
【2022年最新】おすすめゲーミングヘッドセットまとめ FPSで敵の足音を絶対に聞き逃したくない人必見【PC・PS4・PS5対応】
「敵の足音に気付かずやられてしまった」「銃声の位置がわからず索敵が難しい」・・・
FPSあるあるですが、全てはゲーミングヘッドセットのせいです(イヤホンを使っているならイヤホンのせいです)。
プロゲーマーが使うようなまともなゲーミングヘッドセットを使っていれば、敵の足音を聞き逃すなんてことはありえません。 プロは「足音」「銃声」「環境音」が鳴った位置まで完璧に捉えて敵の位置を把握します。
この記事ではまともなゲーミングヘッドセットを利用したことがないという方に向けて、『ヘッドセットが必要な理由とおすすめのヘッドセット』を紹介していきます。
まだるっこい講釈を読まずにおすすめのゲーミングヘッドセットだけ知りたい人はこちらからどうぞ↓
・最高音質 → 「GSP600」
・マイク音質最高 → 「G PRO X」
・安くて高音質 → 「HyperX Cloud Alpha S」
・定番のベストセラー → 「Razer Kraken Pro V2」
・格安 → 「SteelSeries Arctis 5」
・ワイヤレスヘッドセット → 「G733」
目次
おすすめゲーミングヘッドセットランキング
ヘッドセットにはたくさんの種類がありますが、幸いなことにFPSゲーマーにおすすめできるヘッドセットは限られています。
というわけで、「FPSで強くなれるかどうか」という視点で有名メーカーのヘッドセットをランキング形式でレビューしていきます。
上からおすすめ順に書いていきますが、何を求めるかで自分にあったヘッドセットは違うので、ぜひ全てチェックしてみてください。
また、当サイトで紹介している以外にもAmazonにはおすすめのゲーミングヘッドセットがあるので、気になった方は以下のAmazon売れ筋ランキングもチェックしてみてください。
『GSP600』ゼンハイザーゲーミングヘッドセットの最上位モデル!
- 密閉型ゲーミングヘッドセットの決定版
- ゼンハイザーだからこそ実現できるハイクラスの「音質」「定位感」
- 頭のサイズに合わせられるヘッドバンドの調節機能がGOOD!
- イヤーパッドの耐久性に難あり
- 少し重め
形式 | 密閉型 |
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本体重量 | 395g |
PS4対応 | ○ |
3万円以内の予算で、密閉型ゲーミングヘッドセットを探している方は『ゼンハイザー GSP600』一択です。
ゼンハイザーは70年の歴史を誇るドイツの老舗オーディオメーカーであり、「音質」は他のゲーミングヘッドセットと比べても頭一つ抜けていると感じました。
FPSでは最も重要である「定位感」も良く、1万円台のヘッドセットと比べると足音や銃声の音がかなり鮮明に聞き取れます。
ハイクラスなヘッドセットであるため「ヘッドバンドの調節機能」が充実しており、頭のサイズにあったフィット感を得られます。
ただし、少し重めなヘッドセットなので人によっては長時間使用は疲れるかも…。
内蔵マイクについては、ヘッドセットのマイクとしては音質も良い方であり、マイクブームを上にあげることでミュートにできる機能も地味に便利。
「『GSP600』は究極の密閉型ゲーミングヘッドセットです!」……と言って締めたいところですが気になるポイントも存在します。
それは、「イヤーパッドの耐久性に難がある」ということです。
『GSP600』のイヤーパッドは耳周りへのフィット感が非常に良く気に入ってるのですが、毎日3~6時間ほどゲームで酷使し続けて9ヶ月目でイヤーパッドがボロボロになり新しいパッドと交換しました。
イヤーパッドの交換自体はかなり簡単なのですが、純正品のイヤーパッドの価格が高いため維持費にお金がかかります(目安としては1年に1回交換)。
中華製の価格が安いイヤーパッドも存在しますが、音質や定位感に影響を及ぼすため、パッドを交換する際は純正品をおすすめします。

純正品のイヤーパッドに交換して現在も使用しています。
デメリットも正直に書かせていただきましたが、それを引っくるめても『GSP600』は「音質・定位感・装着感」全てが最高級のゲーミングヘッドセットです。
当サイト編集長が『GSP600』を使用しApexをプレイしている動画を貼っておきます。

マイク音質最強ゲーミングヘッドセットは『ロジクールG PRO X』
- 独自のオーディオドライバーによるクリアな音質
- 専用ソフトで細かいイコライザ設定ができる
- 最高級のBlue VO!CEマイクテクノロジー
- 頭が大きすぎる人には不向き
- 高価
形式 | 密閉型 |
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本体重量 | 320g |
PS4対応 | ○ |
ロジクールのヘッドセットといえば、「音質もフィット感も良いけど、マイクだけが残念」なんてレビューをよく見かけますが、この『ロジクールG PRO X』は従来のロジクール製ヘッドセットとは全く異なります。
『ロジクールG PRO X』の売りは何といっても圧倒的なマイク性能です。同価格帯の他のヘッドセットから『ロジクールG PRO X』に変えただけで、ボイスチャット相手からすれば別人がしゃべっているように感じられるはずです。
もちろん『ロジクールG PRO X』の声のほうが生声に近いわけですが、この声はBLUE VO!CEのリアルタイム音声フィルター機能でチューニングできるので、ただ美しいだけでなくカスタマイズしまくって本当に別人の声になることもできちゃいます。
マイクメーカーBlue Microphonesを買収して弱点だったはずのマイクを最大の長所に変えたロジクールのヘッドセットに敵はありません。
ただし、欠点がないわけではありません。
1年以上このヘッドセットを使用した筆者としては文句の付け所のない素晴らしい製品だと感じていたのですが、ネット上には「G PRO Xは側圧が強い」というレビューがちらほら見られます。
そうしたレビューを読んでいるうちに筆者も「そういえば買った当初は頭のしめつけがきつかった」ことを思い出しました。遮音性が高くしっかり耳を覆うので、締め付けられているように感じてしまったのでした。
とはいえ、しばらくヘッドセットを使っているうちに締め付けはゆるんで丁度良くなるもので、今では全く気になりません。
何も1年我慢し続ける必要はないので、最初のうちは無理しすぎない範囲で使ってみて下さい。そうすれば最高のゲーミングヘッドセットと出会えますよ!
プロゲーマー御用達『HyperX Cloud Alpha S』
- 他にはない低音調整スライダー付き
- マイクは取り外し可能
- 広い周波数特性
- 完全にゲームに特化した性能
形式 | 密閉型 |
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本体重量 | 308g |
PS4対応 | ○ |
音質は重視したい。でも『ゼンハイザー GSP600』を買えるほどの予算はない、という人のためのゲーミングヘッドセットがKingstonの『HyperX Cloud Alpha S』です。
なんといっても音質が素晴らしい!この価格帯の中では一番ではないでしょうか。周波数特性が広い=足音から銃声まで様々な音を拾えます。
結局のところプロゲーマーは音質重視です。音質の悪いヘッドセットは絶対に使われません。
『HyperX Cloud Alpha』と比べればずいぶんデザインもカッコ良くなった(個人的な意見です)ので、場所を選ばず付けやすいのではないでしょうか。
大ベストセラー『Razer Kraken Pro V2』
- 快適な着け心地
- マイクが自由に動かせる&手元で音量調整やマイクミュートが可能
- 頑丈なフレーム
- Razerにしては普通なデザイン
形式 | 密閉型 |
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本体重量 | 322g |
PS4対応 | ○ |
『Razer Kraken Pro V2』はゲーマーなら誰もが知っている、ゲーム周辺機器メーカー『Razer』のベストセラー商品です。
シンプルなデザインと手頃な値段のため、利用しているユーザーはかなり多いです。
快適で、頑丈で、音質も良い、弱点のない大人気ゲーミングヘッドセットです。
ちなみに、輸入版なら同じ製品でもかなり割安です。正規代理店の保証はないので、自己責任でどうぞ。
格安&装着感最高の『SteelSeries Arctis 5』
- 装着感がかなり良く、1日つけていても気にならない
- 専用ソフトで設定やカラーリングも自由自在
- 安い
- 音質はまずまず
- コードが長い
形式 | 密閉型 |
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本体重量 | 約300g |
PS4対応 | ○ |
『SteelSeries Arctis 5』はネット上でもかなり評判がよく、上品で使いやすいデザインになっています。
音質は値段相応ですが、決して悪いわけではありません。FPSで足音や銃声を聞くという点で困ることはまずありません。
デザイン的なことを言うと、軽い装着感は着けているのを忘れるレベルです。
ゲーマーなら毎日何時間も頭と耳に装着するゲーミングヘッドセット、この着け心地や装着感が優先順位として低いわけがありません。
そもそもヘッドホンを付けること自体に抵抗がある、という方にもおすすめです。
ただし、フレームのサイズ自体は小さめなので、頭が大きい人はその恩恵に預かれないかもしれません・・・。
ワイヤレスゲーミングヘッドセットなら定番『ロジクール G733』がおすすめ
- 快適なフィット感
- ワイヤレスなのに超軽量
- ワイヤレスなのに遅延はまったく無い
- 充電は29時間
形式 | 密閉型 |
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本体重量 | 約278g |
PS4対応 | ○ |
ワイヤレスゲーミングマウスはすっかり普及しましたが、ワイヤレスゲーミングヘッドセットはまだまだといった印象です。
ヘッドセットを有線から無線に変える時の不安といえば「音声遅延」ですが、ロジクールの『G733』は無線でありながらまったくラグを感じられません。FPSどころか1フレーム単位で戦う格闘ゲームでも違和感なく使えます。
『G733』を一度使ったらもう有線の世界には戻れないと言われるワイヤレスヘッドホンに興味がある方は試してみるといいでしょう。
【初心者向け】ゲーミングヘッドセットを買うメリットとは?
FPS初心者に共通する弱点は、
「視野が狭い」
ということです。
FPS初心者の視野が狭い原因は、「視覚からしか情報を読み取っていないから」です。
FPSは上級者になればなるほど「音」で得られる情報を重視します。
「足音とか銃声とかの位置なんて本当にわかるもんなの?」という方はこちらの動画をチェックしてみてください。
聞いての通り、全てのFPS/TPSゲームはゲーム内の音が鳴る位置によって足音や銃声が変わるように調整しています。
足音の位置を正確に捉えていれば「近くで足音が聞こえる。聞こえ具合からして、敵パーティ全員がしっかり固まって動いているようだ。戦闘するのはやめておこう」といった判断が的確にできるようになります。
この音の位置をはっきり聞き取れるゲーミングヘッドセットは「音の定位感に優れている」と言われます。
・ヘッド部分の圧迫感が少ない
安いヘッドホンはしばらく着けていると圧迫感で頭痛がきますが、ゲーミングヘッドセットは長時間の着用を前提としているため、頭を締め付けすぎず装着感を和らげています。
・遮音性が高く音に集中しやすい
ゲーミングヘッドセットは耳を覆って生活音を遮断して深く音に集中することができます。
・専用ソフトで細かく音質設定ができる
ゲーム内の空間認識をより正確にするために、「この音をはっきり聞きたい!」というとき、その音を強調したカスタマイズができます。
要するに、ゲーミングヘッドセットは「音の正確さ」に特化しているんです。
ただ音を聞くだけなら1,000円のイヤホンでもスピーカーでもいいわけですが、FPSのような「正確な音」と「リアルタイムのボイスチャット」が重要なゲームだとゲーミングヘッドセットが必須です。
実際、多くのプロゲーマーがゲーミングヘッドセットを着用しています。
ゲーミングイヤホンはこちらの記事で紹介しています。ヘッドホンと比べて割高ですが、しっかりお金を出せばヘッドホンと遜色ない音質でゲームを楽しめます。
ゲーミングヘッドセットの選び方
一口にゲーミングヘッドセットと言っても、実はいくつか種類があります。
高い買い物ですから、まずは選び方を知り、自分にあったヘッドセットを探しましょう!
値段で選ぶ
どうしてもはずせないポイントがヘッドセットの「値段」。価格が高ければそれだけヘッドセットの性能も良くなります。
しかし、このオーディオ業界は上を見ればキリがありません。良い物は高く、もっと良い物はもっと高い。どこかで妥協する必要があります。
ゲーミングヘッドセットは大体5,000円~30,000円前後ですが、「音質が良く、機能も充実して、耐久性のあるゲーミングヘッドセット」が欲しいなら1万~2万円以上の製品がおすすめです。
メーカーで選ぶ
ゲーミングヘッドセットには人気ブランドがいくつかあります。上級者が使う人気ブランドとその特徴を簡単に説明します。
ブランド | 概要 |
---|---|
ロジクール(スイス) | ゲーミングマウスで有名ですが、ゲーミングヘッドセットでも一流です。新製品の『G PRO X』はホームラン級の大当たりでした。 |
Razer(アメリカ) | 独特のデザインや派手なコンセプトを掲げて「ゲーミングデバイス」のイメージを作り上げた会社の一つです。 |
SteelSeries(アメリカ) | 最も売れているマウスパッド「QcKシリーズ」で有名です。 |
Kingston(アメリカ) | 「HyperX」シリーズは数多くのプロゲーマーに愛されていることで有名です。 |
ゼンハイザー(ドイツ) | 「音質」を求めるなら世界的な音響機器メーカーであるゼンハイザー一択です。 |
中国製激安ゲーミングヘッドセットに注意!
ゲーミングデバイス業界ではゲーミングチェアをはじめとして中国製の激安メーカーが大流行りしていますが、ゲーミングヘッドセットも例外ではありません。
Amazonの「PCゲーミングヘッドセット売れ筋ランキング」はこちらです。
人気ブランドと同じようなデザイン、同じようなうたい文句で、人気製品の五分の一以下の値段で激安ゲーミングヘッドセットが販売されています。
注意しなければならないのは、「激安ゲーミングヘッドセット」が対象とする「ゲーム」にはFPSやTPSは含まれていない、ということです。激安ゲーミングヘッドセットはあくまで一人用のRPGなんかを楽しむためのものであって、FPSで勝つための製品ではありません。
ここを勘違いすると後に「期待したほどの音が聞こえなかった」なんて不満を抱いて安物買いの銭失いになってしまいます。
サウンドカードの選び方
「サウンドカード」というのは、簡単に言うとゲームの音質をさらに良くにしてくれる優れものです。
「サウンドカード」自体は元々PCやゲーム機に付属していますが、必要最低限のものです。
ゲーミングヘッドセットを付けてもいまいちゲーム内の音質に不満があるとしたら、この「サウンドカード」のせいです。
高性能なサウンドカードを別途搭載することで音の区別が付きやすくなったり、今まで聞こえなかった音が聞こえたりします。
足音が聞こえすぎて「チートを使っているみたいだ」と感じる人もいるとか。個人的には「チート級」とまでは言わずとも、使っている人と使っていない人でかなり不公平な環境ではあると思います。
つまり、勝ちたいならヘッドセットだけでなく、サウンドカードも必須です。
MixAmp Pro TR
『MixAmp Pro TR』は自分好みにイコライザーを設定できるので、敵の足音を強調しまくりたいならいくらでも、不自然なまでに強調できちゃいます。
優れた定位感とカスタマイズ性を求める方には『MixAmp Pro TR』がおすすめです。
ゼンハイザー GSX 1000
ゼンハイザーの『GSX 1000』は、おそらく市場で最も扱いやすい外付けサウンドカードです。
理由は単純で、LEDタッチパネルを見れば直感的に全ての操作方法を理解できるからです。
ゲーム用、動画鑑賞用、音楽用といった様々なプリセットをワンボタンで呼び出せるので、細かくイコライザーを調整するのが面倒だという方におすすめです。
もちろん、ゼンハイザーだけあって性能は折り紙付きです。
ゲーミングヘッドセットのAmazon売れ筋ランキング
以下の記事では「おすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。デバイスと一緒に様々なモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
ゲーミングヘッドセットを購入したあなたに読んで欲しい記事
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ヘッドセットを買うなら必ずセットでチェックしておきましょう。
ゲーミングマウスはFPSの必須アイテムなので一緒に購入しておきましょう。
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ゲーミングキーボードもヘッドセット並に重要です。
特にコンパクトなテンキーレスキーボードがおすすめです。
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ゲーミングチェアのおすすめランキングです。
ゲーミングチェアはコピー商品が多いため、ちゃんとした品質のものを厳選してセレクトしました。
ゲーマーに最適なネット回線をピックアップしました。
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