「Celeron やめとけ」という評判はある?基本性能や使い道は?おすすめモデルについても紹介!
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Celeron(セレロン)とは、アメリカの半導体メーカーとして有名なIntelが販売しているCPUブランドです。
多くのPCで使われているCore iシリーズよりもスペックは低いものの、価格が安い傾向にあります。
この記事ではCeleronの性能やおすすめの使い道について評判を調査しながら紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事はこんな悩みを抱えている人に向けて書いています。
手っ取り早くおすすめのパソコンを知りたい方は、↓のリンクから該当箇所へジャンプできます!
・格安ノートPC → 「Lenovo IdeaPad Slim 170i」
・格安デスクトップPC → 「MousePro CR-I1U01」
・コスパ良好モデル → 「MousePro LP-I1U01」
当サイトでは「IntelとRyzenの違い」についても詳しく解説しているため、あわせてお読みください。
Celeronの基本性能
メーカー | Intel |
最新モデルの価格 | 9,890円〜 |
特徴・性能 | 性能は控えめだが価格が安い |
おすすめできる人 | ネットサーフィンや事務作業など軽作業しかしない人 |
※価格参照元:価格.com
Celeronは、Core iシリーズのCPUで有名なIntelが販売しているCPUブランドです。
Core iシリーズに比べると性能は劣りますが、その分価格は安い傾向にあります。
Celeronは第12世代まで発売されていますが、最新モデルの「Celeron G6900」でも1万円前後しかかかりません。
したがって、ネットサーフィンや事務作業などの用途を目的としており、できる限り安いCPUが欲しい方にはおすすめです。
Celeronの悪い評判・口コミ
- マルチタスクを行うにはスペック不足
- 動画編集する場合は重い・時間がかかる
- CPUの寿命が短い
Celeronの悪い評判・口コミでは、とくに性能に対する物足りなさを嘆く声が目立ちます。
動画編集などの重い作業に加え、マルチタスクを処理するのはスペックの都合上かなり厳しいです。
以下では、Celeronの悪い評判を詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
マルチタスクを行うにはスペック不足
Celeronは、スレッド数が少ない傾向にあるため、マルチタスクを行うにはスペック不足との声が多くあがっています。
上記の画像では、ブラウザのタブを10個開くまでにかかった時間をまとめたものですが、実際にCore iシリーズやRyzenよりも遅いことがわかりました。
とくに、「Celeron 4205U」は74秒もかかっているので、ユーザーから苦情が出るのも無理はありません。
したがって、マルチタスクを予定している方は、別のCPUを検討しましょう。
動画編集する場合は重い・時間がかかる
Celeronは、動画編集などの映像処理には向きません。
読み込みに多くの時間がかかるため、それだけで作業時間を大幅にロスしてしまいます。
なお、Celeronが動画編集に向かないのは、画像や映像処理の負荷に耐えられないためです。
クリエイター業務を中心に行う方は、Intel Core iシリーズなど別のCPUを検討してください。
CPUの寿命が短い
Celeronは、CPUの寿命が短い傾向にあります。
ほかのPCが5割程度の使用率でカバーできる作業でも、Celeronは8割〜10割の使用率を必要するなど、多くの負荷が日常的にかかるためです。
以下の投稿では、家電量販店が各CPUの寿命をまとめた画像が載っていますが、Celeronは2〜3年しかもたないと記載されています。
何言うとんねん。 pic.twitter.com/0tJvAziEZy
— Anubis (@Anubis_369) April 6, 2024
ほとんどのPCの寿命が5年と言われているなかで、3年以内に寿命を迎えてしまうのは不便と言わざるを得ません。
長持ちするPCが欲しい方は、別のCPUを搭載した最新型のPCを購入しましょう。
Celeronの良い評判・口コミ
- 価格が非常に安く気軽に購入できる
- 省電力に優れバッテリーが長持ちする
- 軽作業なら十分対応できる
Celeronの良い評判・口コミとしては、価格の安さに満足している方が多い傾向にあります。
同じIntelのCore iシリーズより安いCPUが多いため、価格の安さを重視してPCを選んでいる方から好評です。
以下で詳しい内容を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
価格が非常に安く気軽に購入できる
んー11世代Celeron欲しいっすな🤔
— ( ੭ •8• )╮ =͟͟͞͞ʕ •́؈•̀ ₎Pブォン (@PiskeAndUsagi) March 30, 2023
WIN11使ったことないしそれにしても安い🤔
Celeronは、上記投稿のように「安いから買ってみようか?」と検討している方が多い傾向にあります。
実際、ネットサーフィンが目的であればPCのスペックは問われないので、安さ重視でCeleronを選んでいる方が多いようです。
なお、前述のとおり、Celeronは最新モデルでも1万円前後しかかからないので、PCの購入ハードルがそれほど高くありません。
Celeron搭載PCで安いモデルなら、5万円程度で購入できるモデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。
省電力に優れバッテリーが長持ちする
CeleronはほかのCPUと比較して省電力性に優れているので、バッテリーが長持ちする傾向があります。
省電力性は、TDP(熱設計電力:Thermal Design Power)の指標が低いほど優れているという見方ができますが、CeleronはそのTDPが比較的低いです。
上記は、性能の近しい2つのCPUのTDPを比較したものですが、「Intel Celeron G5905」が「Intel Core i3-10105」より省電力性に優れていることがわかります。
仮に1日10時間で1ヶ月使用した場合、「Intel Celeron G5905」は60円ほど安く利用できます(参考:電気代計算ツール)。
したがって、省電力性に優れているCPUが欲しい方は、Celeronをチェックしてみてください。
軽作業なら十分対応できる
先日ドスパラ中古にて購入。
— ♨️Yaz♨️ (@yaz_sensual) January 31, 2022
Celeron、4G、eMMC64G、Win10。
最低限のスペックだが、軽作業用途と割り切っての購入。どうも新品の店頭引き揚げ品の模様で、ピカピカだし、アルミ削り出し風ボディでカッコ良い。
そして値段がビックリの15k。
汎用旧機の代替機としては充分。#ドスパラでこれ買った pic.twitter.com/suevsLVob6
性能面で悪い評判が目立つCeleronですが、軽作業なら十分対応できます。
上記の投稿者も軽作業を目的にPCを購入し、満足している様子です。
ただし、動画編集やゲームなどは軽作業に入らないので、快適な動作は期待できません。
あくまでネットサーフィンや軽い事務作業を想定している方は、購入を検討してみてください。
Celeronの使い道のおすすめは?
- ネットサーフィン
- Officeソフトの使用
- ブラウザを1つしか開かないシングルタスク
- 動画編集などのクリエイター業務
- PCゲームのプレイ
- 複数ブラウザを同時に開くマルチタスク
Celeronは、ネットサーフィンやOfficeソフトの使用など、軽作業に向いています。
ブラウザを1つしか開かない軽い作業であれば、サクサク処理できるので、仕事をしていてストレスに感じることもほとんどありません。
ただし、動画編集などのクリエイター業務やPCゲームのプレイなど、負荷の高い処理には不向きです。
Celeronは用途さえ間違えなければ十分快適に利用できるので、まずはPCの利用目的を明確にしたうえで購入を検討してみてください。
Celeronのおすすめモデル
ここからは、Celeronを搭載したおすすめPCをご紹介します。
手頃な価格で手に入るモデルを中心にご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
格安ノートPCなら「Lenovo IdeaPad Slim 170i」
グラフィックス : CPU内蔵
メモリ : 8GB
ストレージ :256GB SSD
ディスプレイ :15.6型 FHD液晶
- 格安価格で手に入る
- 15.6型のフルHD対応液晶を搭載
- シンプルで洗練されたデザイン
- CPUスペックが低い
- マルチタスクには向かない
15.6型フルHD解像度対応の液晶を搭載した、シンプルなノートPCです。
5万円台の格安価格で購入できるため、PCの購入ハードルがそれほど高くありません。
CPUはエントリークラスの性能ですが、Officeソフトの使用やメールなど、軽度のビジネスタスクなら問題なくこなせます。
とにかく価格が安いPCが欲しい方はもちろん、使用頻度に低いサブPCが欲しい方におすすめです。
格安デスクトップPCなら「MousePro CR-I1U01」
グラフィックス : インテル UHD グラフィックス 610
メモリ : 8GB
ストレージ :256GB
- 約8万円の格安価格で手に入る
- 4Kサイズの画面出力にも対応している
- ポートが多くビジネス利用に最適
- マルチタスクには向かない
- スペックは現行モデルでも低い部類に入る
「Celeron プロセッサー 4205U」を搭載した、エントリークラスのデスクトップPCです。
約8万円の格安価格で手に入るので、コストを最小限に抑えながら作業環境を整えられます。
マルチタスクや負荷の高い処理には不向きですが、一般的な事務作業や動画視聴程度であれば問題ありません。
在宅ワーク用にできる限り安いデスクトップPCが欲しい方におすすめです。
パフォーマンス重視なら「MousePro LP-I1U01」
グラフィックス : インテル UHD グラフィックス 710
メモリ : 8GB
ストレージ :256GB
- Celeron最新のG6900プロセッサーを搭載
- 排熱設計に優れている
- 事務作業をサクサク処理できる
- 負荷の重い業務には不向き
- マルチタスクはこなせない
「Celeron プロセッサー G6900」を搭載した、コスパのよいデスクトップPCです。
Celeronプロセッサーのなかでは高性能なCPUを搭載しているので、事務作業程度ならサクサク処理できます。
また、価格も約10万円で販売されているため、ほかのPCに比べれば決して高くありません。
購入コストは抑えつつ、処理能力もある程度担保したい方におすすめのモデルです。
Celeronの評判まとめ
- Celeronは価格の安さが魅力
- Celeronは動画編集・3Dゲームなど負荷の重い用途には不向き
- Celeronは軽作業中心の方におすすめ
Celeronは、ネットサーフィンや事務作業など、軽作業を目的としている方におすすめのCPUです。
ほかのCPUを搭載したPCよりも価格を抑えられるため、負担を軽減しながら作業環境を整えられます。
ただし、性能面では悪い評判も目立つので、負荷の重い動画編集などを予定している方にはおすすめしません。
Celeron搭載PCを購入する際は、PCを使用する目的を明確にしたうえで、検討してみてください。
当サイトでは「IntelとRyzenの違い」についても詳しく解説しているため、あわせてお読みください。