「RTX 3070」搭載ゲーミングPCおすすめモデル スペック・ベンチマークや「Ti」がついたモデルとどっちがいいのか解説
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次世代GPUの「RTX40」シリーズの登場により、「RTX 30」シリーズは各BTOショップから在庫が少なくなっています。
RTX 3070クラスの予算とスペックを狙っている方はRTX 4070搭載ゲーミングPCがモデル数が豊富なのでぜひチェックしてみてください。
NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 30」シリーズの中で「RTX 3070」は前世代の最高スペックよりも強力な「廉価版GPU」です。
この記事では「RTX 3070」搭載ゲーミングPCを紹介しながらスペックを検証していきます。
「RTX 3070」搭載ゲーミングノートPCの紹介は以下のリンクから。場所を取りたくない人におすすめです。
「細かい検証よりさっさとおすすめのゲーミングPCが知りたい」という方のために説明は抜きでおすすめのゲーミングPCを載せておきます↓
・最安のRTX 3070搭載PCが欲しい → 「G-Tune DG-A7G70」
・IntelCPU搭載のRTX 3070搭載PCが欲しい → 「G-Tune DG-I7G70」
目次
「RTX 3070」搭載おすすめゲーミングPC
「RTX 3070」は前世代で普及した超高性能GPU「RTX 2080 Ti」よりも安くて高性能なので、PCにあまりお金をかけたくない人にとってここが「買い時」です。
これだけ安く超高性能なゲーミングPCを買える機会というのはこれまでになかったので、今からPCゲームをはじめる人たちが羨ましいくらいです。
ゲーミングPCはBTOパソコンショップ「ドスパラ」から紹介するので、買い方がわからないという方は以下のページから確認してください。
これらのゲーミングPCはあまりの人気のため、定期的に入荷しては1日で在庫切れ、を繰り返しています。
予約できた場合でも出荷までかなり時間がかかるので、一刻も早くゲーミングPCが必要な方は以下の記事から自分に最適なおすすめゲーミングPCを探してみてください。
【格安】Ryzen7 5700X + RTX 3070
グラフィック : RTX 3070
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB NVMe SSD
マウスコンピューターのRTX 3070搭載モデルの中でももっとも安く購入できるPCです。
安いといってもメモリは32GB搭載されており、CPUはRyzen製の第4世代モデルで各種すべてのパーツが十分すぎる構成となっています。
もちろん、CPU性能を高めたい方は更に予算をかけることでパワフルになりますが、このスペックでもゲーミングPCとして高いクラスのモデルなのは間違いありません。
『Apex Legends』『FF14』『エルデンリング』…など様々なPCゲームを遊ぶのに最適なゲーミングPCです。
【Intel搭載】Core i7-13700F + RTX 3070
グラフィック : RTX 3070
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB NVMe SSD
Intel製の第13世代のCPU搭載モデルが良い!という方には「G-Tune DG-I7G70」がおすすめです。
CPUクーラーには水冷クーラーが搭載されており、冷却性能はもちろんのこと静音性も高い仕様となっています。
実際Ryzenモデルとの性能差はそこまで大きく差は開きませんが、少しでも高いCPU性能を求めている方には当モデルのIntel製CPUがおすすめです。
「安定したスペック求めてる」「Intel製CPUにこだわりがある」という人には「G-Tune DG-I7G70」がおすすめです。
「RTX 3070」のスペック・ベンチマーク
こちらはGPU「RTX 3070」、CPU「i7 10700k」を使って『Death Stranding』や『アサシンクリード オデッセイ』といったさまざまなゲームをプレイし、フレームレートを計測したベンチマーク動画です。
検証によれば「RTX 3070」では、『レッド・デッド・リデンプション2』が4K最高設定で平均47fpsと、平均60fpsを下回ってしまいます。
『レッド・デッド・リデンプション2』はPS4・XBOX One世代において最も「重い」タイトルなので、アクションゲームの基準となる60fpsに届かなくても仕方がないのですが、「どんなゲームのどんな設定でも最低60fpsは欲しい」というヘビーゲーマーの方は「RTX 3080」か「RTX 3090」を購入したほうがいいでしょう。
逆に、ほんの少しのフレームレート・もしくは画質の低下は無視できる、というライトゲーマーにとって安くて高性能な「RTX 3070」は最適なGPUの一つです。
言うまでもありませんが、普通のRPGやアドベンチャーゲームでフレームレートをほんの少し犠牲にしたところでほとんどの人は気付くことすらないので、何の問題もありません。
「RTX 3070」で最高のグラフィックを求めるなら「4Kモニター」、フレームレートを重視するなら「240Hz対応ゲーミングモニター」、もしくはもっと安い「144Hz対応ゲーミングモニター」を買っておきましょう。
せっかくのハイパフォーマンスを60Hz対応の普通のモニターで見てももったいないだけで意味がありません。
グラフィック重視かフレームレート重視かは完全に人それぞれなので、以下のいずれかの記事をモニター選びの参考にしてください。
フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
なお、NVIDAの主要GPUの3DMARKスコア、消費電力、希望小売価格は以下の通りです。
GPU | 3DMARKスコア | TGP(総消費電力) | 希望小売価格 |
---|---|---|---|
RTX 3090 | 19930 | 350W | 1499ドル |
RTX 3080 Ti | 19573 | 350W | 1199ドル |
RTX 3080 | 17704 | 320W | 699ドル |
RTX 3070 Ti | 14825 | 290W | 599ドル |
RTX 3070 | 13748 | 220W | 499ドル |
RTX 3060 Ti | 11856 | 200W | 399ドル |
RTX 3060 | 8833 | 170W | 329ドル |
RTX 3050 | 6865 | 130W | 249ドル |
GTX 1660 Ti | 6821 | 120W | 279ドル |
GTX 1660 SUPER | 6103 | 125W | 229ドル |
GTX 1660 | 5771 | 120W | 219ドル |
GTX 1650 | 3620 | 75W | 149ドル |
GTX 1050 Ti | 2356 | 75W | 139ドル |
「RTX 3070搭載ゲーミングPC」を購入するべき理由
モデル名 | RM5R-G60S | XA7C-R37 |
---|---|---|
CPU | Ryzen 5 4500 | Core i7-10700 |
グラフィック | GTX 1660 SUPER | RTX 3070 |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
ベンチマーク(3DMark Time Spy) | 6121 | 12134 |
値段 | 129,980円 | 256,980円 |
モデル一覧より執筆当時のスペック
ドスパラから販売されているゲーミングPC2つのモデルを比較してみました。
CPUに関しては別製品モデルとなっていますが、処理性能の差がほとんどないため検証結果への影響もありません。
「3DMark」は定番のゲーム用ベンチマークソフトで、「Time Spy」はDirectX 12ベンチマークとしてPCのゲーミング性能を計測する際によく使われています。
「RTX 3070」のベンチマークは「RTX 2070 SUPER」を大きく上回っており、前世代最高クラスのGPUと同じ値段で性能は上なのだから、「RTX 3070」を買わない理由は「RTX30シリーズを既に持っているから」以外にはありえません。
現時点で発売されているPCゲームをプレイするときには「RTX 3090」ほどのパワーは感じられないかもしれませんが、本格的に次世代に入り発売されるゲームのグラフィック水準が一段階上がり、古いGPUがどんどん最新ゲームについていけなくなる中で「RTX 3070」は長く生き残ることができるでしょう。
「RTX 3070」搭載ゲーミングPCによくある質問
「RTX 3070」はどれぐらいの性能?
『Apex Legends』だと、最高画質・フルHD設定で約230.6fpsと安定した解像度でプレイできます。
『フォートナイト』でレイトレーシングを有効化した場合でも、平均83.2fpsをキープしていました。
これらの情報から、RTX 3070ハイミドルクラスのパフォーマンスを持ったGPUといえます。
「RTX 3070」と「RTX 3070 Ti」はなにが違う?どっちがいい?
基本的な性能がまったく異なります。
性能としては「RTX 3070 Ti」のほうが大幅に高く、価格も1万円ほど高くなります。この約1万円の差でスペックアップを図るかどうかがRTX 3070搭載ゲーミングPC購入の決め手となります。
性能と価格のコスパを追い求めるのであれば「RTX 3070」がおすすめです。
「RTX 3070」は何fpsくらい出る?
『フォートナイト』の場合、最高画質設定、フルHD解像度でも平均183.6fpsを記録しています。
144Hzゲーミングモニターなどの性能を十分に活かせるため、よりゲーム環境に拘れるGPUです。
ゲーミングモニターについて詳しく知りたい方は、「『Apex Legends』で勝ちたい人にはゲーミングモニターをおすすめします」の記事もあわせて参考にしてください。
「RTX 3070」の性能比較が知りたい
上記画像がDairectX11代表的ベンチマークである3D Mark「Fire Strike」のテスト結果です。
RTX 3070は、RTX 3080の70%程度という結果になり、コア数やメモリなどのスペックからみて順当な結果といえるでしょう。
前時代のRTX 20シリーズとの比較では、RTX 2070 SUPERより40%以上、RTX 2080 SUPERに対しても25%ほどスコアが向上しています。
「RTX 3070」の価格はどれくらい?
2021年2月発売開始時点では60,485円でしたが、2023年3月執筆時現在は平均価格50,890円となっています。
「RTX 3070」搭載ゲーミングPCはガレリアで販売されている?
2023年時点ではRTX 3070の搭載ゲーミングPCはほとんどのBTOショップで販売終了しています。
ガレリアでもRTX 3070搭載ゲーミングPCは無く、次世代モデルのRTX 4070やRTX 4070Ti搭載モデルが販売されています。
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
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