【厳選TOP5】PS5向けゲーミングモニターとおすすめ機種の選び方を解説
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あなたが今使っているモニターは、PS5の性能を活かせないかもしれません。
PS4やPS4 Proで遊ぶときは、それほどモニターにこだわる必要はありません。
しかし、PS5の性能を活かすためには専用のゲーミングモニターが必須です。
なぜならPS5にはハイエンドな機能が盛りだくさんだから。
「最大120fps」で出力できる「レイトレーシング」付きの「4Kグラフィック」など。せっかくPS5を買ったならその性能を最大限に活かせるディスプレイを使いたいですよね?
以下のリストに当てはまった人は、この記事を読む価値があります!
- PS5を買うのに合わせて、ゲーミングモニターを新調したい
- モニターの選択肢が多すぎて、どれを買えばいいのか分からない
- ゲーミングモニターと通常のモニターの違いがわからない
この記事では「PS5向けゲーミングモニターの選び方」と「おすすめのゲーミングモニター」について解説します。
詳しい説明を省いてどのゲーミングモニターを買えばいいかだけを知りたいという方はこちらから↓
・FPSやTPSを遊びたいなら → 「XL2411K」「X-LDGC242HTB」
・アクションやRPGなど細かい表現が多いゲーム → 「EW3280U」
・予算上限なし → 「OLED55B1PJA」
・超格安モニター → 「ILD-B23FHD-B」
目次
PS5向けゲーミングモニターおすすめランキング
ここまで、PS5に最適なゲーミングモニターについて解説をしてきました。
しかし、この情報を知った上でここから新たにモニターを探すのは手間と時間がかかります。
そこで、今回は筆者が信頼できるモニターを5つ選んでご紹介。
おすすめ順に並べているので、迷ったらここから予算と一致するもの選んでください!
また、当サイトで紹介している以外にもAmazonにはおすすめのゲーミングモニターがあるので、気になった方は以下のAmazon売れ筋ランキングもチェックしてみてください。
【144Hz対応】BenQ XL2411K
- モニター大手のBenQという安心感
- ノングレア液晶のため映り込みが少ない
- 設定でFPSなどゲームに有利な環境を整えることが出来る
モニターサイズ | 24インチ FHD(1920*1080) |
パネル規格 | TN |
応答速度 | 1ms(GtoG) |
HDMI規格 | HDMI2.0 |
リフレッシュレート | 144Hz(HDMI/DP) |
BenQのXL2411Kです。
24インチのフルHDサイズながら、144Hzに対応するTNパネルタイプです。
BenQという大手メーカーの安心感に加えて、完全にゲーマー向けに特化した性能が最大の魅力です。
特にこのモデルは明確にesports向けと位置づけられており、DyAc™という機能を搭載しています。
これは、FPSゲームでよく起きるモーションブラー(ブレ・残像)を軽減。具体的には、リコイルコントロールなどで役立ちます。
メーカーとしても推奨タイトルに『VALORANT』、『PUBG』、『CS:GO』などを挙げていることから、FPSゲームにおすすめ。むしろこれ一択です。
リコイルコントロールが改善した、AIMがよくなったといった購入者の声も。
PS5でFPS・TPSをやりこみたいなら迷う必要はありません。
【格安144Hz】GigaCrysta X-LDGC242HTB
- GtoG 0.6msの応答速度
- ノングレア液晶で映り込みが少ない
- 価格の圧倒的安さ
モニターサイズ | 23.8インチ FHD(1920*1080) |
パネル規格 | TN |
応答速度 | 5ms/0.6ms(GtoG, オーバードライブレベル3設定時) |
HDMI規格 | HDMI2.0 |
リフレッシュレート | 144Hz |
I-O DATAのゲーミングモニターX-LDGC242HTBです。
AMDのFreeSyncに対応しており、GtoG 0.6msは強いアピールポイントです。
I-O DATAは元々ディスプレイに定評のあった三菱の事業を受け継いでいます。
その品質さと性能のは折り紙付きで、特に同社のオーバードライブ機能(中間色から中間色への変化時に電圧を通常より高くして反応させる機能)を利用すると、応答速度がかなり早くなります。
ゲームで利用しない時もWebに対応した画面モードがあるため、通常利用も問題なし。
始めてゲーミングモニターをこれから新しいモニターを買うなら、こちらをおすすめします。
ただしケーブルはDisplayPortケーブルしか付属しないため、HDMIケーブルを利用する方は別途で購入しておきましょう。
画面下にスマホスタンドがあるのも何気に嬉しいですね。なんだかんだ、購入すると満足度が高いのはこういうゲーミングモニターだったりします。
モニタースタンドに重量があり、グラつきが少ないのも意外と重要なです。
とにかく安く高リフレッシュモニターが欲しい方におすすめします。
【4K解像度重視】BenQ EW3280U
- 輝度の自動調整機能を搭載
- 音質に拘ったスピーカー
- ノングレア液晶で映り込みが少ない
モニターサイズ | 32インチ 4KUHD(3840*2160) |
パネル規格 | IPS |
応答速度 | 5ms(GtoG) |
HDMI規格 | HDMI2.0 |
リフレッシュレート | 60Hz |
BenQの32インチ4Kモニターです。
4Kの商品ながら、価格も安く売れ筋の商品となっています。
応答速度5msというのはこの記事で紹介している他のモニターと比べれば遅いように見えるかもしれませんが、対戦FPSなどを除けば全く問題ありません。
32インチという大型モニターなので、置き場所さえ確保できれば普段のゲームだけではなく、映画や動画閲覧でも活躍するのが魅力です。
またゲームとは直接関係はありませんが、USB-Type Cでディスプレイ接続ができるため、MacBookなどを所有しているひとであれば、これもプラスになるのではないでしょうか。
初めての4Kモニターを選ぶなら、このモニターをおすすめします。
IPSパネルで視野角が広いため、複数人で動画を楽しむことだってできちゃいます。
【超高性能4Kテレビ】OLED 55CXPJA
- 有機EL液晶のため、鮮やかに映る
- 「Amazon Alexa」「Google アシスタント」を搭載
- テレビでありながらG-Sync対応
モニターサイズ | 55インチ 4KUHD(3840*2160) |
パネル規格 | OLED |
応答速度 | 1ms(GtoG) |
HDMI規格 | HDMI2.1 |
リフレッシュレート | 120Hz(倍速機能)/60Hz |
LGの55インチテレビです。
有機EL対応なので、鮮やかさについては随一です。
有機ELテレビなので日常利用も当然できますが、さらにゲームにも対応し、フリッカー(チラつき)を軽減するG-Syncにも対応しています。
有機ELの良さは、コントラストの表現が圧倒的に良いこと。
究極に画質を追い求め、かつフレームレートも追い求め、なおかつゲーム以外でも利用することを考えたときに良い選択肢になるでしょう。
ただし、55インチというサイズのため置き場所には気をつけること。
また有機ELディスプレイは焼き付きが発生しやすいと言われていますが、焼きつき防止機能も搭載されているため心配はご無用です。
「4K 120Hz」に対応した数少ないテレビとして、次世代機であるPS5にふさわしい夢の最高級モニターです。
【超低価格】アイリスオーヤマ ILD-B23FHD-B
- 1万切りの超低価格
- ブルーライトカットモード付き
- 非光沢のアンチグレアパネル
モニターサイズ | 23インチ FHD(1920*1080) |
パネル規格 | VA |
応答速度 | 14ms(GtoG) |
リフレッシュレート | 60Hz |
アイリスオーヤマの超低価格モデルです。
「1080p 60Hz」というスペックのモニターの中では最安値のモデルで、なんと1万円弱で買えてしまいます。
同じく「1080p 60Hz」の他メーカー製モニターと機能的にはほとんど何も変わりません。
「とにかく安いモニターが欲しい」という方にはおすすめです。
ただしモニターとしては最小限の性能で、はっきり言ってPS5の性能はまったく活かしきれていません。
リフレッシュレートが低いためFPS・TPSには向いておらず、応答速度にも難があるためアクションゲームにも向きませんが、SRPGやノベルゲームならさほど問題なくプレイできます。
美麗グラフィックや滑らかなアニメーションなんかどうでもいいから安さ重視!という方にとっては選択肢に入る可能性があるので、ご紹介しておきます。
PS5でおすすめしたいゲーミングモニターの選び方
まず初めに、PS5のスペックを確認しておきましょう。
フレームレート | 120fpsまで対応 |
---|---|
解像度 | 8Kまで対応 |
残念ながら記事執筆現在、「8K」と「4K&120fps」の両方に対応しているゲーミングモニターはほとんど存在しません。
その両方に対応している数少ないソニー製モニター「ブラビア KJ-85Z9H」にはAmazonで200万円近い値段がついており、ゲーム用に買うモニターとして現実的ではありません。
「PS5でどんなゲームを遊びたいか」によって、それに対応したゲーミングモニターを買うのが賢明です。
やりたいゲームジャンルにあわせてゲーミングモニターの選び方を解説します。
FPSやTPSをプレイしたいならリフレッシュレート重視
FPSやTPSでは、一瞬の表示遅延が命取りとなることは知っていますか?
FPSなど頻繁に画面が書き換わるゲームであれば、高リフレッシュレート=高フレームレートでゲームをプレイできるゲーミングモニターがおすすめです。
NVIDIAによれば、高フレームレートのほうが明確にK/D(キルデス比)が向上するというデータがあるそうです。
PS5の出力できるフレームレートは120fpsまでなので、ゲーミングモニターは120Hz以上に対応したものが良い、ということになります。
またFPSなどのゲームをするなら入力動作がすぐ画面に反映される「応答速度」も重視すべきです。
応答速度については「応答速度を確認しておこう」の項目で詳しく説明しています。
『Rainbow Six Siege』
『Apex Legends』
フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
アクション・RPGを遊ぶなら4K対応
アクションやRPGなどのジャンルではFPS・TPSと比較してフレームレートより精細なグラフィック表現が重視されています。
これらのジャンルを中心にプレイするなら、リフレッシュレートより高解像度を優先した4Kゲーミングモニターがおすすめです。
解像度が違うと明らかに映像の質感が変わって、ゲームへの没入感が一層増します。
『ホライゾンゼロドーン』
『Ghost of Tsushima』
PS5向けゲーミングモニターの注意点
PS5向けゲーミングモニターを選ぶとき、気を付けておいたほうがいい点をいくつか解説します。
4K 120fps対応のゲームはほとんどない
まず前提として抑えておきたいのは、「PS5より遥かに性能が上のRTX3090(販売価格23万円!)でさえ、4K 120fpsでゲームをするのは難しい」ということです。
現実的に考えて、「アンチャーテッド」や「ゴッドオブウォー」といった大作シリーズがPS5上で4K 120fpsで動く可能性は皆無です。
ほとんどのAAAゲームは「4K 60fps」もしくは「フルHD 120fps」をターゲットに開発されると考えていいでしょう。
低グラフィックのゲームであれば4K 120fps対応する可能性はありますが、綺麗さを実感できないので、ほぼ意味はありません。
最新ゲームを4K 120fpsで遊びたいならPS6の発売を待つ必要があるでしょう。
なので、あなたが「FPS・TPSを中心に遊びたいゲーマー」なら「高リフレッシュレート対応モニター」を買えばいいし、「RPG・アクションを中心に遊びたいゲーマー」なら「4Kモニター」を買えばいいのです。
HDMI端子のバージョンに注意
4Kに対応したゲーミングモニターを選ぶのであれば、HDMI端子のバージョン確認が必要です。
PS5はHDMI2.1に対応。HDMI2.0では不可能な、「4K 120fps」の映像出力が可能です。
HDMI2.0だと「4K 60fps」もしくは「1080p 240Hz」が限界なので、注意が必要です。
さらにこれがHDMI1.2になると「1080p 60Hz」が限界になってしまいます。
もちろん4Kなんて不可能です。
古いモニターにはこうしたリスクがあるため、買い替えをおすすめする理由の一つでもあります。
PS5はWQHD(1440p)非対応
さらに注意すべきこととして、PS5はWQHD(1440p)に非対応です。
WQHD(1440p)というのはフルHD(1080p)と4K(2160p)の中間的な解像度です。
現在WQHDモニターでPS5をプレイすると、1080pの映像を1440pにアップスケールされる形で出力されることになります。
PS5向けのゲーミングモニターを新規に購入するのであれば、WQHDモニターを買うのは少々もったいないので選択肢からは外してもいいでしょう。
応答速度を確認しておこう
ここからは、FPSなどのゲームをするひとに特に関係する、応答速度についてお話します。
応答速度(ms)は一般的に「黒→白→黒」といった風に画面の色が変化する時間のこと。
小さければ小さいほど、切り替えが早く、モニターの応答速度が良い=FPSなどで次の画面の切り替えが早い=敵を発見しやすいと言えます。
しかし、モニターの表現する色は白黒だけではない、Gray(=中間色)が存在します。
青から黄など中間色から中間色に変わるような表現はモニターにとって難しく、この難しい変化に関する時間をGtoGといいます。
ゲームの色の変化にかかる一瞬が死活問題となりえるFPSゲームではGtoG応答速度が短いゲーミングモニターを選びましょう。
ディスプレイサイズは用途に合わせて選ぶ
ディスプレイのサイズは応答時間に次いで大切です。
4Kモニターであれば27インチ~が多く、120Hz以上対応モニターは21インチ~25インチ程度が目安となります。
FPSゲームをプレイするには一般的に「21インチ~25インチ前後」が良いとされています。
画面が大きければ当然、情報量が増えます。そのため、一見すると有利に思えるかもしれません。
しかし、FPSで重要なのは「自分の視界に全ての情報が収まること」です。
これが「25インチ」以上のサイズになると、画面端の敵を見落とすことがあります。
さらに、ゲーム画面上のUIも見にくくなります。FPSでは自分の目を動かす時間すらも命取りになり得るのです。
パネルの種類に注意
ディスプレイを選ぶときには、パネルのことも一応頭の片隅に入れておきましょう。
FPS用としては応答速度が速くて、値段も安い「TNパネル」が人気です。
ただし、色味の表現には少し弱め。主な目的をゲームとするなら構いませんが、他の用途にも使うなら別のパネルを選ぶと満足度は高いです。
「VAパネル」はコントラストが高く、多彩な表現をすることができます。
反対に応答速度が遅いため、映画などの鑑賞目的に利用すべきでしょう。
PS5で利用するなら、あまり動きのないゲームなら良いかもしれません。
「IPSパネル」は視野角が広く、写真や映像を専門とする人に好まれるモニター。
PS5で利用するならば、シングルプレーゲーム向きですが、IPSパネルのモニターは他よりも価格が高めです。
おすすめPS5向けゲーミングモニターおさらい
この記事で紹介したゲーミングモニターをまとめました。
・FPSやTPSを遊びたいなら → 「XL2411K」「EX-LDGC221HTB」
・アクションやRPGなど細かい表現が多いゲーム → 「EW3280U」
・予算上限なし → 「OLED55B1PJA」
・超格安モニター → 「ILD-A23FHD-B」
ゲーム以外の作業もできる「デュアルディスプレイ環境」を作りたい人は「おすすめサブモニター」をご覧ください。
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