3DCG制作におすすめのクリエイターPC 必要なスペックから選び方まで徹底的に解説!

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3DCG制作に挑戦する上で、「どのようなスペックを備えるPCを選んだらよいのかわからない」という方は多いのではないでしょうか。

3DCG制作は、3Dモデルやアニメーションのレンダリングが必要なため、PC自体に高い負荷をかけます。

したがって、CPUやGPU性能が高いクリエイターPCがおすすめです。

本記事では、3DCG制作におすすめのクリエイターPCを6つ紹介します。

3DCG制作を行う上で、最低限必要なPCスペックも紹介するので、ぜひ参考にしてください。


この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。

手っ取り早くおすすめのクリエイターPCを知りたい方は、↓のリンクから該当箇所へジャンプできます!

・処理速度重視なモデル → 「DAIV FX-I7G6T
・グラフィックも追求したモデル → 「DAIV FX-I7G70
・最強スペックモデル → 「DAIV FX-I9G90
・超軽量モデル → 「DAIV Z4-I7I01SR-A
・作業効率重視モデル → 「G-Tune P5-I7G60BK-A
・大画面モデル → 「DAIV Z6-I7G50SR-A

動画編集だけに特化したPCが欲しいという方は「動画編集おすすめクリエイターPC」をチェックしてみてください!

3DCG制作におすすめのデスクトップPC

3DCG制作におすすめのデスクトップPCを3つ紹介します。

デスクトップは、ノートPCと比較して、高性能なモデルが多く、コスパの高さが特徴です。

自宅で作業に集中にしたい方は、以下で紹介する3つのデスクトップモデルの中から、予算に合わせて好みのクリエイターPCを選びましょう。

処理速度重視なら「DAIV FX-I7G6T」がおすすめ

DAIV FX-I7G6T
DAIV FX-I7G6T
CPU : Core i7-13700KF
グラフィック : RTX 3060 Ti
メモリ : 32GB
ストレージ : SSD 1TB
本体重量 : 12.0kg
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メリット
  • 高性能CPUを搭載
  • 大容量メモリ
  • 購入価格を抑えられる
デメリット
  • GPUはエントリークラス
  • 4K映像の処理には向かない

Intel第12世代の高性能CPUを搭載したクリエイターPCです。

CPUが高性能であるため、動画編集はもちろん、3DCG制作も十分こなせます。

また、メモリが32GBと大容量であることから、複数のソフトを同時に起動しても、処理が重くなることはほとんどありません。

4K映像の処理には向かないものの、フルHDでの映像処理なら快適に処理できます。

予算を抑えながらも、処理速度を重視したい方におすすめのクリエイターPCです。

高性能GPUでレンダリングも高速化
「DAIV FX-I7G6T」の詳細・価格情報はこちら

グラフィック性能も求めるなら「DAIV FX-I7G70」がおすすめ

DAIV FX-I7G70
DAIV FX-I7G70
CPU : Core i7-13700KF
グラフィック : RTX 3070 Ti
メモリ : 32GB
ストレージ : SSD 1TB
本体重量 : 11.7kg
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メリット
  • レンダリングやモデリングスムーズに行える
  • 大容量メモリで安心
  • 拡張性が高い
デメリット
  • もっとハイスペックなクリエイターPCが存在する

高性能なCPUとGPUを備えたミドルスペックのクリエイターPCです。

レンダリングやモデリングをスムーズに行えるため、3DCGのポリゴン数が増えても動作が重くなる心配がありません。

また、拡張性の高さも「DAIV FX-I7G70」の魅力の1つです。

拡張用スロットに新しいグラフィックスカードやオーディオカードを追加できるほか、ハードディスクやSSDの取り付けスペースも増設できます。

データ容量が大きくなりがちな3DCG制作において、気軽にストレージをアップグレードできる点はメリットといえるでしょう。

拡張性の高さやグラフィック性能も求めるのであれば、「DAIV FX-I7G70」がおすすめです。

高性能GPUでレンダリングも高速化
「DAIV FX-I7G70」の詳細・価格情報はこちら

最強スペックを求めるなら「DAIV FX-I9G90」がおすすめ

DAIV FX-I9G90
DAIV FX-I9G90
CPU : Core i9-13900KF
グラフィック : RTX 4090
メモリ : 64GB
ストレージ : SSD 2TB
本体重量 : 14.3kg
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メリット
  • 最強スペックであるためあらゆる業務に対応できる
  • 大容量メモリで安心
  • 拡張性が高い
デメリット
  • 価格が高い

最強スペックを備えるハイエンドクラスのクリエイターPCです。

価格の高さが欠点ではあるものの、3DCG制作をはじめ、あらゆる業務を高速で処理できます。

また、メモリやストレージが大容量であるため、多くのデータを保存できるのもメリットといえるでしょう。

4Kでの動画編集も可能にするので、色彩感覚が求められるCGデザイナーやゲームクリエイターの方にもおすすめです。

あらゆる業務に対応できる最強マシン
「DAIV FX-I9G90」の詳細・価格情報はこちら

DAIVのおすすめノートPC

3DCG制作用のノートパソコンにおすすめのモデルを3つ紹介します。

ノートパソコンは、デスクトップPCと異なり、持ち運べるのが最大のメリットです。

外出先でも作業を行えるので、出張が多い方に向いています。

ノートパソコンの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

軽量モデルなら「DAIV Z4-I7I01SR-A」がおすすめ

DAIV Z4-I7I01SR-A
DAIV Z4-I7I01SR-A
CPU : Core i7-1360P
グラフィック : インテル Iris Xe
メモリ : 16GB
ストレージ : 500GB NVMe SSD
液晶サイズ : 14.0インチ
動作時間 : 約11時間
本体重量 : 982g
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メリット
  • 1Kgにも満たない超軽量ボディ
  • 購入費用を抑えられる
  • 軽めの作業は十分こなせる
デメリット
  • GPU性能が低い
  • レンダリング速度が遅くなる可能性がある
  • 拡張性は乏しい

CPUやGPUの性能からエントリーモデルに該当するクリエイターPCです。

PCに負荷をかけるレンダリング速度の処理が重くなる可能性はあるものの、動画編集作業であれば十分にこなせます。

また、「DAIV Z4-I7I01SR-A」は、1Kgにも満たない超軽量ボディであることから、持ち運びに苦労しません。

本記事で紹介しているモデルの中では最も軽量であるため、PCのスペックよりも持ち運びやすさを重視している方におすすめです。

性能重視なら「G-Tune P5-I7G60BK-A」がおすすめ

G-Tune P5-I7G60BK-A
G-Tune P5-I7G60BK-A
CPU : Core i7-12650H
グラフィック : RTX 4060 Laptop
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB NVMe SSD
液晶サイズ : 15.6インチ
動作時間 : 約5時間
本体重量 : 2.1kg
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メリット
  • 高性能CPU・GPUにより映像処理もサクサク
  • sRGB比 100%の広色域液晶
  • WQHDの高解像度に対応
デメリット
  • 本体重量が重い
  • 動作時間がやや短い
  • 拡張性は乏しい

デスクトップ並みに高性能なCPUやGPUを備えたクリエイターPCです。

レンダリングをサクサク行えるため、3DCG制作の作業を快適にこなせます。

カラー補正やデザイン作業で正確な色を表示できるほか、細かいテクスチャーの表現が可能になります。

デスクトップ並みの性能を備えているため、外出先でも作業効率を高めたい方におすすめです。

作業効率を高める高性能モデル
「G-Tune P5-I7G60BK-A」の詳細・価格情報はこちら

画面の大きさにこだわるなら「DAIV Z6-I7G50SR-A」がおすすめ

DAIV Z6-I7G50SR-A
DAIV Z6-I7G50SR-A
CPU : Core i7-12650H
グラフィック : RTX 3050 Laptop
メモリ : 16GB
ストレージ : 500GB NVMe SSD
液晶サイズ : 16.0インチ
動作時間 : 約16時間
本体重量 : 1.60kg
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メリット
  • 16インチの大画面
  • 高性能CPU・GPUを搭載
  • 大画面の割に軽い
デメリット
  • メモリは最低限
  • 持ち運びがやや不便
  • 拡張性は乏しい

16インチの大画面液晶を採用したクリエイターPCです。

作業スペースを広く取れるため、複数のウィンドウを同時に開いて作業するのに向いています。

また、レンダリング画像のプレビューも鮮明に確認できるので、作業効率も落ちません。

画面が大きい分、持ち運びがやや不便ですが、その分高性能なCPUとGPUを搭載しています。

デスクトップ並みの作業効率をノートパソコンで実現したい方におすすめです。

3DCG制作用パソコンに必要なスペック

3DCG制作は、PCへの負荷が高いため、PCには高いスペックが求められます。

ここでは、CPU・GPU・メモリ・ストレージの4つのパーツに分けて、それぞれ3DCG制作に必要なスペックを紹介するのでぜひ参考にしてください。

CPUGPUメモリストレージ
Core i7 12700Geforce RTX 306016GB512GB

3DCG制作・モデリングにはメモリ16GB以上があると良い

3DCG制作やモデリングを行うなら、16GB以上のメモリを搭載しましょう

CPUがプログラムを実行する際に必要とするデータは、一時的にメモリへ保存し読み取っています。

そのため、プログラムやデータを一時的に格納するメモリの容量が多いほど作業の処理が速くなります。

メモリ容量が不足していると、PCの動作が遅くなるだけでなく、最悪の場合はプログラムを実行できません。

16GB以上のメモリを備えたクリエイターPCなら、レンダリングやモデリングの作業を快適に処理できるのでおすすめです。

3DCGのレンダリングにはCPUのスペックが重要

引用元:ドスパラ

3DCGのレンダリングは、PCへ高い負荷をかけるため、3DCGのレンダリングにはCPUのスペックが重要です。

目安として、Core i7のIntel第12世代以上のCPUが必要になります。

さらに、予算に余裕があれば、Core i9の第12世代以上のCPUを備えておくとよいでしょう。

CPUは、プログラムやデータを読み込み、処理、計算、管理、制御する役割を持ったコンピュータの中核となるパーツです。

このCPU性能が高ければ、より多くの作業を高速で処理できるので、3DCG制作の作業を効率化したいのであれば、CPUを重視してPCを選びましょう。

GPUスペックが高いとレンダリングスピードが上がる

引用元:ドスパラ

GPUは、コンピューターのビデオ処理を担当するコンポーネントです。

具体的には、ゲームのグラフィック処理、3Dアプリケーション、ビジュアルエフェクトなどのタスクを処理する役割を担っています。

3DCG制作においても、GPUスペックは重要です。

GPUスペックが高いと、レンダリングスピードが上がるため、作業の生産性が上がります。

3DCG制作の作業を効率的にこなしたい方は、GPUスペックにも注目してPCを選びましょう。

3DCG制作用パソコンの選び方

ここでは、3DCG制作用パソコンの選び方を紹介します。

3DCG制作用パソコンを選ぶ際は、パソコンのOSやスペックに目を向けることが大切です。

選び方のポイントをそれぞれ解説するので、ぜひ参考にしてください。

デスクトップPCとノートPCから選ぶ

デスクトップPCの特徴
  • ハイエンドモデルが豊富
  • コスパが高い
  • 拡張性に優れている
ノートPCの特徴
  • 持ち運べる
  • スペースを取らない
  • 周辺機器を揃える必要がない

デスクトップPCとノートPCには、それぞれメリット・デメリットがあるため、自身に適したタイプのPCを選びましょう。

まず、デスクトップPCは、ハイエンドなモデルが多く、性能の割に価格が抑えられているのが最大のメリットです。

拡張性にも優れているため、作業内容や量に応じてストレージやメモリを増設するなど、必要なカスタマイズを行えます。

一方、ノートPCは、持ち運びに優れているのがメリットです。

また、デスクトップPCと異なり、モニターやキーボードなどの周辺機器を揃える必要がありません。

場所を取らないのはもちろん、必要機材の購入費用を抑えることができます。

自宅で作業に集中したい方はデスクトップPC、出張が多く、外出先でも作業を行いたい方はノートPCがおすすめです。

OSで選ぶ

Windowsの特徴
  • 周辺機器やソフトウェアが豊富
  • 拡張性に優れている
  • コスパが高い
Macの特徴
  • セキュリティ面で優れている
  • デザイン業界で多く使われている
  • ファイル共有時のエンコード形式の違いが少ない

パソコンのOSは、大きく分けて、Windows・Macの2種類があります。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、基本的にはWindowsを選ぶのがおすすめです。

理由は、ソフトウェアの対応数・拡張性・コスパの3点でMacよりも優れていることが挙げられます。

まず、Macは購入時以外でメモリやストレージを増設することができません。

一方、Windowsは、後からパーツを増設できるため拡張性に優れています。

また、モデル数も豊富に用意されていることから、Macよりもコスパに優れているのが魅力です。

スペックと値段で選ぶ

3DCG制作用パソコンを選ぶ際は、スペックと値段に注目することが大切です。

3DCG制作用パソコンが安いに越したことはありませんが、性能を求めれば価格も高くなっていきます。

3DCG制作用パソコンは、エントリー・ミドル・ハイエンドの3つのクラスに分けられます。

それぞれのスペックと価格帯は、以下の通りです。

モデルCPUGPU価格帯
エントリーCore i5 10400FGeforce GTX 166010万円台〜
ミドルCore i7 12700Geforce RTX 306020万円台〜
ハイエンドCore i9 13900Geforce RTX 409030万円台〜

まず、価格の安さを最も重視するなら、エントリーモデルのクリエイターPCがおすすめです。

軽めの動画編集くらいなら十分こなせるので、3DCG制作に初めて挑戦するパソコン初心者の方であれば、エントリークラスでも問題ありません。

一方、本格的に3DCG制作の仕事を行いたいのであれば、ミドルクラス以上のパソコンがおすすめです。

価格は20万円を超えますが、レンダリング速度が向上するため、作業効率が上がります。

4Kでのリアルタイムエンコードやグラフィックの質をどこまでも求めるなら、妥協せずハイエンドクラスのパソコンを選びましょう。

ゲーミングPCでも3DCG制作やモデリングはできる?

ゲーミングPCは、高スペックのものが多いため、3DCG制作や3Dモデリングにも十分対応できます

ミドルスペック以上のゲーミングPCであれば、CPUとGPUが高性能であることから、クリエイターPCにも劣りません。

また、ゲーミングPCは、クリエイターPCよりもCPUの性能が抑えられているので、比較的購入費用を抑えられます。

3DCG制作だけではなくゲームも頻繁にプレイする方は、ゲーミングPCを購入して兼用としても良いでしょう。

ゲーミングPCとクリエイターPCの違いについては、「ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは?それぞれのおすすめモデルも紹介!」で解説しているので、合わせてお読みください。

3DCG制作におすすめのPCまとめ

  • 3DCG制作を行うならミドルクラス以上のクリエイターPCがおすすめ
  • 3DCG制作用パソコンを選ぶ際は価格やスペックに注目する
  • ゲーミングPCでも3DCG制作に対応できる

3DCG制作用パソコンを選ぶ際は、価格やスペックに注目しましょう。

3DCG制作を本格的に行うのであれば、ミドルクラス以上のクリエイターPCがおすすめです。

PC初心者や購入価格を抑えたい方は、エントリーモデルでも問題ありません。

また、ゲーミングPCはCPU性能が抑えられているため、購入価格を抑えることができます。

しかし、GPU性能はエントリーモデルのクリエイターPCより高いので、GPU性能を重視している方はゲーミングPCを選ぶのもおすすめです。

本記事で紹介したモデルを参考に、自身に適したパソコンを選びましょう。

クリエイターPCブランドのDIAVについて詳しく知りたい方は、「DAIVのおすすめPC マウスコンピューターのクリエイターPCブランドについて解説!」で解説しているので、合わせてご覧ください。

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