「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」実機レビュー・評価 AMD製GPUのハイエンドゲーミングPC【ガレリア/ドスパラ】
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「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」はAMD製GPU「Radeon RX 6800 XT」とAMD製CPU「Ryzen 9 5900X」を搭載した最新のハイエンドゲーミングPCです。
今回は2021年に入ってから大きく人気を集めている「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」のレビューをしていきます。
「おすすめゲーミングPC」とは違い、細かいデータを見て他機種と比較しながら調査するので、ぜひじっくり読んで検討してください。
目次
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」はこんな人におすすめ
グラフィック : Radeon RX 6800 XT
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 NVMe SSD
- 今後何年にも渡ってトップクラスのPCが欲しい人
- 240fpsでFPSやバトロワゲーをやりたい人
- 何でもできるハイエンドゲーミングPCが欲しい人
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」は「次世代高性能ゲーミングPC」の主流ハイエンドモデルになり得るPCです。
搭載GPUである「Radeon RX 6800 XT」のゲーミング性能はNVIDIA製GPUでも非常に人気のある「RTX 3080」に非常に近く、今後「RTX 3080」搭載ゲーミングPCと並ぶ人気商品になる可能性は高いです。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」の在庫はまだありますが、人気が爆発したらすぐに在庫切れになるので、最新のゲーミングPCが欲しいという人は、製品が手に入りにくくなったり高騰したりする前に購入しておくことを強くおすすめします。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」のスペック
グラフィック : Radeon RX 6800 XT
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 NVMe SSD
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」のGPUは「Radeon RX 6800 XT」、CPUは「Ryzen 9 5900X」で、いずれも「ハイエンド」に位置するパーツです。
筆者は「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」を使用して『Apex Legends』『フォートナイト』『PUBG』を遊んでみましたが、特に設定を下げなくても200fpsまたは240fpsをはるかに超える滑らかなフレームレートで、ゲーマーとして最高の環境でプレイすることができました。
「30万円で高コスパなゲーミング環境が欲しい」という人に「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」をおすすめします。GPU(グラフィックボード)
GPUはゲームを遊ぶうえで一番大事なパーツです。GPUは新しいゲーミングPCが欲しいと考えているかたであれば最初にチェックするパーツかと思います。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」は、AMD製の「Radeon RX 6800 XT 16GB」を搭載しています。
「Radeon RX 6800 XT 16GB」をNVIDIA製GPU「RTX30シリーズ」と比べると「RTX 3080」(ハイエンド!)と争うGPUで、現代の高性能ゲーミングPCの中でもトップクラスとなるスペックが売りです。
ベンチマーク的にも「RTX 3080」とほぼ同等なので、「RTX 3080」の代わりにこちらのGPUを購入するということもありそうです。
「現行グラボの性能比較」は以下のページで紹介しています。
CPU
CPUはGPUと比べて軽視されがちですが、CPUの性能によっては出せるフレームレートに大きな差が生まれます。
CPUの性能が高ければパソコンの起動からゲームを立ち上げる速度にも影響を及ぼします。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」には「Ryzen 9 5900X」が搭載されています。
「Ryzen 9 5900X」もGPU同様主流であるIntel製CPUではなくAMD製のCPUですが、スペック的にも値段的にもほとんど同じか、わずかにAMD製CPUのほうが優秀だと言われています。
これだけのスペックがあればゲームが快適になるだけでなく、映像編集や音楽制作にも手を出せるので、「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」を買ってクリエイティブワークもしたい、という方には嬉しいチョイスとなっています。
「ゲーミングPCにおけるCPUの役割」については以下の記事で詳しく解説しています。
メモリ
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」のメモリはゲーミングPCのスタンダードである「16GB」搭載されています。
かつて、「メモリは8GBあれば十分」と言われる時代がありました。
それがRTX20やRTX30シリーズの時代になって「メモリは最低16GBは欲しい」とまで言われるようになりました。
PS5やXBOX Series Xといった最新世代のゲーム機もメモリは16GBなので、ゲーミングPCにおいても16GBあれば今後10年は問題なく安心してゲームをプレイできます。
「ゲーミングPCにおけるメモリの重要性」についてのより詳しい解説は以下の記事からどうぞ。
ストレージ
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」のストレージは1TB Gen4 NVMe SSDのみで、HDDは付属していません。
Gen4 NVMe SSDはSSDのなかでも特に高性能で、PC本体の起動やゲームのロード時間がHDDとは比べ物にならないほど高速になります。
今後、さまざまなタイトルをプレイする予定がある人は、SSDの容量を増やすか、HDDを増設するなどのカスタマイズがおすすめです。
HDDとSSDの使い分け方を知りたいかたは以下の記事を参考にしてください。
重量・サイズ
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」は「220(幅)×440(奥行き)×480(高さ)mm」と、ハイエンドモデルらしく大型筐体となっています。
あまりに小さい本体ですとパーツを増やしたときに内部がギチギチになってしまいエアフローの確保も難しくなるので、長い目でみて拡張性を考えたらPC本体は大きめのほうがオススメです。
重量も「約14kg」あるのでちょっと押したくらいではビクともしません。テーブルの上にPCを設置する人でも、思わずぶつかって本体が転倒するなんてことは起こりません。
電源
電源は「850W 静音電源(80PLUS GOLD)」となっています。
80 PLUS(エイティープラス)は、電力変換効率に関する規格の1つです。複数の電圧出力が求められる電源ユニットにおいて、電力変換効率が80%以上の変換効率を備える製品に与えられる認証です。
認証にはグレードがあって「STANDARD」「BRONZE」「SILVER」「GOLD」「PLATINUM」「TITANIUM」と6段階にランク付けされています。上位のものになればなるほどPCの高い電力負荷に耐えて発熱を抑えることができるので、高いパフォーマンスを保ったままゲームをプレイすることができます。
「GOLD」でも十分な性能なのでそのままでも全く問題ありませんが、BTOでゲーミングPCを購入する人は電源をアップグレードするケースが多いです。
しかし「GOLD」と「TITANIUM」の差はそこまで大きくないので、「最上位でないと嫌だ」という人以外は「GOLD」のままでもいいかと思います。
ゲーミングPCの電源ユニットについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
「ゲーミングPCの選び方」について詳しく知りたいかたは、こちらの記事にある解説を参考にしてください。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」を実際に使ってみた感想
ここでは実際に「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」が届いてからセッティングし、ゲームをプレイしながら感じたことを購入検討者の方に共有したいと思います。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」が届いてから何分でゲームができるのか?
実際に手元に届いて箱から「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」を取り出したら、電源ケーブルを本体に挿して、モニター・マウス・キーボードを接続したら電源をつけてそれでセッティングはお終いです。ここまでは約5分くらいです。
ただし、PCを置くのに十分なスペースを用意していないと掃除するのに時間を取られる可能性があります。部屋が狭かったり片付いていなかったりする人は模様替えや掃除をしてPCを置く位置を決めておくと困りません(既にPCを持っているところからの買い替えだと、スムーズにデータ移行するための準備なども必要になることに注意してください)。
『Apex Legends』や『サイバーパンク2077』などのデータ容量の多いゲームは40分から50分ほどダウンロード時間がかかります(回線速度によりますが)。
その間はお気に入りのブラウザのブックマークを移行したり、いつも使っているツールをセットアップするなど、PC設定をいじって待ちましょう!
カスタマイズ性・拡張性の高さ
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」は大型筐体なだけあって中身のスペースにはかなり余裕があり、拡張性は非常に高いです。
このように広いPCケースの中で各パーツが余裕を持って収まっているので、今後パ-ツを交換・追加したいと思ったときも自分の手で簡単に中身をいじれます。
また、ドスパラではゲーミングPCを購入するときにオプションで好きな「マウス」や「キーボード」、高フレームレートに対応した「ゲーミングモニター」も追加オプションで選べるので、お気に入りのデバイスを選んで注文すればPCが届いたその日からゲーミング環境でゲームをプレイしはじめられます。
NVIDIA製GPU搭載PCとAMD製GPU搭載PCはほぼ差がない
写真で左右に並んでいるのは、右がRTX 3070搭載の「GALLERIA XA7R-R37」、左が「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」です。GPUがNVIDIA製かAMD製か以外の違いはなく、大きさも見た目もほとんど同じです。
これまでRadeon GPUを使ってこなかった人は最初に触るとき抵抗を感じるかもしれませんが、実際に操作してみるとなんの違和感もありません。
一般的なゲーミングPCと全く変わらないハイエンドマシンとして利用できるので、安心して購入できます。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」は録画・配信機能も強い
AMD製GPUを搭載した「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」と、NVIDIA製GPU搭載PCの具体的な差は何か?と聞かれて、もっとも明確にわかりやすいのは、「Radeon Software」と「GeForce Experience」の違いでしょう。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」で使用できる「Radeon Software」の特徴としては、
- フレームレートやGPU使用率、CPU使用率をわかりやすく監視できる
- 操作遅延を軽減する「Anti-Lag」機能
- 録画も配信もインスタントリプレイもソフト一つ・ワンボタンで簡単にできる
といったもので、録画に限らず、「Radeon Software」のほうが多機能です。
逆に、これらのソフトを一切使わない人にとってはほぼ差がないとも言えます。
使いやすい静音冷却ファン
ゲーミングPCでゲームを長時間プレイしていたら、発熱は避けて通れません。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」は140㎜サイズの冷却ファンを搭載し、両側面から空気を取り入れ天板から流すという独特なエアフロー機構を採用しており、たとえPC筐体が壁にくっついている場合でも排熱性はかなり高いです。
ゲーミングPCは高温になるとパフォーマンスはガタ落ちしますが、熱がこもらなければ高いパフォーマンスを保ったままプレイを続けることができます。休日に夜通しゲームを遊ぶことのあるガチゲーマーでも満足のいく製品であることは間違いありません。
ゲーミングPCは熱を抑えるために冷却ファンをぶん回して無理やり冷やしているようなイメージがあるかもしれませんが、「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」の電源をつけてまず驚いたのが、とにかく音がしないことです。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」を他機種と比較
モデル名 | ZA9R-68XT | XA7R-R37 | ZA7R-R38 |
---|---|---|---|
CPU | Ryzen 9 5900X | Ryzen 7 3700X | Ryzen 7 5800X |
グラフィック | Radeon 6800 XT | RTX 3070 | RTX 3080 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 1TB Gen4 NVMe SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
値段 | 329,980円 | 229,980円 | 319,980円 |
ベンチマークスコア | 16771 | 12517 | 15327 |
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」と並んで、ドスパラを代表する人気ゲーミングPC2種を選んで比較してみました。
「XA7R-R37」は非常に優等生的なPCで、次世代ゲーミングPCに期待されてる大抵のことはこなせます。「4K」「240fps」「VR」「高速ロード」などなど。
「ZA9R-68XT」は「XA7R-R37」を大きく上回る性能で、RTX 3070ができることを遥かに余裕をもってこなせるうえ、より高速なロード、より安定したフレームレートを実現しています。
「ZA9R-68XT」とほぼ同等のスペックのゲーミングPCが「ZA7R-R38」です。
値段もゲーミング性能もほとんど同じなので、「ZA7R-R38」か「ZA9R-68XT」の選択は好み次第です。
どちらもゲーミングPCの中で最もコスパのいいモデルなので、買って後悔することはないでしょう。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」のベンチマーク
代表的なベンチマークソフトを使って「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」のスコアを計測しました。
いまPCを持っている人は、これらのベンチマークソフトを回してみて「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」とのスペックの違いを確認してみてください。
PC Mark 10
総合スコア | 8554 |
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総合的なパソコン性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 10」の測定では「8554」という総合スコアが出ました。
ドスパラ公式スコアの「8542」と同程度の結果で、RTX 3080を搭載した「GALLERIA ZA7R-R38」を上回る数字となっています。
3D Mark
Time Spy | 16934 |
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Fire Strike | 37464 |
定番のゲーム用ベンチマークソフト「3D Mark」で測定してみたところ、「Time Spy」では「16934」、「Fire Strike」では「37464」というかなりのハイスコアが出ました。
「3D Mark」はPCのゲーミング性能に特化したベンチマークソフトで、「Time Spy」はDirectX 12ベンチマーク、「Fire Strike」はDirectX 11ベンチマークです。
ドラゴンクエストX
最高品質 | 21551(すごく快適・はぐれメタル級) |
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『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(DQ10)のベンチマークソフトでは「最高品質」で「21551(すごく快適・はぐれメタル級)」というスコアが出ました。
DQ10は非常に軽いソフトなので快適にプレイするためにここまでのスコアは不要ですが、これだけのスコアが出れば今後10年以上はMMORPGをプレイするのに困らないでしょう。
FINAL FANTASY XIV: 暁月のフィナーレ
最高品質 | 26445(非常に快適) |
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『FINAL FANTASY XIV: 暁月のフィナーレ』(FF14)のベンチマークソフトでは「最高品質」で「26445(非常に快適)」というスコアが出ました。
『FINAL FANTASY XIV: 暁月のフィナーレ』のベンチマークスコアは15,000以上のスコアで「非常に快適」となりますが、今後長年に渡る拡張パックの追加やアップデートでゲームが重くなる可能性もあるため、20,000もあれば何の憂いもなく安心してプレイ可能です。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」は基準を大幅にクリアしているので、どれだけキャラクターが密集していても処理落ちやカクつきとは無縁で高フレームレートで美しいエオルゼアを堪能できます。
ちなみにFF14は世界的にMMORPGの代表格なので、MMOを遊びたいときはFF14のベンチマークを目安にPCの性能を判断することが多いです。
PCショップの店頭に置いてあるゲーミングPCでもよくFF14のベンチマークが起動していますね。
FINAL FANTASY XV
高品質 | 15427(とても快適) |
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『FINAL FANTASY XV』(FF15)のベンチマークソフトでは「高画質」設定で「15427(とても快適)」というスコアが出ました。
『FINAL FANTASY XV』(FF15)のような処理の重いゲームでこれだけのスコアが出るなら、ほかの大作PCゲームで「重い」と感じることはまずありません。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」のフレームレート検証
フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」を使って人気のPCゲームをいくつかプレイしてみました。
「実際のゲームでどのくらいのフレームレートを出せるのか」は特に気になるところだと思うので、動画で紹介します。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」で『Apex Legends』をプレイしてみた
密集した戦闘によってフレームレートが落ちやすい「アリーナ」モードで『Apex Legends』のフレームレートを計測してみました。「だいたいこのくらいの数字が出るんだな」という参考として見てください。
上記の動画は最高設定で近距離戦闘をしていますが、最も重い時でさえ常に240fpsオーバーなので、240hzモニターを使っていたため一切なんのストレスを感じずプレイできました。
次の動画は低設定でのプレイです。
240fps制限がかかっているので高設定動画よりフレームレートが出ていないように見えるかもしれませんが、どちらも240Hzモニターでプレイしているのでプレイ体験は全く同じです。
つまり、このゲーミングPCを使う以上、『Apex Legends』のグラフィックは「自由に設定してもよい」ということです。
射撃訓練場でもフレームレートを確認することはありますが、実は射撃訓練場でのフレームレートはあまり意味がありません。
戦闘中かそれ以外かでフレームレートは大きく変動するため、戦闘の起こらない射撃訓練場はあまり実戦のフレームレートと関係がないからです。「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」で『PUBG』をプレイしてみた
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」を使って『PUBG』のTPPモードでフレームレートの確認をしてみました。
グラフィック設定は「ウルトラ」「非常に低い」で検証しています。
上記動画では「ウルトラ」で『PUBG』をプレイしてみました。
周囲に複数の敵がいる中、建物内で武器を漁っているうちのフレームレートは150fps~220fpsを激しく揺れ動いていました。
144hzモニターでプレイするならなんの問題もありませんが、240hzモニターでプレイするならウルトラ設定は我慢できないという人も多いでしょう。
次に、『PUBG』を低設定でプレイしてみました。見ての通り、ほぼ常時240fpsを維持しています。
『PUBG』で240fpsを出すためにはかなりのスペックが必要とされるのですが、「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」級のスペックであれば高いハードルをクリアしています。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」で『フォートナイト』をプレイしてみた
『フォートナイト』はただ何もない場所を歩くだけなら軽いゲームですが、イベントやオブジェクトが多く、戦闘になると建築バトルや爆破物があるためそれなりに高スペックのPCでないとフレームレートを安定させることが難しいタイトルともいえます。
グラフィック設定は「ウルトラ」と「非常に低い」で検証しています。
上記の動画はウルトラ設定で、ストームに追われたり一方的にスナイパーを撃ったりしながら200fps弱を維持しています。
ほとんどのプレイヤーにとっては満足のいくパフォーマンスでしょうが、一部のガチは240fpsを維持できるよう、少し設定を下げてもいいかもしれません。
最低設定だと、戦闘時のフレームレートは300fps~500fpsほど。ここまでのフレームレートは誰も求めていないかもしれませんが、GPUのオーバーパワーを感じます。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」を活かすためには240Hzゲーミングモニターがおすすめ
いくらゲーム側で高いフレームレートが出せてもモニターのリフレッシュレートが60Hzなら60fpsまでしか表示できません。
「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」は大抵の対戦ゲームで144fps以上は余裕で出せるほどの性能ですし、設定次第では240fpsを安定させることもできます。
せっかくこれだけの性能があるなら活かさないともったいないので、最低でも144hzのモニターを使用したほうがいいです。
しかし、本音を言うならここは無理をしてでも240hzのモニターを手にしてほしいです。それほど高性能なゲーミングPCですので、モニターに妥協すべきではありません。
リフレッシュレート(Hz)とは”1秒間に何回画面が更新されるか”という数値です。1秒間につきHzの値の数だけ画面が書き換わります。
リフレッシュレートはモニターによって違い、144Hzや240Hzなど高リフレッシュレートに対応したモニターではそれだけ滑らかにゲームや映像を描写できます。
リフレッシュレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
モニターを持っていない人は「GALLERIA ZA9R-68XT 5900X搭載」本体と同時にゲーミングモニターを購入しておきましょう。
当サイトでおすすめしているゲーミングモニターを以下の記事で紹介しておきます。
以下のページではゲーミングPCと一緒に購入したいおすすめゲーミングデバイスをまとめています。
モニター、マウス、キーボード、ヘッドホンからゲーミングデスクやゲーミングチェアまで、この記事を参考にすればゲーミング環境がすべて揃います。
また、おすすめゲーミングPC全般とゲーミングPCに関するまとまった情報を知りたい人はこの記事をおすすめします。