『十三機兵防衛圏』海外レビュー・メタスコア
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十三機兵防衛圏
『十三機兵防衛圏』海外レビュー
『オーディンスフィア』『ドラゴンズクラウン』のストーリーテラーであるヴァニラウェアが、13の物語が密接に絡み合う傑作SFを作り上げた。
長所
・素晴らしい物語
・丁寧に描かれるキャラクター
・ゴージャスなアートデザイン
・優れたサウンドデザイン
・スマートなゲームデザイン
・戦闘システム
短所
・戦闘とストーリーの隔たりに慣れるまで時間が必要
『十三機兵防衛圏』は視覚と聴覚において最も印象的なゲームの一つです。見逃すべからず。
『十三機兵防衛圏』は私が今までプレイしてきた中で最もユニークなゲームの一つだ。
2009年のインタビューでヴァニラウェアの神谷盛治は自分が作りたい理想のゲームについて「ちょっとしたRTS、ちょっとしたアクション、よくできたストーリーのミックス」であると話しています。
11年後に振り返ってみると、神谷とヴァニラウェアはその目標を達成したと言っていいでしょう。
『十三機兵防衛圏』が「ちょっとしたRTS、ちょっとしたアクション、よくできたストーリーのミックス」以上のものであることは明らかです。
長所
・からみあうユニークな物語
・顎が落ちるほど美しい
・戦闘は面白く、よくできている
・楽しい成長システム
・キャラクターは魅力的
短所
・トランスキャラクター周りの描写が時代遅れで貧弱
・別のパートをやっていないがためにやりたいパートの進行が妨げられることにイライラする
長所
・魅力的で大胆で、常に驚きのあるストーリー
・13人の物語が見事にまじりあう
・豪華に、大胆に、独創的に数々のSFギミックを取り扱う
・戦闘は速く、深く、楽しい
短所
・何人かのキャラクターは描写不足に感じる
・話を理解するのに時間がかかる
『十三機兵防衛圏』はヴァニラウェアの最高傑作です。
長所
・ヒネりに満ちた魅惑的なストーリー
・魅力的なキャラクターたち
・中毒的な戦闘
・美しいアートワーク
短所
・ストーリーはある時点で勢いを失う
ヴァニラウェアがストーリーとアクションを完璧に融合させたなら、今作は彼らにとっての最高傑作になっただろう。
もっと素晴らしい作品になれたはずの『十三機兵防衛圏』のストーリーと戦闘は、残念ながらまとまりに欠けている。
『十三機兵防衛圏』メタスコア
メタスコアは87点
既に2019年に日本でヒットした『十三機兵防衛圏』ですが、海外でも絶賛一色です。
「もっとアクション性が欲しかった」とか、「戦闘画面がシンプルすぎる」といった批判も日本同様。
『十三機兵防衛圏』の87点は2020年のPS4ゲームの中ではトップ10に入るスコアです。
しかもその上位は『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』『ラストオブアス2』『FF7リメイク』といった既存IPもしくはレビュー数が極端に少ない作品ばかり。
「新規IP」かつ「一定以上のレビュー」が付いていて『十三機兵防衛圏』より上なのはMedia Moleculeの『Dreams Universe』(89点)だけ!凄い!
『十三機兵防衛圏』を含むメタスコアのランキングはこちら。
2020年発売予定のPS4ソフトはこちら。