BTOと自作パソコンのどっちがおすすめか? 3つのポイントから比較してそれぞれのメリット・デメリットを検証!
当ページのリンクには広告が含まれています。
ゲーミングPCがほしいと思ったとき、メーカーやショップでの購入と自作のどちらが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
自作PCとBTOパソコンには、それぞれメリット・デメリットがあるため、自身に適した選択を行う必要があります。
本記事では、BTOパソコンと自作PCを3つのポイントで比較し、どっちがおすすめかを解説するのでぜひ参考にしてください。
この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCを知りたい方は、↓のリンクから該当箇所へジャンプできます!
・コスパ重視モデル → 「ガレリア XA7C-R46T」
・最強スペックモデル → 「ガレリア XA7C-R47T」
・周辺機器セットモデル → 「G-Tune-DG-I5G60」
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのは、BTOショップと比べてコスパが悪いです。
家電量販店で買う際のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
目次
BTOと自作パソコンのどっちがおすすめか3つのポイントから比較
ここでは、BTOと自作パソコンの違いを解説します。
まずは、以下の表をご覧ください。
BTO | 自作 | |
---|---|---|
パーツの選定 | BTOメーカーが行う | 自身で行う |
組み立て | BTOメーカーが行う | 自身で行う |
OSのセットアップ | BTOメーカーが行う | 自身で行う |
BTOパソコンは、パーツを自身で選べるため、パソコン制作の自由度が上がります。
しかし、組み立てやOSのセットアップも自身で行わなければならないので、パソコンに関する知識や技術力が必要です。
以下では、価格・かかる時間・保証の3つのポイントに分けて比較していくので、ぜひ参考にしてください。
BTOと自作パソコンの比較1:価格
ゲーミングPCの価格を自作とBTOで比較すると、基本的には自作した方が安く手に入ります。
ゲーミングPCの「ガレリア XA7C-R46T」を例に、BTOで購入した場合と自作でパーツごとに購入した場合の価格を比較しました。
具体的に自作PCではどれだけ安くなるのか、検証してみましょう。
BTOの「ガレリア XA7C-R46T」を自作で作った場合
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
パーツ | 名称・型番 | 価格 |
---|---|---|
CPU | Intel Core i7 13700F BOX | 51,800円 |
GPU | Palit NE6306TS19P2-190AD (GeForce RTX 3060 Ti Dual OC V1 8GB) LHR版 | 57,980円 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM | 9,800円 |
ストレージ | Solidigm P41 Plus SSDPFKNU010TZX1 (M.2 2280 1TB) | 8,680円 |
電源 | 玄人志向 KRPW-BR650W/85+ (650W) | 7,955円 |
マザーボード | ASUS PRIME B760-PLUS D4 (B760 1700 ATX) | 25,250円 |
ケース | Thermaltake CA-1J5-00M1WN-01 (Versa H26 アクリルパネル ATX ブラック) | 6,052円 |
OS | Windows 11 Home 64ビット | 17,980円 |
販売価格 | – | 204,980円 |
参考価格 | – | 185,497円 |
差額 | – | 19,483円 |
※ケースは同じものを単体で販売していないため、互換品で比較
※自作パソコンのパーツは、すべてドスパラの価格を参照
自作パソコンの各パーツは、「ガレリア XA7C-R46T」の販売元と同じ、ドスパラの価格を参照したので、PCケース以外はBTOで販売している「ガレリア XA7C-R46T」とほとんど同じです。
BTOで「ガレリア XA7C-R46T」を購入した場合と、「ガレリア XA7C-R46T」を自作した場合では、価格に約2万円ほどの差があります。
したがって、少しでもパソコンを安く手に入れたい方は、自作するとよいでしょう。
しかし、パソコンのメーカーや種類によっては、自作した方が高くなるケースもあるので、注意が必要です。
BTOと自作パソコンの比較2:かかる時間
ここでは、BTOと自作パソコンで、それぞれ使用できるまでにかかる時間を検証しました。
BTOは、パソコンが届くまでの納期、自作パソコンは組み立て時間を以下に記載しています。
BTOパソコン | 自作パソコン |
---|---|
約3日で届く | 組み立てに3〜5時間 |
BTOでパソコンを購入した場合、おおむね3日程度で納品されます。
離島など一部地域では納期が遅れることもありますが、大幅に変動することはほとんどありません。
一方、自作PCの場合は、パーツの購入と組み立てに時間がかかります。
自作PCのパーツをオンラインで購入した場合は、届くまでに1日~2日、その後組み立てに3~5時間程度かかるでしょう。
パーツによっては納期に時間がかかる場合もあるので、BTOと自作PCではかかる時間にあまり差がありません。
BTOと自作パソコンの比較3:保証
BTOと自作パソコンの保証内容を比較していきましょう。
まずは、以下の表をご覧ください。
BTOパソコン | 自作パソコン |
---|---|
1年間持込修理保証:0円 | 保証なし |
BTOで購入したパソコンは、1年間の持込修理保証が付いています。
パソコンが正常に起動しなくなった場合など、パソコンの不具合が起きたときに使用できる保証です。
また、料金を追加すれば、保証期間を5年まで延長したり、物損による故障でも保証を受けられます。
しかし、自作パソコンでは、保証を受けることができません。
自作パソコンの修理費用はすべて自費となってしまうので、パソコンが故障するリスクにあらかじめ備えておきたい方は、BTOパソコンの方がおすすめです。
BTOと自作パソコンのメリット・デメリット
BTOと自作パソコンには、それぞれメリット・デメリットがあります。
それぞれのメリット・デメリットを把握し、自分に適した方法でパソコンを手に入れましょう。
BTOパソコンのメリット・デメリット
- PCを組み立てる知識や技術が不要
- 組み立てる手間がない
- 保証があるので安心
- 自作PCより費用が高くなる
- パーツ組み合わせの自由度が下がる
BTOパソコンは、完成品が届くため、自身でパソコンを組み立てる必要がありません。
また、自作パソコンに比べて、PCに関する知識や技術が必要ないのもメリットです。
自作PCよりも費用が高くなりますが、その分組み立ての手間を削減できるので、コスパは高いといえるでしょう。
さらに、1年間の修理保証がついているので、万が一故障した場合でも安心です。
自作パソコンのメリット・デメリット
- パーツを自由に組み合わせられる
- BTOより価格を抑えられる
- PCに関する知識や技術が身に付く
- 組み立てに手間がかかる
- 保証がない
- PCに関する詳しい知識や技術が必要
自作パソコンは、パーツを購入し、自身で組み立てるため、BTOよりも価格を抑えられるのが特徴です。
しかし、組み立てに手間がかかるほか、組み立てにはPCに対する詳しい知識や技術が必要なので、決して簡単な作業ではありません。
ただ、自身でPCを組み立てる過程で知識や技術が身についていくことが期待できます。
保証は受けられないものの、知識が身につけば自身で解決できるケースもあるでしょう。
安心してパソコンを使いたいなら自作よりBTOショップがおすすめ
自作パソコンは、自身で組み立てる必要があるため、特に初心者にとってはハードルが高くなってしまいます。
BTOで購入したパソコンは、完成した状態で届くことに加え、保証もついているので、安心してパソコンを使いたい方は自作よりBTOがおすすめです。
なんJでも、BTOと自作PCのどちらがおすすめかという話題は度々出ますが、最近では「自作PCはやめとけ」や「自作PCにメリットがない」といった意見が多く、自作パソコンをおすすめしている方はあまりいません。
BTOのパソコンも安いモデルを豊富に用意しているため、コスパ面でもBTOは優秀です。
おすすめBTOショップ:ドスパラ
ドスパラはBTOショップの中で知名度がもっとも高いBTOショップです。
最大の特徴としてはやはり「納期がとにかく早い」という点が挙げられます。
BTOショップでは基本的に2週間~1ヶ月ぐらいかかりますが、ドスパラではとにかく最速の納期でパソコンを発送してくれるため、「すぐにPCが欲しい!」という方に最適なBTOショップです。
おすすめBTOショップ:マウスコンピューター
マウスコンピューターの特徴は、「品質・サポート」がとにかく高いのが特徴的なBTOショップです。
製造するPCはすべて長野県の国内の工場で生産されており、耐久性や堅牢性にこだわっていることにも公式HPにて記載されています。
また、ほかBTOショップと比べても特にノートPCのモデル数は豊富なので、ノートPCを探している方はまずはマウスコンピューターをチェックしてみることをおすすめします。
信頼できるBTOメーカーのおすすめPC
ここでは、信頼できるBTOメーカーのおすすめPCを3つ紹介します。
BTOパソコンの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
コスパ重視なら「ガレリア XA7C-R46T」がおすすめ
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 価格と性能のバランスが良い
- 『フォートナイト』でフルHD144fpsを目指せる
- ゲームタイトルによっては4Kゲーミングも可能
- もっとハイスペックなゲーミングPCが存在する
- 4K+レイトレーシングではフレームレートが著しく低下する恐れがある
価格と性能のバランスがよいミドルスペックのゲーミングPCです。
『フォートナイト』や『VALORANT』といった大人気FPSゲームで、フルHD144fpsを発揮することができます。
プレイヤーがヌルヌルと動くので、フレームレートが原因で撃ち合いに負けることはほとんどありません。
ゲームタイトルによっては、4Kゲーミングも可能にするため、グラフィックを楽しむこともできます。
高い性能を持ちながらも価格は抑えられているので、ゲーミングPCをコスパ重視で選びたい方におすすめです。
最高性能を求めるなら「ガレリア XA7C-R47T」がおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
- あらゆるゲームを4K60fps以上でプレイできる
- 4Kでのゲーム配信も可能
- レイトレーシングでグラフィックのリアルさを追求できる
- 価格は高い
- モニターなどの周辺機器にも高いスペックを求められる
あらゆるゲームを4K60fps以上でプレイできる最強スペックのゲーミングPCです。
4Kでのゲーム配信も可能なため、綺麗で臨場感のある映像を視聴者に届けることができます。
また、「ガレリア XA7C-R47T」のスペックがあれば、レイトレーシングをオンにしても、フレームレートが不安定になることはほとんどありません。
影や水溜りなど、グラフィックのリアルさを追求して、より綺麗な世界観を堪能できます。
大会での上位入賞を狙う方や4K配信を行いたいストリーマーの方におすすめです。
周辺機器も揃えるなら「G-Tune-DG-I5G60」がおすすめ
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 16GB
ストレージ : 500GB Gen4 NVMe
モニター : iiyama G-MASTER GB2470HSU(165Hz)
マウス : Logicool G304
キーボード : Logicool G213r
ヘッドセット : Logicool G331
ゲーミングマウスパッド : Logicool G240f
ゲームパッド : Logicool F310r
- 周辺機器が一度に揃う
- ゲーミング環境を低予算で揃えられる
- 最新ゲームもフルHD60fps以上の快適な環境でプレイできる
- 解像度やフレームレートは最低限
- 4Kゲーミングは厳しい
- 周辺機器の組み合わせが固定される
PC本体に加え、モニターやキーボードがセットになったスターターモデルのゲーミングPCです。
4Kゲーミングは厳しいものの、フルHDであれば、ほとんどのゲームを快適にプレイできます。
また、周辺機器がすべて揃っているため、周辺機器の組み合わせで悩む必要がありません。
ゲーミングガジェットにあまり詳しくない方におすすめのモデルです。
BTOと自作PCの比較まとめ
- BTOと自作パソコンでは価格・かかる時間・保証に違いがある
- 自作パソコンは初心者にはハードルが高い
- 安心してパソコンを利用したい方はBTOがおすすめ
BTOと自作パソコンでは、価格・かかる時間・保証面に違いがあります。
自作パソコンは、PCに関する詳しい知識が必要であるため、PC初心者にはあまりおすすめできません。
また、修理保証を受けられるのもBTOのみとなっているので、パソコンを安心して利用したい方はBTOがおすすめです。
本記事でも、BTOのおすすめパソコンを3つ紹介しているため、自身の求めるスペックに応じたゲーミングPCを購入しましょう。
ゲーム実況や動画編集にも挑戦する予定の方は、「ゲーム実況・動画配信におすすめのPC 必要なスペックやグラボの重要性についても解説!」で必要スペックやおすすめモデルを紹介してるので、ぜひ参考にしてください。