『テイルズオブヴェスペリア REMASTER』海外レビュー・メタスコア
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テイルズオブヴェスペリア REMASTER
『テイルズオブヴェスペリア REMASTER』海外レビュー
『テイルズオブヴェスペリア』は実に伝統的なJRPGであり、リマスターされたとしても業界の最先端にいるゲームではありません。
ですが、ゲームのコアが優れているならば革新は不要です。
『テイルズオブヴェスペリア』はシリーズで最高の脚本、最高の世界、最高のテンポを備えており、「テイルズ」というフランチャイズの中で傑出した存在だ。
戦闘は単純である一方で、「習得は簡単だが習熟は難しい」という点が素晴らしい。
『テイルズオブヴェスペリア REMASTER』のポリゴンはどうしても時の流れを感じてしまうが、今なおそのアニメグラフィックはJRPGファンにとって必携モノだ。
なぜ『テイルズオブヴェスペリア』がその世代で最高のRPGだったのかを思い出すときです。
偉大なキャラクター、素晴らしい物語、最高のサウンドトラック。
『テイルズオブヴェスペリア REMASTER』は、オリジナルのままで既に素晴らしいJRPGのより洗練されたバージョンです。
長年のファンとこのゲームを初めてプレイする人の両方を満足させるだけのコンテンツが含まれています。
深い戦闘システムと優れたアートデザイン、それでも結局のところ10年前のゲームで、時代の限界を感じさせる。
『テイルズオブヴェスペリア REMASTER』メタスコア
メタスコアは81点
シリーズの他作品の点数は、『テイルズオブグレイセス エフ』が77点、『テイルズオブエクシリア』が78点、『テイルズオブエクシリア2』が71点、『テイルズオブゼスティリア』が72点、『テイルズオブベルセリア』が79点となっている。
点数だけ並べると、ここ数年でメタスコア85オーバーの和ゲーが頻繁に出ていることもあって「テイルズは海外評価が低い」ように見えるかもしれない。
しかし、そもそもPS3世代から今に至るまで世界中のゲームメディアではJRPGというジャンルそのものが「幼稚で面白くない」とされており、特にアニメ的なお約束や萌えキャラは全く批評家ウケしない。
そうした不利を背負っている以上、この『テイルズオブヴェスペリア REMASTER』のスコアは悪くない。グラフィックが進化し成熟した「テイルズ」新作が完成した時、何かの拍子にFEやペルソナのようにグッと評価が高まる可能性はあるだろう。