| ジャンル | TPSハイスピードロボットチームバトル |
| 対応機種 | プレイステーション4 |
| 発売日 | 2018年8月2日 |
| 開発元 | SEGA-AM2 |
| 発売元 | セガ・インタラクティブ |
| 公式サイト | http://ps4.borderbreak.com/ |
・スタミナ無しで完全無料プレイ可能
・マウス操作がデフォルトで対応
・マッチングが速い
・操作感がスピーディーで快適
・課金ガチャが細分化されていない
・ランクマッチ未実装
・既存ユーザーとの練度差
アーケードゲームで展開中のTPSロボットアクションゲーム『ボーダーブレイク』がPS4でついに登場。
リリース前から大きな反響を受け、リリース後は対戦の完成度の高さと爽快感が好評を得ている。
基本無料で、アーケード版ではありえない長時間プレイが可能。課金要素はあるものの最後にモノを言うのはプレイヤースキルであり、9年間の開発を経たゲームバランスは絶妙だ。
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筆者（ガンダムオンラインプレイヤー）の感想
カラーリングは有料だが好きなように機体をカスタマイズできる
筆者は数年前にアーケードでほんの少しだけ『ボーダーブレイク』を遊んだことがある程度の初心者だが、普段は『ボーダーブレイク』の影響を受けた『ガンダムオンライン』を遊んでいる。
そんな筆者が数時間遊んだところ、操作感は中々に良好だと感じられた。
PS4ソフトの中でマウスを直挿しして遊べるゲームというのは貴重で、ありがたい。
しかしパッドとマウスを両方使用するモンゴリアンスタイルだとやや手が痛いと感じることもあったので、パッドは固定しておくことをおすすめする。
ガチャの演出画面。中々欲しい武器やパーツが出ないので運要素高め。
ゲームの形態に関してはリリースされたばかりということもあり、ランクマッチが実装されていないなどやや物足りない感じがある。
また課金すればするほど強い武器や機体パーツが手に入りやすいので、完全無課金で遊ぶのは厳しいかもしれない。
買い切りのゲームよりは安いと割り切り、初期投資という意味でいくらか課金して遊ぶと快適に遊べるだろう。
操作方法・操作感について
ボーダーブレイクは最大10vs10のチームバトルゲームであり、4つの兵科から異なる役割を選び、兵科ごとに武器や機体パーツをカスタマイズして自分好みのマシンで戦うことができる。
アーケードでは専用のコントローラーとマウスで操作するが、今作はデュアルショック（ゲームパッド）のみで遊べる。
PS4はマウスの直挿しに対応しているため、マウスとゲームパッド（デュアルショック）のモンゴリアンスタイルでもプレイ可能。
コンバーター無しでマウスを使える点は評価できるが、デュアルショックは片手で扱うにはバランスが悪く感じてしまうのでパッドを固定する必要がある。
操作感は非常に快適。
ハイスピードロボットチームバトルと銘打つだけのことはあり、自機をスイスイと動かせる。
特に強襲機のダッシュ格闘や支援機の高速ステップを入り混ぜたショットガン武器は操作していて心地よい。
しかしブーストにクセがあり、ブーストゲージ関連やしゃがみキャンセルなどのテクニックは慣れが必要だろう。
初心者向けのテクニックやマウスについて解説しているので、ボーダーブレイク初心者は以下の記事にも目を通して欲しい。
課金要素・ガチャについて
課金購入画面。ガチャは1回200円でプレイできる。
ストーリーモード。クリアすると課金マネーも手に入る。
基本無料だがソーシャルゲームにありがちなスタミナは無く、好きなだけプレイし続けることができる。
同時に様々な特典やプレミアムパスが付属するパッケージ版（DLCで特典は購入可）も発売されており、課金プレイヤーと無課金プレイヤーではそこが大きな差となる。
課金面は機体パーツと武器を手に入れるためのガチャがあり、1回200円でプレイ可能だが、ゲーム内で手に入る代替マネーでもガチャを回すことができる。
マンスリープレミアムパスも存在しており、経験値や代替マネーの入手量が上がるなどの特典が用意されている。
最高レアリティは7％と高めに設定されている
ガチャの排出率も公表されており、最高レアリティは7%、次点のレアリティは18%なのでソーシャルゲームと比較するとかなり優しく感じる。
その分、武器の種類も多く機体パーツは部位に分かれているので目的の武器やパーツを狙うのは難しい。
また、排出が被ると武器を強化できる素材に変換される仕様になっているので、ガチャを引き切るという概念は無い。
ガチャを引かなくともレベル上昇によって機体パーツを獲得でき、それらでも十分戦えるので完全無課金でも遊べるだろう。
しかし課金によって生まれる差はどうしても存在する上、凸機体のように好きな戦法で遊びたいなら課金は必須。
とはいえ『ガンダムオンライン』ほど課金によって露骨に差が出るというわけではなく、特定の装備が必須という環境でもない。
マッチングについて
MVP表示。やはり課金プレイヤーが目立つ。
マッチングは非常に快適で、夜間なら十数秒でメンバーが揃うほど高速。サーバー不良でメンテナンスということもなく、いつでも問題なく遊べる。
そのかわり明らかにチーム内の強いプレイヤーと弱いプレイヤーがハッキリしている。
ランクマッチが未実装ということもあり、マッチングに使用するデータが無い稼働初期のゲームにはありがちなケースだ。
ただしレベルの高いプレイヤーは均等に分かれており、戦力差が大きすぎると感じた試合は少なかった。
PS4版ボーダーブレイクの総評
本拠点凸の様子。やはり初心者も多いからか成功しやすい。
・操作感がスピーディーで快適
・PS4のゲームでマウスが使える素晴らしさ
・課金は優しめだが目的の武器やパーツは手に入れにくい
・早めのランクマッチ実装を期待
ゲーム性は9年培った技術によって完成されており、熟練者と初心者が入り交じるマッチングでも楽しく感じられた。10VS10という人数のゲームシステムなので1人1人の役割をカバーすることができるのだろう。
なかでも本拠点への攻撃が決まったときにはゲームを自分でひっくり返したという大きなカタルシスを得ることができる。
リリース直後ながら完成度は高いので、アップデートを重ねてより楽しいゲームになってくれるはずだ。
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