マリオカートツアー

任天堂スマホゲーム『マリオカート ツアー』のガチャ課金は強欲すぎる?ベータ版ユーザーが報告

任天堂とDeNAが開発する「マリオカート」のスマホ版『マリオカート ツアー』の課金システムが「強欲すぎる」という批判を浴びている。

報道によると、『マリオカート ツアー』のベータ版ユーザーから「ゲーム内の多くのコンテンツがマイクロトランザクション(ガチャ課金システム)でロックされている」という報告があがってきているという。

任天堂とガチャ

ファイアーエムブレム ヒーローズ

『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の「超英雄召喚イベント」


任天堂がスマホゲームのアイテム課金を用いたのは初めてではない。『どうぶつの森 ポケットキャンプ』や『ファイアーエムブレム ヒーローズ』は基本無料プレイだがプレイヤーに課金をさせることで収益を上げている。

ただしWSJの3月の報道では、任天堂はスマホゲームの運営で「どん欲」との批判を避けるためにむしろこの課金誘導をほどほどに抑えるよう努めており、『ドラガリアロスト』を任天堂と共同運営するサイゲームス関係者は任天堂の禁欲的な態度に不満を漏らしていたほどだった。

今回、任天堂はこの方針を変更したのかもしれない。

『マリオカート ツアー』のベータ版は収益化を徹底している。ドライバー、カートにグライダーを得るためのマルチレベルのガチャ。レアドライバーはレースで有利。スタミナシステムが時間単位でプレイを制限している。(話は変わるが、これはベータ版だ。)

無料のスマホゲームに慣れている人には説明するまでもないことだが、ガチャの収益化のために重要なのは、ガチャで手に入れたアイテムやキャラクターがあることで他のプレイヤーよりも優位に立てることだ。『マリオカート ツアー』ではキャラクターやカートの種類でレースに有利不利が生まれる。つまり、これはただのスキンガチャではないのだ。

Reseteraではこう報告されている。「あるきまったキャラクターはあるマップをプレイするときにメリットがある。例えばキノピコはキノピオサーキットでのレースで3つのアイテムスロットを貰えるが、他のマップでは1つだけ」。

ガチャ課金の将来

任天堂はベルギーで『どうぶつの森 ポケットキャンプ』と『ファイアーエムブレム ヒーローズ』のサービスを終了すると発表した。


これらのゲームの収益化手段がベルギーで適法か定かではない、ということのようだ。『マリオカート ツアー』が厳格な賭博委員会を持つベルギーでリリースされることもないだろう。

「マイクロトランザクションを法律で禁止すべきか?」という議論は世界的なトピックになりつつある。すぐさまマイクロトランザクションがこの世界から消滅することはなさそうだが、多くの企業は(炎上しながら)対応を迫られている。

『マリオカート ツアー』はあくまでまだベータテスト段階だ。この不評を受けて任天堂は正式リリース時に収益化システムを改善するかもしれない。いずれにせよ、今回の一件は任天堂がスマホ向け事業を収益の柱にすると決意した時点で避けられない運命にあったのだろう。

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