「GALLERIA XA7R-R37」実機レビュー・評価 | 人気1位モデルのデスクトップゲーミングPC【ガレリア/ドスパラ】
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当サイトでは過去に何度もサードウェーブ様(ドスパラ)からゲーミングPCの実機をお借りしてレビューしていますが、今回はライター本人が実際に「GALLERIA XA7R-R37」を購入したので、使ってみた結果をレビューします。
「GALLERIA XA7R-R37」は「RTX 3070」を搭載した最新ゲーミングPCにして、「ドスパラで最も売れているゲーミングPC」です。
以前レビューした「GALLERIA XA7C-R37」も同じく「RTX 3070」を搭載しておりCPU以外のパーツは全く同じですが、この記事でレビューする「GALLERIA XA7R-R37」のほうが少しだけ安く、少しだけゲーミング性能も高いため、今回筆者は「GALLERIA XA7R-R37」を購入することに決めました。
「おすすめゲーミングPC」とは違い、細かいデータを見て他機種と比較しながら調査するので、ぜひじっくり読んで検討してください。
目次
「GALLERIA XA7R-R37」はこんな人におすすめ
[PC-GALLERIA_XA7R-R37]- 最新ゲームをレイトレーシングONでプレイしたい人
- 144fps~240fpsでFPSやバトロワゲーをやりたい人
- 動画配信や編集、楽曲制作などクリエイティブな作業に興味のある人
「GALLERIA XA7R-R37」は間違いなく「次世代高性能ゲーミングPC」のスタンダードとなるPCです。
ゲーミングPCには家庭用ゲーム機のようなはっきりした「次世代への進化」はなく、だんだんとパーツがアップグレードされていくものなのですが、個人的には「RTX20シリーズ」から「RTX30シリーズ」へのGPUの進化はPS3からPS4並の性能の飛躍を感じています。
次世代ゲーミングPCを低コストで楽しみたいのであれば「GALLERIA XA7R-R37」一択です。
「GALLERIA XA7R-R37」のスペック
[PC-GALLERIA_XA7R-R37]「GALLERIA XA7R-R37」のGPUは「RTX 3070」、CPUは「Ryzen 7 3700X」で、いずれも「ミドルスペック~ハイエンド」に位置するパーツです(RTX30シリーズ発売以前の2019年基準で考えれば超ハイエンドです)。
筆者は「GALLERIA XA7R-R37」を使用して『Apex Legends』『フォートナイト』『PUBG』を遊んでみましたが、どれも軽々200fpsを越える滑らかなフレームレートで、ゲーマーとして何一つ不満なくプレイすることができました。
「予算の都合上20万円も30万円も出せないけど最新のゲーミングPCが欲しい」というような人なら、「GALLERIA XA7R-R37」を買えば間違いありません。GPU(グラフィックボード)
GPUはゲームを遊ぶうえで一番大事なパーツです。GPUは新しいゲーミングPCが欲しいと考えているかたであれば最初にチェックするパーツかと思います。
「GALLERIA XA7R-R37」は、最新世代「RTX30シリーズ」の中で性能とコストのバランスの取れた「GeForce RTX 3070」を搭載しています。
「RTX 3070」はNVIDIA製最新GPU「RTX30シリーズ」の中では「RTX 3080」と争う人気GPUで、PS5やXbox Series Xをも遥かに上回るハイパフォーマンスでありながら低コストで手に入る、というのが売りとなっています。
さらに上位のモデルには「RTX 3090」がありますが、こちらはGPU単体で20万円を越えるほど高価で、ほとんどの人にとっては手が出ないでしょう。
「RTX 3090」はディープランニングや3Dモデリングといった目的で需要がありますが、一般的なゲーマーには少々オーバースペックな代物となっております。
その点、「RTX 3070」は「レイトレーシング対応」「高フレームレートでの4K出力」といった次世代ゲームに必要な機能や性能はすべて備えており、価格も「RTX 3090」の約3分の1ということから、最もコスパの良いGPUであることは間違いありません。
「現行グラボの性能比較」は以下のページで紹介しています。
CPU
CPUはGPUと比べて軽視されがちですが、CPUの性能によっては出せるフレームレートに大きな差が生まれます。
CPUの性能が高ければパソコンの起動からゲームを立ち上げる速度にも影響を及ぼします。
「GALLERIA XA7R-R37」には「Ryzen 7 3700X」が搭載されています。
「Ryzen 7 3700X」は主流であるIntel製CPUではなくAMD製のCPUですが、スペック的にも値段的にもほとんど同じか、わずかにAMD製CPUのほうが優秀だと言われています。
これだけのスペックがあればゲームが快適になるだけでなく、映像編集や音楽制作もかなり簡単になるので、「GALLERIA XA7R-R37」を買って色々な仕事や趣味に挑戦したいかたには嬉しいチョイスとなっています。
「ゲーミングPCにおけるCPUの役割」については以下の記事で詳しく解説しています。
メモリ
「GALLERIA XA7R-R37」のメモリはゲーミングPCのスタンダードである「16GB」搭載されています。
かつて、「メモリは8GBあれば十分」と言われる時代がありました。
それがRTX20やRTX30シリーズの時代になって「メモリは最低16GBは欲しい」とまで言われるようになりました。
PS5やXBOX Series Xといった最新世代のゲーム機もメモリは16GBなので、ゲーミングPCにおいても16GBあれば今後10年は問題なく安心してゲームをプレイできます。
「ゲーミングPCにおけるメモリの重要性」についてのより詳しい解説は以下の記事からどうぞ。
ストレージ
「GALLERIA XA7R-R37」のストレージは512GB NVMe SSDのみで、HDDは付属していません。
NVMe SSDはSSDのなかでも特に高性能で、PC本体の起動やゲームのロード時間がHDDとは比べ物にならないほど高速になります。
一方で、512GBのSSDのみでは少し心もとないかもしれません。というのも、最近のゲームはデータ容量がどんどん大きくなっているからです。
たとえば、『Apex Legends』『フォートナイト』は80GB以上、『THE DIVISION2』の場合だと、ゲーム自体に50GB、追加コンテンツでさらに50GB以上の容量が必要になります。
今後、さまざまなタイトルをプレイする予定がある人は、SSDの容量を増やすか、HDDを増設するなどのカスタマイズがおすすめです。
HDDとSSDの使い分け方を知りたいかたは以下の記事を参考にしてください。
これでもう容量の心配をする必要はありません!
重量・サイズ
「GALLERIA XA7R-R37」は「220(幅)×440(奥行き)×480(高さ)mm」と、ハイエンドモデルらしく大型サイズとなっています。
数字ではわかりにくい!という人のために、画像ではPS5との比較を行っています。かなりどっしりとしていて存在感があるのがわかります。
あまりに小さい本体ですとパーツを増やしたときに内部がギチギチになってしまいエアフローの確保も難しくなるので、長い目でみて拡張性を考えたらPC本体は大きめのほうがオススメです。
重量も「約14kg」あるのでちょっと押したくらいではビクともしません。テーブルの上にPCを設置する人でも、思わずぶつかって本体が転倒するなんてことは起こりません。
電源
電源は「650W 静音電源(80PLUS GOLD)」となっています。
80 PLUS(エイティープラス)は、電力変換効率に関する規格の1つです。複数の電圧出力が求められる電源ユニットにおいて、電力変換効率が80%以上の変換効率を備える製品に与えられる認証です。
認証にはグレードがあって「STANDARD」「BRONZE」「SILVER」「GOLD」「PLATINUM」「TITANIUM」と6段階にランク付けされています。上位のものになればなるほどPCの高い電力負荷に耐えて発熱を抑えることができるので、高いパフォーマンスを保ったままゲームをプレイすることができます。
「GOLD」でも十分な性能なのでそのままでも全く問題ありませんが、BTOでゲーミングPCを購入する人は電源をアップグレードするケースが多いです。
しかし「GOLD」と「TITANIUM」の差はそこまで大きくないので、「最上位でないと嫌だ」という人以外は「GOLD」のままでもいいかと思います。
ゲーミングPCの電源ユニットについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
「ゲーミングPCの選び方」について詳しく知りたいかたは、こちらの記事にある解説を参考にしてください。
「GALLERIA XA7R-R37」を実際に使ってみた感想
ここでは実際に「GALLERIA XA7R-R37」が届いてからセッティングし、ゲームをプレイしながら感じたことを購入検討者の方と共有したいと思います。
「GALLERIA XA7R-R37」が届いてから何分でゲームができるのか?
実際に手元に届いて箱から「GALLERIA XA7R-R37」を取り出したら、電源ケーブルを本体に挿して、モニター・マウス・キーボードを接続したら電源をつけてそれでセッティングはお終いです。ここまでは約5分くらいです。
ただし、PCを置くのに十分なスペースを用意していないと掃除するのに時間を取られる可能性があります。部屋が狭かったり片付いていなかったりする人は模様替えや掃除をしてPCを置く位置を決めておくと困りません。
『Apex Legends』や『サイバーパンク2077』などのデータ容量の多いゲームは40分から50分ほどダウンロードに時間がかかります(回線速度によりますが)。
その間はお気に入りのブラウザのブックマークを移行したり、いつも使っているツールをセットアップするなど、PC設定をいじって待ちましょう!
カスタマイズ性の高さ
「GALLERIA XA7R-R37」は大型筐体なだけあってスペースには余裕があり、拡張性は非常に高いです。
「RTX30シリーズ」と言えばとにかくグラフィックカードが大きいことで知られており、発表当時は「重すぎてグラフィックカードが外れて落ちたりするんじゃないか」なんて懸念もありました。
「GALLERIA XA7R-R37」ではグラフィックカードを固定する「リジッドカードサポート」のおかげで、勝手にGPUが外れて破損することはまずありません。
このように広いPCケースの中で各パーツが余裕を持って収まっているので、今後パ-ツを交換・追加したいと思ったときも自分の手で簡単に中身をいじれます。
また、ドスパラではゲーミングPCを購入するときにオプションで好きな「マウス」や「キーボード」、高フレームレートに対応した「ゲーミングモニター」も追加オプションで選べるので、お気に入りのデバイスを選んで注文すればPCが届いたその日からゲーミング環境でゲームをプレイしはじめられます。
ただし、ゲーミングPCにこだわる人はゲーミングデバイスにも徹底的にこだわりたいはず。
「ゲーミングマウス」「ゲーミングキーボード」に関してはドスパラのデフォルト商品より、ゲーミングメーカーのデバイスのほうがより「ゲーミング向け」となっているので、以下の記事を参考に購入されることを強くおすすめします。
ドスパラゲーミングPCランキング堂々1位
「GALLERIA XA7R-R37」はドスパラのデスクトップゲーミングPCの人気ランキングで堂々の1位です。
時期によってランキングの順位は変わるのですが、今はこの「GALLERIA XA7R-R37」が一番人気ということです。
前提として、RTX30シリーズのGPUを搭載しているPCは「仮想通貨のマイニング目的」「ゲーム目的」という世界中の需要に対応しきれず、圧倒的な供給不足となっています。
そんな中、この「GALLERIA XA7R-R37」は比較的に手に入りやすいこと、上位モデルの「RTX 3080」搭載PCや「RTX 3090」搭載PCよりも遥かに安いにもかかわらゲーミング性能は大きく劣らないこと、そして凄まじい需要に対しどうにか供給が間に合っており、出荷までの日数が短いことなどからゲーマー層から強い支持を得ています。
筆者が「GALLERIA XA7R-R37」を購入した時は翌日に出荷、そしてその翌日にPCが届いたので、「本当に在庫不足なのか?」と感じてしまうほどでした。
「RTX 3070」によるレイトレーシングの威力
「GALLERIA XA7R-R37」には最新のGPU「GeForce RTX 3070」が搭載されています。
かなりの高性能・高コスパなGPUと評判なので、できるだけ重いシングルゲームで「レイトレーシングON」にして性能を確認してみることにしました。
上の動画は「フルHD、ウルトラ設定、レイトレーシングON」にしたときの『サイバーパンク2077』の様子です。
「レイトレーシング」というのはPCゲーマーには有名な技術ですが、正確には「リアルタイムレイトレーシング」といい、海やビルの窓、ガラスや水たまりなどに反射して映り込む光をリアルタイムに計算して表現するレンダリング技術のことです。
「リアルタイムレイトレーシング」は前世代のRTX20シリーズから可能となった技術ですが、ONにすると圧倒的にグラフィックが向上するかわりにフレームレートが格段に落ちてしまう諸刃の剣だったので、積極的にゲームに導入されるようになったのはごく最近の話です。
知っての通りオープンワールドゲームでは60fpsが快適にプレイできる基準となっています。そして「GALLERIA XA7R-R37」で『サイバーパンク2077』のレイトレーシングをONにした結果、60fps~80fpsを出すことができました。
もちろん、街中の人込みやカーレース中などでは一時的に60fpsを下回る瞬間はありますが、基本的にはかなり快適にプレイできるといっていいでしょう。
これだけ重いゲームが快適に遊べてしまう「GALLERIA XA7R-R37」では、今後発売されるAAAタイトルのゲームも超快適に遊べることが約束されたようなものです。
圧倒的にカッコイイ新モデル
こちら、2020年発売の「GALLERIA XA7R-R37」(左)と2014年発売の「GALLERIA XF」(右)を比較した画像です。
見る人によると思いますが、「GALLERIA XA7R-R37」のほうがはるかに洗練されたデザインだと感じます。
特に「GALLERIA XA7R-R37」の前面には操作しやすい斜め45度のコンソールパネルが存在します。なんと4つもUSBポートが用意されており、他社のBTOパソコンの2倍です。
また、普通のPCはケーブルがゴチャゴチャして見た目が悪くなりがちですが、「GALLERIA XA7R-R37」は「前面:USB 3.2 Gen1 Type-A x4 背面: USB3.1 Gen1(Type-A) x6」と多めに入出力ポートが用意されていて必要なものはすべて揃っており、外付けのサウンドカードなんかも含めて背面だけでまとめられるという点でもインテリアデザインを邪魔しません。
「GALLERIA XA7R-R37」の天板にはこのように全体に穴が空いているので、本体上部からの排熱も万全です。(「GALLERIA XF」では天板の半分くらいにしか穴が空いていませんでした。)
内部にはホコリ防止のプレートが1枚はいっています。ゲーミングPCはホコリが天敵なので、ホコリの混入を防止し、熱が籠るのを防ぐ仕様が徹底的に考えられた新仕様といえます。
ファンの冷却性能の高さと静かさ
ゲーミングPCでゲームを長時間プレイしていたら、発熱は避けて通れません。
しかし「GALLERIA XA7R-R37」は前面左右から吸気し、上部と背部に排気という独特なエアフロー機構を採用しており、排熱性はかなり高いようです。
実際、筆者はこのPCを使って10時間以上ぶっ通しで『Apex Legends』や『フォートナイト』といったオンラインゲームを遊びまくりましたが、本体が熱くなることは一切ありませんでした。
遊び終わったあとに直接PCに触ってみたのですが、熱いどころかヒンヤリとしていました。
ゲーミングPCは高温になるとパフォーマンスはガタ落ちしますが、熱がこもらなければ高いパフォーマンスを保ったままプレイを続けることができます。休日に夜通しゲームを遊ぶことのあるガチゲーマーでさえ満足のいく製品であることは間違いありません。
また、ゲーミングPCは熱を抑えるために冷却ファンをぶん回して無理やり冷やしているようなイメージがあるかもしれませんが、「GALLERIA XA7R-R37」の電源をつけてまず驚いたのが、とにかく音がしないことです。
ファンの音がうるさいとどうしてもPCの調子を気にしてしまい、ゲームに集中できないものです。気にする人は「うまく冷却できていないのか?」なんて心配して本体温度やCPUの使用率をチェックしだしちゃいますからね。
「GALLERIA XA7R-R37」を他機種と比較
モデル名 | XA7R-R37 | XA7C-R37 | ZA9C-R38 |
---|---|---|---|
CPU | Ryzen 7 3700X | Core i7-11700 | Core i9-10850K |
グラフィック | RTX 3070 | RTX 3070 | RTX 3080 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
値段 | 174,980円 | 199,980円 | 289,828円 |
ドスパラから「GALLERIA XA7R-R37」とスペックの近い人気ゲーミングPC2種を選んで比較してみました。
「XA7C-R37」は「XA7R-R37」と「CPU以外のすべてのパーツが同じ」で、値段もベンチマークスコアもほぼ同じですが、「XA7R-R37」のほうが安いということで「XA7R-R37」のほうをおすすめします。
性能的にはゲームをプレイしながら気付くほどの差はなく、はっきり言って誤差レベルです。
「RTX 3080」を搭載した「ZA9C-R38」は「XA7R-R37」よりもベンチマークスコアが3,000ほど上で、値段は10万円近く高いモデルです。
個人的には「ZA9C-R38」も推しモデルなのですが、このレベルの性能差に10万円弱払えるかどうか悩んだ結果、筆者は「XA7R-R37」を購入することにしました。
「GALLERIA XA7R-R37」のベンチマーク
代表的なベンチマークソフトを使って「GALLERIA XA7R-R37」のスコアを計測しました。
いまPCを持っている人は、これらのベンチマークソフトを回してみて「GALLERIA XA7R-R37」とのスペックの違いを確認してみてください。
PC Mark 10
総合スコア | 6967 |
---|
総合的なパソコン性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 10」の測定では「6967」という総合スコアが出ました。
Steamで大量のゲームをインストールしたあとにベンチマークを回したせいか、ドスパラ公式スコアの「7133」よりわずかに下回る結果となりました。
3D Mark
Time Spy | 12635 |
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Fire Strike | 25727 |
定番のゲーム用ベンチマークソフト「3D Mark」で測定してみたところ、「Time Spy」では「12635」、「Fire Strike」では「25727」というスコアが出ました。
「3D Mark」はPCのゲーミング性能に特化したベンチマークソフトで、「Time Spy」はDirectX 12ベンチマーク、「Fire Strike」はDirectX 11ベンチマークです。
ドラゴンクエストX
最高品質 | 21545(すごく快適・はぐれメタル級) |
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『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(DQ10)のベンチマークソフトでは「最高品質」で「24504(すごく快適・はぐれメタル級)」というスコアが出ました。
DQ10は非常に軽いソフトなので快適にプレイするためにここまでのスコアは不要ですが、これだけのスコアが出れば今後10年以上はMMORPGをプレイするのに困らないでしょう。
FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ
最高品質 | 17863(非常に快適) |
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『FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ』(FF14)のベンチマークソフトでは「最高品質」で「17863(非常に快適)」というスコアが出ました。
FF14のベンチマークスコアは7000以上で「非常に快適」となりますが、今後の拡張パックやアップデートでゲームが重くなる可能性もあるため、8000もあれば安心してプレイ可能です。
「GALLERIA XA7R-R37」は基準を大幅にクリアしているので、どれだけキャラクターが密集していても処理落ちやカクつきとは無縁で高フレームレートで美しいエオルゼアを堪能できます。
ちなみにFF14は世界的にMMORPGの代表格なので、MMOを遊びたいときはFF14のベンチマークを目安にPCの性能を判断することが多いです。
PCショップの店頭に置いてあるゲーミングPCでもよくFF14のベンチマークが起動していますね。
FINAL FANTASY XV
高品質 | 11807(非常に快適) |
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『FINAL FANTASY XV』(FF15)のベンチマークソフトでは「高画質」設定で「11807(非常に快適)」というスコアが出ました。
『FINAL FANTASY XV』(FF15)のような処理の重いゲームでこれだけのスコアが出るなら、ほかのPCゲームで「重い」と感じることはまずありません。
「GALLERIA XA7R-R37」のフレームレート検証
フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
「GALLERIA XA7R-R37」を使って人気のPCゲームをいくつかプレイしてみました。
「どのくらいのフレームレートを出せるのか」は特に気になるところだと思うので、動画で紹介します。
「GALLERIA XA7R-R37」で『Apex Legends』をプレイしてみた
「GALLERIA XA7R-R37」を使って『Apex Legends』の「射撃訓練場」でフレームレートの確認をしてみました。
グラフィック設定を「最高」と「最低」に分けて、「通常時」のフレームレートと「テルミットグレネードをばらまいて激しい負荷をかけた時」のフレームレートを検証しています。
通常時 | 重い時(テルミット連発) | |
---|---|---|
最高設定 | 200-290fps | 120-220fps |
最低設定 | 300fps | 180-240fps |
ただし、実は射撃訓練場でのフレームレートはあまり意味がありません。
大量のプレイヤーが動き回るバトルロイヤルは射撃訓練場よりも大きな処理負荷がかかり、フレームレートはさらに低下するからです。
逆に、周囲にプレイヤーが少ない室内ではフレームレートは上昇します。
重要なのは「実戦でどれだけのフレームレートが出せるのか」です。というわけで、実際に『Apex Legends』をプレイして検証してみました。
「だいたいこのくらいの数字が出るんだな」という参考として見てください。
グラフィック設定は「最高設定」「低設定」で検証しています。
こちらは144fps制限+「低設定」のプレイ動画です。どれだけ激しい戦闘をしても144fpsを維持できているので、144Hzモニターを使っているプレイヤーなら完璧なパフォーマンスでプレイできるということがわかります。
次に、フレームレート制限なし+「低設定」で1試合通してプレイしてみました。
通常時の武器漁りや激しい戦闘の場面でも240fps付近でプレイできますが、最終安置の乱戦ではフレームレートが150fpsまで低下する瞬間もありました。
最もフレームレートが低下する時でさえカクつく感覚はなかったので、大量のプレイヤーでグチャグチャになったとしてもプレイに支障が出ることはないでしょう。
次は最高設定のプレイ動画です。
グレネードが飛び交う戦闘時でも基本的に144fpsを維持しているので、「240fps維持」を目指さないのであれば「ウルトラ」設定で『Apex Legends』をガチプレイ可能です。
FPSなどシューター系のゲームは画質を落としてフレームレートを安定させてプレイすることが基本とされていましたが、「GALLERIA XA7R-R37」なら十分画質を追求できます。
低設定も高設定もかなりのハイパフォーマンスでしたが、グラフィック重視の人、フレームレート重視の人、どちらも重視する人、それぞれがお好みの設定で自由にカスタマイズして『Apex Legends』を遊ぶことができます(ちなみに、筆者は低設定でプレイしています)。
もうひと押しで4,000ダメージが出そうだと感じている人が「GALLERIA XA7R-R37」を使って遊んだら、その日のうちにダブハンを獲得できると思いますよ!
「GALLERIA XA7R-R37」で『PUBG』をプレイしてみた
「GALLERIA XA7R-R37」を使って『PUBG』のFPPモードでフレームレートの確認をしてみました。
ちなみに『PUBG』にもトレーニングモード(射撃訓練場)はありますが、これはバトロワモードと状況が違いすぎてフレームレートの目安にすらならないので検証しません。
グラフィック設定は「ウルトラ」「非常に低い」で検証しています。
まずはグラフィック設定「ウルトラ」で『PUBG』をプレイしてみました。
物資を漁るときは200fps弱、戦闘時は144fps程度で動作します。
ほとんどの場合は問題ありませんが、グレネードなどが炸裂する大乱戦では144fpsを下回ってしまうので、勝利を追求するガチ勢ならウルトラ設定は避けたほうがいいかもしれません。
続いて「非常に低い」設定で『PUBG』のフレームレートを検証してみました。
非戦闘時は200fps以上で安定していますが、戦闘時には一時的に200fpsを下回ります。
MAX144fpsでプレイしているプロゲーマーもいるので、このレベルのフレームレート低下ならほとんどの人はプレイ中気にならないと断言できます。
「GALLERIA XA7R-R37」で『フォートナイト』をプレイしてみた
『フォートナイト』は基本的には軽いゲームですが、戦闘になると建築バトルや爆破物が多いためそれなりに高スペックのPCでないとフレームレートを安定させることが難しいタイトルともいえます。
グラフィック設定は「ウルトラ」と「非常に低い」で検証しています。
『フォートナイト』を「ウルトラ」画質でプレイしました。
「ウルトラ」かつ連戦でもフレームレートは144fps以上は出ていたのが印象的でした。個人的にはかなり快適にプレイできましたが、建築合戦+混戦時のフレームレート低下を考慮すると競技プレイヤー向きとは言えません。
とはいえ、『フォートナイト』はトゥーン調グラフィックの美しさも売りなので、一度はウルトラグラフィックでプレイしてみることもおすすめします。
次に、『フォートナイト』を「非常に低い」設定でテストしてみました。
フレームレートを出すためにこちらの設定でプレイしている人がほとんどかと思います。「非常に低い」設定では平均で300fps以上も出ていました。
重い状況でも200fpsを下回ることはほとんどなく、本当に安定しているので、フレームレートのせいで建築をミスるなんてことは絶対に起きません。
「GALLERIA XA7R-R37」を活かすためには144Hz/240Hzゲーミングモニターがおすすめ
いくらゲーム側で高いフレームレートが出せてもモニターのリフレッシュレートが60Hzなら60fpsまでしか表示できません。
「GALLERIA XA7R-R37」は大抵の対戦ゲームで144fps以上は余裕で出せるほどの性能ですし、設定次第では240fpsを安定させることもできます。
せっかくこれだけの性能があるなら活かさないともったいないので、最低でも144hzのモニターを使用したほうがいいです。
しかし、本音を言うならここは無理をしてでも240hzのモニターを手にしてほしいです。それほど高性能なゲーミングPCですので、モニターに妥協すべきではありません。
リフレッシュレート(Hz)とは”1秒間に何回画面が更新されるか”という数値です。1秒間につきHzの値の数だけ画面が書き換わります。
リフレッシュレートはモニターによって違い、144Hzや240Hzなど高リフレッシュレートに対応したモニターではそれだけ滑らかにゲームや映像を描写できます。
リフレッシュレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
「GALLERIA XA7R-R37」本体にはゲーミングモニターが付属していないので、モニターを持っていない人はゲーミングモニターを同時に購入しておきましょう。
当サイトでおすすめしているゲーミングモニターを以下の記事で紹介しておきます。
以下のページではゲーミングPCと一緒に購入したいおすすめゲーミングデバイスをまとめています。
モニター、マウス、キーボード、ヘッドホンからゲーミングデスクやゲーミングチェアまで、この記事を参考にすればゲーミング環境がすべて揃います。
また、おすすめゲーミングPC全般とゲーミングPCに関するまとまった情報を知りたい人はこの記事をおすすめします。