【スマブラSP】「ガチで勝ちたい」ならゲーミングモニターで遅延を軽減しよう 初心者向けにスマブラ向けなモニターも紹介
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スマブラは格闘ゲームとしての性質があり、フレーム単位(1フレーム=1/60秒)での差し合い読み合いもあります。
しかしモニターの表示に大幅な遅延があると「操作が間に合わない」「思うように攻撃やシールドができない」という問題が生じてしまいます。
- 入力とモニター(テレビ)に遅延を感じる
- ゲームに適さない古いモニター(テレビ)を使っている
- 携帯モードで無線接続している
上記のどれかに当てはまったという人はゲーミングモニターを導入すると、遅延が解消されてダイレクトな操作を楽しめます。
この記事では「スマブラSPをガチでやり込みたい!」という方に向けて、なぜゲーミングモニターが必要なのか、ゲーミングモニターに必要な要素とはなにか、オススメなゲーミングモニターを解説していきます。
目次
遅延は操作にどれだけの違いを生むのか
上記の動画は再生速度を通常の0.1倍速にして、フレーム(1フレーム=1/60秒)の切り替わりを分かりやすく編集したものです。3フレームは約0.05秒なので、目で見て体感できる程度には違いがあります。
1フレームを知覚してから反応することは誰であろうと無理ですが、3フレームの違いなら反応はできなくとも知覚することは可能です。
つまり今まで「シールドしたのに!」と思っていたタイミングは正しく、遅延によってプレイに支障をきたしていた可能性もあります。
スマブラSPにスマブラ向けのゲーミングモニター
ここからはスマブラSPにスマブラ向けのゲーミングモニターを紹介していきます。
応答速度は3ms以下、サイズは大きすぎない(24インチ程度がベスト)、ノングレア(非光沢)であることを基準に選定しています。
ゲーム以外の作業もできる「デュアルディスプレイ環境」を作りたい人は「スマブラ向けサブモニター」をご覧ください。
また、当サイトで紹介している以外にもAmazonにはおすすめのゲーミングモニターがあるので、気になった方は以下のAmazon売れ筋ランキングもチェックしてみてください。
家庭用ゲームの定番モニター:BenQ GL2480
- 応答速度1ms
- 解像度1920×1080
- 価格は約2万円
家庭用の定番ゲーミングモニターといえば「GL 2480」です。
2万円台とゲーミングモニターの中ではやや抑えめな価格でありながら、「24インチ」+「応答速度1ms」+「ブルーライト軽減」など基本的なゲーミングモニターとしての要素は完璧に揃っています。
リフレッシュレートは75Hzまでですが、SwitchやPS4だと60fpsが最高値なので、大きな影響はありません。
まさしくシンプルイズベストで、機能性はバッチリ完備しているモニターなので、初めて購入するモニターにぴったりです。
PCゲームやPS4Proでも遊ぶという人に:BenQ ZOWIE XL2411K
- 応答速度1ms
- 解像度1920×1080
- 価格は約3万円
- リフレッシュレートは144hz(144fps出力可能)なのでPCゲームにも対応
e-sports大会では広く使用されるゲーミングモニターであり、ゲーミングモニターでは定番中の定番と言えるほど有名なゲーミングモニターです。
最大で144fpsまで出力してくれるので、PS4ProやPCゲームで60fps以上を出せるゲームも遊んでいるという人には最適です。
こちらも1つ前に紹介したモニター同様、「FPSモード」「格闘モード」「RTS1,2モード」を搭載しており、スマブラSPのみならず様々なゲームに合わせて設定が可能です。
色の鮮やかさを調整できる「Color Vibrance」、暗い場面の視認性を高める「Black eQualizer」、目の負担を抑えてくれる「ブルーライト軽減」など様々な機能も充実しています。
ちなみに筆者はFPS・TPSゲームも遊ぶので、1つ前のモデルであるXL2411を使ってスマブラSPをプレイしています。
ゲーミングモニターとしては格安:I-O DATA GigaCrysta EX-LDGC251TB
売り上げランキング: 34
- 応答速度は擬似的に0.8msを実現
- 解像度1920×1080
- 価格は約1,6万円
「モニターにそこまでお金を出すのは…」という人にオススメなのがこのGigaCrystaシリーズの『EX-LDGC251TB』です。
価格はAmazonで15,980円とゲーミングモニターの中では最安値クラスですが、スマブラSPを遊ぶ上で性能は申し分ありません。
FPS向けに設計されているので、暗いシーンを鮮明にする「Night Clear Vision」や、FPS向けのプリセットが予め用意されており、目の疲れを低減する「ブルーリダクション」、映像にメリハリをつける「エンハンストカラー」も搭載しています。
そして「オーバードライブ機能」により、0.8msの応答速度を擬似的に実現しています。
ただしオーバードライブ機能を使うと残像がやや残ってしまうので、機能をオフにして使うゲーマーも多いようです(機能オフ時で3ms程度の応答速度)。
ゲーミングモニターは応答速度が速く、内部遅延が小さいものを選ぼう
テレビやモニターが原因となる遅延の大きさは『応答速度』と『内部遅延』によって決まります。
ゲーミングモニターはテレビや通常のモニターと違って応答速度が速く、内部遅延が小さいという特徴を持ち、ゲームを遊ぶ環境として最適化されています。
応答速度とは
スマブラSPに使うモニターは『応答速度(単位:ms)』を基準に選びましょう。
応答速度とは液晶の映像が切り替わるまでの速度のことを指し、応答速度が遅いと画面がブレて見えてしまいます。
数値は低ければ低いほど良く、ゲーミングモニターは3ms以下が基本(ほとんどが1ms)となっています。
1フレームが約16.67ms(0.01667秒)なので、ゲーミングモニターの応答速度ならばフレーム単位の遅延を知覚することはありません。
しかし通常のテレビだと応答速度が10ms以上の製品が多く、目で見てブレを確認できてしまうようなケースもあります。
ちなみにブラウン管テレビは遅延が0に近く応答速度が最速なので、格闘ゲーム勢やタイムアタック勢の中には数年前までブラウン管テレビで練習していたという人もいるほどです。
内部遅延とは
内部遅延とはモニター内部の機器による遅延のことを指します。内部遅延が大きいと自分の操作がダイレクトに反映されないので、応答速度と共にチェックしておきたい項目です。
あまり表記されることはありませんが、ゲーミングモニターはこの内部遅延の小ささを売りにしている製品もあります。
これはモニターのリフレッシュレート設定が最初「60」になっていることが原因です。治し方は以下の記事で解説しています。
他に必要な周辺機器などをこれから買い揃える方は以下の記事も参考になります。
またHARDMODEでは「スマブラSP」の攻略ガイドも出しています。こちらもぜひ参考にしてください。