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eスポーツ賞金ランキング

eスポーツ賞金ランキング!ゲームの世界大会と海外・日本人プロゲーマーの獲得賞金を紹介【2024年】

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現在、eスポーツは世界各地で大きな盛り上がりを見せています。

昨今は日本でもeスポーツが流行りつつありますが、「世界的に人気のあるタイトル」や「プロゲーマーの賞金ランキング」を通して、世界のeスポーツと日本のeスポーツの違いを解説します。

「人気eスポーツ競技」「プロゲーマーの賞金ランキング」「日本人賞金ランキング」など、さまざまな側面からeスポーツの現状を見ていきましょう。

ちなみに、「eスポーツ」に採用されているゲームに触れてみたいなら絶対に必要なゲーミングPCは以下の記事で紹介しています。

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海外プロゲーマー賞金ランキング

海外プロゲーマーeスポーツ賞金ランキング

続いて海外プロゲーマーの賞金ランキングです。どんな大会で賞金を獲得しているのか、どんな人物なのかを解説していきます。

世界1位 N0tail

獲得賞金7億4,000万円

  • 世界No1プロゲーマー
  • チームOGのキャプテン
  • 史上もっとも成功を収めたeスポーツプレイヤー

eスポーツ世界賞金ランキング1位はデンマーク出身のN0tail選手です。

N0tailは『Dota2』でOGというチームのキャプテンを務めています。彼は20代にしてもっとも成功を収めている最強のeスポーツプレイヤーと言えるでしょう。

OGは2015年の設立以来さまざまな波乱万丈の末、「The International 2018」と「The International 2019」で連覇。

「The International」が年を追うごとにeスポーツ大会最高賞金総額を更新し続けていることを考えれば、N0tailが世界で最も稼ぐプロゲーマーに位置することは当然の結果です。

世界2位 JerAx

獲得賞金6億9,000万円

  • チームキャプテンも経験するOGプレイヤー
  • 数々のチームに所属
  • 2020年1月に引退

JerAx選手はN0tail選手と同じOGに所属していた『Dota2』のプレイヤーです。

JerAxはOG以外にも様々なチームに所属していた経験があり、フィンランドで結成されたチームではキャプテンも務めていました。

最もチームが不安定で結果も出ていなかった2016年にOGに加入して一流チームに引き上げた立役者であり、2019年に公式大会The Internationalで連続優勝を果たした翌年の1月に引退してしまった伝説のプレイヤーです。

世界3位 ana

獲得賞金6億4,000万円

  • 『Dota2』のオーストラリアのプレイヤー
  • The International 8のMVP
  • チームを連覇に導いた神童

ana選手はOGの中で最も若いオーストラリアのeスポーツ選手になります。

2016年にOGに所属、その後2018年・2019年のThe Internationalで優勝をしました。The Internationalの2連覇は『Dota2』の歴史史上初であり、anaこそOGをその快挙に導いた一因であると言えます。

世界4位 Ceb

獲得賞金6億円

  • フランスの『Dota2』プレイヤー
  • 苦い経験を乗り越えトッププレイヤーに
  • コーチとしても活躍

Ceb選手はフランスの『Dota2』プロプレイヤーです。OGのメンバーとして史上初の2連覇を達成しました。

OGに所属する前の初公式戦では思うような結果が出せず、2015年のThe Internationalも出場の資格すら与えられませんでした。

このような苦い経験も乗り越え今ではトッププレイヤーとしての活動のみならず、若い選手の育成を目的としたコーチとしても活躍中です。

世界5位 Topson

獲得賞金5億8,000万円

  • フィンランドのトッププレイヤー
  • 様々な経験を経てOGに所属
  • 2019年大会ではMVPにも選出

Topson選手はフィンランドの『Dota2』プレイヤーで、2018年にOGに所属。上の4人と比べ少し遅い加入となりました。

それまではロシアのeスポーツ組織に所属していたり、主な活動は動画配信を行ったりしていたストリーマーでした。

そんな彼はOGとして参加したThe International 2019年では大会のMVPに選出され、チームの連覇に大きく貢献した1人です。

日本人プロゲーマー賞金ランキング

日本人プロゲーマーeスポーツ賞金ランキング

最後に日本人プロゲーマーの賞金ランキングです。世界のプロゲーマーと比べてどんな特徴があるか見ていきましょう。

日本1位 ふぇぐ

獲得賞金1億円

  • 日本人賞金ランキング1位の若手プロプレイヤー
  • 『Shadowverse』世界大会で優勝賞金1億円獲得
  • 一回の優勝で世界92位にランクイン

日本人賞金ランキング1位はふぇぐ選手です。

『Shadowverse』の世界大会で優勝し、1億円を獲得して一躍トッププレイヤーに躍り出ました。

両親や友達から反対をされながらも大学生からプロゲーマーに転身したふぇぐ選手は、まだまだ環境が整っていない日本のeスポーツ市場という中でこれからの活躍が期待されている選手です。

日本2位 翔

獲得賞金約5800万円

  • ストリートファイター6で大きく注目を浴びている強豪選手
  • 優勝金額40万ドル(5800万円相当)の大会にて優勝

翔(かける)選手はストリートファイターシリーズでは知る人ぞ知る強豪選手ではありましたが、あまり表舞台にたった活躍はありませんでした。

ですが、最新作である『ストリートファイター6』では「JP」というキャラクター使いの中でもトップクラスの強さを誇り、あらゆる大会にて上位の成績をおさめる選手として目立っていきました。

2023年8月のサウジアラビアにて行われた「Games8」と呼ばれる招待制の大会では見事各国の強豪たちを倒し優勝賞金40万ドル(約5800万円)の賞金を手に入れることになりました。

まだまだこれからも『ストリートファイター6』で活躍が期待できること間違いない選手です。

日本3位 ときど

獲得賞金5400万円

  • あらゆる格ゲーで大活躍する東大卒プロゲーマー
  • 中学生時代から格ゲー界で活躍するベテラン
  • 多くのスポンサーからCM起用されるスタープレイヤー

日本人賞金ランキング2位、世界ランキング241位が「格ゲー5神」ときどです。

ときど選手は麻布中高→東京大学卒業→東京大学大学院を中退してプロゲーマーに転身した生粋のエリートで、さまざまな種目の格ゲー大会で上位に入賞するマルチプレイヤーです。

これほどまでにマルチな才能を持ったプレイヤーは世界的にもときど以外存在しないレベルでしたが、近年は一つの種目に絞らないと本当の最強になれないことを悟り、『ストリートファイターV』一本に絞ってからは数多くの国際大会で優勝しています。

賞金という観点で見ればときどのハイライトは2018年にアメリカで行われた「ELEAGUE」で獲得した1,600万円ですが、世界中にときどを「最強」だと認めさせたのは2017年にアメリカでPunkに勝利して優勝した「EVO」(賞金は400万円)でしょう。

格ゲー業界で最もストイックなプレイヤーとしても知られ、国内外で大きな人気を博するスター選手です。

日本4位 梅原大吾(ウメハラ)

獲得賞金2,600万円

  • 格ゲー史上最強のプレイヤー
  • 格ゲー史上最も人気のあるプレイヤー
  • アラフォーにして『ストリートファイターV』現役最強の一角

日本人賞金ランキング3位、世界ランキング625位がウメハラこと梅原大吾になります。

ウメハラは格ゲー創成期からカプコンの格ゲーを中心にプレイし続けているスター選手で、「日本で最初のプロゲーマー」と言われています。

ウメハラがいなければ日本の格ゲー業界にプロゲーマー文化が根付かなかったと言われているほどで、影響力では日本随一で、国際的なカリスマプレイヤーです。

大会賞金より講演や出版で稼いでいる印象がありますが、かといってeスポーツの一線から引いたわけでは全くなく、好不調の波はあれど『ストリートファイターIV』『ストリートファイターV』を通して10年以上常に最強クラスであり続けるところが驚きです。

新しい技術を吸収するのにも貪欲で、日本人としてはいちはやくアーケードスティックから理論値最強の「HitBox」という特殊なコントローラーに切り替えました。

日本5位 glory

獲得賞金2,500万円

  • 2020年『ハースストーン』世界大会チャンピオン
  • 日本人世界王者はgloryが初めて
  • ふぇぐと並ぶカードゲーム業界の雄

日本人賞金ランキング4位、世界ランキング634位が2020年ハースストーン世界大会王者gloryです。

日本人HSプレイヤーにとって悲願だった世界大会優勝を果たしたgloryは、他のプロゲーマーと比べて名前が知られているわけではありませんが、今後も継続的な活躍が期待できる堅実な実力派です。

【最新】eスポーツ賞金ランキング(ゲームタイトル別)

【最新】eスポーツ賞金ランキング

はじめに、ゲームタイトル別にeスポーツ賞金ランキングを紹介していきます。

今までに開催された大会数と賞金総額や競技シーンの魅力、人気の背景を解説していきます。

by:Esports Earnings

1位『Dota 2』

大会賞金総額245億円(1481大会)

  • 世界最大規模の賞金がかかったeスポーツ
  • 年に1度行われる公式大会『The International』
  • プレイヤーの課金が支える賞金システム

世界ランキング1位のeスポーツは不動の『Dota 2』です。チームで拠点を取り合い競うMOBAというジャンルで、世界最大の賞金総額がかかっています。

中でも年に1度開かれる公式大会の『The International』では歴代のeスポーツ大会で最も高額の30億円の賞金がかかった超巨大な大会も開催されています。

この賞金はDotaプレイヤーが支えている部分が非常に多く、キャラクターの見た目を変えるスキンアイテムを課金することによって、プレイヤーの課金額が大会の賞金額になっています。

2位『Counter-Strike: Global Offensive (CS: GO)』

大会賞金総額116億円(5459大会)

  • Valveによる『Dota2』に次ぐ規模のタイトル
  • 国際eスポーツ大会WESGで開催されるトーナメント
  • デンマークの選手が活躍

『CS: GO』は『Dota2』を開発したValveによるタイトルで、eスポーツの賞金ランキングも2位と『Dota2』に次ぐ規模の大きさとなっています。

eスポーツの大会では上海を拠点とするワールドエレクトリックスポーツゲーム(WESG)が主流な大会で、1億円以上の賞金がかけられています。
WESGはオリンピックと関係があり、国の誇りを大切にし、チームは同国籍で作られています。

そのため『Counter-Strike: Global Offensive』の賞金獲得ランキングでは上位5人がデンマーク人であり、彼らはAstralisというチームに所属しています。

3位『Fortnite』

大会賞金総額106億円(673大会)

  • 優勝賞金3億円の世界大会
  • トッププレイヤーには16歳も
  • 世界で最も人気のあるバトルロイヤルゲーム

『Fortnite』の開発元であるEpic Gamesは2018年の総収益2500億円のうち100億円をeスポーツのために使用し、公式大会であるFortnite World Cupをアメリカのニューヨークで開催しました。

2019年のFortnite World Cupでは世界のトッププレイヤーである16歳の少年が3億円の賞金を獲得しています。

決勝大会が目玉なのは間違いないですが、多くのファンを集客するためにユーザー参加型のイベントも開かれていて、ゲームを再現したアトラクションや有名YouTuberとの撮影会もこのイベントの売りの1つです。

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4位『League of Legends』

大会賞金総額87億円(2491大会)

  • 中国、韓国の選手が活躍
  • 大会はヨーロッパ3カ国を横断
  • 大会外のイベントも盛りだくさん

『League of Legends』のトップ3カ国は韓国、中国、台湾となっていて、その中でも韓国と中国のプレイヤーがトップ100をほとんどを占めています。

そんな中、、World Championshipの2019年はヨーロッパで開かれ、ドイツのベルリンでリーグ戦、スペインのマドリードで準々決勝・準決勝、そしてフランスのパリで決勝といった3カ国の横断が行われた大会となりました。

大会集客のためにゲームのグッズショップや軽食販売、また『League of Legends』のキャラクターになりきったコスプレイヤーがたくさんおり撮影することもできるため注目のイベントになっています。

5位『スタークラフト2』

大会賞金総額36億円(6062大会)

  • 韓国人一強のeスポーツタイトル
  • ノルウェーやフィンランドといった北欧も強豪
  • 賞金ランキング1位はフィンランド人

『スタークラフト2』の有名大会であるWorld Championship Series(WCS)はリリースされた2年後の2012年から開催されていますが、2018年までは韓国がとても強く、トッププレイヤーは韓国がほぼ独占していて国技とも呼ばれているほどでした。

しかし、その2018年のWCSでは今まで決勝戦にすら行けなかった韓国人以外の選手が優勝するという、歴史を塗り替えたプレイヤーがいました。
その選手こそフィンランドのSerral。今では『スタークラフト2』の賞金ランキング1位の選手となっています。

日本eスポーツ高額賞金大会

日本eスポーツ大会賞金ランキング

次に、日本におけるeスポーツ大会のうち、高額賞金大会を紹介していきます。

世界と比べてeスポーツ大会の日本国内開催はまだまだ少ないですが、高額の賞金がかかった大会もいくつか開催されていて、魅力的な競技シーンも存在しています。

ストリートファイター6

大会賞金総額200万ドル(約2億4千万円)

シリーズ最新作の「ストリートファイター6」では「CAPCOM Pro Tour 2023」の大会にて優勝賞金総額が200万ドル、優勝金額が100万ドルとなるトップクラスの賞金額となりました。

具体的には国内だけではなく、世界各国からの参加者もいる大会となっています。

2023年のカプコンカップでは台湾のUMAというジュリ使いのプレイヤーが優勝し、100万ドルを獲得しています。

また、2024年のカプコンカップでも引き続き優勝賞金は100万ドルということが発表されています。

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Shadowverse World Grand Prix 2019

大会賞金総額1億4,000万円

『Shadowverse』は日本のゲーム会社Cygamesが開発したゲームで、国内で世界大会が開催されるeスポーツ競技でもあります。

『Shadowverse』世界大会World Grand Prixの2019年では決勝トーナメント出場者8名のうち、3名が日本人といった展開となりました。

決勝戦では日本人のjupi選手と台湾人のsasamumu選手との一騎打ちとなり、優勝賞金の1億1,000万円を手にしたのはsasamumu選手でした。

モンストグランプリ2019 アジアチャンピオンシップ

大会賞金総額1億円

モンストグランプリは国内で人気のスマートフォンアプリ『モンスターストライク』を使った大会になります。普段は対人戦ではなくダンジョンをクリアしていくゲームですが、ステージのクリアタイムを競っていくeスポーツらしい対人戦形式になっています。

モンストグランプリでは日本各地の予選を勝ち抜いた8チームと台湾・香港から1チームずつの計10チームで戦っていきます。

『モンスターストライク』のイベント内で行われたモンストグランプリでは1.5万人の観客の元、とても大きな盛り上がりを見せ見事日本人チームの選手が優勝賞金4,000万円を獲得しました。

Teppen World Championship 2019

大会賞金総額5,000万円

『Teeppen』は国内のゲーム会社ガンホーとカプコンが共同開発して作ったゲームで、2019年には東京で世界大会が開催されました。アメリカ・EU・アジアパシフィック・日本で行われた予選から勝ち抜いて出場できる決勝大会は無料で観戦可能でした。

日本の予選大会では決勝大会に進出する上位3名には一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)から認定のプロライセンスを与えられ正式に『Teppen』のプロ選手として決勝大会を戦いました。

優勝は台湾の台灣最後守護者選手が勝ち取り、優勝賞金3,000万円を獲得し『Teppen』最強プレイヤーとなりました。

League of Legends Japan League 2019

大会賞金総額2,700万円

eスポーツ世界ランキングでも紹介したPCゲーム『League of Legends』の大会が日本でも開催され、ライアットゲームズ・よしもとクリエイティブエージェンシー・プレイブレーンの3社による共同で運営されています。

会場はよしもとクリエイティブエージェンシーが提供するヨシモト∞ホールを使用し、動画配信プラットフォームTwitchで無料配信をするなど盛り上がりを見せました。

現地で試合中の選手の迫力あるシーンや関連グッズの販売、ファンミーティングなどのコンテンツも満載でeスポーツの応援を楽しむことができます。

荒野CHAMPIONSHIP-王者の絆

大会賞金総額2,500万円

大人気スマホバトルロイヤルゲーム『荒野行動』のeスポーツ大会で、2020年はオンラインによる開催となり選手は自宅からの参加となりました。

東日本と西日本の予選から勝ち抜いた20チームが決勝大会の進出となり優勝賞金の1,000万円を目指します。

大会は『荒野行動』で有名な実力派プレイヤーによるリプレイ動画を使った試合の徹底分析を行うなど、eスポーツらしい演出が光った大会でした。

eスポーツ賞金ランキングまとめ

eスポーツ賞金ランキング まとめ

ここまで世界と日本のeスポーツ規模の違いについて見てきました。

まず一つ言えるのは、大会の賞金額や選手層は顕著に違います。この原因としては直接的には日本のゲームと賞金に関する法制度がまだ整っていないという事実が挙げられます。

また最大の原因として、歴史のあるeスポーツ大会はほとんどがPCゲームであり、日本ではゲーミングPCの普及率がまだまだ低いというのも大きいです。

とはいえ、最近では日本でも億単位の賞金がかかった大会が開催されたり、プロ選手が増えていったりとここ数年で急成長している日本のeスポーツ市場には期待が高まっています。

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