
【2021年最新】『FF14』を快適に遊ぶためのおすすめゲーミングPC&おすすめグラボ購入ガイド【漆黒のヴィランズ】
ファイナルファンタジーXIV(FF14)の最新拡張パッケージ『漆黒のヴィランズ』。
既にベンチマークや必要動作環境・推奨動作環境が公開されていますが、ベンチマークスコアを見てPCスペックが足りないという問題に直面してしまった人もいるかもしれません。
この記事では、漆黒のヴィランズを遊ぶために必要なPCスペックを満たすにはどうすればいいかをわかりやすく解説し、おすすめゲーミングPCやおすすめグラボを紹介していきます。
目次
FF14:漆黒のヴィランズを遊ぶために必要なPCスペックは?

FF14 漆黒のヴィランズを遊ぶためのPCスペックの基準は2つあり、1つはゲームを正常に動作させるために最低限必要なPCスペック、もう一つはストレスなく快適にプレイするために必要となるPCスペックです。
漆黒のヴィランズの必要動作環境・推奨動作環境
Copyright (C) 2010 – 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
漆黒のヴィランズをプレイするために最低限必要となるPCスペックについては、FF14公式サイトで必要動作環境・推奨動作環境が発表されています。
必要動作環境とはゲームが正常に動作するために最低限必要となるPCスペックであり、満たしていないと動作不良などのトラブルが発生する原因となる可能性があります。余裕を持って遊ぶためには、可能な限り推奨環境も満たすようにしたほうがいいでしょう。
ここでは、後述するベンチマークやfpsについて考えるときに特に重要となる、CPU・メモリ・グラボの部分を抜粋しておきます。
漆黒のヴィランズ ベンチマークの使い方
スクウェア・エニックスから公開されている「漆黒のヴィランズ ベンチマーク」を使えば、今のPCスペックで漆黒のヴィランズをプレイしたときにどのくらい快適に遊べるかがわかります。
漆黒のヴィランズ ベンチマークをダウンロード・解凍して起動すると、以下のような画面が表示されます。

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画面左下(1)には、OS・プロセッサ・グラボといった現在のPCスペックと現在のグラフィック設定が表示されます。
ディスプレイ設定を変更したい場合は画面右下(2)の「設定変更」ボタンを押せば、実際にゲーム内でグラフィック設定を操作するのと同じように設定できます。
「スタート」ボタンを押してベンチマークを回した後は、画面右上(3)にベンチマークスコアが表示されるようになります。
漆黒のヴィランズ ベンチマークスコアの目安
次に、漆黒のヴィランズをプレイする際はどのくらいのベンチマークスコアが必要なのかを見ていきましょう。
公式サイトの「漆黒のヴィランズ ベンチマーク」ページには、ベンチマークスコアごとにどのくらい快適に遊べるかの目安となる表が掲載されています。

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この表によるとベンチマークスコアは7000以上が非常に快適、3500以上が快適、2000以上が普通となっていますが、筆者としては最低でも10000はあったほうがいいと思っています。
なぜかというと、FF14を快適に遊べる60fpsを確保するには、最低でもそのくらいのスコアが出せるスペックが必要だと考えられるからです。
漆黒のヴィランズを快適に遊ぶ目安は『60fps』
fps(フレームレート)というのは映像の滑らかさを表す数字で、低いと映像がカクついて見え、高いと滑らかで高品質な映像になります。

フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
例えば、銃などで戦闘を行うFPSやTPSといったゲームでは、戦闘で不利にならないよう144fps以上の数値が出るように調整するプレイヤーも少なくありません。
とはいえ、アクション性がそこまで高くないFF14では上記のような高いfpsは必要とならないので、目安として60fpsを確保できるようにしておけば大丈夫だと考えていいです。
筆者はシステムコンフィグで60fps制限をかけてFF14をプレイしていますが、『紅蓮のリベレーター』で「零式」や「絶」といった高難易度コンテンツを攻略するときも、60fpsで特に支障はありませんでした。
これまでのところ、FF14で60fpsを出すにはベンチマークスコアが8900程度は出せていたほうがいいと言われています。ベンチマークスコアは漆黒のヴィランズ製品版での動作を正確に保障できるものではないので、60fpsを維持するには余裕をもってベンチマークスコア10000程度は見込むのが良いのではないかというわけです。
実際にFF14をプレイしている人のスコアはいくつ?
それでは、FF14プレイヤーは漆黒のヴィランズのベンチマークで実際にはどのくらいのスコアを出しているのでしょうか。Twitterでつぶやかれた画像付きのベンチマークスコアを10件ほど探してみたところ、1件だけ約3300だったのですが、残り9件はすべて12000を上回るスコアでした。
使われたグラフィックボードもGeforce GT540M、GTX1060、GTX1660、RTX2080Tiなど様々でしたが、ほとんどの人が12000超え、平均するとおおむね15000くらいを出していました。
PCスペックが同じでもグラフィック設定を変えることでベンチマークスコアを上げることは可能ですので、予算的にPCスペックを上げるのが難しい人はグラフィック設定を変えてみるのもいいと思います。
漆黒のヴィランズを遊ぶためにPCスペックを上げたい場合

漆黒のヴィランズを快適に遊ぶためにPCスペックを上げることを考えた場合、最も優先したいのがグラボ(グラフィックボード)です。グラボとは上の写真のようなパーツで、主に映像を処理する役割があります。
それではグラボさえ良いものにすればいいのかというと、そうではないこともあります。CPUやメモリ、内蔵ストレージなど他のパーツのスペックがあまり低いと、せっかく良いグラボを積んでも能力が発揮できないのです。
また、FF14はグラフィックにかなり力を入れているゲームなので、4kモニターで綺麗な映像を見たい!という人も多いと思います。
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4kモニターを使う場合、負荷が大きくなるのでPC内部でかなりの熱が発生します。そのため、きちんと冷却ができるPCケースを使っていないとPCが熱のせいで動作不良を起こす原因になります。
さらに、グラボを単体で買う場合は「対応するソケットがマザーボードにあるか」「PCケースに対してグラボの大きさが大きすぎないか」「電源は足りるか」といった注意点があります。
また、古いグラボを取り外して新しいグラボを取り付けるという作業も必要になるので、PCのことをあまりよく知らないという人にはつらいかもしれません。
上記を踏まえて、自信がないという場合はゲーミングPCの購入を検討してみてください。パーツごとの相性も考慮して構成が考えられているので、性能面ではまず問題は起きません。
FF14:漆黒のヴィランズを遊べるおすすめゲーミングPC
ここからは、「低コストで最高品質を楽しむおすすめゲーミングPC」「RTXのリアルタイムレイトレーシングを楽しむおすすめゲーミングPC」「最高のゲーム体験を楽しむおすすめゲーミングPC」として、3種類のおすすめゲーミングPCを紹介します。
いずれもGALLERIA(ガレリア)シリーズのゲーミングPCですが、ガレリアの良いところはエアフロー(空気の流れ)にこだわった冷却性能で、熱が発生しやすい場合でも効率よくPC全体を冷やしてくれます。
また、ガレリアシリーズのPCボックスはカスタマイズしやすい作りになっているので、今後グラボだけ新調しようとなったときなどに便利だという点も強みです。
この記事で紹介しているRTX30シリーズ搭載ゲーミングPC、なかでもRTX 3080搭載モデルは需要が高すぎるせいでPCを購入しても届くのが「2週間~3週間後」になる場合があります。
当サイトでは少しでも早くゲーミングPCを手に入れてゲームをプレイしたい方にコスパに優れ、出荷も早いRTX 3070搭載の最新中位モデル「ガレリア XA7C-R37」をおすすめしています。
ですが、「多少時間がかかってもいいから最上位のグラボが搭載されているゲーミングPCが欲しい」という方には以下の記事で「RTX3080、RTX3090のおすすめゲーミングPC」を複数モデル紹介しているので参考にしてください。
低コストで最高品質を楽しむためのおすすめゲーミングPC「ガレリアXA7C-G60S」

グラフィック : GTX 1660 SUPER 6GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD

「ガレリアXA7C-G60S」
はゲーミングPCで漆黒のヴィランズをプレイしたいけどコストは抑えたいという人にうってつけのモデルです。
グラボは「GTX 1660 SUPER 8GB」なので、漆黒のヴィランズを最高品質でプレイするにも足りるくらいのパワーはあります。
CPU「Core i7-10700」はかなり性能が高く、メモリが16GBなので余裕があり、ストレージもSSDを備えているので、グラボ以外のパーツを気にしなくていいのも〇。
コストを抑えて4kモニターの映像を楽しむおすすめゲーミングPC『ガレリアXA7C-R37』

グラフィック : RTX 3070 8GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD

「ガレリア XA7C-R37」に搭載されているグラボ「RTX 3070」は、GTXよりも高いパフォーマンスと新技術「リアルタイムレイトレーシング」を備えた新世代型グラボ「RTX」シリーズの中でもコスパがいいことで知られています。
FF14はリアルタイムレイトレーシングに対応していないものの、4kモニターでの映像を楽しみたいのであればRTX 3070くらいのパフォーマンスは欲しいというところで、FF14以外にもゲームをするという人にも特におすすめです。
CPU「Core i7-10700」は8コアの中でもかなり性能がいい方で、メモリやストレージもグラボの性能を妨げません。
最もコストパフォーマンスのいい方法で4kモニターの映像を楽しみたいという人は「ガレリア XA7C-R37」がいいと思います。
最高のゲーム体験を楽しむおすすめゲーミングPC『ガレリアZA9C-R38』

グラフィック : RTX 3080 10GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD

最先端のグラボ「RTX 3080」で最高のゲーム体験をしたいという人ならこれ以外に選択肢はない、という最高のゲーミングPC。
「ガレリア ZA9C-R38」
は、漆黒のヴィランズを4kモニターの最高画質でプレイしても安定性が望めるほどの圧倒的なパフォーマンスを持つモデルだと言えます。
4Kモニターはこちらの「BenQ EW3270U」がおすすめです。※画像クリックで商品ページに飛びます。
FF14:漆黒のヴィランズを遊ぶためのおすすめグラボ
最後に、グラボのみ新調したいという人に向けて「コストを抑えてfpsを上げる」「フルHDを楽しむ」「4k映像を楽しむ」という3つの目的別におすすめグラボを紹介します。
コストを抑えてfpsを上げたい場合のおすすめグラボ『GTX1050Ti』
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「漆黒のヴィランズ ベンチマークのスコアがあまり良くなかったのでコストを抑えてPCスペックを上げたい」という人に最適の、コスパが非常に良いグラボです。
もちろん最高品質で安定させるにはパワー不足ですが、無理のないグラフィック設定にすれば安定した動作が見込めます。
フルHDを楽しみたい場合のおすすめグラボ『GTX1660Ti』
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1920×1080のフルHDでも、最高品質で17000を超えるベンチマークスコアを出せるくらいの性能があります。
4kモニターのような高解像度のモニターや、リフレッシュレートの高いゲーミングモニターを使う場合などには力不足ですが、普通にフルHDの綺麗な映像を楽しみたいという場合にはコスパ的にもかなり良いと言えます。
RTXシリーズの中でコスパ最高のおすすめグラボ『RTX2070』
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RTXシリーズは高価なのが短所なのですが、RTX2070はその中ではコスパの良い製品です。
どんなゲームでもかなり良い画質で動かせるうえに価格面でも比較的手が出しやすいので、FF14以外にゲームをするという人でも安心して選べると思います。
また、RTXシリーズのグラボは光や影の表現をリアルタイムで描写する「リアルタイムレイトレーシング」に対応しています。(『FF14 漆黒のヴィランズ』はレイトレーシングに対応していません。)
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