『Apex Legends』Switch版の仕様まとめ | 容量・SDカード・アカウント連携・設定などPC版/PS4版との違いを比較
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2021年3月10日にリリースされたSwitch版『Apex Legends』の仕様をまとめました。
PC版・PS4/PS5版とSwitch版を比べてメリット・デメリットを詳しく解説しているので、どのハードでプレイするか迷っている方は参考にしてください。
目次
『Apex Legends』でSwitch本体容量が埋まる前にSDカードを購入しよう
Switchの本体容量(メモリー)は32GBですが、システム領域を除けば実際のゲーム保存に使えるのは約25GBです。
そして、Switch版『Apex Legends』のデータ容量は約21GB(PC版は約67GB)となっているため、他のゲームを保存しようと思ったら残り4GB程度しか使えません。
残念ながら今時4GBのゲームはほぼ存在しないので、『Apex Legends』だけでSwitchの容量が丸々埋まってしまうことになります。
そこで、『Apex Legends』をプレイする際は別売のmicroSDカードを購入して使用することをおすすめします。
via:任天堂
TranscendのmicroSDカードは「Nintendo Switch 動作確認済」となっています。レビュー評価も高いので、格安でmicroSDカードが欲しい人におすすめです。
TranscendのmicroSDカードと比べると少々割高ですが、HORIのmicroSDカードは任天堂ロゴ入りの「公式ライセンス商品」なので安心感があります。
Switch版とPC版/PS4版の『Apex Legends』はアカウント連携不可能
PCやPS4で『Apex Legends』のプレイデータがあったとしても、Switch版にデータは引き継がれません。
正確に言えば、PC版やPS4版で使っているのと同じEAアカウントを使ってSwitch版にログインすることはできるのですが、レジェンドやスキンは初期状態、プレイヤーレベルも1になるので、別途課金し直す必要があります。
Switch版だけでプレイする人にとっては関係ありませんが、もし今後PCで『Apex Legends』をプレイするつもりがあるなら最初からPC版で遊んだほうがいいかもしれません。
Switch版『Apex Legends』はPCの超劣化版?
Switch版『Apex Legends』が配信されて以来、国内外で「PC版からの劣化が激しすぎる」という議論が起こっています。
問題とされる点を具体的にまとめて検証しました。
視野角は70固定
Switch版『Apex Legends』の視野角は「70」で固定されています。
本来の『Apex Legends』は視野角が70~110まで変更可能となっており、ほとんどのPCプレイヤーは90~110あたりを選んでプレイしています。
視野角70ともなると真横の敵が視界に入りにくいレベルなので、広大なマップで敵と戦うバトルロイヤルゲームにおいてかなり不利になることは間違いありません。
戦闘中のフレームレートが20fps
via:Apex Legends Switch Frame Rate Test
よく「SwitchのApexはフレームレートが30fps固定」と言われますが、実際は戦闘中は30fpsどころか22fpsまで低下します。
一般的にアクションゲームは「最低でも60fpsはないと快適にプレイできない」とされており、『Apex Legends』のようなeスポーツ大会が開かれるようなゲームでは「理想は240fps、最低でも144fpsはないと不利」まで基準が上がります。
そんな中、20fpsで撃ち合わなければならないSwitch勢は大きなハンデを背負っていることになります。
これほどまでにフレームレートに差があると初心者が他ハード勢に勝つことはほぼできないので、上達するまではクロスプレイはオフにしてSwitch勢だけで対戦するのが無難です。
フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
解像度(画質)が悪すぎる
Switch版『Apex Legends』の解像度はTVモードで720p、携帯モードで576pです。
ただ解像度が悪いだけならまだマシだったかもしれませんが、グラフィック設定もかなり低く、遠くにいる敵が見づらかったり、テクスチャが粗くキャラクターが粘土のようだったり、10年以上前のゲームのように見えてしまいます。
Switch版『Apex Legends』の海外評価(メタスコア)は低い
Switch版『Apex Legends』のメタスコアは55点と、非常に低い点数となっています。
メタスコアにおける点数の基準は「メタスコアとはなにか?」で詳しく説明していますが、PC版『Apex Legends』のメタスコアが88点だったことを踏まえると、Switchというハードの制限はかなり大きな欠点として評価されています。
Switchで『Apex Legends』をプレイするメリット
Switch版『Apex Legends』はPC版と比べてデメリットばかり目立ちがちですが、メリットがないわけではありません。
ジャイロ操作でエイムできる
Switch版『Apex Legends』の最大のメリットは、「ジャイロ機能」が使える点です。
『Apex Legends』はマウスもしくはコントローラースティックでエイムするのが通常ですが、Switch版では『スプラトゥーン』のようにジャイロ機能を使ってコントローラーを傾けながら直感的にエイムができます。
ただし、自分にあったジャイロ感度を見つけないと操作が不安定になるだけで、エイム精度は良くなりません。まずは射撃訓練場でいろんな設定を試したり、好きな配信者の設定をマネしながら丁度いい感度を見つけましょう。
クロスプレイ対応
『Apex Legends』はSwitch版に限らず、全プラットフォームでクロスプレイに対応しています。
クロスプラットフォームをオンにすればPC勢やPS4勢とチームを組んで遊ぶことができるので、別ハードでプレイしている友達と一緒にプレイすることができます。
ただし、クロスプレイをオンにすると敵としても別ハードのプレイヤーとマッチングするようになるので、Switchから『Apex Legends』に参入した初心者にとっては敵が強すぎる可能性が高いです。
操作に慣れるまではクロスプレイ機能を使用せずにSwitch勢だけで対戦することをおすすめします。
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