普段使いにおすすめのゲーミングPC 普通のPCとの違いや仕事に兼用できるかについても解説
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グラフィック性能が高く、ゲームプレイに特化しているゲーミングPCですが、実は普段使いとしても利用することができます。
しかし、ゲーミングPCは、通常のオフィスPCと比べて高価であることやオーバースペックになる可能性があることから、購入の際は注意が必要です。
そこで本記事では、ゲーミングPCと普通のPCの違いを解説します。
「ゲーミングPCを仕事に兼用できるか?」という点についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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ゲーミングPCと普通のPCの違いは?
ゲーミングPCと普通のPCでは、使用しているパーツや消費電力に違いがあります。
ゲーミングPCの方が高性能なパーツを使用している分、消費電力は上がりますが、高いパフォーマンスを発揮できるのが特徴です。
以下で、ゲーミングPCと普通のPCのパーツや性能の違いを解説するので、ぜひ参考にしてください。
ゲーミングPC | 普通のPC | |
---|---|---|
CPU性能 | 高い | 普通 |
グラフィック性能 | 高い | 低い |
冷却性能 | 高い | 低い |
消費電力 | 約300W | 約100W |
価格 | 10万円~30万円 | 7万円〜15万円 |
デザイン | LEDライティング・スタイリッシュ | シンプル |
静音性 | うるさい場合がある | 普通 |
ゲーミングPCはCPUやグラフィック性能が高い
ゲーミングPCは、ゲームでの操作性を向上させるため、性能の高いCPUやGPUが搭載されています。
一方、普通のPCに搭載されているCPUは、事務処理などを最低限こなすためのCPUであり、それほど高い性能は備えていません。
また、ゲーミングPCには当たり前のように搭載されているGPUも普通のPCには搭載されていないため、グラフィック性能に大きな差があります。
これは、ゲーミングPCはゲームという高負荷のかかる用途がメインなのに対し、一般的なPCではエクセルの入力作業などを想定していることからも明白です。
グラボを搭載していない普通のPCでゲームをプレイしても、プレイヤーの動きがカクカクになってしまうため、ゲームを快適にプレイできません。
PCでゲームをプレイしたいのであれば、ゲーミングPCを購入しましょう。
ゲーミングPCを普段使いすると消費電力の高さがネック
消費電力 | ゲーミングPC | 普通のPC |
---|---|---|
低負荷時 (ネットサーフィン・ビジネスなど) | 150W | 50W |
高負荷時 (ゲーム・動画編集など) | 300W | 150W |
ゲーミングPCは、高性能なパーツを使用している分、ネットサーフィンやビジネスなどの普段使いでも多くの電力を消費します。
低負荷時の消費電力を比較すると、ゲーミングPCは約150Wなのに対し、普通のPCは約50Wなので、消費電力の差は決して小さくありません。
ゲーミングPCを普段使いすることで、消費電力が高くなるため、電気代が普通のPCよりも上がります。
しかし、現在では、消費電力量を抑えられる省エネタイプのゲーミングPCも販売されているので、電気代が気になる方は消費電力量にも注目してPCを選びましょう。
ゲーミングPCを普段使いするメリット・デメリット
- ネットサーフィンでの検索速度が向上する
- 複数のソフトを同時に立ち上げても快適に処理できる
- 大容量のデータ処理も快適に行える
- 価格が高い
- 消費電力が高い
- ファンの音が気になる場合がある
ゲーミングPCは、高性能なパーツを使用しているため、普段使いでも快適な処理性能を発揮します。
しかし、普通のPCよりも価格が高いなど、デメリットも存在するので注意が必要です。
ここでは、ゲーミングPCのメリット・デメリットを解説するので、ぜひ参考にしてください。
ゲーミングPCを普段使いするメリット
ゲーミングPCは、高性能なCPUが搭載されているため、タスクの処理速度が向上します。
また、高性能なCPUはマルチタスクを快適にこなせるのも魅力です。
したがって、動画編集やイラスト制作を行う際も、処理が重くなることはほとんどありません。
また、大容量のデータ処理も快適に処理できるので、動画の視聴はもちろん、データのアップロードやダウンロードもストレスなく行えます。
普段使いするPCに処理性能の高さを求めるなら、ゲーミングPCがおすすめです。
ゲーミングPCを普段使いするデメリット
ゲーミングPCを普段使いするデメリットは、価格の高さ・消費電力量・騒音の3点です。
まず、ゲーミングPCは、高性能である反面、普通のPCよりも価格が高めに設定されています。
ゲームをプレイする予定がなく、ネットサーフィンや動画の視聴だけ行う予定であれば、オーバースペックになるので、ゲーミングPCの購入はあまりおすすめできません。
また、ゲーミングPCは、消費電力が高くなる点にも注意が必要です。
毎月の電気代が上がるので、生活費は余裕を持って用意しておく必要があります。
ほかにも、ゲーミングPCは、内蔵ファンを2つ搭載していることから、冷却時のファンの音を騒音に感じるかもしれません。
以上3つのデメリットがあることを事前に理解した上で、ゲーミングPCの購入可否を検討しましょう。
ゲーミングPCは仕事に兼用できるのか
動画編集やイラスト制作などを行うクリエイターにとっては、ゲーミングPCを仕事でも兼用したいと考えるのは当然です。
結論から述べると、ゲーミングPCはスペックが高いので、仕事でも十分に活躍します。
しかし、ゲーミングPCが備えるスペックは、普段使いや仕事にはオーバースペックになる可能性もあるため、購入の際は注意しなければなりません。
ここでは、ゲーミングPCが対応できる用途や仕事に必要なスペックについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
ゲーミングPCはスペックが高いので使い道に汎用性がある
ゲーミングPCは、上記のようにさまざまな用途に対応できるため、普通のPCよりも仕事の幅が広がります。
ゲーミングPCがさまざまな用途に対応できるのは、普通のPCよりも優れたスペックを備えているからです。
まず、ゲーミングPCは、普通のPCよりも高いCPUを備えているため、複数のソフトを同時に起動しても処理が重くなることはほとんどありません。
また、ゲーミングPCには、普通のPCにはないGPUが搭載されているので、より綺麗な映像を映し出せるのも魅力です。
繊細な色使いが求められるイラスト制作や3DCG制作でも十分な性能を発揮します。
高スペックが要求されるクリエイターの方や、複数のソフトウェアを起動してマルチタスクに事務処理をしたい方は、ゲーミングPCを仕事に兼用しても良いでしょう。
仕事や普段使いにはオーバースペックな場合がある
パソコンの種類 | 用途 | スペック |
---|---|---|
一般的なPC | Webサイトの閲覧 動画・配信の視聴 Officeソフトでの文書作成 オンライン会議 | CPU:Core i5以上 メモリ:4GB グラフィック:必要なし ストレージ:256GB |
ゲーミングPC | オンラインゲーム 3Dゲーム | CPU:Core i7以上 メモリ:16GB グラフィック:GTX 1070 ストレージ:512GB |
ゲーミングPCは、スペックの高さがメリットである反面、仕事や普段使いにはオーバースペックになる場合があります。
具体的には、ゲーミングPCに搭載されているGPUは、Webサイトの閲覧や基本的な事務作業に必要ありません。
また、メモリやストレージの容量、CPUのスペックも事務作業を行う用途にしては、ゲーミングPCはオーバースペック気味です。
ゲーミングPCがオーバースペックになれば、PCの購入費用を必要以上にかけていることになります。
しかし、複数のソフトウェアを起動したり、マルチタスクに業務をこなしたい方であれば、逆に一般的なPCだとスペック不足となる場合があります。
そのため、一般的な用途であっても使い方次第ではゲーミングPCのスペックが無駄になることはありません。
ゲーミングPCを購入する際は、事前に用途を明確にしておき、オーバースペックにならないよう注意しましょう。
普段使いにおすすめのゲーミングPC
ここでは、普段使いにおすすめのゲーミングPCを3つ紹介します。
エントリーモデルからハイエンドなモデルまで、価格帯が異なる3つのモデルを紹介するので、予算に適したゲーミングPCを選んでください。
低予算にこだわるなら「G-Tune DG-A5G1B」がおすすめ
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 DIMM
ストレージ : 512GB NVMw SSD
- 低予算でゲーミングPCが手に入る
- マルチタスクも快適に処理できる
- ほとんどのゲームをフルHD60fpsでプレイできる
- エントリークラスであるためスペックは最低限
- 3DCG制作など高度な業務には向かない
- 4Kでの出力は厳しい
ライトユーザー向けに設計されたエントリーモデルのゲーミングPCです。
価格を抑えながらも十分なスペックを備えているため、軽い動画編集やイラスト制作であれば、快適に処理できます。
また、ほとんどゲームをフルHD60fpsでプレイできるので、ゲームプレイでストレスを感じることもほとんどありません。
10万円台の低予算でゲーミングPCを購入できるため、新社会人や学生の方におすすめのモデルです。
コスパ重視なら「XA7C-R46T」がおすすめ
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 価格と性能のバランスがよい
- 大容量ストレージで安心
- 『フォートナイト』をフルHD144fpsでプレイできる
- もっとハイスペックなゲーミングPCが存在する
- 4K+レイトレーシングではフレームレートが不安定になる
価格と性能のバランスがよいミドルスペックのゲーミングPCです。
1TBの大容量ストレージを搭載しているので、動画や画像を多く保存しておけます。
また、『フォートナイト』フルHD144fpsを発揮できるスペックを持っているのも特徴です。
ほとんどのFPSゲームでフレームレートが安定するため、スペック不足を感じることがほとんどありません。
したがって、ゲーミングPC選びにおいて、コスパを重視している方におすすめのモデルです。
スペック重視なら「ガレリア XA7C-R47T」がおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
- 3DCG制作などの高度な業務にも対応できる
- ほとんどのゲームを4Kで快適にプレイできる
- 動画配信やゲーム実況も可能
- 価格が高い
- 利用用途によってはオーバースペックになる
高性能なCPUとGPUを備えるハイエンドモデルのゲーミングPCです。
クリエイター業務に特化したクリエイターPCにも劣らないスペックを持っているので、3DCG制作などの高度な業務にも対応できます。
また、GPUも高性能であるため、ゲーム設定で4Kやレイトレーシングをオンにしても、フレームレートが乱れることはほとんどありません。
利用用途によってはオーバースペックになりますが、高度なクリエイター業務を行う方やゲームをやり込む方には、おすすめのモデルです。
普段使いにおすすめのゲーミングPCまとめ
- ゲーミングPCと普通のPCではスペックが違う
- ゲーミングPCは普段使いや仕事にも兼用できる
- ゲーミングPCはオーバースペックに注意が必要
ゲーミングPCは、普通のPCよりも高性能なパーツを使用しているため、タスクをより素早く処理する能力に長けています。
ゲームプレイはもちろん、3DCG制作などの高度なクリエイター業務にも対応できるので、仕事の幅を広げられるのが魅力です。
しかし、オフィスソフトの使用やWeb閲覧のみ行う場合は、ゲーミングPCほどの高いスペックは必要ありません。
PCゲームをやり込む予定の方や高度なクリエイター業務に挑戦したい方は、本記事のおすすめモデルを参考にゲーミングPCの購入を検討してみましょう。
ゲーミングPCとクリエイターPCの違いについて知りたい方は、「ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは?それぞれのおすすめモデルも紹介!」で解説しているので、合わせてお読みください。