
『SEKIRO』おすすめゲーミングPC | 「60fps」「144fps」で遊べるPC版の推奨スペックを紹介
『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(隻狼)』は2019年3月22日に発売されたフロム・ソフトウェアのアクションアドベンチャーゲームで、世界最大のゲームアワード「The Game Awards 2019」でゲームオブザイヤーを受賞、発売から約1年半で売り上げは500万本を突破するなど国内外で高い評価を受けた大傑作です(メタスコアは90点、弊誌レビューでは9点と絶賛)。
この記事を読んで欲しい人は以下のリストのうちどれか1つでも当てはまる人です。
- 『SEKIRO』を遊ぶのに必要なPCスペックを知りたい
- 『SEKIRO』のPC版とPS4版の差を知りたい
- 『SEKIRO』でMODを使って遊びたい
この記事では「『SEKIRO』をPC版でプレイするメリット」と「おすすめゲーミングPC」を紹介します。
「めんどくさい説明は省いて『SEKIRO』におすすめなゲーミングPCだけ手っ取りばやく見たい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・安定60fpsで遊びたい → 「マグネイト MH」
・安定144fpsで遊びたい → 「ガレリアXA7C-R36T」
・最高の環境で遊びたい → 「ガレリア XA7C-R47T」
・ゲーミングノートPC → 「ガレリア XL7C-R45」
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのは、BTOショップと比べてコスパが悪いです。
家電量販店で買う際のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
目次
『SEKIRO』おすすめゲーミングPC
今回紹介しているゲーミングPCは全てBTOショップ『ドスパラ』のネット通販で購入できます。
ドスパラの特徴である「カスタマイズしたパソコンも最短翌日出荷 + 48回分割払いが無料」は最高の魅力です。お金を払ったらすぐにでもゲーミングPCが欲しい我々にとってかなり嬉しいポイントです。
ドスパラでゲーミングPCを購入する手順や支払い方法はこちらで解説しています。買うゲーミングPCを決めたらこの記事を参考にしてください。
RTX30シリーズ搭載ゲーミングPCは発売当初、需要が高すぎるせいで供給不足という状況が続いていました。
5月現在、最近は仮想通貨の暴落に伴ってGPUを使ったマイニング需要が減ってパーツに余裕ができ、一時期は一週間以上かかっていたマウスコンピューター製品出荷日が「翌日」や「3日後」になるなど、一時と比べれば明らかに早くなっているのがわかります。
それに伴ってPCの値段も下降傾向にあり、もともとゲーミングPCを欲しかった人たちにとってはかなり手を出しやすい状況になりました。
そうはいってもいつどういう要因で値上げがあるのかわからないのがPCの世界ですから、購入希望者は早めに買っておくことをおすすめします。
この記事で紹介しているゲーミングPCは出荷日が翌日~3日のものを中心にチョイスしています。
『SEKIRO』を60fpsでプレイしたいなら「マグネイト MH」がおすすめ
- 手頃なゲーミングPC
- フルHD最高設定で60fps
- 設定を多少下げれば重いMODも安定
- AAAタイトルではパワー不足になりがち
価格を抑えて快適に遊びたいなら「マグネイト MH」がいいでしょう。『SEKIRO』に限らず、重めの最新ゲームでも多少設定を下げればフルHDで60fps以上出せます。
欠点としては、将来性を考えると微妙かもしれません。
このスペックだと来年再来年の最新ゲームが出た場合、パワー不足になる可能性もあります。
それでも、価格を抑えたミドルクラスの性能のPCという点では、「マグネイト MH」は優れた選択肢です。
『SEKIRO』を144fpsで遊びたいなら「ガレリアXA7C-R36T」がおすすめ

グラフィック : RTX 3060 Ti 8GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- コスパ最高のゲーミングPC
- 4Kでも設定を下げれば60fps以上安定
- どんなMODをいれても最高設定で144fpsを出せる
- 最新ゲームの4K最高設定は厳しい
今のゲームを最高設定でプレイしたい!未来のゲームも最高設定でプレイしたい!という人には「ガレリア XA7C-R36T」がおすすめです。
4Kでも設定を下げれば60fps以上出せますし、『SEKIRO』に関しては最高設定でも安定して144fpsは出ます。
「マグネイト MH」でもフルHDで快適にプレイできますが、144fps以上を安定して出すのは難しいです。「ガレリア XA7C-R36T
」ならフルHD最高設定で144fps前後出せるので、予算をもう少し上乗せできるのなら「ガレリア XA7C-R36T
」一択ですね。
全てにおいて最高を求めるなら「ガレリア XA7C-R47T」がおすすめ

グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 4K最高設定でも60fps安定
- 4K動画編集も余裕。クリエイティブな用途にも最適
- MOD入れまくりでも問題ない
- 値段が高い
- 4K最高設定でプレイする人以外にはオーバースペック
「ガレリア XA7C-R47T」は現状最高クラスの性能のPCです。これならほぼすべてのゲームを4K最高設定でプレイできます。
ゲーム以外にも、4K動画編集やAfterEffectsなどのクリエイティブな作業も難なくこなすことができます。
はっきりいって、『SEKIRO』を遊びたいだけならオーバースペックです。予算に余裕がある人向けですが、このスペックなら次世代まで持ちますし、何をするにも楽です。
ゲーミングノートPCを選ぶなら144Hz液晶搭載 + 高性能GPU のモデルがおすすめ
この記事ではデスクトップゲーミングPCをメインにおすすめしてきましたが、「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ノートPCはデスクトップPCと比べて性能が低いイメージがありますが、最近のゲーミングノートPCは「高性能GPU + 144Hz液晶搭載」のものが増えてきてるので、そのような機種を選べばデスクトップゲーミングPCと遜色なく快適にゲームを遊ぶことができます。
「おすすめのゲーミングノートPCの選び方はこの記事」にまとめてあります。

グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
- 144fps~240fpsで最新ゲームを楽しめる
- メモリが充実の16GB
- マウスやキーボードを揃えなくていい
- 144Hzの液晶対応
- PS5を遥かに上回る性能
- デフォルト構成のストレージ容量が少なめ
「ガレリア XL7C-R45」は並のデスクトップPCをはるかに上回るハイスペックかつ、ゲーミングノートPCの中では比較的軽量なので持ち運びも可能な最強ゲーミングノートPCの一つです。
「ガレリア XL7C-R45」はハイエンド級の性能でありながらコストパフォーマンスは非常に高く、「性能・価格」全てのバランスがパーフェクトなゲーミングノートPCです。
『SEKIRO』推奨スペック・最低必要スペック
CPU | Intel Core i3-2100 | AMD FX-6300 |
メモリ | 4 GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 760 | AMD Radeon HD 7950 |
容量 | 25 GB以上 |
こちらは『SEKIRO』公式の「最低必要スペック」です。
「30fps出れば満足」といったレベルのスペックなので、これでは『SEKIRO』をPCでプレイする意味がありません。
CPU | Intel Core i5-2500K | AMD Ryzen 5 1400 |
メモリ | 8 GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 970 | AMD Radeon RX 570 |
容量 | 25 GB以上 |
こちらは『SEKIRO』公式の「推奨スペック」です。
『SEKIRO』はPC版への最適化に成功しており、この推奨スペック通りにGTX 970で60fpsを維持できます。
要するに、今売られている新品のいわゆる「ゲーミングPC」であればほとんどのものは『SEKIRO』を60fpsでプレイできるということです。
ただし、ゲームプレイ中に他にブラウザやアプリを開くなどといった作業をしていると当然フレームレートは落ちます。
また、MODを使うことを考えると少し物足りないかもしれません。
この推奨スペックそのままでも普通にプレイできますが、より性能の良いゲーミングPCを買うのが無難です。
『SEKIRO』比較 PS4版とPC版はどっちがいい?
『SEKIRO』はフロム・ソフトウェアらしい非常にシビアな死にゲーで、一瞬のスキが命取りになります。
現在はPC版とPS4版が発売されていますが、どっちのバージョンがいいのか迷いますよね。
結論から言うと、断然PC版をおすすめします。
PC版をおすすめする理由は、PS4版では体験できない「高画質のグラフィック」や「高フレームレートでのゲームプレイ」、「遊びの幅が広がるMOD」などがあるからです。
「アクションゲームはフレームレートが高くて安定していたほうがプレイしやすい」という点は共通認識だと思うのですが、『SEKIRO』のPC版とPS4版はどのくらい違うのか、今回はさまざまな視点から比較してみましょう。
PC版『SEKIRO』でしか使えないユニークなMOD
『SEKIRO』は人気ゲームだけあってMODの制作も盛んに行われており、さまざまなタイプの改造が存在します。ここではその一部だけを紹介します。
Sekiro Mod Engine
「Nexus Mods」内で配布されているMODは、「Sekiro Mod Engine」導入が必須のものがほとんどです。
「Sekiro Mod Engine」の導入は非常に簡単です。
Nexus Mods内のSekiro Mod Engineのページにアクセスします。
「FILES」をクリックするとダウンロードボタンが出ますので、「MANUAL DOWNROAD」をクリックします。

ダウンロードしたSekiro Mod Engineのファイルを解凍します。
解凍したファイルの中の「dinput8.dll」と「modengine.ini」の2つのファイルをコピーします。
コピーした2つのファイルを『SEKIRO』本体がダウンロードされているローカルファイルにペーストします。(Sekiro.exeと同じ場所のファイル内)
同じローカルファイル内に「mods」というフォルダを作成します。
これで導入は完了です。
DLページ: Nexus mods
SEKIRO ZERO
『SEKIRO』を横スクロールアクションゲーム『Katana ZERO』風に改造するMODです。
『Katana ZERO』でも登場したクロノスを用いて時間の流れを操れるようになります。
敵を一撃で倒す事が可能になりますが、反対に敵の攻撃を一撃受けただけで絶命してしまいます。
『SEKIRO』本編には無い、時を操作してバサバサと敵を仕留めていく快感を体験したい方におすすめです。
DLページ: Nexus mods
SEKIRO ONLINE
『SEKIRO』にCo-op・PvPモードを追加し、『ダークソウル』に近いオンライン機能を追加するMODです。
最大6人までのプレイヤーと同時に遊べ、Co-opモードでは強敵のボス戦で共闘できるようになり、ゲームの難易度はぐっと下がります。
ボス戦が難しくてクリアできない方もこのMODを使用して共闘することによって、クリアできるようになるかもしれません。
PvPモードではソウルシリーズ伝統の「侵入」のようなプレイが楽しめるようになります。
PVEはまだバグが多く修正も間に合っていないようなので、『SEKIRO』のシステムで友人と対戦してみたい方にこそおすすめのMODです。
DLページ: Nexus mods
トーマスMOD
ボスとして登場する「白蛇」を「きかんしゃトーマス」の主人公「トーマス」に変更するMODです。
汽笛もみごとに再現されており、汽笛を鳴らしながら迫り狂うトーマスはシュールを飛び越えて、恐怖さえ感じます。
DLページ: Nexus mods
コントローラー表示をDUALSHOCK 4に変更するMOD
『SEKIRO』のUIは標準ではXBOXコントローラー表示ですが、PS4コントローラー表示に変更するMODです。
DLページ: Nexus mods
他にもPC版でしか使えないさまざまな『SEKIRO』MODがあるので、詳しく知りたい方はPC版『SEKIRO』を買った後に以下の記事をチェックしてみてください。
『SEKIRO』PC版とPS4版のフレームレート比較
『SEKIRO』はPS4版だと可変30~60fpsなので、安定してフレームレートが出ません。
安定して60fpsが出ている場面はほとんど無く、不安定なフレームレートでゲームをプレイする為、快適とは言えません。
一方PC版では常時60fpsでゲームをプレイする事ができる為、カクつくことなく快適なゲームプレイが可能です。
負けられない緊迫したボス戦でフレームレートが安定しないと、一瞬の遅れが命取りとなります。
更に、PC版ではMODを使用する事で、上限60fpsのフレームレートを限界突破してさらに向上させることができます。 これにより、144Hzや240Hzのゲーミングモニターではゲームの動きが更に滑らかになり、よりプレイしやすくなります。
使用するMODは「Sekiro Fps Unlock And More」です。
DLページ: Nexus mods
このMODを導入することで フレームレートの制限解除・解像度変更・FOV(Field of View)の変更・ボーダーレスウィンドウへの変更が可能になります。

フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
『SEKIRO』PC版はPS4版ではできないグラフィック設定が可能
PS4版ではグラフィックの設定が出来ない一方、PC版では画質設定によってPS4版よりも高画質で『SEKIRO』をプレイする事ができます。
以下でPC版の最低画質設定と最高画質の差を比べてみます。


低画質だと足元の影の表現が簡素化されていますが、最高画質ですと影の明暗や形が自然に表現できています。
また、左奥の草も低画質は最高画質よりも量が少ないことが分かります。
PC版では自分のPC環境に合わせた画質設定ができるため、フレームレートとグラフィックのバランスを保ってゲームをプレイする事が可能です。
『SEKIRO』のロード時間は圧倒的にPC版が短い!
PC版はSSDの力でロードの時間がPS版に比べて早くなります。
『SEKIRO』のような死にゲーでロードが長いとストレスがたまりやすいので、ここは必ずSSD搭載PCを使ったほうがいいでしょう。
もちろん、PS4でも換装作業を行えば内臓SSDを使うことができるのですが、わざわざそんな手間とお金をかけるなら最初からゲーミングPCを買ったほうが楽です。
『SEKIRO』おすすめBTOパソコンおさらい
この記事で紹介したゲーミングPCをまとめました。
・PS4以上の環境で『SEKIRO』を遊びたい → 「マグネイト MH」
・144fpsで遊びたい → 「ガレリア XA7C-R36T」
・最高の環境で遊びたい →「ガレリア XA7C-R47T」
・ゲーミングノートPC → 「ガレリア XL7C-R36H」
この記事を参考にすれば魔境・葦名も怖くない!
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
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