
『原神』おすすめゲーミングPCと推奨スペック | スマホ版とPC版の違いを徹底解説
『原神(げんしん)』は『崩壊3rd』で有名なmiHoYoが開発し、PS4/Switch/iOS/Android/PCでリリースされた次世代オープンワールドアクションRPGです。
この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。
後に詳しく説明しますが、結論から言えば、『原神』を遊ぶなら「ゲーミングPC」がおすすめです。
説明を省いて必要なゲーミングPCだけ知りたいという方はこちらから↓
・安定スペック → 「G-Tune PM-B-AF」
・余裕を持った推奨スペック → 「ガレリア XA7R-R37」
・最強の環境で遊びたい! → 「ガレリアXA7R-R39」
・ゲーミングノートPC → 「ガレリア XL7C-R36」
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
目次
『原神』動作環境・推奨スペック
『原神』を動かすためのハードウェアの推奨スペックを紹介します。
『原神』は「スマホでも動く」からといってそれほど軽いゲームではありません。一般的なPCゲームと同程度のスペックが要求されています。
『原神』必要スペック
CPU | Intel Core i5 |
---|---|
GPU | GT 1030 |
メモリ | 8GB |
『原神』必要スペックはこちらです。
グラフィック的にもフレームレート的にもスマートフォンと変わらないレベルでいいなら、このスペックのPCでもプレイ可能です。
必要スペックというのは本当に必要最低限の、「フレームレートがカクついてもいいならプレイできますよ」という最小のスペックです。
『原神』推奨スペック
CPU | Intel Core i7 |
---|---|
GPU | GTX 1060 6 GB |
メモリ | 16GB |
こちらが公式の「推奨スペック」です。
この構成のPCで最高設定にするとコマ落ちが発生する可能性があるので、最高設定+平均60fpsでプレイしたい方はもう少し上のスペックが必要になります。
『原神』はスマホ版よりPC版がおすすめ
『原神』はPC版で遊ぶことを強く推奨します。
miHoYoはもともとスマホゲームのグラフィックに定評のある開発会社です。
中国デベロッパーの中ではテンセントを除けばトップクラスの技術力で、スマホゲームのアニメーションを作らせたら右に出るものはいません。
『原神』はそんなmiHoYoがこれまでに作ってきたゲームの中で最も野心的なタイトルです。
何しろ『原神』は史上最高のゲームの一つである『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』をコピーした上でアクション要素を強化するという試みです。
しかもカットシーンは『ゼノブレイド2』をも上回るクオリティで、これをスマホで動かせるなんて信じられません。
いや、実際「スマホで動かせる」とは言えないかもしれません。『原神』のスマホ版はグラフィック、フレームレート、安定性に大きな問題を抱えているからです。
『原神』の最高グラフィック(画質)を味わえるのはゲーミングPCだけ
『原神』の最大の売りは7つの元素に満ちた広大で美しいオープンワールドです。
『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(BotW)そっくりな『原神』の環境グラフィックを『BotW』以上の解像度で体験したいならPC版以外の選択肢はありえません。
もちろんmiHoYo開発だけあってiOS/Android版のグラフィックも美しいのですが、あくまで「スマホゲーとして美しい」レベル。
ゲーマーとしてはスマホで『原神』を遊ぶくらいなら「Switchでゼルダやゼノブレイドをやったほうが面白いよね?」と思ってしまいます。
『原神』のアクションはPCでプレイしてこそわかる気持ちよさ
『原神』はグラフィック、UI、がんばりゲージまで『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(BotW)とそっくりですが、まったく異なる点もいくつかあります。
次に行く場所を細かくナビゲートしてくれるマップや複数の操作キャラクターを一瞬で切り替えるパーティシステムもそうですが、一番の違いは「アクション」へのこだわりです。
『原神』には「元素攻撃」という必殺技が存在します。パズル重視の『BotW』とは違って、7つの元素(属性)を組み合わせ、ド派手なエフェクトと共に走り回って戦うバトル重視の「アクションRPG」です。
アクション性は『原神』が海外レビュアーから「ゼルダを借用し、独自の体験を確立したオープンワールドゲーム」として非常に高い評価を受けている理由の一つでもあります。
激しく動き回るアクションゲームである以上は最低でも60fpsは出てほしいところですが、残念ながらスマホ版で60fpsを維持するのは困難です。
具体的には、「iPhone 7」だと映像がガクガクでまともにゲームになりません。「iPhone 8 Plus」や「iPhone X」だとようやくカクつきながらもプレイはできるというくらいで、アクションの気持ちよさには期待できません。
PC版なら何の問題もなく最高設定60fpsで駆動するので、「ただの『BotW』クローンじゃないぞ」と言わんばかりの『原神』ならではの爽快なアクションを楽しめます。

フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
スマホ版『原神』はバッテリー消費と熱暴走に用注意
iOS/Android版の『原神』はコンソール級のゲームを無理やりスマホで動かしているだけあってバッテリー消費と発熱はかなり激しいことになっています。
筆者の使っているiPhone 8 Plusは一応『原神』推奨機種とされておりプレイはできるのですが、最低画質にしても持っていられないほどの発熱で、カットシーンに入るときに強制終了することさえあります。
また『原神』を立ち上げると2時間かからずバッテリーが消耗してしまうので、『原神』を家の外でプレイすることは最初から想定されていないようです。
まあ、2時間以上もプレイしていたら低音火傷しかねないので、そこは逆に丁度いいのですが。
以下の記事ではゲーミングノートPCの「熱暴走」について解説していますが、原理としてはスマホも同じです。熱暴走を起こすとパーツの寿命が短くなってスマホそのものにダメージを与えるので、ちょっとでもスペックに不安のある人にはiOS/Android版の『原神』はおすすめできません。
どうしてもスマホでゼルダっぽいゲームがしたいなら、『オーシャンホーン』か『ファイナルソード』で我慢しましょう!
『原神(げんしん)』おすすめゲーミングPC
「どのメーカーからどのPCを買えばいいのか?」を具体的に解説していきます。
マウス | ドスパラ | フロンティア | Dell | |
---|---|---|---|---|
価格 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
出荷スピード | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
サポート | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
特に有名な大手メーカー4つを比較しました。
「フロンティア」の最大の売りはPCの安さです。
一方、人気機種は在庫が少なくほとんど受注生産なので、出荷が1か月待ちになることも珍しくありません。
電話サポートは10:00~19:00までと短めで、混雑が激しいのは難点。
「Dell」の高級ブランド「ALIENWARE」のゲーミングPCのデザイン性は随一です。
問題は、モノによっては他社と10万円以上の差が付くほど強気な値段であること。
サポートスタッフは外国人が多く手間取るかもしれませんが、基本的には日本語が通じます。
工場が海外にあるため、機種によりますが出荷までに最低でも2週間はみたほうがいいでしょう。
「ドスパラ」は品薄のRTX30シリーズ搭載ゲーミングPCに関して全メーカー中最も安定した値段・出荷速度・サポートを保っています。
「マウスコンピューター」の通常価格はドスパラと同じ「○」レベルです。
ただし、特価モデルなら「ドスパラ」や「フロンティア」のPCを価格でもスペックでも上回る「◎」レベルの機種が存在します。
出荷スピードはドスパラには劣りますがかなり速く、上記メーカーで唯一の24時間365日電話サポートがあるので初心者でも安心です。
今回は「ドスパラ」「マウスコンピューター」から最適なゲーミングPCを選んで紹介します。
ゲーミングPCを買う前に『原神』がどんなゲームか知っておきたい、という方はこちらの記事から「よくある質問」と「操作方法」を確認してください。
この記事で紹介しているRTX30シリーズ搭載ゲーミングPC、なかでもRTX 3080搭載モデルは需要が高すぎるせいで完全に供給不足という状況です。
今のところ「ドスパラ」は1万円ほど値上げしており、その他のBTOショップでは「在庫欠品」もしくは「出荷まで3週間」などと設定してなんとかRTX30シリーズ搭載ゲーミングPCの販売を続けています。
それでもRTX30シリーズ搭載ゲーミングPCが大幅に値上げされるのは時間の問題なので、購入希望者は早めに買っておくことをおすすめします。
当サイトでは少しでも早くゲーミングPCを手に入れてゲームをプレイしたい方にコスパに優れ、出荷も比較的早いRTX 3070搭載モデル「ガレリア XA7C-R37」を推奨しています。
ですが、「多少時間がかかってもいいから最上位のグラボが搭載されているゲーミングPCが欲しい」という方には以下の記事で「RTX3080、RTX3090のおすすめゲーミングPC」を複数モデル紹介しているので参考にしてください。
激安PCで『原神』を遊びたいなら「G-Tune PM-B-AF」がおすすめ

グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe/2TB HDD
特価131,780円(税込)
- 激安ゲーミングPC
- 最高画質60fpsで『原神』をプレイできる
- 翌営業日出荷サービスで最速出荷
- エントリークラスなのでPC上級者向けではない
予算を抑えてとにかく『原神』を快適に遊びたい、という方には「G-Tune PM-B-AF」がおすすめです。
「G-Tune PM-B-AF」は「初心者が最も手を出しやすいゲーミングPC」がコンセプトのマウスコンピューター製激安ゲーミングPCです。
低価格とはいえCPUとGPUの性能は十分高く、『原神』を最高設定+60fpsでプレイできます。
ドスパラの「GTX 1660 SUPER」搭載ゲーミングPCと比べると、メモリ、GPU、SSDといった条件は同じで、HDDが2TB多く付いてくるのに「G-Tune PM-B-AF」のほうが安い、という破格の値段です。
G-Tune PM-B-AF | ガレリアXA7R-G60S | |
---|---|---|
GPU | GTX 1660 SUPER | GTX 1660 SUPER |
CPU | Core i7-10700 | Ryzen 7 3700X |
メモリ | 16GB | 16GB |
SSD | 512GB | 512GB |
HDD | 2TB | なし |
値段 | 131,780円 | 137,478円 |
マウスコンピューターがドスパラに唯一劣っている「商品の出荷スピード」問題も、カスタマイズで「翌営業日出荷サービス」にチェックを入れれば文字通りパソコン本体が翌営業日に出荷されるというおまけつきです。
このページからしか手に入らない圧倒的にお得なゲーミングPCとなっているので、入門用のゲーミングPCを探しているなら必ずチェックしてください。
- 1「詳細・価格情報」ボタンをクリック
- 2「カスタマイズ・お見積り」をクリック
- 3(カスタマイズする場合)メモリやストレージ、周辺機器などを追加する
カスタマイズをしない人は飛ばしてください。
- 4「カートの内容の確認に進む」をクリック
- 5「ご注文者情報・支払い方法の入力に進む」をクリックして情報を入力する
名前・住所・メールアドレス・支払い方法を入力します。支払い方法は「銀行振込」「クレジットカード」「コンビニ決済」「ショッピングローン(ジャックス・36回払いまで金利手数料無料)」と様々です。
- 6情報を入力し「ご注文内容の確認」→「注文を確定する」をクリック
- 7購入完了!
お疲れさまでした。あとはPCが届くのを待つだけです。
具体的な注文状況を知りたい人は「オーダーステータス」のページに注文番号と電話番号を入力すれば確認できます。
>>「G-Tune PM-B-AF」を購入する
余裕を持った構成で『原神』を遊びたいなら「ガレリアXA7R-R37」がおすすめ

グラフィック : RTX 3070 8GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD

- 4K 60fpsも可能
- 数年間は安定して最新ゲームをプレイできる
- 大容量ストレージ
- もっとハイスペックなゲーミングPCも存在する
「ガレリア XA7R-R37」さえ買えばどんな設定でも『原神』を快適にプレイできます。
CPU、GPU共に「これぞゲーミングPC」という圧巻のスペックで、現在発売されているほとんどのゲームを最高設定&60fps以上でプレイ可能です。
「『原神』を4K 60fpsでプレイしたい」「絶対にコマ落ちや強制終了といった問題に直面したくない」といった要望に応える余裕を持った構成となっています。せっかくゲーミングPCを買うなら「ガレリア XA7R-R37」のような家庭用機を大きく超える性能のものを買っておくと、他のゲームを遊ぶときにも便利です。
「ガレリア XA7R-R37」を購入しておけば今後5年以上は最新ゲームでもスペックに苦しまずにプレイできます。価格もゲーミングPCの中では高くはないので、コストパフォーマンスも良好です。
本気でゲーミングPCを始めたい方はまずはこれ、という王道モデルと言えます。
ワンランク上を目指すなら「ガレリアXA7R-R39」がおすすめ

グラフィック : RTX 3090 24GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD

- 最強のハイスペックマシン
- 動画編集からマイニングまで、作業用として最適
- 『原神』しか遊ばないならオーバースペック
「ガレリア XA7R-R39」はCPUもGPUも最高クラスのモンスター級マシンです。
これだけのスペックがあれば、今後数年は最新ゲームをグラフィック最高設定で快適にプレイできます。もちろん、ゲーム配信や動画制作なんかも全く問題なくこなせます。
ただ単に『原神』をプレイするだけなら絶対にここまでのスペックは必要ありません。「ガレリア XA7R-R39」が本当に活きるのは『サイバーパンク2077』や『Microsoft Flight Simulator』を遊ぶときくらいでしょう。
ただし、ゲーミングPCデビューと共にゲーム実況や配信、動画編集なんかもしてみたい!と考えているなら「ガレリア XA7R-R39」を買っておけばどんなツールでも動かせるので心配ありません。
「ガレリア XA7R-R39」はとにかく最高クラスの環境が欲しい、という人におすすめです。
4Kゲーミングにチャレンジしてみたい方はこちらのBenQの4Kモニターがおすすめです。息をのむような美しい映像を体験したい方はぜひ!
ゲーミングノートPCを選ぶなら144hz液晶搭載 + 高性能GPU のモデルがおすすめ
この記事ではデスクトップゲーミングPCをメインにおすすめしてきましたが、「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ノートPCはデスクトップPCと比べて性能が低いイメージがありますが、最近のゲーミングノートPCは「高性能GPU + 144hz液晶搭載」のものが増えてきてるので、そのような機種を選べばデスクトップゲーミングPCと遜色なく快適にゲームを遊ぶことができます。
「おすすめのゲーミングノートPCの選び方」については以下の記事にまとめてあります。

グラフィック : RTX 3060 6GB
メモリ : 16GB DDR4 SO-DIMM
ストレージ : 512GB NVMe SSD

- 144fpsで最新ゲームを楽しめる
- メモリが充実の16GB
- マウスやキーボードを揃えなくていい
- 次世代GPU・RTX3060搭載
- PS5を遥かに上回る性能
- デフォルト構成のストレージ容量が少なめ
「ガレリア XL7C-R36」は並のデスクトップPCをはるかに上回るハイスペックかつ、2.0kgと比較的軽量なので持ち運びも楽勝の最強ゲーミングノートPCの一つです。
「ガレリア XL7C-R36」はハイエンド級の性能でありながらコストパフォーマンスは非常に高く、「性能・価格」全てのバランスがパーフェクトなゲーミングノートPCです。
『原神』 おすすめBTOパソコンおさらい
この記事で紹介したゲーミングPCをまとめました。
・格安PCで遊びたい → 「G-Tune PM-B-AF」
・余裕を持った環境で遊びたい → 「ガレリア XA7R-R37」
・最高の環境が欲しい → 「ガレリア XA7R-R39」
・ゲーミングノートPC → 「ガレリア XL7C-R36」
ゲーミングPCを買ったらあとはゲームをダウンロードするだけです。
こちらの記事では画像付きで手順を紹介しているのでチェックしてみてください。
ゲーミングPCを購入するあなたに読んで欲しい記事
以下のページではゲーミングPCと一緒に購入したいおすすめゲーミングデバイスをまとめています。
モニター、マウス、キーボード、ヘッドホンからゲーミングデスクやゲーミングチェアまで、この記事を参考にすればゲーミング環境がすべて揃います。
ゲーマーに最適なネット回線をピックアップしました。
回線速度やラグに悩まされている人は参考にしてみてください。