チャンピオンムーブ

『Apex Legends』で勝てない人は「チャンピオンムーブ」を覚えよう!プロゲーマーの試合解析

当ページのリンクには広告が含まれています。

高フレームレートで有利に勝つためのスペックを紹介

元プロゲーマーがHARDMODE編集部のJunとnyapを引き連れてチャンピオンを取った試合を徹底解説します!

チャンピオンになる為の記事を読んで勝つために何をすればいいのかを理解しても、試合で実践できるかどうかは別問題です。 具体的に安全地帯がどのように変わったら、どのように立ち回っているのか、何を意識してるのかなどを一試合の動画を通して一つ一つ解説していきたいと思います。

PC版でプレイしている人は最低限のスペックが必要なので、ApexのゲーミングPC記事を参考にしてください。

執筆者:joseph記事一覧
kgbbb

多数のタイトルでプロゲーミングチーム所属経験があり、現在は専門学校でEsports講師をしています。

Twitter

今回使う一試合を通した動画

この動画を題材に「チャンピオンムーブ」の具体的な考え方を解説します。

空路

『激戦3PT前後の可能性あり:赤円』『戦闘の可能性あり:緑円』『安全に物資調達できる:青円

空路の真下、ハイティアスポットは人気が高く多くのチームが降りるので戦闘を避けるのは難しいです。ハイティアスポットで初動を乗り切っても周囲にはまだまだ多くの敵がいます。空路から遠い『青円』を狙い、戦闘を避けて物資を充実させるのがチャンピオンになるためのコツです。

私達は『砲台』+『リレー』方面で物資を集める事を選び、予想通り敵は見当たらずに何事もなく『砲台』を漁り終えたところで【第1安地】を迎えます。

第1安地

赤線内:敵の多い位置』『緑線内:4チームいるかどうか』『青線内:2チーム前後』

リング縮小時点で残り10チーム。速いペースで人数が減り、私達の近くで銃声が少なかった事と空路から予測すると画像の様な戦闘地域が考えられます。

6分50秒で敵チーム同士の戦いに横やりを指し物資を集める事に成功しました。
この戦いに関しては、パスファインダーのアルティメットアビリティを使用してチームメンバー全員で一気に距離を詰める事ができるため敵同士の勝負が終わった後に勝ったチームが物資を漁っている間に戦闘を開始することができると判断し、一人倒してそのまま人数で制圧しました。

個人の動きに関して言うと、敵の位置を把握した時点でピンを使用し味方に位置報告、その後死なないように敵の行動を味方に教えられるポジションを取り続け味方を有利に展開させる動きをしました。

第2安地

敵が滞在しやすい場所を色別で囲いました

私達は安地の中で次の激戦区になりえる一方、遠くの敵も見渡すことのできる行動しやすい建物にポジションを取っており、私達を合わせ残り5チームだったので銃声などを聞いてポジションを変えようと考えていました。すると、距離の空いた状態で敵チームが寄ってきているのが見えました。

他の敵チームの位置がわからない中で逃げてしまうと、『逃げた先で接敵してしまう可能性』があり、寄ってきている敵の位置はしっかり把握できているので逃げるよりもリスクを負って戦闘すべきだと判断しました。

戦闘

11分40秒で敵チームがレイスやバンガロールのアルティメットアビリティを使用し距離を詰めてきて、敵の勢いも良く2ダウン取られてしまいましたが味方が撃ち合っている間に私がしっかりと建物の屋根上を取ったことでフリーで敵を撃ち続ける事ができました。

何度も外してしまいましたが圧倒的有利なポジションを取れていて敵は味方に気を取られていたので撃ち続け勝つ事ができました。

戦術的撤退

13分50秒で他チームが少し距離の空いた状態で撃ってきて、その後バンガロールのアルティメットアビリティも使用してきました。

この段階で敵の位置をすべて把握できていなかったこと、物資を漁っていたせいで連携が取りにくい位置にチームがばらけていたことから戦うのはリスクが高いと判断し逃走を選択しました。ここで、先ほど書いた『逃げた先で接敵してしまう可能性』は考えなくてもいいのか?と気になる方もいると思います。

確かに今回も逃げた先で接敵してしまう可能性は捨てきれませんが、長時間戦闘を起こしていた為に周囲の敵の意識はもともと私達がポジションを取っていた位置に集められています。そこで不確実な戦闘を継続してしまうと他のチームが寄ってきた時に戦闘を継続する余裕が作れないので、早めに逃げることにしました。このタイミングで移動しなければ残る2チームには私達の居場所は知られてしまっているので戦闘が長引けば長引くほど他チームが展開してくる可能性が高くなり不利になっていきます。

この状況で残りのチームは4チーム。私達と撃ってきた敵チームを除けば2チームで、空路から予測するとブリッジ方面に2チームいる可能性が高く、『パスファインダー』のパッシブアビリティを使って次の安地がどのように変わるかを把握しているうえ、敵チームの数が減れば減る程どこに敵がいるかは予測しやすくなります

第3安地

敵のいる可能性が高い場所を囲っています。
『☆:戦闘の起きる可能性が高い場所』『矢印:敵が警戒している方向』『黒線:敵が私達の位置まで来るための移動線』

安地が狭い時は敵を味方につける事を意識すると強いポジションが取りやすいです。黒線沿いに敵が移動してきた場合、すべての周辺に『☆』があるため戦闘が起こりやすいです。つまり敵が私達の所まで移動しようとしたらその前に他のチームと戦闘をしてくれるのです。

地形的に言えば私達の取っている場所は上れる程度の崖の下で左右から挟まれる可能性もあり弱いのですが、安地次第ではこの弱ポジは敵が私達の所に来る敵と戦って守ってくれる楽なポジションに切り替わり、安地が狭いのでどこで戦闘が起きているか簡単に把握することができ、岩壁の端にいるので左右どちらにも横やりを指す事ができる強ポジとなります。

戦闘【連戦~チャンピオン】

15分45秒からはチャンピオンになるまでノンストップです。

岩壁の間の『☆』で戦闘が起き、左側の敵が後ろから撃たれていない事から周囲に他の敵がいないと判断し横やりを指しに行きました。

この時、右の敵も後ろから撃たれてないから周囲に敵がいないのでは?と思われるかもしれませんが、左の方が凹凸が少なく見渡しが良く他チームに介入されたときいち早く気づく事ができるので左を選択しました。

横やりを指すタイミングで銃声が鳴っていましたが、キルログが流れていないので敵がその場で待機していると予測しました。予測通り敵はその場で物資の調整をしていました。

私達が銃声を立ててちょっかいかけていれば他チームと私達で間にいる敵チームを挟む形になるので距離の空いた状態で撃ち合いを始めました。敵チームの判断が早くすぐさま私達の方に距離を詰めてきましたが、見渡しのいい場所だったので味方同士でカバーしやすく距離を詰めてきた2人を安定して倒す事ができました。

その後、他チームが敵チームを挟みに来てしまい、戦闘が終わってない状態でダメージも食らっていたのでそのまま連戦になると不利だと判断し元の位置までポジションを戻し、一度落ち着く時間を作ろうとしたところ、ここも敵チームの判断が早くすぐさまブラッドハウンドがアルティメットアビリティを使い攻めて来ました。

これは音で気づいていたのでカウンターを決める事ができ、敵チームの勢いが止まって回復しに下がった所ですぐさま追いかけ逃がすことなく戦闘を終わらせる事ができました。

この時点で残り3チームだったので先程倒しきれていなかったチームが生き残って蘇生している可能性を考えました。 先程の岩壁の間『☆』を確認する為に遠くから索敵したところ敵を発見し、味方がたどり着くまではグレネードなどで時間をかけて無理をせずに敵にプレッシャーを与え続け、味方と合流後殲滅。

戦闘終了後はラスト1チーム。索敵をしに見渡しのいい場所まで移動しましたが、先の戦闘に乗じて攻めてこないという事は敵の人数が少なく隠れ続けている可能性があると思い元々私達がポジションを取っていた所まで索敵しました。敵は1人しか見つかりませんでしたが他の敵がいる可能性もあるのでしっかりと索敵は続けます。結局敵は1人だとわかったので、そのまま3V1で勝つ事ができました。

まとめ

空路安地から敵のいる位置は大体予測する事ができます。

戦うにせよ逃げるにせよ、敵の位置を予測することが戦局を判断するコツです。戦闘は真正面から戦わずに有利を保つことを意識し、敵の動きと距離から自分達の動きを決定します。多くの敵の位置を把握すればチームの動きに安定感をもたらす事ができ、チャンピオンを狙えます。

PC版Apexで勝てない方はPCのスペックを見直してみよう

ApexにおすすめなゲーミングPCの画像
PC版でApexをプレイしている方が勝てるようになる・上達するためにはPCのスペックも重要です。
144hzのゲーミングモニターを使用してプレイしている人と普通のモニターでプレイしている人には圧倒的な差があります。
その差を埋めるためにもスペックの低いPCでプレイしている方は、ゲーミングPCの買い替えやパーツ交換を視野にいれてください。

当サイトの記事にてApexにおすすめのゲーミングPCや必要スペックなどを説明しているのでぜひ参考にしてください。

Apex Legends関連記事

『Apex Legends』の攻略ガイドはこちら。

初心者向け講座はこちら。

スマホゲームのおすすめアプリをジャンル別に厳選

スマホゲーム おすすめ




HARDMODE おすすめ記事