「GALLERIA XA7R-67XT」実機レビュー・評価 人気急上昇中のRadeon搭載ゲーミングPC【ガレリア/ドスパラ】
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「GALLERIA XA7R-67XT」はAMD製GPU「Radeon RX 6700 XT」とAMD製CPU「Ryzen 7 3700X」を搭載した最新ゲーミングPCです。
かつては「GALLERIA XA7C-R37」のようなNVIDIA製GPU搭載PCと比べて影が薄かったAMD製GPU搭載PCですが、2021年に入ってコスパの良さの性能の高さで注目を集め、いまやドスパラのランキングで1位を獲得するほどです。
今回はこの「人気急上昇中のPC」のレビューをしていきます。
「おすすめゲーミングPC」とは違い、細かいデータを見て他機種と比較しながら調査するので、ぜひじっくり読んで検討してください。
目次
「GALLERIA XA7R-67XT」はこんな人におすすめ
グラフィック : Radeon RX 6700 XT
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
- 次世代のスタンダードとなる性能を持ったPCが欲しい人
- 240fpsでFPSやバトロワゲーをやりたい人
- 最もコスパの良いミドルレンジのゲーミングPCが欲しい人
「GALLERIA XA7R-67XT」は「次世代高性能ゲーミングPC」の主流モデルになり得るPCです。
搭載GPUである「Radeon RX 6700 XT」のゲーミング性能はNVIDIA製GPUで最も人気のある「RTX 3070」に非常に近く、今後「RTX 3070」搭載ゲーミングPCと並ぶ人気商品になる可能性は高いです。
「GALLERIA XA7R-67XT」はまだ在庫豊富ですが、人気が爆発したらすぐに供給不足になりかねないので、最新のゲーミングPCが欲しいという人は、製品が手に入りにくくなったり高騰したりする前に購入しておくことを強くおすすめします。
「GALLERIA XA7R-67XT」のスペック
グラフィック : Radeon RX 6700 XT
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
「GALLERIA XA7R-67XT」のGPUは「Radeon RX 6700 XT」、CPUは「Ryzen 7 3700X」で、いずれも「ミドルレンジ~ハイエンド」に位置するパーツです。
筆者は「GALLERIA XA7R-67XT」を使用して『Apex Legends』『フォートナイト』『PUBG』を遊んでみましたが、特に設定を下げた場合は200fpsを超える滑らかなフレームレートで、ゲーマーとして最高の環境でプレイすることができました。
「20万円で高コスパなゲーミング環境が欲しい」というような人に「GALLERIA XA7R-67XT」をおすすめします。GPU(グラフィックボード)
GPUはゲームを遊ぶうえで一番大事なパーツです。GPUは新しいゲーミングPCが欲しいと考えているかたであれば最初にチェックするパーツかと思います。
「GALLERIA XA7R-67XT」は、AMD製の「Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6」を搭載しています。
「Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6」はNVIDIA製GPU「RTX30シリーズ」の中では「RTX 3070」(一番人気!)と争うGPUで、現代の高性能ゲーミングPCの標準となるスペックが売りです。
ベンチマーク的にも「RTX 3060」よりは上、「RTX 3080」よりは下、なので、NVIDIA製GPUで例えれば「RTX 3070」が一番近いのは間違いなさそうです。
「現行グラボの性能比較」は以下のページで紹介しています。
CPU
CPUはGPUと比べて軽視されがちですが、CPUの性能によっては出せるフレームレートに大きな差が生まれます。
CPUの性能が高ければパソコンの起動からゲームを立ち上げる速度にも影響を及ぼします。
「GALLERIA XA7R-67XT」には「Ryzen 7 3700X」が搭載されています。
「Ryzen 7 3700X」もGPU同様主流であるIntel製CPUではなくAMD製のCPUですが、スペック的にも値段的にもほとんど同じか、わずかにAMD製CPUのほうが優秀だと言われています。
これだけのスペックがあればゲームが快適になるだけでなく、映像編集や音楽制作にも手を出せるので、「GALLERIA XA7R-67XT」を買ってクリエイティブワークもしたい、という方には嬉しいチョイスとなっています。
「ゲーミングPCにおけるCPUの役割」については以下の記事で詳しく解説しています。
メモリ
「GALLERIA XA7R-67XT」のメモリはゲーミングPCのスタンダードである「16GB」搭載されています。
かつて、「メモリは8GBあれば十分」と言われる時代がありました。
それがRTX20やRTX30シリーズの時代になって「メモリは最低16GBは欲しい」とまで言われるようになりました。
PS5やXBOX Series Xといった最新世代のゲーム機もメモリは16GBなので、ゲーミングPCにおいても16GBあれば今後10年は問題なく安心してゲームをプレイできます。
「ゲーミングPCにおけるメモリの重要性」についてのより詳しい解説は以下の記事からどうぞ。
ストレージ
「GALLERIA XA7R-67XT」のストレージは1TB NVMe SSDのみで、HDDは付属していません。
NVMe SSDはSSDのなかでも特に高性能で、PC本体の起動やゲームのロード時間がHDDとは比べ物にならないほど高速になります。
今後、さまざまなタイトルをプレイする予定がある人は、SSDの容量を増やすか、HDDを増設するなどのカスタマイズがおすすめです。
HDDとSSDの使い分け方を知りたいかたは以下の記事を参考にしてください。
重量・サイズ
「GALLERIA XA7R-67XT」は「220(幅)×440(奥行き)×480(高さ)mm」と、ハイエンドモデルらしく大型筐体となっています。
あまりに小さい本体ですとパーツを増やしたときに内部がギチギチになってしまいエアフローの確保も難しくなるので、長い目でみて拡張性を考えたらPC本体は大きめのほうがオススメです。
重量も「約14kg」あるのでちょっと押したくらいではビクともしません。テーブルの上にPCを設置する人でも、思わずぶつかって本体が転倒するなんてことは起こりません。
電源
電源は「750W 静音電源(80PLUS GOLD)」となっています。
80 PLUS(エイティープラス)は、電力変換効率に関する規格の1つです。複数の電圧出力が求められる電源ユニットにおいて、電力変換効率が80%以上の変換効率を備える製品に与えられる認証です。
認証にはグレードがあって「STANDARD」「BRONZE」「SILVER」「GOLD」「PLATINUM」「TITANIUM」と6段階にランク付けされています。上位のものになればなるほどPCの高い電力負荷に耐えて発熱を抑えることができるので、高いパフォーマンスを保ったままゲームをプレイすることができます。
「GOLD」でも十分な性能なのでそのままでも全く問題ありませんが、BTOでゲーミングPCを購入する人は電源をアップグレードするケースが多いです。
しかし「GOLD」と「TITANIUM」の差はそこまで大きくないので、「最上位でないと嫌だ」という人以外は「GOLD」のままでもいいかと思います。
ゲーミングPCの電源ユニットについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
「ゲーミングPCの選び方」について詳しく知りたいかたは、こちらの記事にある解説を参考にしてください。
「GALLERIA XA7R-67XT」を実際に使ってみた感想
ここでは実際に「GALLERIA XA7R-67XT」が届いてからセッティングし、ゲームをプレイしながら感じたことを購入検討者の方に共有したいと思います。
「GALLERIA XA7R-67XT」が届いてから何分でゲームができるのか?
実際に手元に届いて箱から「GALLERIA XA7R-67XT」を取り出したら、電源ケーブルを本体に挿して、モニター・マウス・キーボードを接続したら電源をつけてそれでセッティングはお終いです。ここまでは約5分くらいです。
ただし、PCを置くのに十分なスペースを用意していないと掃除するのに時間を取られる可能性があります。部屋が狭かったり片付いていなかったりする人は模様替えや掃除をしてPCを置く位置を決めておくと困りません(既にPCを持っているところからの買い替えだと、スムーズにデータ移行するための準備なども必要になることに注意してください)。
『Apex Legends』や『サイバーパンク2077』などのデータ容量の多いゲームは40分から50分ほどダウンロード時間がかかります(回線速度によりますが)。
その間はお気に入りのブラウザのブックマークを移行したり、いつも使っているツールをセットアップするなど、PC設定をいじって待ちましょう!
カスタマイズ性・拡張性の高さ
「GALLERIA XA7R-67XT」は大型筐体なだけあって中身のスペースにはかなり余裕があり、拡張性は非常に高いです。
このように広いPCケースの中で各パーツが余裕を持って収まっているので、今後パ-ツを交換・追加したいと思ったときも自分の手で簡単に中身をいじれます。
また、ドスパラではゲーミングPCを購入するときにオプションで好きな「マウス」や「キーボード」、高フレームレートに対応した「ゲーミングモニター」も追加オプションで選べるので、お気に入りのデバイスを選んで注文すればPCが届いたその日からゲーミング環境でゲームをプレイしはじめられます。
ドスパラゲーミングPCランキング1位
「GALLERIA XA7R-67XT」はドスパラのデスクトップゲーミングPCランキングで1位です(7月15日現在)。
もともとはRTX 3070搭載ゲーミングPCが1位だったのですが、在庫不足のせいで手に入り辛くなり(「翌日に出荷」が「5日後に出荷」になるなど)、似たようなスペックで安くてすぐに手に入る「GALLERIA XA7R-67XT」がランキング1位に躍り出ました。
写真で左右に並んでいるのはRTX 3070搭載の「GALLERIA XA7R-R37」ですが、GPUがNVIDIA製かAMD製か以外の違いはなく、大きさもぴったり同じです。
「GALLERIA XA7R-67XT」は録画機能も強い
AMD製GPUと搭載した「GALLERIA XA7R-67XT」と、NVIDIA製GPU搭載PCの具体的な差は何か?と聞かれて、もっとも明確にわかりやすいのは、「Radeon Software」と「GeForce Experience」の違いでしょう。
「GALLERIA XA7R-67XT」で使用できる「Radeon Software」の特徴としては、
- フレームレートやGPU使用率、CPU使用率をわかりやすく監視できる
- 操作遅延を軽減する「Anti-Lag」機能
- 録画も配信もインスタントリプレイもソフト一つ・ワンボタンで簡単にできる
といったもので、録画に限らず、「Radeon Software」のほうが多機能です。
逆に、これらのソフトを一切使わない人にとってはほぼ差がないとも言えます。
冷却ファンの性能と静かさ
ゲーミングPCでゲームを長時間プレイしていたら、発熱は避けて通れません。
しかし「GALLERIA XA7R-67XT」は140㎜サイズの冷却ファンを搭載し、両側面から空気を取り入れ天板から流すという独特なエアフロー機構を採用しており、たとえPC筐体が壁にくっついている場合でも排熱性はかなり高いようです。
ゲーミングPCは高温になるとパフォーマンスはガタ落ちしますが、熱がこもらなければ高いパフォーマンスを保ったままプレイを続けることができます。休日に夜通しゲームを遊ぶことのあるガチゲーマーでも満足のいく製品であることは間違いありません。
ちなみに筆者はこのPCを使って何時間にもわたって『Apex Legends』や『フォートナイト』といったオンラインゲームをプレイしてみましたが、本体は一切熱くなりませんでした。
遊び終わったあとに直接PCに触ってみたのですが、熱いどころかヒンヤリとしていました。
また、ゲーミングPCは熱を抑えるために冷却ファンをぶん回して無理やり冷やしているようなイメージがあるかもしれませんが、「GALLERIA XA7R-67XT」の電源をつけてまず驚いたのが、とにかく音がしないことです。
ファンの音がうるさいとどうしてもPCの調子を気にしてしまい、ゲームに集中できないものです。気にする人は「うまく冷却できていないのか?」なんて心配になってしまいますからね。
「GALLERIA XA7R-67XT」を他機種と比較
モデル名 | XA7R-67XT | XA7R-R37 | XA7R-R39 |
---|---|---|---|
CPU | Ryzen 7 3700X | Ryzen 7 3700X | Ryzen 7 3700X |
グラフィック | Radeon 6700 XT | RTX 3070 | RTX 3090 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
値段 | 194,980円 | 219,980円 | 409,979円 |
ベンチマークスコア | 11314 | 12517 | 16736 |
「GALLERIA XA7R-67XT」と並んでドスパラを代表する人気ゲーミングPC2種を選んで比較してみました。
「XA7R-R37」は非常に優等生的なPCで、次世代ゲーミングPCに期待されてる大抵のことはこなせます。「4K」「240fps」「VR」「高速ロード」などなど。
「XA7R-67XT」も同様で、ベンチマークスコアと値段で「XA7R-R37」をやや下回りますが、実際のゲームプレイはまったく変わらないといっても過言ではありません。
これらのPCと比べてはるかにハイエンドな環境を求めるなら「RTX 3090」を搭載した「XA7R-R39」がありますが、かなり大きな価格差ができてしまいます。
「XA7R-R37」か「XA7R-67XT」の選択は好みによりますが、どちらもゲーミングPCの中で最もコスパのいいモデルなので、買って後悔することはないでしょう。
「GALLERIA XA7R-67XT」のベンチマーク
代表的なベンチマークソフトを使って「GALLERIA XA7R-67XT」のスコアを計測しました。
いまPCを持っている人は、これらのベンチマークソフトを回してみて「GALLERIA XA7R-67XT」とのスペックの違いを確認してみてください。
PC Mark 10
総合スコア | 6788 |
---|
総合的なパソコン性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 10」の測定では「6788」という総合スコアが出ました。
ドスパラ公式スコアの「6689」を上回る結果で、このスコアはRTX 3070を搭載した「GALLERIA XA7R-R37」に近い数字となっています。
3D Mark
Time Spy | 11545 |
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Fire Strike | 26865 |
定番のゲーム用ベンチマークソフト「3D Mark」で測定してみたところ、「Time Spy」では「11545」、「Fire Strike」では「26865」という高スコアが出ました。
「3D Mark」はPCのゲーミング性能に特化したベンチマークソフトで、「Time Spy」はDirectX 12ベンチマーク、「Fire Strike」はDirectX 11ベンチマークです。
ドラゴンクエストX
最高品質 | 14654(すごく快適・はぐれメタル級) |
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『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(DQ10)のベンチマークソフトでは「最高品質」で「14654(すごく快適・はぐれメタル級)」というスコアが出ました。
DQ10は非常に軽いソフトなので快適にプレイするためにここまでのスコアは不要ですが、これだけのスコアが出れば今後10年以上はMMORPGをプレイするのに困らないでしょう。
FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ
最高品質 | 17736(非常に快適) |
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『FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ』(FF14)のベンチマークソフトでは「最高品質」で「17736(非常に快適)」というスコアが出ました。
FF14のベンチマークスコアは7000以上で「非常に快適」となりますが、今後の拡張パックやアップデートでゲームが重くなる可能性もあるため、10000もあれば安心してプレイ可能です。
「GALLERIA XA7R-67XT」は基準を大幅にクリアしているので、どれだけキャラクターが密集していても処理落ちやカクつきとは無縁で高フレームレートで美しいエオルゼアを堪能できます。
ちなみにFF14は世界的にMMORPGの代表格なので、MMOを遊びたいときはFF14のベンチマークを目安にPCの性能を判断することが多いです。
PCショップの店頭に置いてあるゲーミングPCでもよくFF14のベンチマークが起動していますね。
FINAL FANTASY XV
高品質 | 11276(とても快適) |
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『FINAL FANTASY XV』(FF15)のベンチマークソフトでは「高画質」設定で「11276(とても快適)」というスコアが出ました。
『FINAL FANTASY XV』(FF15)のような処理の重いゲームでこれだけのスコアが出るなら、ほかの大作PCゲームで「重い」と感じることはまずありません。
「GALLERIA XA7R-67XT」のフレームレート検証
フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
「GALLERIA XA7R-67XT」を使って人気のPCゲームをいくつかプレイしてみました。
「どのくらいのフレームレートを出せるのか」は特に気になるところだと思うので、動画で紹介します。
「GALLERIA XA7R-67XT」で『Apex Legends』をプレイしてみた
密集した戦闘によってフレームレートが落ちやすい「アリーナ」モードで『Apex Legends』のフレームレートを計測してみました。「だいたいこのくらいの数字が出るんだな」という参考として見てください。
前半13秒までは最高設定でのプレイ動画です。撃ち合いの最中はフレームレートが200fpsまで低下していることがわかります。
14秒以降は低設定でのプレイになります。1対1の戦闘でもフレームレートは220fps程度を維持できていますが、パルスが迫ってきていることで一瞬フレームレートが大きく下がっています。
どちらの設定にしてもカクつく感覚は一切なく、ハイフレームレートの恩恵を大きく感じることができました。
低設定なら戦闘中以外は常時240fps、戦闘中でも144fpsまで下がることはほぼないため、「144hz」モニターより「240hz」モニターでプレイすることをおすすめします。
射撃訓練場でもフレームレートを確認することはありますが、実は射撃訓練場でのフレームレートはあまり意味がありません。
戦闘中かそれ以外かでフレームレートは大きく変動するため、戦闘の起こらない射撃訓練場はあまり実戦のフレームレートと関係がないからです。「GALLERIA XA7R-67XT」で『PUBG』をプレイしてみた
「GALLERIA XA7R-67XT」を使って『PUBG』のTPPモードでフレームレートの確認をしてみました。
グラフィック設定は「ウルトラ」「非常に低い」で検証しています。
前半13秒はグラフィック設定「ウルトラ」で『PUBG』をプレイしてみました。
無人の山を走っているだけで、フレームレートは170fps前後を維持しています。建物などのオブジェクトが近づくと140fps程度まで低下しました。
後半14秒以降は、グラフィック設定「非常に低い」で、周囲に大量の敵がいる室内という状況です。
『PUBG』はたとえ見えていなくても周りに人がいるとフレームレートが下がるので、周りに誰もいないときなら200fps前後出るfpsも、ここでは140fpsまで低下しています。
『PUBG』はどう設定しても240fpsを出せるゲームではありませんが、どうせなら設定を下げて「どんなにフレームレートが下がっても140fps」という安定した環境でプレイすることをおすすめします。
「GALLERIA XA7R-67XT」で『フォートナイト』をプレイしてみた
『フォートナイト』はただ何もない場所を歩くだけなら軽いゲームですが、イベントやオブジェクトが多く、戦闘になると建築バトルや爆破物があるためそれなりに高スペックのPCでないとフレームレートを安定させることが難しいタイトルともいえます。
グラフィック設定は「ウルトラ」と「非常に低い」で検証しています。
前半14秒は「ウルトラ」画質で、室内を漁っているときのフレームレートが140fps~170fps程度です。
戦闘となるともっとフレームレートが下がることを考えると、競技勢やガチ勢は『フォートナイト』のウルトラ設定は避けた方が良いかもしれません。
とはいえ、『フォートナイト』はトゥーン調グラフィックの美しさも売りなので、一度はウルトラグラフィックでプレイしてみることもおすすめします。
後半15秒以降は近くにイベント用オブジェクト(UFO)があるときとないときのフレームレートのギャップがわかる動画です。
基本的には240fps以上を維持できるため、通常戦闘に参加してもおおむね200fpsを下回ることはなく、一回もカクつかずスムーズに建築できるレベルといえます。
「GALLERIA XA7R-67XT」を活かすためには240Hzゲーミングモニターがおすすめ
いくらゲーム側で高いフレームレートが出せてもモニターのリフレッシュレートが60Hzなら60fpsまでしか表示できません。
「GALLERIA XA7R-67XT」は大抵の対戦ゲームで144fps以上は余裕で出せるほどの性能ですし、設定次第では240fpsを安定させることもできます。
せっかくこれだけの性能があるなら活かさないともったいないので、最低でも144hzのモニターを使用したほうがいいです。
しかし、本音を言うならここは無理をしてでも240hzのモニターを手にしてほしいです。それほど高性能なゲーミングPCですので、モニターに妥協すべきではありません。
リフレッシュレート(Hz)とは”1秒間に何回画面が更新されるか”という数値です。1秒間につきHzの値の数だけ画面が書き換わります。
リフレッシュレートはモニターによって違い、144Hzや240Hzなど高リフレッシュレートに対応したモニターではそれだけ滑らかにゲームや映像を描写できます。
リフレッシュレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
モニターを持っていない人は「GALLERIA XA7R-67XT」本体と同時にゲーミングモニターを購入しておきましょう。
当サイトでおすすめしているゲーミングモニターを以下の記事で紹介しておきます。
以下のページではゲーミングPCと一緒に購入したいおすすめゲーミングデバイスをまとめています。
モニター、マウス、キーボード、ヘッドホンからゲーミングデスクやゲーミングチェアまで、この記事を参考にすればゲーミング環境がすべて揃います。
また、おすすめゲーミングPC全般とゲーミングPCに関するまとまった情報を知りたい人はこの記事をおすすめします。