【プロ愛用】FPSにおすすめなゲーミングマウスパッドを解説 普通のマウスパッドとの違いや詳しい選び方も解説
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数あるゲーミングデバイスの中ではあまり目立たないゲーミングマウスパッドですが、実はゲームの勝敗を分ける重要なデバイスです。
特にFPSやMOBAといったジャンルでは、勝敗を決める場面こそ精密な操作が要求されます。
そのため、マウスの操作感に直結するゲーミングマウスパッド選びが、勝敗を決定することもあります。
つまり、勝ちにこだわるならゲーミングマウスパッドは必須のアイテムといえるのです。
しかし、ゲーミングマウスパッドはメーカーや素材が多様で、どれを買えばいいのか迷ってしまうのも事実です。
そこで、今回は
- マウスパッドの種類が多く何を買っていいかわからない
- マウス操作のストレスを減らしたい
- おすすめのゲーミングマウスパッドが知りたい
といった人たちに向けて、ゲーミングマウスパッドの選び方とおすすめのゲーミングマウスパッドについて解説していきます。
なお、ゲーミングマウスパッドと必ずセットで使うゲーミングマウスのおすすめは以下の記事で紹介しています。
目次
おすすめゲーミングマウスパッド
プロゲーマーが愛用しているゲーミングマウスパッドの他に、プレイヤーからの評価が高いおすすめのゲーミングマウスパッドを紹介します。
SteelSeries QcK+
- 均一で軽快な操作感
- 裏面のグリップ力が強く、ズレない
- 薄すぎず厚すぎず
どうしてもゲーミングマウスパッドの購入に迷って決断ができなかったら、これを選んでおけば間違いありません。
滑りも抑えられており、マウスコントロールもクセがないため初心者におすすめです。
一方で湿気に弱いなど、耐久性には不安があるので環境には注意が必要です。
低価格とはいえ、長く使えるにこしたことはありません。
また、机を大きく覆うことのできるSteelSeries QcK Heavy XXLというモデルも人気です。
マウスの操作感はそのままに、キーボードの安定性を向上させることができます。
Logicool G ゲーミングマウスパット G440t
- 低摩擦ハードタイプ
- ツルツルすぎない適度な滑り方
- お手入れが簡単
ハードタイプのゲーミングマウスパッドで、Mサイズ相当の大きさです。
そのため、ローセンシには不向きで、ハイセンシでプレイする人におすすめです。安価なためハードタイプを初めて使う際におすすめのモデルです。
Corsair Gaming MM300
- 端が縫ってあるので表面が剥がれない
- 美しいデザイン
- 繊維を編んで作った滑りやすい表面
マウスパッドの端がほつれ防止のため補強しており、耐久性に優れたモデルです。
滑りやすさと止めやすさのバランスがよく(やや滑りが強め)、デザイン性も高いです。
小型から大判サイズと選択肢が多いのも魅力です。
Xtrfy GP4
- 高耐摩耗性とフチ縫い加工で耐久性抜群
- プロゲーマーに認められたバランスの良い高級マウスパッド
- 手に負担のかからないクッション
プロゲーミングチームNinjas in Pyjamasが監修したマウスパッドです。
使用しているスポンジが柔らかく分厚いのが特徴で、マウスがスポンジに沈み止めやすくなっています。
ソフトタイプでありながら洗濯機で洗えるため、メンテナンスが簡単なのは魅力です。
ゲーミングマウスパッドと普通のマウスパッドの違いは?
ゲーミングマウスパッドの最大の特徴は「マウスをコントロールしやすい」点です。
パッドとマウスの間で最適な摩擦を生じさせることで、マウスを動かす際の「滑りやすさ」や狙った位置でカーソルをストップさせる「止めやすさ」を格段に向上させています。
それに加え、マウスのセンサーを正確に認識できるため、微細な操作でも思い通りに動かすことが可能です。
そのため、FPSプレイヤーにとってゲーミングマウスパッドはゲーミングマウス並みに重要なデバイスといえます。
また、ゲームプレイ中にマウスの可動域を制限しないために、マウスパッド自体の大きさも通常のマウスパッドよりも大きめにデザインされていることも特徴です。
ゲーミングマウスパッドはさまざまなプレイスタイルに対応できるよう、ツルツルしたものからザラザラしたものまで、多様なラインナップが用意されています。
ゲーミングマウスパッドの選び方
ゲーミングマウスパッドは素材や大きさによって使用感がまったく違います。
自分のマウスやプレイスタイルとマッチすることが重要なので、適当に選んでしまうと思うような操作感が得られません。
マウスはどのゲームでも必ず使用するので、マウス操作で感じるストレスは限りなく減らしておきたいところです。
ここでは、プレイスタイルに合ったゲーミングマウスパッドの選び方について、素材や大きさ、滑りやすさなどの点から解説していきます。
ちなみに、実際には「いきなりゲーミングマウスパッドだけを選ぶ」ということはなく、「自分の使っているゲーミングマウスとの相性をみて選ぶ」ことが多いです。
良いゲーミングマウスを持っていない方は、まずはゲーミングマウスから買って、それに合ったマウスパッドを探してみるといいでしょう。
素材で選ぶ
ゲーミングマウスパッドの素材は、大きく「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2種類に分けられます。
ソフトタイプは、ゲーミングマウスパッドの主流である布で作られています。
「滑りやすさ」と「止めやすさ」のバランスがよく、マウスをコントロールしやすいのが特徴です。
私はFPSやMOBAをよくプレイしますが、ヘッドショットなどの瞬間的なエイムにはソフトタイプのパッドが向いていると感じています。
そのため、マウスコントロールのよさを重視してソフトタイプを愛用しています。
一方で、使用を続けていくとへこみや糸のほつれなどが生じ、マウスの操作感に影響を与えるため、ハードタイプに比べ劣化しやすいといえます。
ハードタイプのマウスパッドは主にプラスチックやガラス、金属といった素材から作られています。
そのため、ハードタイプは圧倒的に滑りやすく、素早いマウスカーソルの移動が可能となっています。
FPSでは、軽い力で素早いエイムが実現できるため、相手の動きに吸い付くようなエイムがスムーズにおこなえます。
耐久性も優れており、メンテナンスしやすいのも魅力です。
一方で、マウスの操作感に影響するマウスソール(マウスの底部分のパーツ)が摩耗しやすいという欠点もあります。
また私自身そうなのですが、マウスを持つ手に力が入るタイプの人は、マウスが滑りすぎてカーソルがプルプル動いてしまうかもしれません。
マウスの設定に合わせて選ぶ
一般的に、滑りがいいマウスパッドはハイセンシ(高感度)プレイヤーに向いているといわれています。
ハイセンシのメリットは、少ないマウスの移動でも大きくカーソルが移動するので、素早いエイムが可能なことです。
そのため、低摩擦で滑りやすいマウスパッドのほうが、マウスの初動が早く咄嗟の対応力に優れたハイセンシを活かせるというわけです。
逆に、滑りやすさは控えめで、むしろマウスの動きをストップしやすいマウスパッドは、ローセンシ(低感度)~ミドルセンシ(中感度)プレイヤーに適しているといわれています。
現在多くのFPSプロゲーマーが、リコイルコントロールがしやすく、細かいエイムをしやすいローセンシ~ミドルセンシに設定しています。
つまり、プロゲーマーの多くはローセンシ(低感度)-ソフトタイプパッドの組み合わせでゲームをプレイしているということです。
マウスパッドの大きさで選ぶ
ゲーミングマウスパッドの大きさは、マウスの設定やプレイするゲームによって決める必要があります。
たとえば、FPSやMOBAなどのマウスを大きく動かす必要のあるゲームでは、大きなマウスパッドが適しています。
私が以前通常サイズのマウスパッドでFPSをプレイしていたとき、ローセンシなこともあって視点移動でマウスがパッドからはみ出すことが多々ありました。
はみ出すたびにストレスを感じていましたし、撃ち合い中だとそれが原因で負けたこともありました。
大きなゲーミングマウスパッドに変えてからはこのような悩みからは解放され、マウス操作でストレスを感じることはほとんどなくなりました。
また、大型のマウスパッドのなかには、キーボードまで載せられるほど大きいデザインのものもあります。操作中のキーボードのガタつきなどが気になる人は、大型のデザインを検討しましょう。
小さなマウスパッドは、シミュレーションゲームやMMORPGといった比較的マウス移動が少ないゲームに適しています。
マウス分だけの大きさで、設置スペースを気にする必要がないのがメリットです。
プロゲーマーと同じゲーミングマウスパッドを使う
ここまで紹介した選び方を読んでもこれといった決め手がない人は、プロゲーマーや配信者が使用しているゲーミングマウスパッドを参考にしてみるのもいいでしょう。
代表的なFPSゲームを例にプロゲーマーの設定と、使用しているゲーミングマウスパッドを紹介します。
『Apex Legends』のプロゲーマーRas氏
設定 | ミドルセンシ |
---|---|
マウスパッド | SteelSeries QcK Heavy Medium |
ハイセンシとローセンシの中間であるミドルセンシの設定です。
ソフトタイプの『SteelSeries QcK Heavy Medium』はLサイズの場合厚さが6mmと分厚く、摩擦によるマウスコントロールがしやすいモデルとなっています。
『フォートナイト』のストリーマーNinja氏
設定 | ミドルセンシ |
---|---|
マウスパッド | HyperX Fury Pro Mサイズ |
HyperX Fury Proは布とゴムを使用したソフトタイプのマウスパッドです。
表面が加工されているためツルツルしており、ソフトタイプのなかではかなり滑る部類です。
使いやすくコストパーフォーマンスの良いパッドですが、耐久性という面では製品に当たりはずれがあるようです。
『VALORANT』のプロゲーマーLaz氏
設定 | ローセンシ |
---|---|
マウスパッド | Logicool G640r |
滑りと止めのバランスが優れており、数多くの有名プレイヤーが使用する人気モデルです。
ローセンシプレイヤーは大きくマウスを動かす必要があるため、大型のG640rが適しています。
おすすめゲーミングマウスパッドおさらい
この記事で紹介したゲーミングマウスパッドをまとめました。
・滑りも止まりもバランスが良い → 「SteelSeries QcK Heavy Medium」
・コスパ最高 → 「HyperX Fury S Pro」
・大型マウスパッド → 「Logicool G640r」
・超定番マウスパッド → 「SteelSeries QcK」
・初めてのハードタイプにおすすめ → 「Logicool G440t 」
・耐久性に優れたモデル → 「Corsair Gaming MM300」
・メンテナンスが簡単 → 「Xtrfy XTP1 F0REST LARGE」
今回は、ゲームの勝敗を分けることもあるゲーミングマウスパッドについて解説しました。
ゲーミングマウスパッドを選ぶときには
- FPSやMOBAではゲーミングマウスパッド選びが勝敗を左右する
- 自分プレイスタイルにあわせてソフトタイプやハードタイプを選択する
- ハイセンシなら滑りやすさ重視、ローセンシなら止めやすさ重視
- 迷ったら滑りと止めのバランスの良いモデルを選ぶ
以上のことを参考に、ゲーミングマウスパッドの購入に役立ててください。
ゲーミングマウスパッドとセットで使うゲーミングマウスのおすすめは以下の記事で紹介しています。
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