
『Apex Legends』で勝ちたい人にはゲーミングモニターをおすすめします【144hz / 240hz】
『Apex Legends』の近距離戦闘って、敵の動きが早すぎて難しくないですか?
スライディングで至近距離に突っ込んできたレイスの頭にピースキーパーをぶち込むためには、エイムを鍛え、マウス感度を調整して・・・といった練習も大事なのですが、それ以前に欠かせないのはヌルヌル動く144hz以上のゲーミングモニターです。
なんで『Apex Legends』にゲーミングモニターが必須なのか、ゲーミングモニターで実際に何がどう変わるのかを私の実体験から説明していきたいと思います。
・「144hz」「240hz」対応 → 「おすすめゲーミングモニター」
・ここから選べば間違いなし → 「おすすめゲーミングPC」
目次
『Apex Legends』で勝つために必要なこと
『Apex Legends』で勝つために皆さんは何が必要だと思いますか?
私が最も重要だと思うのは「インファイト:近距離戦闘」です。
もちろん『Apex Legends』には遠距離戦闘もありますが、それはあくまで「近距離戦闘に持ち込むためのきっかけ作り」や「追い払うための牽制」であることが多く、遠距離がカタが付くことは稀です。
遠距離できっかけを作って近くに攻めたら他のチームが漁夫りにきて乱戦になってしまったという経験はありませんか?
『Apex Legends』というゲームではランクが上がれば上がるほど、1つのチームとぶつかって勝った負けたをする戦いではなくなってきます。むしろ敵同士が戦っているところの戦況を見ながら両チーム共に人数が欠けたいやらしいタイミングで3v2v2のような有利な勝負を仕掛けるのが一番簡単にキルが取れる方法なのです。
ここで仮に自分たちのチームが漁夫をする側に回ってキルポイントを稼いだとしても、そこに更に漁夫にくる別チームもいます。ひどい時は4~5チームが参入してきたりしてそこら中敵だらけになります。
そんなときにものをいうのがインファイトでの撃ち合いの強さです。『Apex Legends』特有の「漁夫合戦」を打破するためには近距離で素早く敵を仕留め、別の敵がやってくる前に完全に回復しておくことです。
インファイトで勝てなければ『Apex Legends』で勝てない。ならばどうやってインファイトで強くなれるのでしょうか?
フレームレート(fps)を制するものは『Apex Legends』を制する
近距離戦闘ということを考えたらゲーミングモニターは最重要です。
ゲーミングモニターを紹介する記事だからゲーミングモニターって書いてるだけじゃん!って思うかもしれませんが、綺麗なエイムをする為に敵の動きがスムーズに見えた方がいいのは当たり前です。 敵が見やすければ一瞬で索敵できますが、見えにくいモニターだとどうでしょう・・・立ち回りでも差が出てしまいます。
どんなにハイスペックなゲーミングPCを買っても、良いゲーミングモニターがなければ(特にフレームレートが出なければ)何の意味もないのです。

via:https://gifmagazine.net/post_images/709585
フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
ゲーミングモニターで使うケーブルは「DisplayPort」と「HDMI」のどちらが正解なのか?以下の記事ではFPSゲーマーの視点から解説しています。
高フレームレート(fps)で『Apex Legends』をプレイすると何が変わるのか
フレームレートが高ければそれだけ敵の動きがスムーズになるのでエイムが簡単になります。
わかりやすい例はジブラルタルの「ドームファイト」です。「ドームファイト」というのはジブラルタルが作ったドーム周辺での撃ち合いのことです。ドームから一瞬外に身を乗りだして撃ってはすぐにドームに隠れるという特殊な戦闘が発生するのですが、この「ドームファイト」はランクリーグではよく見る光景です。
ドームの外にいるプレイヤーはドームの中の敵が一瞬外に顔を出す瞬間にしっかりエイムを合わせてタイミングよく撃たなければなりません。あるいは逆に、ドーム内のプレイヤー視点では外の敵がドーム内に突っ込んできた瞬間に撃ち抜かなければなりません。そうしないと自分がやられてしまうからです。
高フレームレートのゲーミングモニターでプレイしていると「ドームファイト」での「敵が出てくる瞬間」が非常にわかりやすく、エイムもしやすくなります。
『Apex legends』を60hzモニターで遊ぶデメリット
一緒にランクリーグを遊んでいるジブラルタル使いの友人は60hzモニターで『Apex legends』をプレイしていたのですが、「味方の一歩後ろのポジションで戦うのが理想だけど、フレームレートが低いからダイヤ~プレデター帯じゃドームファイトに勝てない」と言って前線に出ることができませんでした。
友人は立ち回りだけなら元々高レート帯でも通用していましたが、いざインファイトが始まると近距離戦での60hzの不利さを知っているせいで前に出ることができず、負けた後に「弱気になった ごめん」とよくチームに謝っていました。
その友人が240hzモニターに買い換えた途端、いきなりドームファイトにも安定して勝てるようになりました。動きがスムーズになったおかげで苦手だったウィングマンも敵に当たるようになり、今では彼のメイン武器になっています。
60hzから解放されて苦手だったインファイトに自信がついてメンタル的にも余裕ができたのか、ダメージもキル数もモニターを買い替える前に比べて圧倒的に伸びただけでなく、ダイヤ~プレデター相手にインファイトで1v3を頻繁に勝てるほどになっていました。
一緒にプレーしてる私たちから見ても明らかに強くなったと言い切れるほどの変わりようでした。現在は不利な要因が一つ減ったおかげでインファイトのタイミングでもしっかり横にいてくれるので、チームとしての勝率も格段に上がりました。
ちなみにその友人のゲーミングPCは溶岩などのエフェクトでゲームがカクついてしまうほどの低スペックです。 良いゲーミングモニターを使うだけで格段に戦いやすくなるのは私も経験しているのでわかっていましたが、友人の一件は予想を大きく上回る効果で、やはりFPSで大事なのは「視覚と聴覚」なんだと認識しました。敵が見やすくなる=倒しやすくなるということです。
144hz、240hz対応ゲーミングモニターで『Apex Legends』をプレイすると有利な場面
いくつか実際に高フレームレートを使用したキルクリップを紹介します。
クリップの中ではクレーバーを使った連続キル、ドームファイト、上下左右の激しい移動のインファイトなど様々なキルがありますが、こんなに激しく動いても敵をちゃんと認識できているのは絶対にゲーミングモニターのおかげです。
このクリップはショットガンのドームファイトやインファイトが多めですが、これは敵の動きが滑らかに描写されていることが大前提の動きです。 少しでもフレームレートが下がって一発一発的確にショットガンを当てることができなくなるとこのような動きはできません。近距離戦は1回のミスで負けることが多いのでスムーズに動きが見えるのは非常に助かります。
これはすべてクレーバーで戦闘のきっかけを作っているクリップですが、弾速や偏差を考えながら撃っているので、フレームレート低いとその計算がもっとシビアになります。 高レート帯だと当たらないスナイパーは本当に足手まといになるので、SRを持つからには絶対に当てなければなりません。 ハイリスクハイリターンの武器ですが、スムーズに敵の動きを把握できれば当たるようになります。
このクリップはパスファインダーならではの動きが多いです。上下左右の激しい動きでも敵をしっかりと視認できているのはモニターの見やすさから来ています。 敵の動きがカクカクしているとどうしても状況が把握し辛くて索敵が遅れてしまいがちですが、複数の情報を一瞬で判断できればキル数は伸びます。
『Apex Legends』におすすめのゲーミングモニター・ゲーミングPC紹介
『Apex Legends』用におすすめしたいゲーミングモニターを紹介します。
「そもそもPCスペックが足りなくて60fps以上は出ません」という人向けにゲーミングPCも紹介しておきます。
『Apex Legends』におすすめ!「144hz」「240hz」対応ゲーミングモニター
最近のゲーミングモニターの主流は「144hz」「240hz」です。144fpsを出したいなら「144hz」対応のモニターを、240fpsを出したいなら「240hz」対応のモニターを選んでください。
ゲーム以外の作業もできる「デュアルディスプレイ環境」を作りたい人は「おすすめサブモニター」をご覧ください。
144fpsで『Apex legends』をプレイしたいなら「XL2411K」がおすすめ
BenQのゲーミングモニターは非常に質が高く、設定をいじるのも簡単で、ゲームの色を鮮やかにするためにシャープネスや輝度を高めたりすることができます。
慣れてしまえばずっとそれでもいいのですが目が疲れる原因にもなってしまうので、1つはゲーム用、1つは作業用、1つは動画鑑賞のように複数設定を保存して使い分けることをおすすめします。
ゲームタイトルによって見やすい設定を保存しておき、そのゲームに最適化されたプレーしやすい環境にボタンを押すだけで変更する、という使い方もあり。
更に高みの240fpsを目指すなら「XL2546K」がおすすめ
「リフレッシュレート240Hz駆動」、「応答速度0.5ms」、「DyAc技術搭載」と最上位のゲーミングモニター。「Color Vibrance」「Black eQualizer」機能も当然搭載されています。
240fpsは60fpsから144fpsに変えたときほどの感動はありませんが、デバイスに妥協できないお金持ちゲーマーはこの商品一択です。
240fpsを維持しつつゲームをするにはハイスペックゲーミングPCが必要なことは忘れないようにしましょう。
『Apex legends』で「144fps」「240fps」が出せるおすすめゲーミングPC
144hzのモニターを導入しても144fpsが維持できないと恩恵は薄いので、PCスペック不足の方はこれから紹介するゲーミングPCに買い替えを検討してみてください。
今回紹介するゲーミングPCはBTOパソコンショップ「ドスパラ」の製品です。ドスパラの利用方法はこちらの記事で紹介しています。
この記事で紹介しているRTX30シリーズ搭載ゲーミングPC、なかでもRTX 3080搭載モデルは需要が高すぎるせいで完全に供給不足という状況です。
今のところ「ドスパラ」は1万円ほど値上げしており、その他のBTOショップでは「在庫欠品」もしくは「出荷まで3週間」などと設定してなんとかRTX30シリーズ搭載ゲーミングPCの販売を続けています。
それでもRTX30シリーズ搭載ゲーミングPCが大幅に値上げされるのは時間の問題なので、購入希望者は早めに買っておくことをおすすめします。
当サイトでは少しでも早くゲーミングPCを手に入れてゲームをプレイしたい方にコスパに優れ、出荷も比較的早いRTX 3070搭載モデル「ガレリア XA7C-R37」を推奨しています。
ですが、「多少時間がかかってもいいから最上位のグラボが搭載されているゲーミングPCが欲しい」という方には以下の記事で「RTX3080、RTX3090のおすすめゲーミングPC」を複数モデル紹介しているので参考にしてください。
144fpsでプレイしたい方は「ガレリアXA7C-R37」

グラフィック : RTX 3070 8GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD

- 144fps安定
- 大容量ストレージ
- すべてのパーツが平均以上の性能
- ゲーム実況配信や動画編集もできる
- 144Hzゲーミングモニターの購入は必須
『Apex Legends』を144fpsでプレイしたいなら「ガレリア XA7C-R37」がおすすめです。
PCゲームの世界で「144Hz対応モニター」と「大抵のゲームで144fpsを出せるくらいのPC」は黄金コンビです。
これより上を目指すとモニターとPCの合計で20万円を超えてしまうし、これより下だと家庭用機レベルの性能になってしまう、という丁度いいスペックが「ガレリア XA7C-R37」です。
値段と性能のバランスからみれば理想的なゲーミングPCの一つと言えます。
240fpsでプレイしたい方は「ガレリアXA7C-R39」

グラフィック : RTX 3090 24GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD

- 超ハイスペック
- 高画質240fpsでプレイ可能
- 最新ゲームを最高設定で遊べる
- ゲーム実況配信や動画編集も楽勝
- 240Hz対応ゲーミングモニターも含めると高額になる
『Apex Legends』を240fpsで遊べるゲーミングPCとしては「ガレリア XA7C-R39」がベストです。
「ガレリア XA7C-R37」と比べれば値は張りますが、あらゆるパーツのスペックが最高峰なので見合った性能はあります。
何より『Apex Legends』で240fpsを出せるという点で、「世界のトッププロと同じ条件」でプレイできるようになります。
「初心者だから最初はプレイ環境を気にせず遊ぶ」のが絶対に間違いとは言いませんが、確実に成長は遅くなります。
良い条件で遊べばそれだけ早く上手くなれる+どんなFPSプレイヤーも常により良い環境を求めるようになるという習性を考えれば、最初から最高の環境を用意するというのは賢い選択肢です。
『Apex legends』におすすめなゲーミングPCをさらに詳しく知る
ApexにおすすめなゲーミングPCを紹介している記事にておすすめポイントを詳しく紹介しています。あわせてチェックしてください。
ゲーミングモニターとフレームレート(fps)の重要性まとめ
『Apex legends』ではマップの小ささや移動のしやすさから「インファイト:近距離戦闘」がものすごく多く、漁夫や最終安置では乱戦になります。 室内戦闘でも扉の開け閉めやジップラインを使った細かなテクニックが多く、エイムだけで勝つのは難しいゲームです。
ゴチャゴチャしたシーンで60fpsだと敵や自分の動きがスムーズに見えないので、ちゃんと閉めたはずの扉の向こうから撃たれてダメージを食らってしまったりと、まるでネット回線がラグっているかのような状態が作り出されてしまいます。
レートが上がれば上がるほど高フレームレートでプレーしている人は多くなります。60hzでプレーしている人は大きなハンデを背負っているといっても過言ではありません。
私もPCでFPSを始めた時は60hzモニターで、パソコン購入時の付属マウスを使ってプレーしていました。 ずっと撃ち合いに自信が持てずにいて、色々調べてみたところ、60fpsで戦うということは「敵が私を確認する」と「私が敵を確認する」の視認性に2倍の差があるんだと気づいてからすぐにモニターを買い替えました。
ゲーミングモニターを買って一番に感じたことは、画面の色合いを調整できるうえにフレームレートが高くなってめちゃくちゃ敵が見やすくなったということです。 そこからは「これで敵と同じ環境で戦える。あとは自分の実力を伸ばすだけだ」とモチベーションを高めて練習にはげみ、苦手だった撃ち合いでも勝てるようになっていきました。
ゲーミングモニター1つでもっと強くなれます。
これはモニターのリフレッシュレート設定が最初「60」になっていることが原因です。治し方は以下の記事で解説しています。