希望日を選択することに変わりはありません。
通常、NURO光は屋外と屋内の2回工事が行われますが、1回で終わらせたい場合は5,000円の追加料金で可能となります。
屋内・屋外工事を同日に終わらせたい場合は申し込み時に「宅内工事・開通工事同時希望」にチェックを入れてください。
工事日が決定すれば、以下の流れで進んで行きます。
戸建ての場合
戸建ての場合、以下の流れで工事は進みます。
屋内でも屋外でも共通している点は以下の2つ。
- 前日に時間確認の電話が来る
- 立ち会いが必要
屋内(宅内)工事
- 光キャビネットの取り付け
- 宅内へ光ケーブル引き込み
- 光コンセントの取り付け
- 光コードの配線とONU設置
工事の所要時間は約1時間です。
業者さんが家の中に入ってきて、どこにONUを置くか、どこからケーブルを引き込むかを相談するので、あらかじめ検討しておくとスムーズですよ！もっとも、基本的には業者さんが判断するので、基本的に家主がやることはほとんどなく、ただ椅子に座ってケータイでもいじりながら待つだけです。
屋外(開通)工事
- 電柱から光ケーブルを引き込む
- 光キャビネットにつなげ、光ケーブル同士を接続
屋外工事も立ち会いは必要ですが、工事の最初と最後に顔を合わせるだけで、屋内に入ってくることは基本的にありません。
我が家はベランダにキャビネットがあったので業者さんが家に入ってきましたが、外壁であれば外からの作業で終了します。
所要時間は1時間弱でした。
マンションの工事内容
マンションの場合、既にNURO光の回線が入っているかどうかで工事内容が変わってきます。
住んでいるマンションが、「NURO光 for マンション」に契約している場合、工事はスムーズに行きます。
マンション自体がNURO光 for マンションに契約していない場合、個人でマンションミニというプランに申し込まなければいけません。
どちらにしても、まずマンションのオーナーもしくは管理会社に許可を得ましょう。
屋内(宅内)工事
- マンションの集線設備(MDF)から光ケーブルを出す
- マンションの配管を利用して部屋まで引き込む
- ONUを宅内に設置
３階以上のマンションの場合、MDFが必ずあるので新規に穴をあける必要はありません。
２階建ての場合は穴を開けなければいけない可能性があるので、エアコンダクトや電話回線の配管が使用できない場合は大家さんに相談しましょう。
屋外工事
- 電柱から光ケーブルを引き込む
- MDFにつなげ、光ケーブル同士を接続
屋外工事に関してはほとんど戸建てと同様です。
戸建てでは光キャビネットに接続しますが、マンションではMDFに接続します。
２階建てのマンションでMDFがない場合は、光キャビネットを設置してそこに接続して終了です。
工事費
工事にかかる費用は40,000円ですが、NURO光では申し込み特典として工事は実質無料となっています。
実質無料に関しては▶NURO光のキャンペーンで紹介していますが、40,000円を30ヶ月で割って基本料金に上乗せし、同額を月々の利用料金から割引することで相殺されます。
ただし、以下の場合はお金がかかるので注意してください。
- 土日祝日工事：3,000円
- 宅内・屋内工事を同日工事：5,000円
- 撤去費用：10,000円
- 30ヶ月以内に解約：工事費残債（例えば24ヶ月で解約した場合、残りの6ヶ月分7,998円）
我が家のNURO光工事を写真付きで解説
筆者の家では、NURO光の工事も終わって快適にインターネットが使えています。
回線速度がどのくらい速くなったかと言うと、以下の画像の通り。
ソフトバンク光だった頃と比べて10倍くらいスピードが上がっています。
そんなNURO光の工事は、開通まで2ヶ月ほどかかりました。
ただし、これは筆者が望んでそうしたことなので遅いとは思っていません。
ソフトバンク光の契約更新月を待って解約したかっただけです。
工事の希望日を見る限り、およそ2週間程度で開通できるということでした。
では、屋内工事・屋外工事の流れを解説していきます。
NURO光屋内工事の流れ
屋内工事の流れは以下の通りです。所要時間は1時間程度でした。
- 前日に電話で確認
- 光キャビネットの取り付け位置確認・設置
- 光コンセントの取り付け
- ONUの設置
- 確認・サインして終了
①前日に電話が来る
工事予定日の前日に予定が来ます。
筆者は午前中(9:00-12:00)にお願いしていたのですが、まさかの「8:00に伺ってもいいですか？」とのこと。
まあ準備はしていたし、我が家は早起きなので問題なし。
了解したことを伝えて切りました。
②どこにキャビネットをつけるか相談する
まず、外壁に光キャビネットという、光回線を自宅に入れるための機器を装着します。
原則としてONUを起きたい場所の近くに設置するため、あらかじめ場所は考えておきましょう。
ちなみにケーブルは最大10mまで伸ばすことができるようです。
回線の引き込み方法は以下の3つがあります。
- エアコンダクトを利用
- 電話線などの既存配管を利用
- 新規に穴あけ
電話線を使う方法が、配管も隠れて一番スッキリして見えますが、我が家は電話線の位置が1階にありました。
我が家ではONUを2階に置きたくて、電話線はなかったのでエアコンダクトから入れることにしたので新規の穴開けは不要でした。
あとで説明しますが、エアコンダクトから入れた場合コードがブラブラしてしまいます。
こんな感じでエアコンダクトの隣に付けてもらいました。
光キャビネットの固定はビスで3本固定か両面テープか選べます。
ビスの方が固定力は強いので、我が家はビスにしてもらいました。マンションの方は両面テープを依頼しましょう。
右側の電線から光キャビネットまで繋いでもらう予定です。
③光コンセントの取り付け
次に、室内に光コンセントを取り付けるのですが、光コンセントには「一体型タイプ」と「分離型タイプ」があります。
電話線のついているコンセントに設置する場合は「一体型」になりますが、我が家のようにエアコンダクトから入れる場合は「分離型」となります。
こんな感じでエアコンの真下に設置してもらいました。
④ONUの設置
最後に光コンセントとONUを接続して完了です。
ONUに関しては、▶NURO光のONUで説明していますが、簡単に言うと光回線からくる信号をデジタル信号に変換する機械です。これがないとネットは見られません。
また、NURO光のONUはルーター(wi-fiに接続する機能)も兼ねているため、これ1台でネットに接続可能です。
こんな感じで設置が完了しました。コードがブラブラしてしまうので、自分で壁に固定するなどの工夫が必要そうです。
我が家のONUですが、結構デカイです。
筆者の手は中指の先から手首まで20cm程度ですが、結構大きめですよね。
⑤確認・サインして終了
ONUの設置までが終われば、業者さんから屋外工事の説明を受けます。
接続方法も教えてもらい(説明用紙もくれます)、工事完了書にサインして終了となります。
NURO光屋外工事の流れ
屋外工事の流れは以下の通りです。所要時間は1時間弱でした。
- 前日に電話が来る
- 電柱から光ケーブルを引き込む
- 外壁の光キャビネットに接続
①前日に電話が来る
工事予定日の前日に電話が来ました。
筆者は出られず、携帯からの着信(080-)だったので無視していましたが、当日の朝かかってきた番号が同じでした。
おそらく工事に伺う時間の報告をしてくれます。当日の朝も、到着30分前くらいに電話がかかってきました。
②電柱から光ケーブルを引き込む
基本的に屋外工事は全て外で作業するので、家の中に入ることはありません。
2名で来て、1名は脚立で電柱から光ケーブルを引き込む作業、もう1名は交通整理と言うか、道路で物品を上の人に渡したりしていました。
緑が電線、赤が光ケーブルです。電線から自分の家の光キャビネットに光ケーブルを接続します。
③光ケーブルを外壁のキャビネットに接続
電柱から引き込んだ光ケーブルを、自宅の光キャビネットに接続します。
筆者の場合、ベランダにキャビネットを設置してあったので家の中からベランダに出て作業してもらいました。
外壁に設置してある場合は、家の中に入ることはありません。
接続が完了したら、ONUのLINEのランプがついていることを確認してほしいと言われます。
写真のように、ランプがついていれば完了です。
作業終了です。特にサインも不要です。
業者さんが帰ったあと、作業して終了しました。
NURO光の工事に時間がかかるケースの具体例
環境や条件によっては、NURO光の開通工事に時間がかかる場合があります。
申し込みから開通工事までに時間がかかる具体例をチェックしましょう。
これらのケースに当てはまると、開通までに通常より時間を要したり、最悪工事ができない場合があります。
NURO光の開通工事に時間を要する具体例を、一つずつご説明します。
電柱から建物までの配線が難しい場合
NURO光では、屋内工事のあとにでんチュから光ケーブルを引き込む「屋外工事」が必要です。
しかし、電柱から建物の距離が遠かったり、間に障害物があるとスムーズに工事を進行できません。
こういったケースでは配線ルートの確保が難しくなり、開通までに時間がかかります。
集合住宅の工事調整が必要な場合
インターネットに対応している集合住宅は、すでにMDFや主配電盤といった設備が設置されています。
これらの設備に空きスペースがないと、光ファイバーの配線に新しく設備を設置しなければいけません。
共有部分に新しい設備を設置するため、管理会社や大家といった物件所有者の承諾が必要になります。
新しい設備の設置工事や、承諾を得るためにより時間を要してしまいます。
国道など道路付近の工事・申請が必要な場合
局舎から工事場所の間に国道など道路があると、道路の所有者に工事の作業許可を申請しなければなりません。
国道の場合は関係省庁など、私道の場合は所有者からの承諾が必要です。
工事自体も複雑なものになるため、さらに時間がかかってしまいます。
作業許可の申請先が関係省庁になるので、承諾を得られない可能性も考慮しましょう。
河川付近の工事・申請が必要な場合
局舎から河川を横切って配線を届けるような工事をする場合も、関係省庁への申請が必要です。
また、鉄道の高架下や線路沿いなども河川付近と同様に申請が必要になります。
これらの場合も工事自体にかかる時間が長くなり、開通が難しい可能性があります。
NURO光の工事を早く完了させる方法
NURO光は、申し込みから開通まで概ね1ヶ月以上かかります。
しかし、「できるだけ早く工事を完了させたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
NURO光を早く開通させる方法は2つあります。
- 「同日工事」を利用する
- 「NURO光 for マンション」導入済みの物件を選ぶ
これらの方法を利用して、NURO光開通までにかかる時間を短縮しましょう。
「同日工事」を利用する
戸建て住宅に限り、NURO光の有料メニュー「宅内・屋外工事の同日対応」を申し込むと、通常2回にわかれている工事が一日で終わります。
NURO光は2回の工事が必要で、通常「屋内工事」と「屋外工事」はそれぞれ日程調整と立ち会いをしなければいけません。
申し込みの際「宅内工事・開通工事同時希望」の申請をすると、この2回の工事を1日で終わらせられます。
しかし、同日工事は有料メニューですので5,500円の追加料金が発生します。
同日工事を希望すれば開通までの期間は短くなりますが、別途5,500円（土日祝日指定の場合別途3,300円）の追加料金が発生することに注意しましょう。
「NURO光 for マンション」導入済みの建物を選ぶ
すでにNURO光の設備を導入している物件は「屋内工事」のみとなり、「屋外工事」が必要ありません。
申し込みから1週間程度で屋内工事があり、30分程度の工事に立ち会うだけで開通します。
しかし、「NURO光 for マンション」を利用できるのはNURO光設備導入済みの物件に限られます。
マンションにNURO光設備が導入されているか、次の方法でチェックしてみましょう。
フォームに郵便番号・都道府県・市区町村・町丁名などを入力します。
提供状況の結果が表示されます。上記画像のような表示があれば、NURO光の提供エリア内です。
NURO光の設備を導入しているマンションの一覧が表示されます。
ここに表示されなかったマンションは、残念ながらNURO光の設備が導入されていません。
マンション名を選択すると、物件の対応しているプランと月額料金が表示されます。
NURO光の設備を導入しているマンションだと、申し込みから1週間で開通する場合があります。
屋内工事にかかる時間は約30分なので、「すぐネット回線が必要」「忙しくてなかなか立ち会いに時間を取れない」という方はぜひ「NURO光 for マンション」を申し込みましょう。
開通までの期間はNURO光のポケットWi-Fiをレンタルできる
最悪、前の回線の解約日を過ぎてからの工事になった場合はポケットWi-Fiをレンタルしましょう。
NURO光に申し込むと、すぐに使えるポケットWi-Fiを特別料金でレンタルできます。
「NURO光に申し込んだけど開通するまでネット環境がない」という方でも安心ですね。
ポケットWi-Fiの月額料金は次のとおりです。
| 期間 | 料金 |
|---|---|
| 初月 | 980円~/月 |
| 2ヶ月目 | 32円~/日 |
| 3ヶ月目(63日後~) | 128円~/日 |
「NURO光」のポケットWi-Fiは、『NURO光ポケットWi-Fiのレンタル申し込み方法と速度、貸出料金』で詳しく解説しています。
NURO光の工事に関するよくある質問
- 工事日を変更したい場合は？
-
工事の変更はオンライン工事予約画面から可能です。詳しくは▶So-netのホームページをご覧ください。
- 工事は1回で終わる？
-
通常は2回(屋内・屋外)ですが、5,000円で同日工事ができます。
申込時に、webの場合は「宅内工事・開通工事同時希望」にチェックを、電話の場合は希望を伝えてください。
- 土日祝日も工事できる？
-
3,000円でできます。平日は無料です。
- 開通まで時間がかかる場合はどうしたらいい？
-
ポケットWi-Fiを格安でレンタルできます。
詳しくは▶NURO光のポケットWi-Fiをご覧ください。
- 工事はキャンセルできる？
-
1回目の工事前は無料でキャンセルできます。
1回目の工事が終わったあとに解約したい場合は10,000円の解除料がかかります。
キャンセルはSo-netのマイページ or チャット or LINEで解約できます。
- 壁に穴を開ける必要がある？
-
場合によります。エアコンのダクトを利用する場合か、電話線の配管が利用可能なときは開ける必要がありません。
ダクトも電話の配管も利用できない場合は新規に穴を開けるしかありません。
NURO光の開通は1ヶ月程度が目安！1週間で開通する場合も
NURO光の申し込みから開通までの期間は、概ね1ヶ月程度が目安となります。
より開通までの期間を短縮したい方は、「同日工事」の利用やNURO光設備導入済み物件を検討してみましょう。
NURO光設備導入済みのマンションなら、申し込みから1週間程度で開通します。
「NURO光」の評判についてもっと詳しく知りたい方は『NURO光の評判・時間帯別の実測値を紹介』をぜひチェックしてみてください。
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