ゲーム実況・動画配信におすすめのPC 必要なスペックやグラボの重要性についても解説!
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ゲーム実況や動画配信に挑戦したいが、どのようなPCを購入すればよいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
ゲーム実況や動画配信は、PCへの負荷が高いため、重たい処理に耐えられる高性能なゲーミングPCを購入する必要があります。
妥協して性能の低いPCを購入してしまうと、配信を満足に行えないだけでなく、PCゲーム自体を快適にプレイできないので注意してください。
そこで、この記事では、配信用PCにおすすめのモデルを6つ紹介します。
配信用PCに必要なスペックやグラボの重要性についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCを知りたい方は、↓のリンクから該当箇所へジャンプできます!
・初心者におすすめなセットモデル → 「G-Tune-HM-A-AL」
・コスパ重視の中級者向けモデル → 「G-Tune G-Tune DG-A5G50」
・4K画質で配信を行いたい上級者向けモデル → 「G-Tune FZ-I7G7T」
・ノートPCのミドルハイモデル → 「G-Tune P6-I7G60BK-A」
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのは、BTOショップと比べてコスパが悪いです。
家電量販店で買う際のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
目次
ゲーム実況・動画配信におすすめのデスクトップPC
まず、ゲーム実況・動画配信におすすめのデスクトップPCを3つ紹介します。
デスクトップPCは、搭載されているCPUやGPUによって、価格帯にばらつきがあります。
初心者におすすめの格安モデルから上級者向けのハイスペックモデルまで、それぞれ紹介するのでぜひ参考にしてください。
周辺機器もセットで揃えるなら「G-Tune-HM-A-AL」がおすすめ
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 16GB
ストレージ : 500GB Gen4 NVMe
モニター : iiyama G-MASTER GB2470HSU(165Hz)
マウス : Logicool G304
キーボード : Logicool G213r
ヘッドセット : Logicool G331
ゲーミングマウスパッド : Logicool G240f
ゲームパッド : Logicool F310r
- 周辺機器も揃えられる
- 購入費用を抑えられる
- 周辺機器の組み合わせで悩む必要なし
- スペックが低いためレイトレーシングは厳しい
- 周辺機器が固定されている
- 解像度やfpsは最低限
パソコン本体にマウス・キーボード・ヘッドセット・液晶ディスプレイが付属しているセット商品です。
これだけ買えば、PCゲームを始められるという、まさに初心者向けのスターターモデルとなっています。
必要な周辺機器を揃えつつ、価格も20万円を下回るので、破格と言わざるを得ません。
しかし、PCのスペック的にフルHD標準設定で60fps程度が限界です。
配信を行うためのPCとしては、スペックが最低ラインなので、解像度やフレームレートをこだわりたい方にはおすすめできません。
ゲーム配信や動画配信用PCとしては、間違いなく安い部類に入るので、とにかく安いゲーミングPCが欲しいという方におすすめです。
コスパ重視なら「G-Tune DG-A5G50」がおすすめ
グラフィック : RTX 3050
メモリ : 16GB DDR4 DIMM
ストレージ : 512GB NVMw SSD
- フルHDなら高設定で100fps以上を狙える
- コスパが良好
- 最新ゲームも快適にプレイできる
- WQHD以上の解像度では安定しない
- さらに上のスペックを持つPCも存在する
CPUやGPUの性能から、全体的にミドルクラスと呼べるモデルのゲーミングPCです。
解像度にこだわりがなければ、フルHDで高フレームレートを維持できるので、ゲーム実況や動画配信も快適にできるでしょう。
価格も20万円を下回るため、コスパも良好といえます。
しかし、4KやWQHDの解像度で配信するのは厳しいため、解像度を上げて配信を行いたい方には向いていません。
ゲーム実況や動画配信に慣れてきた、中級者におすすめのゲーミングPCです。
4K画質で配信を行いたいなら「G-Tune FZ-I7G7T」がおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
- 4Kの高画質で配信が可能
- あらゆるゲームを4K60fps以上でプレイできる
- 大容量メモリで安心
- コストがかかる
- ゲームジャンルによってはオーバースペック
高性能CPUとGPUを搭載したハイスペックモデルのゲーミングPCです。
GPUの「RTX 4070 Ti」は、ほとんどのゲームを4K60fps以上でプレイできるので、動きの激しいFPSゲームでも快適にプレイできます。
また、配信においても、高画質な映像を視聴者に届けることができるので、ほかの配信者に引けをとりません。
ファン作りにおいても、映像の質はとても重要なので、とにかく綺麗な映像をファンに届けたい方は「G-Tune FZ-I7G7T」がおすすめです。
ゲーム実況・動画配信におすすめのノートPC
ここでは、ゲーム実況・動画配信におすすめのノートPCを紹介します。
ノートPCは一般的に、デスクトップPCに性能で劣ることが知られていますが、最近では高性能なゲーミングノートPCも数多く販売されています。
ゲーム実況や動画配信を持ち運びができるノートPCで行いたい方は、ぜひ参考にしてください。
中級者向けノートPCなら「G-Tune E5-165-WA」がおすすめ
ノートPCのミドルハイモデルなら「G-Tune P6-I7G60BK-A」がおすすめ
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
モニター : 165Hz 16インチ
重量 : 2.34kg
バッテリー : 7.5 時間
- フルHD60fpsを維持できる
- メモリ32GB搭載
- 1TBの大容量ストレージ
- 性能に応じて高額
次世代の「RTX 4060 Laptop」のGPUを搭載したミドルハイモデルのゲーミングノートPCです。
このスペックであればフルHD+最高設定でも144fpsを狙えるため、処理の重たいゲームでも、快適なプレイ映像を配信でも視聴者に届けることができます。
ゲーム実況・動画配信に必要なPCのスペック
ここでは、ゲーム実況・動画配信に必要なPCのスペックを紹介します。
ゲーム実況・動画配信を快適に行いたいのであれば、以下のスペックを満たすゲーミングPCを購入しましょう。
一般的にミドルスペックと呼ばれるゲーミングPCであれば、ゲーム実況・動画配信を快適に行えます。
以下では、パーツごとに必要なスペックを解説するので、ぜひ参考にしてください。
CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|
Core i7-12700F | RTX 3060 | 16GB | 500GB |
CPUはCore i5以上
ゲーミングPCでよく搭載されているIntel製のCPUには、Core i9・Core i7・Core i5・Core i3といったグレードのようなものが存在します。
数字が大きくなればなるほどグレードが高くなり、処理速度も速くなるのが特徴です。
具体的には、ゲームのロード時間が速くなったり、ボタンを入力してからキャラクターの動きに反映されるまでの速度が速くなります。
ゲーミングPCであれば、Core i5以上は必須で、Core i3以下だと処理が重くなるので注意してください。
また、Intel製のCPUには、世代というものも存在します。
第1世代から第13世代まで存在し、車に置き換えると「年式」のようなものです。
世代は、半導体の線幅であるプロセスルールや構造が変更になるときに変わりますが、新しい世代になるほど性能が高くなるのは言うまでもありません。
ゲーム実況・動画配信を快適に行いたいのであれば、Core i7第12世代以降のゲーミングPCがおすすめです。
ゲーム実況・動画配信にはGPUが最も重要
GPUは、グラフィックボードやグラボとも呼ばれ、モニターの描画性能を左右するパーツです。
GPUの性能が高ければ、4Kの美しい映像をモニターに映し出せますが、低い場合はフルHD画質でもカクカクした動きになってしまいます。
ゲーム実況や動画配信を行うのであれば、綺麗な映像を視聴者に届ける必要があるので、このGPU性能を妥協するわけにはいきません。
ゲーム実況や動画配信を快適に行いたい場合は、GeForceシリーズの「RTX 3060」以上のGPUであれば安心です。
このスペックであれば、フルHD画質で60fpsを維持できるので、キャラクターの動きが重くならず、映像も綺麗な状態で見せることができます。
メモリは16GB以上あると良い
メモリは、CPUがさまざまな処理を行う際に記憶を一時的に保管するパーツです。
メモリ容量が大きければ、1度に多くのデータを処理できるので、配信とゲームを同時に行っても処理落ちしにくくなります。
ゲーム実況や動画配信を行うのであれば、16GB以上のメモリがあると良いでしょう。
解像度をさらに上げて4Kでプレイしたい場合や予算に余裕がある場合は、32GBのメモリだとさらに安心です。
ストレージはSSDがおすすめ
- 書き込みや読み込み速度が速い
- ゲームプレイや配信に向いている
- 読み込み速度はSSDに劣る
- 使用頻度の低いデータの保存に向いている
PCのストレージには、SSDとHDDの2種類があります。
ゲーム実況や動画配信用のPCであれば、SSDがおすすめです。
SSDの読み込み速度はHDDよりも速いため、ゲームの処理に向いていますが、HDDは読み込み速度が遅いためゲームの処理には向いていません。
ゲームのロード時間に影響が出るため、待ち時間を少しでも短くしたいのであれば、SSDを選びましょう。
また、SSDの容量は、500GB以上あると安心です。
多くのデータを保存できるため、ゲームの配信を録画して保存しておくこともできます。
ゲーム実況・動画配信用PCの選び方
上記では、ゲーム実況・動画配信用PCの必要スペックについて紹介しましたが、パソコンを選ぶ際はスペック以外にも注目すべき点がいくつかあります。
- PCのスペック
- デスクトップorノート
- 拡張性
ゲーム実況・動画配信用PCを選ぶ際は、上記3つのポイントに注目して最適なPCを選びましょう。
以下では、それぞれの要素について、詳しく解説していきます。
スペックで選ぶ
ゲーム実況・動画配信用のPCを選ぶ際、最も重要なのはスペックです。
PCゲームを快適にプレイし、さらに動画配信も行うとなれば、CPUやGPUにそれなりのスペックが求められます。
スペックが足りない場合は、配信映像が汚くなるだけでなく、最悪の場合はゲームの起動すら行えません。
ゲーム実況や動画配信用を行うのであれば、「Core i7-12700F」以上のCPU、「RTX 3060」以上のGPUがあると安心です。
このスペックであれば、PCゲーム実況者がよくプレイしている、『フォートナイト』のようなおすすめゲームでも快適にゲーム配信を行えます。
デスクトップ・ノートから選ぶ
これから、PCを購入する場合、デスクトップPCとノートPCの選択で迷っている方も多いのではないでしょうか。
基本的には、高い性能を誇るデスクトップPCの方がおすすめです。
しかし、出張などでほとんど自宅にいない方などは、持ち運びに優れるノートPCを購入しましょう。
以下では、デスクトップPCとノートPCが持つそれぞれのメリット・デメリットを解説するので、ぜひPC選びの参考にしてください。
デスクトップPC
- スペックの高いモデルが豊富
- 拡張性が高く自分好みにカスタマイズできる
- 画面が大きいので快適
- 持ち運べない
- スペースが必要
- 周辺機器も揃える必要がある
デスクトップPCの1番のメリットは、スペックの高いモデルが豊富に販売されている点です。
ノートPCに比べると、GPU性能の高いモデルが多く、ハイエンドモデルであれば4Kの高画質をモニターに映し出せます。
綺麗な映像を配信できるため、ほかの配信者と差別化できるのが最大のメリットといえるでしょう。
しかし、デスクトップPCは持ち運びができないというデメリットがあります。
したがって、ほとんど自宅に帰らないという方には向いていません。
性能面ではノートPCよりも優れている場合が多いので、ほとんどの方にはデスクトップPCがおすすめです。
ノートPC
- 持ち運べる
- 省スペース
- 周辺機器が不要
- 性能はデスクトップPCに劣る
- 販売モデルが少ない
- 拡張性に乏しい
ノートPCの1番のメリットは、軽量で持ち運びに優れていることです。
ゲーム実況や録画した映像の編集を外出先で行いたい方に向いています。
しかし、多くの場合、スペックはデスクトップPCに及びません。
4Kの高画質映像を配信するのは厳しいため、解像度を上げたい方には不向きです。
PCを持ち運びたい方は、ノートPCを購入しましょう。
拡張性で選ぶ
ゲーム実況・動画配信用PCは、拡張性の高さも重要です。
まず、ゲーム配信をPCで行う手段として、以下の3つのやり方が存在します。
- PCゲームを1つのPCで配信
- 家庭用機のゲームをPC画面に映し出して配信
- PCゲームを配信用とプレイ用の2つPCに分けて配信
家庭用機のゲームをPC画面に映し出して配信する場合は、キャプチャーボードという専用の機材が必要です。
キャプチャーボードを利用する際、HDMIケーブルやUSBケーブルでPCと接続するため、それぞれのケーブルを接続する用の穴がなければなりません。
また、配信時に複数のモニターを使用することもあるので、後から配信方法を変更しても対応できるよう、拡張性の高いPCを購入することは大切です。
ほかにも、拡張性が高いPCであれば、後からメモリやストレージを増設することもできます。
メモリやストレージを増設できれば、PCの容量が埋まってしまった場合でも、わざわざPCを買い直す必要がありません。
デスクトップ型ゲーミングPCの中でも、ミドルタワー以上の大きなモデルは、拡張性が高い傾向にあるのでおすすめです。
ゲーム実況・動画配信用PCはグラボなしでも大丈夫?
ゲーム実況・動画配信用PCにグラボは必須です。
しかし、雑談配信など、解像度をそこまで気にしない内容の配信であれば、不要のケースもあります。
ゲーム実況・動画配信用PCにグラボが必要な理由を解説するので、ぜひ参考にしてください。
ゲーム実況・動画配信用PCにはグラボが必須
ゲーミングPCに搭載されているグラボは、映像を速く、そして綺麗に映し出すために必要な役割を担っています。
動画配信とPCゲームは、両方ともPCへの負荷が高く、グラボなしのPCではゲームを起動することすら満足にできません。
したがって、ゲームを快適にプレイし、さらに配信も行うのであれば、グラボは絶対に必須です。
また、具体例として、FPSゲームの代表格である『VALORANT』の必要スペックを見てみましょう。
CPU | Intel Core i3-4150 |
---|---|
GPU | Geforse GT 730 |
メモリ | 4GB |
『VALORANT』のように、ほとんどのPCゲームは最低限起動するために必要な条件として、グラボありのPC環境を要求しています。
グラボなしのPCでは、まともにゲームソフトを起動することすらできないので、当然のごとく配信もできません。
ゲーム実況・動画配信用PCを購入するのであれば、グラボありのゲーミングPCを購入しましょう。
雑談配信であればグラボがなくてもできる場合がある
PCおすすめスペック | ゲーム実況・動画配信用 | 雑談配信用 |
---|---|---|
CPU | Core i7-12700F | Core i5以上 |
GPU | RTX 3060 | GTX 850 |
メモリ | 16GB | 8GB |
ストレージ | 500GB | 500GB |
雑談配信はゲーム実況に比べ、解像度がそこまで求められません。
基本的に会話を中心に行うので、映像にほとんど変化がなく、画質が悪くなる心配がないためです。
しかし、配信用のPCスペックを考える際、近年注目を浴びているvtuberに挑戦する予定の方は注意しましょう。
vtuberの配信は、複数のソフトウェアを同時に動かすため、ゲーミングPCでもミドルスペック相当のスペックが必要です。
その際は、上記表で紹介しているゲーム実況・動画配信用PCと同レベルのゲーミングPCを用意してください。
通常の雑談配信を行う予定の方も、グラボがあった方がより快適に配信を行えるので、できる限りグラボを搭載したゲーミングPCを購入しましょう。
ゲーム実況・動画配信におすすめのゲーミングPCまとめ
- ゲーム実況・動画配信用PCはグラボが必須
- PCを選ぶ際はスペックに注目する
- ゲーミングPCはミドルクラス以上のデスクトップ型がおすすめ
ゲーム実況や動画配信を行う際は、複数のソフトウェアを起動するため、必要スペックを満たすPCを購入することが重要です。
特に、グラボは映像の質に影響するので、配信用PCを選ぶ上で最も重要な要素だといえます。
自宅に帰る機会があまりないといった特殊な条件がなければ、スペックや拡張性の高さから、本記事でも紹介したミドルクラス以上のデスクトップ型PCがおすすめです。
高性能なゲーミングPCで質の高い映像を配信し、ファン作りを効率化させましょう。