日本屈指の人気プロゲーミングチームで、「CRカップ」の主催としても有名な「Crazy Raccoon(クレイジーラクーン)」とBTOショップ「ドスパラ」のコラボゲーミングPCが2021年8月18日に発売されました。
名義貸しのようなコラボPCではなく、PCケースからスペックまで完全にCR仕様のオリジナルモデルとなっているため、Crazy RaccoonファンはもちろんこれからPCゲームの世界に入門したい全ての人におすすめです。
| モデル名 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
CRA7C-R46  | 20万円～ | ちょうど予算と性能が中間ぐらいのスペック |
| CRA7C-R46T | 21万円～ | 良コスパスペックモデル |
| CRA7C-R47 | 24万円～ | Apexで144fps以上を維持できるモデル |
| CRA7C-R48S | 38万円～ | 配信も快適にできるハイエンドモデル |
| CRA9C-R49 | 53万円～ | ゲーミングPCの中で一番最強のスペック |
目次
CRコラボゲーミングPCモデル一覧
Crazy RaccoonコラボゲーミングPCは、オリジナルデザインケースに最新CPUと価格・用途に合ったGPUを組み合わせたモデルが販売されています。
ここでは全CRコラボモデルを紹介します。
【最安】GALLERIA CRA5C-R35 Crazy Raccoon コラボモデル
グラフィック : RTX 3050
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
- 予算と性能が良いバランスのミドルレンジスペック
- 『Apex Legends』や『VALORANT』で144fpsを目指せる
- レイトレーシング機能で最高画質のゲーム体験が可能
- Apexで240fpsを目指すのは難しい
- ゲームタイトルによっては4K画質だとフレームレートが大きく落ちる
- フレームレートが安定しないゲームの配信は少し厳しい
本モデルは最新のFPSゲームを144fps以上を維持してプレイすることはできませんが、『Apex Legends』を60fps以上でプレイするくらいであれば余裕です。
もちろん、このスペックであれば遊べないPCゲームは基本的にありません、『FF14』『マインクラフト』『RUST』などありとあらゆるゲームを問題なく遊ぶことができます。
PCゲームだけでなく、CPUが高性能なので普段使い・ビジネス・クリエイター用途として大きく幅が広がるモデルとなっています。
「ガレリア CRA5C-R35」は最安モデルなので、PCゲーム初心者や学生向けに「一番最初に買うゲーミングPC」としておすすめです。
＞＞公式サイトで「CRA5C-R35」の詳細を見る【コスパ最高】GALLERIA CRA7C-R46 Crazy Raccoon コラボモデル
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 予算と性能が良いバランスのミドルレンジスペック
- 『Apex Legends』や『VALORANT』で144fpsを目指せる
- レイトレーシング機能で最高画質のゲーム体験が可能
- 240fpsを目指すのは難しい
- ゲームタイトルによっては4K画質だとフレームレートが大きく落ちる
- フレームレートが安定しないゲームの配信は少し厳しい
「RTX3060」搭載機種は「できるだけ安く最新のゲーミングPCを手に入れたい」というニーズにぴったり合ったゲーミングPCです。
性能的にも予算的にもちょうどど真ん中といった感じで、「低すぎるのも高すぎるのもちょっとなぁ…」という悩みを抱えている方にもベストです。
スペックは前世代のハイエンドと同じレベルなのでゲームプレイに不都合はなし。最低限でありながら最高のゲーミングPCです。
＞＞公式サイトで「CRA7C-R46」の詳細を見る【売れ筋上位】GALLERIA CRA7C-R46T Crazy Raccoon コラボモデル
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 予算と性能が良いバランスのミドルレンジスペック
- 『Apex Legends』や『VALORANT』で高設定で144fps以上を目指せる
- レイトレーシング機能で最高画質のゲーム体験が可能
- 240fpsを安定させるのは難しい
- 重いゲームを最高設定＋レイトレーシングはそこそこ重くなる
「RTX3060 Ti」搭載モデルはミドルクラスのゲーミングPCよりもそこそこ性能があがったモデルです。
「そこそこ」といっても、Apex Legendsのフレームレートに換算すると20～30ほど安定するラインが変わるので、少しでもフレームレートをあげたい！という方におすすめのスペックです。
筆者はRTX4060とRTX4060 Ti搭載モデルをどちらも触ったことがありますが、体感してみると大きな違いがあるので、近い予算で快適にプレイしたい方はぜひ「CRA7C-R46T」をチェックしてみてください。
＞＞公式サイトで「CRA7C-R46T」の詳細を見る【ミドルハイ】GALLERIA CRA7C-R47 Crazy Raccoon コラボモデル
グラフィック : RTX 4070
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 『Apex Legends』で144fps~240fpsを出せる性能
- 144Hzゲーミングモニターとの相性バッチリ
- すべてのPCゲームを最高設定+高fpsで遊べる
- 4K+レイトレーシングの最強画質でプレイしたい方は更に上のスペックが必要
「CRカップ」の参加者のように華麗なプレイをしたい、という人におすすめしたいのが「ガレリア CRA7C-R47」です。
単純に「『Apex Legends』などのFPSを144fps以上でプレイしたい」という目的なら十分すぎる性能で、むしろ余裕をもってプレイできますし、ほぼすべてのPCゲームを最高設定で快適にプレイ可能です。
RTX 4070は次世代GPUのスタンダードとなるモデルなので、何を買えばいいのかわからないという人もとりあえずこのモデルにしておけば絶対に失敗しません。
なお、ゲーミングモニターを持っていない人は「144Hzゲーミングモニター5選」からFPS向けのモニターも同時に購入することをおすすめします。
＞＞公式サイトで「CRA7C-R47」の詳細を見る【超ハイエンド】GALLERIA CRA7C-R48 Crazy Raccoon コラボモデル
グラフィック : RTX 4080 SUPER
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 最高設定で配信をしても一切重くなることはない
- 競技勢クラスのガチスペック
- 配信をしたりブラウザを大量に開く場合はメモリを32GBにアップグレードするのをおすすめ
- 性能に応じて高額
「RTX 4080」は次世代GPUの中でもトップレベルの性能を持っています。
このクラスまで来ると、もはやプロゲーマーが使用しているスペッククラスなので、「ゲームが重い」という心配は一切なくなります。
デメリットとしては、ただ性能に応じて高額…という点だけなのですが、RTX 4080搭載であれば、5年以上は余裕で現役クラスとして使用することができます。
つまり、数年間は買い替えたりアップグレードする必要がまったくないので、初期費用はかかりますが長い目で見るとコストパフォーマンスはかなり良いです。
ゲーミングPCを買ってから、「もう少し上のスペックにすればよかった」という不安もまったく生まれないので、初めて購入する人も古いスペックから買い替える人どちらにもおすすめです。
＞＞公式サイトで「CRA7C-R48S」の詳細を見る【最強PC】GALLERIA CRA9C-R49 Crazy Raccoon コラボモデル
グラフィック : RTX 4090
メモリ : 32GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 最高設定で配信をしても一切重くなることはない
- 現状最強のPCスペック
- 性能に応じて高額
CRA9C-R49は「Core i9」「RTX 4090」「メモリ32GB」とすべてが最強のスペックを持つコラボゲーミングPCです。
ApexやVALORANTで240fps以上を安定させるのはもはや当たり前で、RTX 4090が本当に性能を発揮するのは4Kやレイトレーシングの超高画質環境です。
これまでは、最高設定+4K+レイトレーシングの環境だとどんなに良いGPUでも40~60fpsが当たり前でしたが、「RTX 4090」は100fpsも狙えるぐらい高い性能を持っています。
「正直最新ゲームを最高画質でプレイすることはあまりない」という方でも、これから出てくる新しいゲームにもスペック不足を一切感じないで済みますし、長期的な利用を考えた場合はコストパフォーマンスは良い部類に入ります。
最強スペックを求める方はぜひCRA9C-R49をチェックしてみてください。
＞＞公式サイトで「CRA9C-R49」の詳細を見るCRコラボゲーミングPCと通常モデルの比較
そもそもCRコラボゲーミングPCって何が違うの？と疑問を抱いてる方に向けて以下ではコラボPCと通常モデルの違いを掲載していきます。
| モデル名 | CRA7C-R46T | XA7C-R46T |
|---|---|---|
| PCケース | |  |
| CPU | Core i7-13700F | Core i7-12700 |
| CPUファン | (空冷式) Scythe 無限五 | (空冷式) 静音パックまんぞくコース |
| CPUファン | 高熱伝導率 高性能グリス | ノーマルグリス |
| グラフィック | RTX 4060 Ti | RTX 4060 Ti |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
| サイズ | 210（幅）×400（奥行き）×479（高さ） mm | 220（幅）×440（奥行き）×480（高さ） mm |
| ベンチマーク(3DMark Time Spy) | – | 11521 |
| 値段 | 289,980円 | 209,980円 |
上記の比較を見てもらうとわかるように、大きな違いは「PCケース」「CPU」「値段」の3つです。それら以外はほぼ同じ性能となっています。
正直見た目はなんでもいい、動くのであればできるだけ安いのが良い！という方は「XA7C-R46T」を購入することをおすすめします。
ですが、CRコラボゲーミングPCのPCケースはコラボモデル限定のデザインで、かつ通常モデルよりも遥かにカッコいいPCケースとなっています。
部屋に置いていてもついつい眺めてしまうような洗練された見た目なので、CRファンの方やPCケースはカッコ良い方がいい！という方はCRコラボPC一択です。
また、CPUは第13世代の最新のものを利用しているため、CPUの性能にもこだわりたい方はCRコラボモデルがベストでしょう。
またコラボモデルは在庫切れになったり、チームとの契約が切れた際に販売終了することがあるので、購入できるうちに買っておくのがおすすめです。
CRコラボゲーミングPCの特徴
ドスパラのゲーミングPCブランド「ガレリア」の既存モデルと比較して、Crazy Raccoonコラボモデルの特徴を解説します。
「Crazy Raccoon」ファン向けスペシャルデザインゲーミングPC
Crazy Raccoonコラボモデルは一般的なコラボPCと違い、一からPCケースを作っているため、ちょっとLEDの色を変えたくらいの「コラボモデル」とは全く違います。
外観だけでなく内部構造までCR専用設計かつ、片面からは中身までしっかり見えるようになっているので、CRを強くアピールしたファン垂涎のゲーミングPCです。
真っ赤に光るLEDカラーはリモコンで色を変更したり、消したりできるので、自由度の高いカスタマイズを楽しめます。
壁紙やオリジナルTシャツの特典付き
今回の「Crazy Raccoonコラボモデル」を購入すると以下の特典が付いてきます。
- コラボモデルオリジナル壁紙
- コラボモデル限定のボックス
なお、過去に他社Crazy Raccoonコラボモデルを購入経験のある人は本コラボPCに買い替えると申請できるオリジナルTシャツのプレゼントキャンペーンも存在します。
特典詳細はコラボページを参照してください。
最新GPU「RTX40」シリーズ搭載
GPUはFPSを遊ぶ上で最も重要なパーツの一つです。GPUは「グラフィック」の処理に特化しており、特に3Dゲームの描画で活躍します。
今回発売された「Crazy RaccoonモデルゲーミングPC」は、最安モデルを除きNVIDIA製新世代GPU「RTX40シリーズ」を搭載しています。
数字が大きいほど高性能で、「RTX 4060」でもほとんどのPCゲームを高フレームレートで快適に遊べますが、「実況配信」や「240fpsゲーミング」を目的としたプロゲーマーやストリーマー並の環境を目指すなら「RTX 4080」以上がおすすめです。
「RTX30シリーズの詳細な性能比較」は以下のページで紹介しています。
CRコラボゲーミングPCに関するよくある質問
通常モデルとコラボモデルの違いは？
通常モデルとの違いはPCケースがCR仕様の特別なものになっており、コラボ特典が付属します。
こちらのPCケースはCRコラボ以外では存在しないので、ファンの方やデザインが気になった方はコラボPCの購入をおすすめします。
デスクトップとゲーミングノートどっちがいい？
性能と価格のコストパフォーマンスだけで重視するのであれば、デスクトップがおすすめです。
デスクトップは常に決まった場所でパソコンを利用するのに対して、ノートパソコンはどこでもPCゲームを遊べるというのがメリット点です。
いつでもどんな環境でもPCゲームを遊びたい！という方にはゲーミングノートがおすすめとなっています。
CRコラボPCはいつまで販売？
販売期間については未定です。
契約や在庫、パーツの状況などによっては突如終了してしまうことがあるため、欲しい方はできるだけ早めに購入することをおすすめします。
メルカリでCRコラボPCを買っても大丈夫ですか？
おすすめしません。
メルカリであれば公式ストアよりもある程度格安で取引されているため、「少しでも安く」という方には手を出しがちですが、基本的には中古PCなので購入するデメリットが大きいです。
「パーツ劣化」「セキュリティ面のリスク」など要因が様々あります。
実際にPCが届いてみるまで具体的なPCの状態はわかりませんし、かなりギャンブル要素が高いので、ゲーミングPCはしっかりと公式ストアから新品を購入しましょう。
CRコラボPC特典の壁紙はどこにある？
Cドライブ直下の特典フォルダに保存されています。
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
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