RTX4070 SUPERの性能比較まとめ 消費電力やCPUのボトルネックについても解説!
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RTX4070 SUPERは、2024年1月に発売されたミドルハイクラスのGPUです。
同じNVIDIA製のRTX4070よりも全体のスペックが向上しており、高い処理能力を備えています。
本記事では、RTX4070 SUPERとほかのCPUのベンチマークの比較結果も紹介しているため、性能が気になる方はぜひご覧ください。
この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。
手っ取り早くRTX4070 SUPER搭載おすすめのゲーミングPCを知りたい方は、↓のリンクから該当箇所へジャンプできます!
・予算重視モデル → 「NEXTGEAR JG-A7G7S」
・最高コスパモデル → 「G-Tune DG-I7G7S(RTX 4070 SUPER 搭載セットモデル)」
・最強スペックモデル → 「G-Tune FZ-I7G7A」
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのは、BTOショップと比べてコスパが悪いです。
家電量販店で買う際のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
目次
RTX4070 SUPERの基本スペック
DLSS | DLSS 3 |
レイ トレーシング コア | 第3世代 82 TFLOPS |
Tensorコア | 第4世代 568 AI TOPS |
VRAM | 12 GB GDDR6X |
ブースト クロック | 2.48GHz |
ベース クロック | 1.98GHz |
標準メモリ構成 | 12 GB GDDR6X |
メモリインターフェイス幅 | 192 ビット |
最大解像度とリフレッシュ レート | 4K at 240Hz or 8K at 60Hz with DSC, HDR |
平均消費電力 | 200W |
総グラフィックス パワー | 220W |
RTX4070 SUPERは、NVIDIA Ada Lovelaceアーキテクチャを採用した、RTX40番台のGPUです。
同シリーズのRTX4070と同じく、DLSSやレイトレーシングなどの技術に対応しています。
なお、最大解像度とリフレッシュレートはほかのRTX4070シリーズと同じで、4Kなら240fpsまで対応している点は見逃せません。
4Kゲーミングも実現できる、高コスパのグラボが欲しい方におすすめです。
RTX4070 SUPERのベンチマーク
ここでは、RTX4070 SUPERのベンチマークを調査し、ゲーム性能について紹介していきます。
RTX4070 SUPERがどの程度の性能を発揮できるか気になっている方はぜひ参考にしてください。
- APEX LEGENDS:280fps
- Starfield:100fps
- CYBERPUNK 2077:120fps
- Forza Horizon 5:200fps
上記は、RTX4070 SUPERで、PCゲームを代表する上記4ゲームをフルHDでプレイした際のフレームレートです。
YouTubeのベンチマーク紹介動画を参考に、各ゲームの平均的なフレームレートをまとめています。
FPSゲームの『APEX LEGENDS』で244fpsを超え、そのほかオープンワールド系のゲームで100fpsを超えているので、快適にプレイできているのは間違いありません。
フルHDで高フレームレートを発揮したい方はもちろん、「多少フレームレートは落ちても4Kで遊びたい」と考えている方にもおすすめです。
RTX4070 SUPERと他のGPUを比較!
平均消費電力 | 3DMARK | メモリ | 価格 | |
---|---|---|---|---|
RTX 4080 SUPER | 246W | 23738 | 16 GB GDDR6X | 164,800円 |
RTX 4080 | 251W | 26185 | 16 GB GDDR6X | 164,800円 |
RTX 4070Ti SUPER | 226W | 19876 | 16 GB GDDR6X | 141,680円 |
RTX 4070 SUPER | 200W | 17780 | 12 GB GDDR6X | 95,800円 |
RTX 4070 | 186W | 16822 | 12 GB GDDR6X | 86,800円 |
RTX 4060Ti | 140W | 13217 | 16 GB GDDR6 or 8 GB GDDR6 | 68,480円 |
※価格はドスパラを参照
RTX4070 SUPERは、RTX 4070よりも3DMARKのスコアが高く、十分な性能を発揮していることがわかります。
また、「RTX 4070Ti SUPER」より高性能なGPUと価格を比較すると、格段に安く抑えられるのが大きなメリットです。
一方、「RTX 4070Ti SUPER」より上のGPUと比較した際に、3DMARKのスコア2000以上離れる点はデメリットと言わざるを得ません。
それでも、4K60fpsを安定して発揮するだけの性能は備えているので、4Kでギリギリ遊べるコスパのよいGPUが欲しい方にはおすすめです。
RTX4070 SUPERと相性が良いCPUは?
- Ryzen 7 5700X
- Ryzen 7 7800X3D
- Core i7-14700KF
- Core i5-14400
- Core i9-11900K
- Ryzen 5 8600G
未だにCPUの性能に依存するPCゲームは多いため、CPUの組み合わせ次第ではRTX4070 SUPERの性能を十分に引き出せません。
とくに、Core i5やRyzen 5などのエントリークラスに加え、Core i9でも11世代以下のCPUではボトルネックが発生します。
一方、第14世代のCore i7プロセッサーであれば、RTX4070 SUPERの性能を十分に引き出せるので4Kでのゲームプレイも可能です。
Ryzen 7 5700Xはギリギリのラインですが、とにかく安い価格のゲーミングPCが欲しい方には向いています。
RTX4070 SUPERがおすすめできる人・できない人
- PCゲームを4Kでプレイしたい人
- FPSゲームを240fps以上でプレイしたい人
- 生成AIを使うクリエイター
- フルHDのゲームプレイで十分の人
- 現行最高クラスの性能を求める人
- 安いゲーミングPCが欲しい人
RTX4070 SUPERは性能に優れているため、PCゲームを4Kでプレイしたい人に向いています。
フルHDなら240fpsを発揮できるだけのポテンシャルを秘めているので、FPSゲームを高フレームレートでプレイして、キャラクターをヌルヌル動かしたい人にもおすすめです。
一方、高性能な分、価格も決して安くはないため、性能よりも価格を重視している方には向いていません。
それでも、CPUの組み合わせ次第では30万円を切るモデルも存在するので、コスパを重視している方もぜひチェックしてみてください。
RTX4070 SUPER搭載おすすめゲーミングPC
ここからは、RTX4070 SUPERを搭載したおすすめゲーミングPCを3モデル紹介します。
目的別にコスパの良い高性能なモデルを厳選して紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なるべく安価なモデルなら「NEXTGEAR JG-A7G7S」
グラフィックス : RTX 4070 SUPER
メモリ : 16GB (8GB×2)
ストレージ : 1TB (NVMe Gen4×4) SSD
- 高性能なのに30万円以下で手に入る
- FPSゲームでフルHD240fpsを目指せるスペック
- ストレージやメモリ容量も十分
- 4Kゲーミングはやや厳しい
- フルHDで十分ならもっと安いモデルも存在する
CPUにRyzenプロセッサーを搭載することで、低価格での提供を実現しているモデルです。
グラボに高性能なRTX 4070 SUPERを搭載しているにもかかわらず、価格が30万円を下回っています。
なお、性能に関してはFPSゲームで240fpsを目指せるレベルのため、『APEX LEGENDS』などをプレイする分には申し分ありません。
4Kゲーミングにはこだわりがなく、どちらかといえば価格の安さを重視している方におすすめです。
周辺機器も揃えたいなら「G-Tune DG-I7G7S(RTX 4070 SUPER 搭載セットモデル)」
グラフィックス : RTX 4070 SUPER
メモリ : 16GB (8GB×2)
ストレージ : 1TB (NVMe Gen4×4) SSD
- ゲーミング環境が一式揃う
- 4Kゲーミングも可能なスペック
- メモリが大容量
- 周辺機器の自由度が下がる
- 重いゲームだと4K60fpsを維持できない
ゲーミングPC・モニター・キーボード・マウス・ヘッドセットの5つが一式揃う、初心者向けのセットモデルです。
RTX4070 SUPERに第14世代のIntel製CPUを組み合わせているので、ボトルネックで悩む心配がほとんどありません。
アクションゲームなどの軽めのジャンルであれば、4K60fpsの快適な画質でプレイできます。
高性能なRTX4070 SUPER搭載PCが欲しいと考えるも、周辺機器の選択で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
スペックを重視するなら「G-Tune FZ-I7G7A」
グラフィックス : RTX 4070 SUPER
メモリ : 32GB (16GB×2)
ストレージ : 2TB (NVMe Gen4×4) SSD
- 重いゲームも4K60fpsでプレイできるスペック
- CPUは現行のミドルクラスでは最高クラスのスペック
- 当分は買い替える必要がない
- 価格が高い
- ゲームによってはオーバースペックになる
RTX 4070 SUPERに、現行のミドルクラスでは最上位クラスに位置する「Core i7-14700KF」を組み合わせたモデルです。
グラボの性能が最大限引き出されるので、『Starfield』や『CYBERPUNK 2077』といった重量級ゲームでも4Kで快適に遊べます。
なお、最新ゲームの推奨スペックに対してかなり余裕があるため、しばらくの間はPCを買い替える必要がありません。
重量級ゲームも4Kで遊びたい方はもちろん、先を見据えて高性能なゲーミングPCを用意しておきたい方にもおすすめです。
RTX4070 SUPER比較まとめ
- RTX4070と比較して性能が向上している
- RTX4070 Ti SUPERなどと比較して価格が安い
- 4KでプレイできてコスパのよいゲーミングPCが欲しい方におすすめ
RTX4070 SUPERは、同シリーズのRTX4070より全体のスペックが向上しており、PCゲームを4Kで遊ぶのに最適な性能を備えています。
第14世代のIntel製CPUなどと組み合わせれば、『CYBERPUNK 2077』などの重量級ゲームも4Kで遊べるほどです。
さらに、RTX4070 Ti SUPERや上位のRTX4080などと比較して、価格が格段に抑えられている点も見逃せません。
4Kでプレイできるスペックは備えつつ、できる限りコスパのよいゲーミングPCが欲しい方は、ぜひRTX4070 Ti SUPER搭載モデルをチェックしてみてください。
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。