『原神』をプレイしていて「ラグくて敵の攻撃を避けられない」「ラグくて敵に攻撃が当たらない」ということを経験したことありませんか?
「ラグい!」とよくいいますが、ラグの原因は色々あり、その対策もさまざまです。
今回の記事では「『原神』のラグとはどういったものが原因か」「そのラグを解消するためにはどうするべきなのか」をご紹介します。
先に結論を述べると、ラグを解消する一番の方法は「ネット回線を変えること」です。
でもネット回線をいきなり変えるのには勇気がいりますよね。
できれば最終手段にしたいところです。
まずは、ネット回線を変える前にできる簡単なラグの対策から行ってみましょう。
「手っ取り早くネット回線を変えてラグを解消したい!」という方にはおすすめのネット回線のリンクを以下に貼っておきますので自分に合ったネット回線を選んでみてください。
・世界最速回線 → 「NURO光」
・日本全国対応高速回線 → 「auひかり」
・NUROやauひかりのサービス範囲外なら → 「光コラボ回線」
『原神』ではラグいと戦闘が楽しめない
このように、ラグいと何が起こっているかさえ分かりません。
『原神』が人気ゲームとなった理由の一つがスタイリッシュな戦闘です。
「敵の行動パターンを把握して攻撃を避ける」「コンボを決めて雑魚敵を瞬殺する」といった『原神』の醍醐味がラグいと味わえません。
また、マルチイベントでは時間制限内で敵を倒すミッションもあり、ラグくて敵を倒せないとクリアできないので味方にも迷惑がかかります。
『原神』のラグとはどういったものがあるのか
「ラグい」という言葉を聞きますが、「ラグ」にはさまざまな意味があります。
- フレームレートが低くて画面がカクカクする
- 一瞬カクつく
- Ping値が高くなることによって起きるインターネットラグ
- のサーバーの問題
このような問題すべてをまとめて「ラグ」と呼びます。
『原神』のラグはほとんどが回線速度が遅いことによって起きる「回線ラグ」です。
『原神』のラグい原因と対策
では『原神』のラグの原因として考えられるものと、その対策をご紹介します。
『原神』はPC、PS4/5、スマホのプラットフォームがあり、各プラットフォームによって対策も変わってきます。
下記の対策を試していくことで、ラグが改善される可能性があります。
ネットワーク機器の再起動
全てのプラットフォームで共通していて一番お手軽な方法、ネットワーク機器の再起動を試してみましょう。
再起動の方法は、モデムまたはルーターの再起動をして、放電作業(コンセントからプラグを抜き5分間程度放置)を行います。
この作業を行うことでネットワークの状態が改善し、ラグが解消されることがたまにあります。
『原神』の画質設定を下げる
こちらも全てのプラットフォームで共通している対策です。
『原神』はゲーミングPCだと問題ないのですが、スマホだと要求スペックが高くて重くなりやすいです。
『原神』のゲーム内設定を軽くしましょう。
設定の方法もご紹介します。
ここでグラフィックスやカメラ、フレームレートの設定ができます。
画質を最低にして、「デバイス負荷ゲージ」が半分より下になるようにしましょう。
「『原神』のおすすめ画面設定」についてはこちらを参考にしてみてください。
『原神』にサーバーにアクセスが集中している
イベント開始時やメンテ後などサーバーにアクセスが集中している時間帯でもラグくなります。
全てのプラットフォームで起こりえることですが、ユーザーとしてどうすることもできないので、時間をずらしてログインしましょう。
スペック不足
PCや特にスマホで起こることです。
スマホ対応ですが、『原神』は要求スペックが高いです。
Android | 必要動作環境 | 推奨動作環境 |
OS | Android7.0以上 | Android 8.1以上 |
CPU | Arm v8a 64以上 | Snapdragon 845以上 Kirin810以上 |
RAM | 3GB以上 | 4GB以上 |
ストレージ | 8GB以上の空き容量 |
iOS対応機種 | ・iPhone 8 Plus以降の機種 ・iPhone SE(第2世代) ・iPad Air (第3世代) ・iPad mini(第5世代) ・iPad pro(第2世代)以降 |
PC | 必要動作環境 | 推奨動作環境 |
CPU | Intel Core i5(第4世代) | ・Intel Core i7(第4世代)以上のCPU |
RAM | 8GB | 16GB |
グラフィックボード | NVIDIA® GeForce® GT 1030 | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB 以上 |
快適にプレイしたいなら推奨動作環境以上のスペックが必須です。
『原神』を真剣にやり込みたい人はゲーミングPCに買い替えましょう。
スマホでもプレイできますが、PCの方がおすすめです。
おすすめのゲーミングPCの選び方も書いていますが、予算は大目に用意してください。
ゲーミングPCは3-5年は使います。
数万円予算をけちると将来リリースされる新作ゲームを快適にプレイできなかったり、最初は快適にプレイできていたが度重なるアプデによって重くなってしまったということが起きにくくなります。
「『原神』のおすすめゲーミングPC」について詳しくはこちらを参考にしてください。
ストレージの容量不足
PS4やスマホで起こることで、ストレージの空き容量が少ないことによって動作が重くなったり負荷がかかります。
普段使っていないアプリやゲームがあるなら削除しましょう。
有線接続を試す
PS4やPCでのネットワーク問題によっておこるラグは有線接続を試すことによって解消される場合があります。
有線接続では安定して問題ないのに無線だと遅くなる場合はルーターに問題があります。
まずルーターが古くて本来の速度を発揮できていない場合です。
「規格」が古く、ネット回線の最大通信速度が出ていないのでルーターを11acと記載されているものに買い替えましょう。
スマホが発熱している
スマホでよく起こるラグい原因が発熱です。
『原神』は要求スペックが高いので、スマホに大きな負荷がかかり長時間遊んでいると発熱してきます。
この発熱を和らげるには、冷却効率を上げる必要があります。
- スマホカバーを外す
- 涼しい部屋や扇風機の前でプレイする
- スマホ用の冷却クーラーを取り付ける
冷やそうと思って直接保冷材などで冷やすのは厳禁です。
急激にスマホが冷やされることによって内部に水滴が発生して故障の原因となってしまいます。
一番のおすすめはPCに買い替えることです。
PCだと発熱も問題なく、大きなきれいな画面で遊ぶことができます。
PCの選び方やスマホよりもPCがおすすめな理由はこちらを参考にしてください。
『原神』の優先度を上げる
PC限定の方法ですが、「タスクマネージャー」から優先度を上げる方法もあります。
『原神』を起動している状態で「スタート」を右クリックしてタスクマネージャーを開きます。
タスクマネージャーのタブから「詳細」を開き、「GwnshinImpact.exe」を右クリックして「優先度の設定」を「高」にしましょう。
それでも『原神』のラグが解消されない人はネット回線を変えましょう
ここまでラグの解消方法をご紹介しましたが、それでも『原神』のラグが改善されない場合は、ネット回線の通信速度が原因の可能性が高いです。
ネット回線の通信速度が遅いことを契約している回線業者に問い合わせても何もしてくれません。
そのため思い切ってほかのネット回線に乗り換えてみましょう
上の画像は筆者が契約しているNURO光の通信速度の測定結果で、通信速度が非常に速いため、『原神』をプレイしていてもラグが発生することはありません。
『原神』などのMMOゲームでは味方とアクションが同期するので、ちょっとしたラグもストレスになります。
そのため通信速度が命なので「ストレスなく快適に遊びたい」「勝ちにこだわりたい」という方は以下で紹介する光回線をおすすめします。
ネット回線 | 平均通信速度(みんそく) | 月額料金(戸建て) | 月額料金(集合住宅) | キャッシュバック |
NURO 光 | 432.02Mbps | 5,217円 | 5,217円 | 45,000円+工事費40,000円 |
auひかり | 356.69Mbps | 5,610円 | 4,455円 | 最大144,500円 |
ドコモ光 | 205.54Mbps | 5,940円 | 4,620円 | 20,000円+dポイント2,000pt |
ソフトバンク光 | 228.99Mbps | 5,720円 | 4,180円 | 25,000円 |
ここからは、おすすめする光回線の特徴やポイントを解説していきます。
「NURO光」プロゲーマーも使う高速光回線
- 圧倒的な通信速度(下り最速2Gbps)
- 最も安い光回線の一つ
- プロバイダがSo-netのみで契約が簡単
通信速度は圧倒的で月額料金も安いのが「NURO 光」です。
FPSや格ゲーをプレイしているラグを避けたい競技志向なゲーマーはもちろん、SteamやPS Storeで大容量ゲームをダウンロードするコアゲーマーも含めて、とにかくネット回線に煩わされたくないすべての人にとっての最高の選択肢が「NURO光」になります。
契約プランがごちゃごちゃせず、選びやすいのもメリット。プロバイダはSo-netのみなので契約が簡単で、ネット回線特有のややこしい設定もなく、開通すればすぐにでもインターネットが使えるようになります。
デメリットは開通までの期間が長いこと
ネット回線が開通まで時間かかかるのは「あるある」ですが、NURO光では通常の光回線とは別に特殊器具(光キャビネット)の設置があるため余計時間を取ります。(アパートやマンションが既に「NURO光」に対応していれば光キャビネットの設置は必要ありません)。
工事自体は30分~1時間程度の簡単なものですが、何しろ設置希望者が多いので、時期や場所にとってはすぐに設置してもらうわけにはいかなさそうです。
NURO光のもう一つの弱点が、サービス提供エリアが限られている点です。
NURO光の提供エリアは以下の通りです。
北海道
東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬
愛知・静岡・岐阜・三重
大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良
広島・岡山
福岡・佐賀
エリア内のゲーマーには迷わずおすすめできるのですが、NURO光のサービスを受けられない地域に住んでいる人は後で紹介する「auひかり」をチェックしてみてください。
ちなみに、NURO光は「お客様の声」というページで4,475人のNURO光ユーザーにアンケート調査をして回答を公開しています。
アンケートでは下りの平均速度が301.7Mbpsと記載されていますが、筆者の自宅のNURO光はもっとスピードが出ますし安定もしています。
とはいえ下り300Mbpsでも爆速であることには変わりありません。速度と料金を重視するユーザーにとっては光回線の中で間違いなくNURO光がベストです。
\ 妥協できない人のための最強回線! /
NURO光の通信速度や時間帯別の実測値を知りたい方は上記記事を参考にしてください。
「auひかり」広いエリアで使える高速光回線
- キャッシュバック額が大きく、実質負担が少ない
- ずっとギガ得プランの利用で、3年間毎月500円引き
- NURO光より上位の回線プランもある
「auひかり」はKDDIが提供する高速ネット回線サービスです。
NURO光のサービス提供エリア外だけど高速で安定した光回線が使いたい、という人にとってのベストチョイスでもあります。
auひかりの「ホーム1ギガ」プランはNURO光ほどのハイスペックではありませんが、新しい業者のため契約者が相対的に少なく、フレッツ光ほど回線が混雑していません。
現状では「ベストエフォート」である下り最大1Gbpsに近い高速回線を提供できています。
ちなみに、通信速度が最大1Gbpsのauひかりホーム1ギガはほぼ全国で利用可能ですが、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリア限定で通信速度が最大5Gbpsのホーム5ギガと最大10Gbpsのホーム10ギガが利用できます。
基本工事費はNURO光と同様に実質無料。それだけでなく、auひかりに乗り換えるにあたって解約する他のネット回線の違約金をKDDIが補填するというサービスもあり、さらにそこに上乗せされるキャッシュバック最大25,000円まであります。
auひかりのキャッシュバック、プロバイダのキャッシュバックと合わせればなんと100,000円以上ものキャッシュバックを受け取ることになります(キャンペーン時期によって金額は異なります)。
auひかりはキャッシュバック額も多く、総契約期間あたりの月額料金は他のネット回線と同等か、それよりも安くなる可能性があります。
回線速度はNURO光に次ぐレベルでありながらNURO光よりもサービス提供エリアが広いため、多くの人におすすめできるネット回線です。
\ 誰にでもおすすめできる超高速回線! /
auひかり「ホーム1ギガ」プランは「ほぼ全国」に対応していますが、それでもサービス提供エリア外の地域が存在します。
NURO光やauひかりのサービス外地域に住まれている方は「光コラボ回線の中からできるだけ通信速度の速い回線を選ぶ」ことが重要です。
この下で紹介する「光コラボ回線」から自分に合った回線を探してみてください。
NURO光・auひかりがエリア外のときは「光コラボ」
NURO光とauひかりのサービス提供範囲外の地域に住んでいるFPSプレイヤーには光コラボ回線をおすすめします。
光コラボ回線はNURO光やauひかりと比べて回線速度や安定性は劣りますが、中には比較的安定した光コラボ回線も存在します。
そこで確認として、通信速度測定サイトで「光回線の通信速度ランキング」を見てみましょう。
ランキングを見ればわかる通り、地域密着型の超高速回線を除けばNURO光とauひかりの回線速度は群を抜いています。
ここで注目すべきは「ドコモ光」と、「ソフトバンク光」です。
ソフトバンク光は平均ダウンロード速度が228.99Mbps, ドコモ光は205.54Mbps(執筆当時)と、他の光コラボ回線と比較しても通信速度は上位です。
もちろんNURO光・auひかりには及ばないとはいえ、あなたが世界最高のeスポーツプレイヤーというわけではないなら、十分妥協できる範囲とも言えます。
スマホとセットで安くなるキャンペーンなども豊富なので、光コラボ回線という選択肢も決して悪くはありません。
他社違約金負担があり乗り換えやすい「ソフトバンク光」
- 他社違約金負担あり
- マンションタイプなら格安
- 回線工事費26,400円分割引
ソフトバンク光はYahoo!BBプロバイダの光コラボ回線です。
スペック上は最大1Gbpsと一般的な光回線と同じ条件ですが、みんなのネット回線速度での計測によれば、他社の光コラボ回線と比べて上位の実測値を誇っています。
ソフトバンク光では、この「ソフトバンク光申し込みページ」から申し込むとなんと他社回線の違約金および撤去工事費がほぼ満額還元されます。
キャッシュバックや工事費割引キャンペーンを合わせれば格安でソフトバンク光環境にアクセスできるという点が最大のメリットです。
\ ソフトバンクのスマホとセットで割安 /
ドコモスマホユーザーは「ドコモ光」
- 「ドコモ光セット割」で月額料金がお得
- ドコモユーザーなら新規工事費0円
- 初回訪問サポート無料
OCNforドコモ光はドコモが運営母体となっており、ドコモのスマホとセットで利用すると格安で契約可能です。
ドコモの光回線としてはOCN以外のプロバイダを利用する場合と比較して月額200円ほど割高になりますが、ドコモユーザーがOCNforドコモ光と契約すれば獲得できる20,000円のキャッシュバックを考えれば契約後8年の間はむしろOCNforドコモ光のほうがお得、という計算です。
ちなみに、OCN以外のほとんどのプロバイダではこのレベルのキャッシュバックキャンペーンは行われていません。
既に他社の光コラボ回線を利用中なら工事も不要で、乗り換えに必要な転用承諾番号を取得するだけですぐに乗り換えが可能です。
OCNforドコモ光はドコモのスマホさえ持っていれば無条件でキャッシュバックを受けられるので、実質負担はほぼゼロで今より良いネット回線を手に入れることができます。
\ ドコモのスマホとセットで割安 /
『原神』ラグ対策まとめ
- 『原神』でラグいと楽しくない
- 設定でラグ改善はできるが、通信速度が原因の場合は解決できない
- 良い回線は全ての問題を解決する
『原神』はとても面白い素晴らしいゲームなのですが、ラグがあると途端につまらなくなって、やる気が消え失せてしまいます。
この記事で紹介したラグ対策をすべて行ってみてもラグが改善されない場合は、ネット回線の通信速度が遅く、ラグが発生している可能性が高いです。
ラグがあると『原神』だけでなく、「全てのオンラインゲームを楽しむことができない」ので、今回を機に最高のネット環境を整えましょう。
ネット回線 | 平均通信速度(みんそく) | 月額料金(戸建て) | 月額料金(集合住宅) | キャッシュバック |
NURO 光 | 432.02Mbps | 5,217円 | 5,217円 | 45,000円+工事費40,000円 |
auひかり | 356.69Mbps | 5,610円 | 4,455円 | 最大144,500円 |
ドコモ光 | 205.54Mbps | 5,940円 | 4,620円 | 20,000円+dポイント2,000pt |
ソフトバンク光 | 228.99Mbps | 5,720円 | 4,180円 | 25,000円 |
高速で安定したインターネットを求めるFPSゲーマーにおすすめするネット回線は「NURO 光」です。
\ 妥協できない人のための最強回線! /
NURO光のサービス提供エリアに住んでいない人、または高額なキャッシュバックが欲しい人におすすめするネット回線は「auひかり」です。
\ 誰にでもおすすめできる超高速回線! /
「NURO光」も「auひかり」も、時期によっては工事の申し込みが殺到してネットの開通まで時間がかかることがあります。できるだけ早めに契約しておくことをおすすめします。
ドコモやソフトバンクのスマホと契約している人なら、「OCNforドコモ光」「ソフトバンク光」は金額的にお得かつ本格的なゲームに耐えうるネット回線です。
こちらも時期によって混み合いますので、興味を持ったら出来る限り早く申し込んで開通させておくことをおすすめします。
\ 「NURO光やauひかりと契約範囲外」のソフトバンクユーザーはこちら /
\ 「NURO光やauひかりと契約範囲外」のドコモユーザーはこちら /
ネット回線についてもっと詳しく知りたい方は「ゲーマーにおすすめの光回線ランキング」も併せてお読みください。