ダークウェブは、現代問題視されているGoogleの検索には引っかからず一部のブラウザでしかアクセスすることのできない危険な場所です。

しかし、実際どのようなサイトか気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、VPNを使ったダークウェブへの入り方や危険性・リスクについて詳しく解説します。

結論、本記事はダークウェブや.onionサイトの利用を推奨するものではなく、犯罪行為の加害者や被害者に意図せずなってしまう可能性があるため、利用には自己責任で最新の注意を払ってください。

ダークウェブの危険性や違法性

ダークウェブは、普通のウェブブラウザではアクセスできず、普段使用しているGoogleやYahoo!などの検索エンジンで表示されないサイトのことです。

一般的にダークウェブではGoogleなどの検索結果には表示されない通販サイトやオークションサイトを閲覧することができます。

ただし、ダークウェブに入るには情報漏洩やウイルス感染などの危険性が伴います。

また、ダークウェブでは薬物や児童ポルノ、クレジットカードなど様々な違法取引が売買されており、海外では殺人が起きたり、日本においても口座や薬物を売買しようとして逮捕されているケースもあります。

このようにダークウェブには様々なリスクが顕在するため、安直な利用はおすすめできません。

ダークウェブとは？仕組みやWebでの位置づけ

一般的にWebは以下の3種類から成り立っています。

上記のようにWebには3種類のウェブがあります。

そして、ダークウェブはWebの3層目に位置付けられており、発見するのが非常に困難な領域です。

その他のサーフェイスウェブは、GoogleやYahoo!などいつでもアクセスできる領域であり、ディープウェブがパスワードなどで保護されているプライベート領域のことを指します。

この中でもディープウェブとダークウェブは、検索エンジンにインデックスされないため、よく混同されますが別物なので覚えておきましょう。

ダークウェブの一覧【閲覧は非推奨】

代表的なダークウェブの一覧は下記のとおりです。

上記の表を見てみると有名なSNSとして多くの人に利用されているFacebookをダークウェブに含まれているようです。

ダークウェブは違法なコンテンツ公開が多いですが、一方で合法的なサイトやサービスも存在します。

しかし、セキュリティ上のリスクや犯罪の加害者となってしまう可能性がなくなるわけではないため、基本的には利用しないことを推奨します。

VPNとTor(.onionブラウザ)を利用したダークウェブのアクセス方法

これまで解説したようにダークウェブには様々な危険性や違法性が潜んでいます。

また、Googleなどの検索エンジンに引っかからないのにどのようにしてアクセスすればよいのかわからないという方もいると思います。

ダークウェブにアクセスするためにはVPNとTor(.onionブラウザ)を利用する必要があります。

ここでは、VPNと(.onionブラウザ)を利用したダークウェブのアクセス方法について紹介します。

【必須】VPNサービスに加入する

ダークウェブへアクセスする際は、VPNの利用が必須です。

ダークウェブには、重要な情報の流出やサイバー攻撃を受けてしまうなどセキュリティリスクが存在します。

そこで、VPNを利用することにより通信が暗号化されるため、第三者から個人情報などを傍受されるリスクを低減できます。

また、VPNではIPアドレスやアクセス元を変更できるため相手に特定される可能性も減らすことが可能です。

そのため、セキュリティリスクが多いダークウェブにアクセスするにはVPNの利用が必須と言えます。

Tor(.onionブラウザ)のインストール

ダークウェブへアクセスするためにはTor(.onionブラウザ)をインストールする必要があります。

Tor(.onionブラウザ)のインストール手順は下記のとおりです。

VPNに接続後、Tor(.onionブラウザ)を開く

VPＮの接続方法と、Torブラウザの検索エンジンを開くまでの手順を画像＋ステップで説明。

※画像はVPNの接続方法だけでよいです。

Tor(.onionブラウザ)におすすめのVPNサービス

ダークウェブに入る際は、セキュリティリスクを減らすためにもVPNの接続が必須です。

以下では、VPNサービスの中でも特にセキュリティに優れた「MillenVPN」と「NordVPN」の2つを紹介します。

–	MillenVPN	NordVPN
運営所在地	日本 大阪	パナマ共和国
利用料金	1,496円 （1ヶ月）	1,880円（1ヶ月）
返金保証	30日間対応	30日間対応
サーバー設置国	72ヶ所	59ヶ国
サーバー数	1,300以上	5,200以上
同時接続台数	10台	6台
プライバシー	ノーログポリシー	ノーログポリシー
対応OS	Windows / Mac OS / Android / iOS	Windows / Mac OS / Linux / Android / iOS / Chrome / FireFox / Edge / AndroidTV / PS4 /Xbox その他各種
支払い方法	クレジットカード / PayPal / 銀行振り込み	クレジットカード  / 暗号通貨 / PayPal /AmazonPay /Sofort /プリペイドカード
評判記事	MillenVPNの評判	NordVPNの評判

日本運営のサービスを利用したい方は「MillenVPN」がおすすめ！

メリット	デメリット
海外運営の多いVPNサービスの中で珍しく日本で運営を行っている 月額料金が他と比べて安め 解約や返金保証まで非常にスムーズに完了できる	対応しているデバイスがやや少なく、PS4やXboxでの利用ができない 総合サーバー数はやや少なめ

「MillenVPN」は、海外運営の多いVPNサービスの中では珍しい日本運営のサービスです。

そのため、英語が苦手で海外サービスの利用に不安がある方におすすめのVPNサービスです。

セキュリティ機能が豊富にあり、ダークウェブを使う際にはインターネットやフリーWi-Fiの暗号化により情報漏洩を防ぐことができます。

また、通信や閲覧の履歴を取得しないノーログポリシーを掲げておりセキュリティ面で非常に強力です。

30日の返金保証や月額料金が他サービスと比較して安いため、お試しで利用しやすいVPNサービスと言えます。

使いやすさや知名度を重視したい方は「NordVPN」がおすすめ！

メリット	デメリット
知名度No.1クラスの大手VPN 動画視聴サービスに強く、多くの動画配信サービスで利用できる 圧倒的なサーバー数	月額料金は最安ではない 解約・返金時にカスタマーサポートとチャットをする必要がある

「NordVPN」は、知名度No.1クラスを誇る海外の大手VPNサービスです。

サーバー数が非常に多く、安定した通信を行えるところが特徴です。

セキュリティ機能としては、「AES-256」という国家レベルで情報を保護できる暗号方式を採用しており、ダークウェブを使う際にウイルス感染やログ取得による追跡を防ぎます。

また、「MillenVPN」と同様に30日間の返金保証制度があるため、VPNを短期間で利用したい方やお試し利用したい方におすすめのVPNサービスです。

VPNを使ったダークウェブの入り方まとめ

–	MillenVPN	NordVPN
運営所在地	日本 大阪	パナマ共和国
利用料金	1,496円 （1ヶ月）	1,880円（1ヶ月）
返金保証	30日間対応	30日間対応
サーバー設置国	72ヶ所	59ヶ国
サーバー数	1,300以上	5,200以上
同時接続台数	10台	6台
プライバシー	ノーログポリシー	ノーログポリシー
対応OS	Windows / Mac OS / Android / iOS	Windows / Mac OS / Linux / Android / iOS / Chrome / FireFox / Edge / AndroidTV / PS4 /Xbox その他各種
支払い方法	クレジットカード / PayPal / 銀行振り込み	クレジットカード  / 暗号通貨 / PayPal /AmazonPay /Sofort /プリペイドカード
評判記事	MillenVPNの評判	NordVPNの評判

ダークウェブは、Googleなど通常の検査エンジンではアクセスができないサイトのことです。

様々な犯罪や事件が起きているため、違法性や危険性が心配ですが中には合法のサイトも存在します。

しかし、個人情報の悪用やサイバー攻撃などのリスクがあるため基本的に利用はおすすめできません。

もし、利用したい場合はVPNの接続を必ず行い、Tor(.onion)ブラウザをインストールするようにしましょう。

VPNは特にセキュリティに優れた「MillenVPN」や「NordVPN」を利用することがおすすめです。