Ryzenの評判まとめ 「やめとけ」と言われる噂は本当なのか?Ryzen搭載おすすめモデルについても紹介!
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「Ryzen」はAMD社が販売しているCPUで、比較的コスパが高いことで知られています。
しかし、「やめとけ」といった口コミを投稿しているユーザーもいるので、実際の性能が気になっている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、Ryzenの評判を徹底調査して解説しているため、新しくゲーミングPCの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。
手っ取り早くRyzen搭載のおすすめパソコンを知りたい方は、↓のリンクから該当箇所へジャンプできます!
・コスパ重視なら → 「NEXTGEAR JG-A5G60」
・格安ノートPCモデル → 「NEXTGEAR J6-A5G50GN-A」
・高性能なゲーミングPCなら → 「NEXTGEAR JG-A7G7S」
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのは、BTOショップと比べてコスパが悪いです。
家電量販店で買う際のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
目次
Ryzenの基本情報と特徴
Ryzenは、AMD社が販売しているCPUです。
AMD社は米国に本社を置く半導体製造会社で、CPUのシェア率はIntelに次いで世界2位の実績を有しています。
元々CPUはIntelの独占状態でしたが、AMD社がRyzenシリーズを発表したことで状況は一変しました。
Intel製のCPUとほぼ互角の性能を持ちながら、高いコストパフォーマンスを備えているため、近年ではRyzenのCPUを搭載したモデルが多く登場しています。
「Ryzenはやめとけ」という噂は本当?
- 一部のアプリと相性が悪い
- シングルコア性能でIntel製CPUに劣る
- 自作PCに組み込むのが難しい
「Ryzenはやめとけ」といわれている理由を上記にまとめました。
まず、市場に出ているアプリの多くはIntelに最適化されているので、RyzenのCPUでうまく動作しないことがあります。
ただ、この現象は稀なため、普通にゲームをプレイするだけならとくに気にする必要はありません。
また、シングルコア性能はIntelに劣るものの、マルチコア性能ではRyzenのCPUが優れています。
自作PCに組み込むのが難しいというデメリットはありますが、そもそも初心者ならBTOショップで組立済みのPCを購入すればまったく問題ありません。
Ryzenを使用して困ることは基本的にない
発売当初、Ryzenではソフトの相性問題などがあったものの、現在は基本的に問題ありません。
これは、Ryzenの知名度が上がり、各ソフトの開発者がRyzenのCPUでの動作も考慮して設計していることが関係しています。
とくに、Steamのサイトに記載がある推奨スペックなどでは、Intelと併せてRyzenのスペックも記載されているほどです。
ゲームはもちろん、クリエイター業務でも快適に動作するので、ぜひRyzen搭載PCも候補に入れてみてください。
Ryzenの悪い評判・口コミ
- 内臓GPUのないモデルが多数
- Intelと比べると、シングルコアの性能が低め
- 基本的にThunderboltのケーブルを差せない
Ryzenは、Intel製CPUと比較するとシングルコア性能の低さが目立ちます。
内臓GPUを搭載したモデルも少ないので、映像処理を快適に行うならグラボが必須です。
Thunderboltケーブルを差せないなど、Ryzenにはいくつか悪い評判があるため、以下で詳しくみていきましょう。
内臓GPUのないモデルが多数
RyzenのCPUでは、内臓GPUのないモデルがほとんどです。
内臓GPUとは、GPU機能の一部をCPUに内蔵したもので、グラボがなくてもある程度映像処理をこなせる特徴があります。
ただ、内臓GPUの性能は低く、PCゲームを快適にプレイするほどの性能は備えていません。
グラボさえ搭載していれば、内臓GPUの有無はそこまでパフォーマンスを左右しないので、あまり気にしすぎないようにしましょう。
Intelと比べると、シングルコアの性能が低め
RyzenのCPUは、Intel製のものに比べてシングルコア性能が低めです。
画像ではほぼ同程度の性能をもつ「Ryzen 5 4500」と「Intel Core i5 11400」を比較していますが、IntelのCPUのほうが優れていることがわかります。
なお、シングルコア性能は、あくまでコア1つあたりの処理能力を指しているので、必ずしもRyzenがIntelに劣っているわけではありません。
ゲームタイトルによっては、Ryzenのほうが快適にプレイできることもあります。
基本的にThunderboltのケーブルを差せない
RyzenのCPUでは、基本的にThunderboltのケーブルを差せません。
理由は、Thunderbolt自体がApple社とIntel社が共同で開発したもので、RyzenのCPUをサポートしていないためです。
とくに、現行のThunderbolt4は転送速度が速く、8Kの高解像度にも対応しています。
ただ、AMD社もThunderbolt4と同等の性能をもつ「USB4」対応のCPUを開発しているので、転送速度を重視するならUSB4もチェックしてみてください。
Ryzenの良い評判・口コミ
- Intelと比べると、コスパに優れる
- 高いマルチコア性能を発揮する
- グラフィック性能が優れている
Ryzenといえば、グラフィック性能の高さやコスパのよさが高い評価を受けています。
マルチコア性能にも優れているため、複数のソフトを快適に処理できるのが強みです。
以下で、良い評判を解説していくので、ぜひ参考にしてください。
Intelと比べると、コスパに優れる
CPU | Ryzen 5 4500 | Core i5 11400 |
---|---|---|
価格 | 13,200円 | 24,480円 |
※表内の金額は全て税込 ※2024年3月時点の価格
Ryzenは、Intelに比べてコスパに優れているのが特徴です。
ほぼ同性能の「Ryzen 5 4500」と「Core i5 11400」を比較したところ、価格に1万円以上もの差がありました。
今回はエントリーモデルで価格を比較しましたが、ミドルやハイエンドクラスでも総じてRyzenが安い傾向にあります。
コスパのよいゲーミングPCが欲しい方は、RyzenのCPUを搭載したモデルをチェックしてみてください。
高いマルチコア性能を発揮する
Ryzenは高いマルチコア性能を備えているので、クリエイターのお供に最適です。
上記は動画編集ソフトにおける動作速度を示しており、Intel製CPUよりも高いスコアを記録しています。
なお、マルチコア性能とは複数の処理を同時にこなす能力のことです。
PCを使用するうえで複数のソフトを同時に起動することはよくあるので、処理速度を重視するならマルチコア性能もチェックしておきましょう。
グラフィック性能が優れている
Ryzenは、高いグラフィック処理性能を備えていることで知られています。
とくに、Ryzen 8000Gシリーズは高性能GPUを内臓しているので、映像を速く美しく表現することが可能です。
なお、グラフィック性能の低いCPUでは、ゲームプレイやクリエイティブ業務を快適に行うことができません。
映像に関わる処理でストレスを感じたくないなら、グラフィック処理が優れているRyzenの使用を検討してみてください。
Ryzenのパソコンがおすすめなのはどんな人?
- コスパのよいGPUが欲しい人
- マルチコア性能を重視するクリエイター
- グラフィック処理を重視している人
- シングルコア性能を重視している人
- Thunderboltケーブルを使用したい人
- PCの使用目的がゲームメインの人
RyzenのCPUは、シングルコア性能を重視するゲーマーではなく、マルチコア性能を重視するクリエイター向けです。
複数のソフトを同時に処理する能力に長けているので、動画編集や3Dレンダリングなどを快適に処理できます。
転送速度の速いThunderbolt4ケーブルは使えないものの、同程度の性能をもつUSB4を使用すれば問題ありません。
コスパの高さでもRyzenが優れているので、高性能のPCをできる限り安い価格で手に入れたい方はRyzen搭載PCをチェックしてみてください。
Ryzenのおすすめモデル
ここからはRyzenのおすすめモデルについて、デスクトップPCを2台、ノートPCを1台を紹介します。
コスパに優れるゲーミングノートPCから高性能なデスクトップPCまで、用途やスペックの異なるモデルを紹介していきます。
コスパ重視なら「NEXTGEAR JG-A5G60」
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 16GB
ストレージ : 1TB SSD
- 格安価格で手に入る
- フルHDならほとんどのゲームを快適にプレイできる
- 1TBの大容量ストレージ搭載
- 4K設定ではフレームレートが落ちる可能性がある
- もっと高性能なモデルが存在する
「Ryzen 5 4500」を搭載した、ミドルロークラスのゲーミングPCです。
フルHDならほとんどのゲームを60fpsでプレイできるほか、軽いゲームなら4K設定でも十分快適に遊べます。
また、価格が12万円代で販売されているので、購入コストがそこまでかかりません。
コスパのよいゲーミングPCを求めている方は、ぜひチェックしてみてください。
高コスパゲーミングノートPCなら「NEXTGEAR-J6-A5G50GN-A」
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 16GB
ストレージ : 500GB NVMe SSD
モニター : 165Hz 16.0インチ
重量 : 2.29kg
バッテリー : 8.0 時間
- 価格が比較的安い
- 165Hz対応の高性能モニター
- 32GBの大容量メモリを搭載
- 4K解像度には非対応
- サイズが大きいので収納スペースが嵩張る
「Ryzen 5 7535HS」を搭載した、エントリーモデルのゲーミングノートPCです。
価格は安いながらも、ほとんどのゲームをフルHD60fpsの快適な画質でプレイできます。
また、165Hz対応の高性能モニターを搭載しているので、FPSや格ゲーなどで画質が乱れて不利になることはほとんどありません。
コスパのよいゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
高性能ゲーミングPCなら「NEXTGEAR JG-A7G7S」
グラフィック : RTX 4070 SUPER
メモリ : 16GB
ストレージ : 1TB SSD
- ほとんどのゲームを4Kで遊べる
- RyzenCPUを搭載している分価格が安い
- マルチコア性能も十分高い
- もっと高性能なモデルも存在する
- 4Kで遊ぶには高性能モニターが必須
「Ryzen 7 7700」を搭載した、ミドルハイクラスのゲーミングPCです。
ほとんどのゲームを4Kでプレイできる性能を備えているほか、配信などのマルチタスクもサクサクこなせます。
また、RyzenCPUを搭載しているので、ハイエンドグラボを搭載しているにもかかわらず価格がそこまで高くありません。
4Kでも遊べる高性能PCをできる安い価格で手に入れたい方におすすめです。
Ryzenの評判まとめ
RyzenのCPUは、マルチコア性能に優れており、Intelと比べると価格も安い傾向にあります。
シングルコア性能でIntelに劣っている分「やめとめ」という噂もありますが、必ずしもRyzenがIntelに劣っているとは限りません。
発売当初はソフトと相性が悪いことも多々ありましたが、現在ではほとんど気にせず使えます。
コスパのよいゲーミングPCが欲しい方は、RyzenCPUを搭載した本記事のおすすめモデルをチェックしてみてください。
以下の記事では「IntelとRyzenの違い」について詳しく紹介しているため、あわせてお読みください。