画像生成AIの実行におすすめのPC AIでイラスト・画像生成AIするのに必要なスペックや使えるサイトも紹介

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近年、AI分野の発達が目まぐるしく、イラストや画像もAIによって作成できる時代になりました。

ただし、画像生成AIはPCにも高い負荷をかけるため、ある程度のスペックを備えたPCでなければ、十分に使いこなすことができません。

そこでこの記事では、画像生成AIの実行におすすめのPCを紹介します。

AIで画像生成するのに必要なPCスペックや画像生成できるおすすめのサイトも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。

  • 生成AIの実行におすすめのPCが知りたい
  • 生成AIの実行に必要なPCスペックがわからない
  • AIでイラスト・画像生成ができるおすすめのサイトを教えて欲しい

手っ取り早くおすすめのゲーミングPCを知りたい方は、↓のリンクから該当箇所へジャンプできます!

・コスパ良好モデル → 「ガレリア XA7C-R46T
・処理速度重視モデル → 「ガレリア XA7C-R47T
・ノートPCモデル → 「DAIV Z6-I7G60SR-A

ディープラーニング・機械学習におすすめのPC

ディープラーニング・機械学習は、PCへ高い負荷をかけるため、快適に起動させるにはPCにもそれなりに高いスペックが求められます。

ここでは、ディープラーニング・機械学習におすすめのPCを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

価格をなるべく抑えたいなら「ガレリア XA7C-R46T」がおすすめ

ガレリア XA7C-R46T
ガレリア ZA7C-R47
CPU : Core i7-14700F
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
ドスパラで詳細・価格を見る
メリット
  • 最低限の予算でPCを用意できる
  • 画像生成もサクサク行える
  • 最新ゲームも快適にプレイできる
デメリット
  • もっとハイスペックなモデルが存在する
  • 3DCG制作など高度な作業には向かない

価格と性能のバランスが良いことから、ドスパラでも人気No.1の評価を獲得しているゲーミングPCです。

画像生成AIを実行するのに十分なスペックを備えているため、生成速度の遅さで悩まされることはほとんどありません。

また、画像生成AIを快適に自動できるモデルの中では、比較的低予算で用意できます。

したがって、画像生成AIの実行に必要なスペックは備えつつ、できる限り購入予算は抑えたゲーミングPCが欲しい方におすすめです。

ドスパラ人気No.1のコスパ良好モデル
「ガレリア XA7C-R46T」の詳細・価格情報はこちら

画像の生成速度を重視するなら「ガレリア XA7C-R47T」がおすすめ

ガレリア XA7C-R47T
ガレリア XA7C-R47T
CPU : Core i7-14700F
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
ドスパラで詳細・価格を見る
メリット
  • 最新パーツを組み合わせたハイエンドモデル
  • GPUスペックが高く画像生成AIの処理速度が向上する
  • 最新ゲームも4Kでプレイできる
デメリット
  • 画像生成AIの使用用途によってはオーバースペック
  • 価格が高い

最新パーツを搭載したハイエンドモデルのゲーミングPCです。

とくに、GPUスペックが高いことから、画像生成を素早く行えます。

また、最新ゲームも4Kでプレイできるスペックを備えているため、ゲーム・仕事のどちらの用途で使うにしても当分の間は買い換える必要がありません

画像生成を素早く行いたいクリエイターはもちろん、4Kでゲームをプレイしたいゲーマーの方にもおすすめのモデルです。

画像もサクサク生成できる最強スペックモデル
「ガレリア XA7C-R47T」の詳細・価格情報はこちら

外出先でも作業するなら「DAIV Z6-I7G60SR-A」がおすすめ

DAIV Z6-I7G60SR-A
daiv 6n
CPU : Core i7-13700H
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 32GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
液晶サイズ: 16インチ
動作時間: 約16.0時間
本体重量: 1.60kg
マウスコンピューターで詳細・価格を見る
メリット
  • 画像生成AIを実行するのに十分なスペックを備えている
  • 薄型軽量&大画面ディスプレイで外出先でも快適に作業できる
  • 32GBの大容量メモリを搭載
デメリット
  • 価格が高い
  • デスクトップモデルと比べてコスパで劣る

16インチの大画面ディスプレイを搭載した、高性能なクリエイターPCです。

画像生成AIを実行するのに十分なスペックを備えているほか、動画編集や3DCG制作も快適に処理できます。

また、軽量マグネシウム合金を採用することで薄型&軽量化を実現しているので、外出時も持ち運びに苦労しません。

外出先でも快適に作業できる、高性能なクリエイターPCを求めている方におすすめです。

持ち運びに最適な軽量薄型モデル
「DAIV Z6-I7G60SR-Aの詳細・価格情報はこちら

イラスト・画像生成AIの仕組み

ここでは、イラスト・画像生成AIの仕組みについて解説します。

AIがイラストや画像を生成する仕組みについて理解し、AIを上手に使いこなせるようにしましょう。

AIは画像生成のためにデータから学習している

AIは画像生成のために、インターネット上に存在する写真や画像データから日々学習をしています。

人間の子どもが絵の書き方を学ぶようにして、絵の書き方を学習しているのが特徴です。

したがって、インターネット上に保存されていない全く新しい画像を生成することはほとんどできません。

また、インターネット上に存在する写真や画像のデータを取り込んでいることから、既成画像に似ている画像が生成されることもあります。

学習したデータからAIが画像やイラストを生成する

AIが画像やイラストを生成する仕組みは、以下の通りです。

  1. コマンド入力された指示を分析
  2. 指示を低次元のベクトルに変換する
  3. 学習しているデータをもとに画像生成器がベクトルを画像に変換
  4. 指示された内容を含んだ画像が完成する

上記は、かなり噛み砕いて記載していますが、実際には短時間のうちに複数の計算や工程を経て画像が出来上がっています。

また、低次元のベクトルというのは、画像データを数字の羅列に置き換えたもので、コマンド入力された指示をもとに配置が決められます。

最終的には、学習データをもとに、画像生成器がベクトルを画像に変換する仕組みです。

画像生成AIを実行するPCに必要なスペック

ここでは、画像生成AIを実行するPCに必要なスペックを紹介します。

CPU・GPU・メモリ・ストレージの各パーツに必要なスペックを以下にまとめました。

パーツごとの必要スペックとその理由も解説していくので、ぜひ参考にしてください。

CPUGPUメモリストレージ
intel Core i5 第13世代以上NVIDIA GeForce RTX 306016GB1TB

画像生成AIの実行にはGPUスペックが重要

GPUのスペック次第で、画像の生成速度が大きく異なります。

したがって、画像生成AIの実行には、GPUのスペックが高いPCを用意しましょう。

具体的には、「NVIDIA GeForce RTX 3060」以上のGPUを用意するのがおすすめです。

「GeForce GTX 1660 Super 6GB」でも画像生成AIを実行できますが、画像サイズが大きくなるほど生成速度は格段に落ちます。

よって、GPUのスペック次第では、1枚の画像を生成するのに1分以上の差が出ることも珍しくありません。

画像生成AIにはCPUのクロック・世代が重要

引用元:ドスパラ

画像生成AIの実行には、CPUのクロック・世代が重要です。

逆に、CPUのコア数はそこまで重要ではありません。

CPUのクロック数や世代が重要な理由は、クロック数が高く、世代が最新であるほどCPUの処理速度が向上するためです。

CPUの処理速度が向上すれば、その分画像の生成速度が向上します。

具体的なスペックとしては、クロックは2GHz以上、世代は第13世代のCPUを用意するとよいでしょう。

メモリ容量の影響は少ない

メモリとは、作業場の道具置き場のような役割を持つパーツで、容量が大きいほど同時に処理できるタスク数が上がります。

ただし、画像生成AIを実行する上でメモリ容量の影響はそこまでありません。

理由は、AIが画像生成する過程で利用するのは、PC本体のメモリではなく、GPUに搭載されているVRAM容量を主に利用するためです。

また、画像生成は、必要に応じて順次処理を実行していくので、複数の処理を実行する際に利用するメモリの消費量はそこまで高くありません。

基本的には、16GB以上のメモリを備えていれば、十分快適な速度で画像生成AIを実行できます。

ストレージはSSDがおすすめ

引用元:ドスパラ

ストレージには、大きく分けてSSDとHDDの2種類があります。

この中でも、画像生成AIを実行するなら、SSDを搭載したPCを選びましょう。

まず、SSDとは、半導体メモリを用いた記憶装置で、HDDに比べて静音性が高く処理速度も速い点に魅力があります。

一方、HDDは磁気ヘッドを用いて磁気ディスクにデータを記憶する装置で、記憶容量の大きさはHDDに勝っているものの、処理速度ではおよびません。

また、SSDの中でも、SATA SSDとNVMe SSDの2種類のSSDに分けられます。

この2つは、パーツの大きさやコネクタの種類が異なり、NVMe SSDはSATA SSDよりも伝送速度に優れているのが特徴です。

画像生成AIの実行を想定するなら、SATA SSDよりもNVMe SSDの方が速く画像を生成できるのは間違いありません。

したがって、画像生成AIを実行するなら、1TB以上の容量を備えたNVMe SSDを用意するのがおすすめです。

AIでイラスト・画像生成ができるおすすめのWebサイト

AIでイラスト・画像生成ができるサイトは、多数存在します。

ここでは、AIでイラスト・画像生成ができるおすすめのサイトを3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Midjourney

Midjourney
料金無料(有料プランあり)
利用方法Discordサーバーに参加
使い方コマンドを入力
公式サイトhttps://www.midjourney.com/home/?callbackUrl=%2Fapp%2F

Midjourneyは、同名の研究所が開発し、2022年7月にリリースされたAIイラスト作成ツールです。

Discordサーバーに参加することで、ツールを利用できるようになります。

AIで画像を生成する際は、サーバー内で画像の指示文章をコマンド入力するだけであるため、そこまで難しくありません。

なお、画像生成は無料で行うことも可能ですが、無料ユーザーは1日25枚までという利用制限があります。

制限を撤廃して、より多くの画像をAIで生成したい方は、10ドル/月から加入できる有料会員に登録しましょう。

Stable Diffusion

Stable Diffusion
料金無料(有料プランあり)
利用方法Web/ソフトのインストール
使い方コマンドを入力
公式サイトhttps://ja.stability.ai/stable-diffusion

Stable Diffusionは、イギリスのStability AI社が開発したAIイラスト作成ツールです。

利用方法は、Webブラウザで利用する方法と自身のPCにソフトをインストールする方法の2種類があります。

どちらも無料で利用できますが、ソフトウェア版であれば、作成できる画像の枚数や利用できる機能に制限がありません。

使用方法は簡単で、画像の指示文章(プロンプト)を入力するだけでAIが画像を生成してくれます。

ただし、ソフトウェア版をインストールする場合は、それなりに高いスペックが必要であるため、RAM16GB以上のGPUを備えたPCを用意しましょう。

NovelAI Diffusion

NovelAI Diffusion
料金無料(画像生成ができるプランは有料)
利用方法Web/アプリ
使い方コマンドを入力
公式サイトhttps://novelai.net/

NovelAI Diffusionは、アメリカのAnlatan社が開発した、画像や小説を作成できる生成AIツールです。

Webでアカウント登録を済ませれば、指示文を入力するだけで、画像作成を簡単に行えます。

また、NovelAI Diffusionには、無料プランと有料プランの2種類がありますが、無料プランでは画像の生成は行えません。

したがって、NovelAI Diffusionで画像を生成する場合は、10ドル/月を支払って有料プランに加入しましょう。

画像生成AIにおすすめのPCまとめ

  • 画像生成AIはインターネット上の画像データを学習して画像を生成している
  • 画像生成AIを実行するにはGPUスペックの高いPCが必要
  • 画像生成AIは無料で利用できるサイトもある

画像生成AIは、インターネット上の画像データを学習し、自身が入力した指示文章に応じて画像を生成する仕組みです。

便利な機能ではあるものの、PCに高い負荷をかける点には注意しなければなりません。

とくに、GPUのスペック次第では、画像の生成スピードが大きく変動するため、できる限り高スペックのGPUを搭載したPCを利用するのがおすすめです。

画像生成AIの実行用にPCの購入を検討している方は、本記事で紹介しているおすすめモデルをぜひ参考にしてください。

3DCG制作に必要なPCのスペックが気になる方は、「3DCG制作におすすめのクリエイターPC 必要なスペックから選び方まで徹底的に解説!」で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

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