『Overwatch』をプレイしていて「敵の動きがカクカクしている」「自分の視点がカクカクしている」という経験はありませんか。このような問題は『Overwatch2』になっても続いていく問題となるでしょう。
これらの原因は「ラグ」にあります。ネット回線が悪いだけで敵としっかり戦うことができないうえに、味方との連携も取ることができなければ楽しくゲームはできないでしょう。
この記事では、『Overwatch』に基づいた『Overwatch2』で起こるとされるラグの対策や原因について紹介します。
結論を先に述べてしまうと、ラグを確実に解消する方法は「ネット回線を変えること」です。
なのでまずは、ネット回線を変える前からできる簡単なラグの対策から行いましょう。
「細かい設定や色々な方法を試すのは面倒くさい」という方にはおすすめのネット回線のリンクを貼っておりますので、リンクと説明を参考に、自分に合った回線を選びましょう。
・世界最速回線 → 「NURO光」
・日本全国対応高速回線 → 「auひかり」
・NUROやauひかりのサービス範囲外なら → 「光コラボ回線」
『オーバーウォッチ(Overwatch2)』でラグいと戦えない
前作『Overwatch』では、上の動画のようにラグが起きてしまうと「戦闘自体ができない」「戦闘内容がわけわからない」ということが起きていました。このようなことから『Overwatch2』でも、同じようなラグ問題が発生すると考えられます。
ラグが発生してしまうと、自分のキャラクターが移動できなかったり、敵が普通ではありえないような動きをしてしまいます。
『Overwatch2』でラグくなってしまうと、「自分が移動できない」「敵が瞬間移動する」というような問題が起きるだろうと予想できます。そのようなラグが起きてしまうとまともにプレイすることができず、楽しくゲームをプレイすることなどできません。
『オーバーウォッチ(Overwatch2)』のラグとは
前作『Overwatch』で起きていたラグの具体例
- キャラクターが上手く移動できない
- サーバーから切断されてしまう
- 敵、味方のキャラクターが瞬間移動する
- 弾が当たっているか、当たっていないか分からない
『Overwatch』では、不安定な回線を利用していると、このようなラグが頻繁に起きていました。そのためOverwatch2』でも同じく不安定な回線を利用してしまうと、危険なラグが発生してしまうでしょう。
ラグが起きるとまともにプレイすることができません。そのうえ、他のプレイヤーにも迷惑をかけてしまう可能性があってはとても楽しくゲームをプレイすることはできません。
『オーバーウォッチ(Overwatch2)』のラグい原因と対策
『Overwatch2』で起こると予想されるラグには、それぞれ原因と対策があります。
それぞれのプラットフォームでできる対策をして、発売後すぐに『Overwatch2』を最高に楽しみましょう。
ネットワーク機器の再起動
一番お手軽な方法のネットワーク機器の再起動を行いましょう。
モデムまたはルーターの放電作業(コンセントからプラグを抜き5分間程度放置)をします。
この作業をすることでネットワークの状態が改善し、ラグが解消されることがあります。
wifiルーターを買い替える
使っているWifiルーターが古いなら、ルーターを買い替えることでネットワーク問題が改善されるかもしれません。
古いルーターだと「規格」が古くなっており、ネット回線の最大通信速度が出ていないことがあるので気をつけましょう。
新しいルーターを買う場合は11acと記載されているものを購入してください。
『オーバーウォッチ(Overwatch2)』に必要な動作環境を確認する
『Overwatch2』では、まだ公式に動作環境を発表をされていないため、前作の『Overwatch』の必要動作環境と推奨動作環境を目安にしていきましょう。
『Overwatch』の続編で新作ということもあるため、前作よりも必要な動作環境は高くなると思います。しかし、前作と比べてとてつもなく高いスペックを要求されることもないです。『Overwatch』の推奨動作環境を参考にしてPCを購入していきましょう。
必要動作環境
OS | Windows® 7 / Windows® 8 / Windows® 10 64-bit (最新のService Pack) |
CPU | Intel® Core™i3またはAMD Phenom™ X3 8650 |
グラボ | NVIDIA® GeForce® GTX 460, ATI Radeon™ HD 4850またはIntel® HD Graphics 4400 |
メモリ | 4 GB RAM |
ストレージ | 30 GB以上のハードディスクスペース |
インターネット | ブロードバンドインターネット回線 |
解像度 | 1024 x 768以上の画面解像度 |
推奨動作環境
OS | Windows® 7 / Windows® 8 / Windows® 10 64-bit (最新のService Pack) |
CPU | Intel® Core™ i5またはAMD Phenom™ II X3またはそれ以上 |
グラボ | NVIDIA® GeForce® GTX 660またはAMD Radeon™ HD 7950またはそれ以上 |
メモリ | 6 GB RAM |
ストレージ | 30 GB以上のハードディスクスペース |
インターネット | ブロードバンドインターネット回線 |
解像度 | 1024 x 768以上の画面解像度 |
設定でサーバーを確認する
『Overwatch』ではサーバーが複数あり、ユーザーが任意で選択することが可能でした。『Overwatch2』でも、同様に複数のサーバーが用意される可能性が高いです。選択するサーバーはできるだけ自分の地域から近いサーバーを選択するようにしましょう。自分から近いサーバーを選択することでラグが起こる可能性を下げることができます。
初期の設定から自分の地域から近いサーバーに接続されていることが多いですが、もしも自分の地域よりも離れたところにサーバーが設定されてしまっていた場合は、変更することでラグの可能性を格段に下げることができます。
プレイに問題の無い範囲でグラフィック設定を下げる
『Overwatch』では、上の画像のように様々なグラフィック設定をすることが可能でした。グラフィック品質を下げることにより、負荷が減ってラグが起きにくくなります。『Overwatch2』でも、同じようなグラフィック設定を行うことが可能だと考えられます。
グラフィック設定を下げることで、PCなどへの負担がかなり軽減されることでラグが起きにくくなります。
プレイと見た目のバランスを取ったグラフィック設定をすることで、より楽しくゲームをプレイすることができるようになります。
『オーバーウォッチ(Overwatch2)』のラグが解消されない人はネット回線を変えましょう
ここまで『Overwatch』を通して予想される『Overwatch2』のラグの解消方法をご紹介しましたが、それでもラグが改善できなかった場合は、ネット回線の通信速度が原因の可能性が高いです。
ネット回線の通信速度が遅いことを契約している回線業者に問い合わせても何もしてくれません。
そのため思い切ってほかのネット回線に乗り換えてみましょう
上の画像は筆者が契約しているNURO光の通信速度の測定結果で、通信速度が非常に速いため、『Overwatch』をプレイしてもラグが発生することはありません。そのため『Overwatch2』をプレイしていてもラグが発生する可能性はかなり低いと考えられます。
『Overwatch2』では、前作の『Overwatch』と同様に派手なスキルを使った激しい戦闘がメインとなっています。
そのため通信速度が命なので「ストレスなく遊びたい」という方は以下で紹介する光回線をおすすめします。
ネット回線 | 平均通信速度(みんそく) | 月額料金(戸建て) | 月額料金(集合住宅) | キャッシュバック |
NURO 光 | 432.02Mbps | 5,217円 | 5,217円 | 45,000円+工事費40,000円 |
auひかり | 356.69Mbps | 5,610円 | 4,455円 | 最大144,500円 |
ドコモ光 | 205.54Mbps | 5,940円 | 4,620円 | 20,000円+dポイント2,000pt |
ソフトバンク光 | 228.99Mbps | 5,720円 | 4,180円 | 25,000円 |
ここからは、おすすめする光回線の特徴やポイントを解説していきます。
「NURO光」プロゲーマーも使う高速光回線
- 圧倒的な通信速度(下り最速2Gbps)
- 最も安い光回線の一つ
- プロバイダがSo-netのみで契約が簡単
通信速度は圧倒的で月額料金も安いのが「NURO 光」です。
MOBAやFPSをプレイしているラグを避けたい競技志向なゲーマーはもちろん、SteamやPS Storeで大容量ゲームをダウンロードするコアゲーマーも含めて、とにかくネット回線に煩わされたくないすべての人にとっての最高の選択肢が「NURO光」になります。
契約プランがごちゃごちゃせず、選びやすいのもメリット。プロバイダはSo-netのみなので契約が簡単で、ネット回線特有のややこしい設定もなく、開通すればすぐにでもインターネットが使えるようになります。
デメリットは開通までの期間が長いこと
ネット回線が開通まで時間かかかるのは「あるある」ですが、NURO光では通常の光回線とは別に特殊器具(光キャビネット)の設置があるため余計時間を取ります。(アパートやマンションが既に「NURO光」に対応していれば光キャビネットの設置は必要ありません)。
工事自体は30分~1時間程度の簡単なものですが、何しろ設置希望者が多いので、時期や場所にとってはすぐに設置してもらうわけにはいかなさそうです。
NURO光のもう一つの弱点が、サービス提供エリアが限られている点です。
NURO光の提供エリアは以下の通りです。
北海道
東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬
愛知・静岡・岐阜・三重
大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良
広島・岡山
福岡・佐賀
エリア内のゲーマーには迷わずおすすめできるのですが、NURO光のサービスを受けられない地域に住んでいる人は後で紹介する「auひかり」をチェックしてみてください。
ちなみに、NURO光は「お客様の声」というページで4,475人のNURO光ユーザーにアンケート調査をして回答を公開しています。
アンケートでは下りの平均速度が301.7Mbpsと記載されていますが、筆者の自宅のNURO光はもっとスピードが出ますし安定もしています。
とはいえ下り300Mbpsでも爆速であることには変わりありません。速度と料金を重視するユーザーにとっては光回線の中で間違いなくNURO光がベストです。
\ 妥協できない人のための最強回線! /
NURO光の通信速度や時間帯別の実測値を知りたい方は上記記事を参考にしてください。
「auひかり」広いエリアで使える高速光回線
- キャッシュバック額が大きく、実質負担が少ない
- ずっとギガ得プランの利用で、3年間毎月500円引き
- NURO光より上位の回線プランもある
「auひかり」はKDDIが提供する高速ネット回線サービスです。
NURO光のサービス提供エリア外だけど高速で安定した光回線が使いたい、という人にとってのベストチョイスでもあります。
auひかりの「ホーム1ギガ」プランはNURO光ほどのハイスペックではありませんが、新しい業者のため契約者が相対的に少なく、フレッツ光ほど回線が混雑していません。
現状では「ベストエフォート」である下り最大1Gbpsに近い高速回線を提供できています。
ちなみに、通信速度が最大1Gbpsのauひかりホーム1ギガはほぼ全国で利用可能ですが、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリア限定で通信速度が最大5Gbpsのホーム5ギガと最大10Gbpsのホーム10ギガが利用できます。
基本工事費はNURO光と同様に実質無料。それだけでなく、auひかりに乗り換えるにあたって解約する他のネット回線の違約金をKDDIが補填するというサービスもあり、さらにそこに上乗せされるキャッシュバック最大25,000円まであります。
auひかりのキャッシュバック、プロバイダのキャッシュバックと合わせればなんと100,000円以上ものキャッシュバックを受け取ることになります(キャンペーン時期によって金額は異なります)。
auひかりはキャッシュバック額も多く、総契約期間あたりの月額料金は他のネット回線と同等か、それよりも安くなる可能性があります。
回線速度はNURO光に次ぐレベルでありながらNURO光よりもサービス提供エリアが広いため、多くの人におすすめできるネット回線です。
\ 誰にでもおすすめできる超高速回線! /
auひかり「ホーム1ギガ」プランは「ほぼ全国」に対応していますが、それでもサービス提供エリア外の地域が存在します。
NURO光やauひかりのサービス外地域に住まれている方は「光コラボ回線の中からできるだけ通信速度の速い回線を選ぶ」ことが重要です。
この下で紹介する「光コラボ回線」から自分に合った回線を探してみてください。
NURO光・auひかりがエリア外のときは「光コラボ」
NURO光とauひかりのサービス提供範囲外の地域に住んでいるゲーマーには光コラボ回線をおすすめします。
光コラボ回線はNURO光やauひかりと比べて回線速度や安定性は劣りますが、中には比較的安定した光コラボ回線も存在します。
そこで確認として、通信速度測定サイトで「光回線の通信速度ランキング」を見てみましょう。
ランキングを見ればわかる通り、地域密着型の超高速回線を除けばNURO光とauひかりの回線速度は群を抜いています。
ここで注目すべきは「ドコモ光」と、「ソフトバンク光」です。
ソフトバンク光は平均ダウンロード速度が228.99Mbps, ドコモ光は205.54Mbps(執筆当時)と、他の光コラボ回線と比較しても通信速度は上位です。
もちろんNURO光・auひかりには及ばないとはいえ、あなたが世界最高のeスポーツプレイヤーというわけではないなら、十分妥協できる範囲とも言えます。
スマホとセットで安くなるキャンペーンなども豊富なので、光コラボ回線という選択肢も決して悪くはありません。
他社違約金負担があり乗り換えやすい「ソフトバンク光」
- 他社違約金負担あり
- マンションタイプなら格安
- 回線工事費26,400円分割引
ソフトバンク光はYahoo!BBプロバイダの光コラボ回線です。
スペック上は最大1Gbpsと一般的な光回線と同じ条件ですが、みんなのネット回線速度での計測によれば、他社の光コラボ回線と比べて上位の実測値を誇っています。
ソフトバンク光では、この「ソフトバンク光申し込みページ」から申し込むとなんと他社回線の違約金および撤去工事費がほぼ満額還元されます。
キャッシュバックや工事費割引キャンペーンを合わせれば格安でソフトバンク光環境にアクセスできるという点が最大のメリットです。
\ ソフトバンクのスマホとセットで割安 /
ドコモスマホユーザーは「ドコモ光」
- 「ドコモ光セット割」で月額料金がお得
- ドコモユーザーなら新規工事費0円
- 初回訪問サポート無料
OCNforドコモ光はドコモが運営母体となっており、ドコモのスマホとセットで利用すると格安で契約可能です。
ドコモの光回線としてはOCN以外のプロバイダを利用する場合と比較して月額200円ほど割高になりますが、ドコモユーザーがOCNforドコモ光と契約すれば獲得できる20,000円のキャッシュバックを考えれば契約後8年の間はむしろOCNforドコモ光のほうがお得、という計算です。
ちなみに、OCN以外のほとんどのプロバイダではこのレベルのキャッシュバックキャンペーンは行われていません。
既に他社の光コラボ回線を利用中なら工事も不要で、乗り換えに必要な転用承諾番号を取得するだけですぐに乗り換えが可能です。
OCNforドコモ光はドコモのスマホさえ持っていれば無条件でキャッシュバックを受けられるので、実質負担はほぼゼロで今より良いネット回線を手に入れることができます。
\ ドコモのスマホとセットで割安 /
『オーバーウォッチ(Overwatch2)』ラグ対策まとめ
- 『Overwatch2』でラグいと楽しくない
- 設定でラグ改善はできるが、通信速度が原因の場合は解決できない
- 良い回線は全ての問題を解決する
『Overwatch2』は前作と同様、スキルを使用した味方との連携が大切なゲームとなります。そのようなゲームでラグが起きてしまうと、味方との連携はもちろんのこと、まともにプレイすることもできなくなってしまいます。
この記事で紹介したラグ対策をすべて行ってみてもラグが改善されない場合は、ネット回線の通信速度が遅く、ラグが発生している可能性が高いです。
ラグがあると『Overwatch2』だけでなく、「全てのfpsゲームを楽しむことができない」ので、今回を機に最高のネット環境を整えて楽しくゲームをしましょう。
ネット回線 | 平均通信速度(みんそく) | 月額料金(戸建て) | 月額料金(集合住宅) | キャッシュバック |
NURO 光 | 432.02Mbps | 5,217円 | 5,217円 | 45,000円+工事費40,000円 |
auひかり | 356.69Mbps | 5,610円 | 4,455円 | 最大144,500円 |
ドコモ光 | 205.54Mbps | 5,940円 | 4,620円 | 20,000円+dポイント2,000pt |
ソフトバンク光 | 228.99Mbps | 5,720円 | 4,180円 | 25,000円 |
高速で安定したインターネットを求めるゲーマーにおすすめするネット回線は「NURO 光」です。
\ 妥協できない人のための最強回線! /
NURO光のサービス提供エリアに住んでいない人、または高額なキャッシュバックが欲しい人におすすめするネット回線は「auひかり」です。
\ 誰にでもおすすめできる超高速回線! /
「NURO光」も「auひかり」も、時期によっては工事の申し込みが殺到してネットの開通まで時間がかかることがあります。できるだけ早めに契約しておくことをおすすめします。
ドコモやソフトバンクのスマホと契約している人なら、「OCNforドコモ光」「ソフトバンク光」は金額的にお得かつ本格的なゲームに耐えうるネット回線です。
こちらも時期によって混み合いますので、興味を持ったら出来る限り早く申し込んで開通させておくことをおすすめします。
\ 「NURO光やauひかりと契約範囲外」のソフトバンクユーザーはこちら /
\ 「NURO光やauひかりと契約範囲外」のドコモユーザーはこちら /
ネット回線についてもっと詳しく知りたい方は「ゲーマーにおすすめの光回線ランキング」も併せてお読みください。