ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは?それぞれのおすすめモデルも紹介!
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現在、PCの購入を検討しているものの、自分に適したPCの種類がわからないという方は多いのではないでしょうか。
PCは利用用途によって必要な性能が異なるため、ゲームをやり込む人であれば「ゲーミングPC」、イラストやCG制作を行う人であれば「クリエイターPC」がおすすめです。
本記事では、ゲーミングPCとクリエイターPCの違いについて解説します。
それぞれの用途別におすすめのPCモデルも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。
おすすめのゲーミングPCだけ知りたいという方はこちらから↓
・安定スペック → 「ガレリア RM5R-G60S」
・余裕を持ったスペック → 「ガレリア XA7C-R46T」
・大人気ゲーミングPC → 「ガレリアXA7C-R47T」
おすすめのクリエイターPCだけ知りたいという方はこちらから↓
・格安 → 「DAIV 4N」
・コスパ◎ノートパソコン → 「DAIV 5N」
・大人気クリエイターPC → 「DAIV Z7」
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのは、BTOショップと比べてコスパが悪いです。
家電量販店で買う際のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは?
ゲーミングPCとクリエイターPCでは、PCに搭載されているパーツや販売価格帯が異なります。
それぞれのパーツごとの違いや価格帯が異なる理由について解説するので、まずはゲーミングPCとクリエイターPCの違いを理解しましょう。
CPU・GPU・メモリ・ストレージなどのパーツ
パーツ | 役割 |
---|---|
CPU | 周辺機器からデータを受け取り、制御・演算した上でコンピュータに反映させる |
GPU | モニターに映像を映し出すために必要な計算を行う |
メモリ | 記憶を一時的に保管する |
ストレージ | PCで使用するデータを保存しておく |
PCに搭載されている各パーツが果たす役割は上記の通りです。
ゲーミングCPとクリエイターPCでは、使用用途が異なるため、それぞれのパーツに求めるスペックが異なります。
基本的には、クリエイターPCの方がより高いスペックを必要としています。
以下で、それぞれのパーツごとの違いを解説するので、ぜひ参考にしてください。
CPU
CPUは、PCに必ず搭載されている最も重要なパーツです。
マウスやキーボードなどの周辺機器からデータを受け取り、制御・演算した上でコンピュータに反映させる役割を担っています。
ゲーミングPCとクリエイターPCのCPUで異なるのは、求められているスペックの高さです。
基本的にCG制作などの高度な作業を行うクリエイターPCの方が、求められているスペックは高いといえるでしょう。
具体的には、ゲーミングPCはCore i5で十分であるのに対し、クリエイターPCではCore i7もしくはRyzen 7以上のCPUが必要です。
またRyzenは、マルチタスクを得意としているため、クリエイターPCで多く採用されています。
GPU
GPUは、グラフィックボードやグラボとも呼ばれ、モニターに映像を映し出すために必要な計算を行うパーツです。
一般的なオフィスPCなどではGPUが搭載されていないものも多いですが、ほとんどのゲーミングPCとクリエイターPCには搭載されています。
GPUの性能次第で、映像を映し出す速度や綺麗さが異なるため、非常に重要なパーツだといえるでしょう。
ゲーミングPCとクリエイターPCで異なるのは、GPU(グラボ)の有無とその性能です。
ゲーミングPCでは、必ずGPUが搭載されており、GeForceシリーズが人気となっています。
GeForceシリーズのGPUは、映像処理に優れつつ、コスパの高さも魅力です。
一方、クリエイターPCのエントリーモデルでは、GPUが搭載されていないケースも珍しくはありません。
高度な映像処理を必要とするイラスト制作や3D動画制作などを行う場合は、プロ向けのQuadroシリーズのGPUを搭載したPCを使用している方が多いといえます。
メモリ
メモリは、CPUがさまざまな処理を実行する際、記憶を一時的に保管する役割を担っています。
メモリが広ければ広いほど、1度に多くのデータを処理できるので、処理速度が速くなるといえるでしょう。
基本的に、ゲーミングPCよりクリエイターPCの方が、多くのメモリを必要とします。
ゲーミングPCは16GBあれば十分といえますが、クリエイターPCではデータ容量が重い動画ファイルを多く取り扱うため、32GBもしくは62GBのメモリが必要です。
また、ゲーミングPCでもプレイするゲームによっては、32GBのメモリで余裕を持たせる必要があります。
ストレージ
ストレージは記憶装置とも呼ばれ、PCで使用するデータを保存しておくパーツです。
ストレージが多いほど、保存できるデータ量が増えるため、より多くの画像や動画などのファイルを保存できるようになります。
ストレージもゲーミングPCよりクリエイターPCの方が多く必要で、ゲーミングPCは500GBあれば十分なのに対し、クリエイターPCでは1TBほど必要です。
特に、3DCGなどを作成するクリエイターの場合は、メモリが不十分だとソフトを起動することすらできないこともあるので注意してください。
価格の違い
- エントリーモデルはクリエイターPCより高価
- コストパフォーマンスに優れる
- GPUによっては高額になる
- コストパフォーマンスの面ではゲーミングPCに劣る
前述の通り、ゲーミングPCとクリエイターPCではそれぞれのパーツが異なるため、価格にも差があります。
エントリーモデルのクリエイターPCであれば、GPUを搭載していない分価格を抑えられますが、基本的にはゲーミングPCの方が安価といえるでしょう。
特に、プロ向けのQuadroシリーズのGPUを搭載したクリエイターPCは、ゲーミングPCの2倍ほどの価格になることも珍しくありません。
したがって、クリエイターPCよりもゲーミングPCの方がコスパは高めです。
特徴の違い
- GeForceシリーズのグラボが多く採用されている
- LEDライトなど見た目が派手
- ストレージが多い
- シンプルでスタイリッシュ
ゲーミングPCとクリエイターPCでは、パーツや価格以外にもさまざまな違いがあります。
まず、ゲーミングPCの特徴として、LEDライティングが鮮やかで派手な印象が強めです。
ゲームのプレイ中は、派手に光るため、臨場感を楽しめます。
一方、クリエイターPCは、スタイリッシュでシンプルなデザインとなっており、派手さはありません。
また、販売されているモデルの数もゲーミングPCは多いのに対し、クリエイターPCは少ないという違いがあります。
ゲーミングPCとクリエイターPCのどちらを買うべき?
ゲームをプレイするが、クリエイターとして活動もしているという方は、どちらのPCを買うべきか悩んでしまいますよね。
基本的には、よほど高度なクリエイター業務を行っていない限りはゲーミングPCの方がおすすめです。
ゲーミングPCの方がコスパの高く、クリエイター業務をこなすための十分なスペックも備えています。
それぞれのPCがおすすめな人の特徴を解説するので、ぜひ参考にしてください。
ゲームをプレイするのが主な目的ならゲーミングPCがおすすめ
ゲームをプレイすることを主な目的とするならゲーミングPCがおすすめです。
それぞれのパーツに求められるスペックがクリエイターPCよりも若干低いことから、価格を抑えて購入することができます。
ゲームを快適にプレイできることはもちろん、クリエイター業務を行うためのスペックも十分兼ね備えているため、ゲーミングPCの使い道はゲームのみにとどまりません。
しかし、デザイナーやイラストレーターの方がゲーミングPCを購入する場合は、メモリ容量を増量することも検討しましょう。
間違いなくコスパはゲーミングPCの方が高いので、CG制作など、よほど高度なクリエイター業務を行う人以外はゲーミングPCがおすすめです。
イラスト制作や動画編集にはクリエイターPCがおすすめ
ゲームよりも、イラスト制作や動画編集面での性能を重視しているのであれば、クリエイターPCがおすすめです。
クリエイターPCで多く採用されているQuadroシリーズのGPUは、10億色のカラーを表現できるなど、優れた性能を有しています。
また、大容量な動画を多くPCに保存しておきたいのであれば、ストレージやメモリが多いクリエイターPCの方が快適です。
ほかにも、デザイン面から派手な見た目のゲーミングPCより、スタイリッシュで主張の少ないクリエイターPCの方が仕事に集中しやすいといえるでしょう。
より繊細な作業が求められるクリエイター業務を行っている方は、クリエイターPCがおすすめです。
おすすめのゲーミングPC
ここでは、おすすめのゲーミングPCを3つ紹介します。
エントリーモデルであれば価格を抑えられますが、フレームレートや解像度を上げてゲームをプレイしたいのであれば、高スペックなゲーミングPCを購入する必要があります。
自身がプレイするゲームジャンルや求めるレベルに応じて、最適なゲーミングPCを選びましょう。
格安のゲーミングPCなら「ガレリア RM5R-G60S」がおすすめ
グラフィック :GTX 1660 SUPER 6GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
- 低価格なので手が出しやすい
- ゲーミングPC初心者におすすめ
- エントリークラスなのでPC上級者向けではない
- フレームレートや解像度は妥協する必要がある
ゲーミング初心者向けのエントリーモデルと呼べるゲーミングPCです。
ゲーミングPCの中でも、比較的手の届きやすい価格で購入できるのがメリットといえるでしょう。
フルHDの解像度であれば、ほとんどのゲームを問題なくプレイできます。
『勝利の女神NIKKE』などのスマホ発のゲームであれば、解像度・フレームレートともに最高設定にすることも可能です。
したがって、「ガレリア RM5R-G60S」は初めてゲーミングPCを購入する方におすすめします。
余裕を持った構成なら「ガレリア XA7C-R46T」がおすすめ
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- コスパは最強クラス
- 最新タイトルも快適にプレイ可能
- 大容量ストレージ
- もっとハイスペックなゲーミングPCも存在する
- 4Kでのプレイは厳しいゲームもある
「ガレリア XA7C-R46T」は、「GeForce RTX 3060」という人気の高いGPUを搭載したミドルクラスのゲーミングPCです。
レイトレーシングにも対応しているため、よりリアルな映像体験をできるのがメリットです。
また、「APEX LEGENDS」のような動きの激しいFPSゲームでも、フルHD60FPS以上を維持することができます。
ゲームジャンルによっては、4Kでプレイできるスペックも有しているため、コスパは最強クラスといえるでしょう。
処理が重めなFPSゲームなどを本格的にやり込みたい方に、おすすめのゲーミングPCです。
最高画質で快適に動かせるハイエンドゲーミングPCが欲しいなら「ガレリアXA7C-R47T」がおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
- 次世代ゲーミングPCの標準となるスペック
- 4K 60fpsも楽勝
- 配信もこなせる
- 価格が高い
- 4Kや高リフレッシュレートのハイスペックなモニターも必要
「ガレリアXA7C-R47T」は、ハイエンドクラスと呼ぶべき、高いスペックを兼ね備えたゲーミングPCです。
ほとんどのゲームで4K+60fpsを維持できるので、快適なゲーム体験を可能にします。
また、ゲームの処理が重くなりがちな配信を同時に行うこともできるでしょう。
高解像度・高fpsの映像を視聴者に届けられるので、ほかの配信者と差別化できるのもメリットです。
「ガレリアXA7C-R47T」の性能を最大限引き出すためにも、4Kや高リフレッシュレート対応のハイスペックモニターを合わせて購入することをおすすめします。
おすすめのクリエイターPC
続いて、おすすめのクリエイターPCを3つ紹介します。
クリエイターPCもスペックにより、価格帯がさまざまです。
しかし、自身の仕事を快適にこなせるだけの性能を備えるPCでなければ、仕事に支障をきたす恐れがあります。
エントリークラスからハイエンドなクリエイターPCまで、幅広く紹介するので、ぜひ自分に適したクリエイターPCを見つけてください。
格安のクリエイターPCなら「DAIV 4N」がおすすめ
グラフィック :GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
液晶サイズ: 14インチ
動作時間: 約10時間
本体重量: 1.44kg
- 激安クリエイターPC
- 軽量・薄型で持ち運びに最適
- エントリークラスなので高度な作業にはスペック不足
- 動画編集者やフォトグラファーには向かない
「DAIV 4N」は、軽量・薄型設計で持ち運びに適したノートタイプのクリエイターPCです。
エントリーモデルとなっているため、比較的安価で購入できるのがメリットといえます。
「sRGB比」を約100%カバーする広色域パネルが採用されており、色の再現性・正確さを高めていることも特徴です。
単純なイラスト制作やWeb媒体の動画編集など、ライトに作業する分には十分なスペックといえるでしょう。
したがって、これからイラスト制作などのクリエイター業務に挑戦するといった方におすすめのクリエイターPCです。
コスパの良いクリエイターPCなら「DAIV 5N」がおすすめ
グラフィック :RTX 3060 Laptop
メモリ : 32GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
液晶サイズ: 15.6インチ
動作時間: 約7時間
本体重量: 2.07kg
- 動画編集など幅広い用途に使える
- コスパの良いノートパソコン
- もっとハイスペックなクリエイターPCも存在する
- ノートパソコンなので拡張性が低い
ノートPCでありながらも高性能GPUを搭載した、持ち運びの利便性と処理性能の高さを併せ持つミドルクラスのクリエイターPCです。
「Core i7-10870H」のCPUと「GeForce RTX 3060」のGPUを搭載し、処理速度の速さを高めています。
イラスト制作はもちろん、動画編集も快適にこなせることがメリットです。
「DAIV 4N」と同じく、「sRGB比」を約100%カバーする広色域パネルが採用され、色の再現性の高さもほかのPCに見劣りしません。
クリエイターPCの中でも持ち運びができるノートタイプとなっているため、出張の多いクリエイターにおすすめです。
動画編集や3DCG制作にも使うなら「DAIV Z7」がおすすめ
グラフィック :RTX 3060
メモリ : 32GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD / 2TB HDD
本体重量: 11.5kg
- 動画編集や3DCG制作も快適
- 十分なスペックがあるのでどのような用途もこなせる
- イラスト制作などにはオーバースペック
- デスクトップPCなので外出先では作業できない
「DAIV Z7」が使い勝手や拡張性に優れており、多くのクリエイターから人気を集めているクリエイターPCです。
動画編集はもちろん、3DCG制作などの高度なクリエイター業務にも対応できるスペックを備えています。
ストレージは、512GBのSSDに加え、2TBのHDDが搭載されているデュアルストレージ構成になっているのも特徴です。
画像や動画などの普段使用するデータをSSDで高速転送し、保存用のデータはHDDに保存するといった使い分けができます。
また、画質を劣化させない高度な画像編集を可能にする「RAW現像」を高速で行えるのも魅力といえるでしょう。
3DCG制作など、高度なクリエイティブ業務を行う方におすすめです。
ゲーミングPCとクリエイターPCの違いまとめ
- ゲーミングPCとクリエイターPCでは搭載されているパーツが違う
- ゲーミングPCでも十分クリエイティブ業務をこなせる
- 3DCGなどの高度な作業にはクリエイターPCがおすすめ
本記事で紹介した通り、ゲーミングPCとクリエイターPCの大きな違いは使用しているパーツの違いです。
基本的には、高い色彩表現を求められるクリエイターPCの方が、高性能なパーツを使用しています。
しかし、ゲーミングPCに搭載されているCPUやGPUでも、クリエイティブ業務をこなすには十分であるケースがほとんどです。
したがって、3DCG制作など、よほど高度な技術を駆使する業務でない限りは、ゲーミングPCの購入をおすすめします。
本記事で紹介したモデルを参考に、プレイしたいゲームジャンルや作業の種類に応じたPCを購入しましょう。