RTX 4070 Ti搭載ゲーミングPCおすすめモデル BTOパソコンのモデル別にベンチマークでスペックを徹底検証
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NVIDIAの最新GPU「RTX 4070 Ti」は2023年1月6日に発売され、RTX 3090 Tiを超える性能を持っています。
この記事では「RTX 4070 Ti」搭載ゲーミングPCをモデル別に紹介しながらスペックを検証していきます。
最新の「おすすめゲーミングPC」について詳しく知りたいかたは以下の記事からどうぞ。
「細かい検証よりさっさとおすすめのゲーミングPCが知りたい」という方のために説明は抜きでおすすめのゲーミングPCを載せておきます↓
・Ryzen 7000シリーズ+RTX4070 Ti搭載モデル→「NEXTGEAR JG-A7G7T」
・格安のRTX4070 Ti搭載モデル→「ガレリア XA7C-R47T」
・第13世代Core i7+RTX4070 Ti搭載モデル→「ガレリア ZA7C-R47T」
・第13世代Corei9+RTX4070 Tiモデル→「ガレリア ZA9C-R47T」
・第13世代Corei7+RTX4070 Ti+メモリ32GBモデル→「G-Tune FZ-I7G7T」
目次
RTX 4070 Ti搭載おすすめゲーミングPC
RTX 4070 Tiは定価で149,800円~のハイエンド帯のGPUで、「RTX 3090 Ti」より安く高い性能を持っています。
ここで紹介する「RTX 4070 Ti」搭載モデルは最新のパーツを取り揃えたゲーミングPCを体感したい!という人におすすめのゲーミングPCになります。
ゲーミングPCはBTOパソコンショップ「ドスパラ」などから紹介するので、買い方がわからない方は以下のページから確認してください。
コスパ抜群のRTX 4070 Ti搭載モデル「NEXTGEAR JG-A7G7T」
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB
ストレージ : 1TB SSD
「NEXTGEAR JG-A7G7T」は、マウスコンピューターの中でもコスパに優れたRTX 4070 Ti搭載モデルです。
最大6個のケースファンを取付可能ですが、低消費電力と低発熱が魅力なRyzen 7000シリーズを搭載しているので、静音性を重視するならそこまで増設する必要はありません。
L3キャッシュは合計96MBとかなり大容量なので、フォートナイトやApexでfps値を上げても、カクツクことなく快適にゲームを楽しめるでしょう。
30万円以内の予算に抑えたい方はぜひ検討してみてください。
最安のRTX 4070 Tiモデル「ガレリア XA7C-R47T」
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
「XA7C-R47T」はRTX 4070 TiにIntel Core i7の第13世代のCPUを搭載したモデルとなっています。
価格帯としてもドスパラの中では一番最安のモデルとなっています。
もちろん最安といっても性能は「RTX 3090 Ti」を超える最強の性能なので、CPUにこだわりたい!という方以外は「XA7C-R47T」で問題ありません。
これからRTX 3090搭載モデルを買おうとしている方や、RTX 4090搭載モデルが高すぎて悩んでいる…でもハイエンドモデルが欲しいという方にピッタリのスペックとなっています。
すべてのPCゲームを最高設定で144fps以上を余裕で安定させたり、対人FPSゲームなどで240~300fpsの張り付きを目指したい方におすすめです。
Core i7 +RTX 4070 Ti搭載モデル「ガレリア ZA7C-R47T」
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
「ZA7C-R47T」は「XA7C-R47T」よりも若干パワーアップしたモデルです。
メモリはDDR5、SSDはGen4と更に高速で読み込めるパーツが搭載されており、電源の容量も850Wと大容量の設計となっています。
GPUやCPU以外にも細かいパーツにこだわりたい!という方には「ZA7C-R47T」がおすすめです。
最高級のRTX 4070 Ti搭載モデル「ガレリア ZA9C-R47T」
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
こちらはRTX 4070 Ti搭載モデルにIntel Core i9のCPUが搭載されているモデルです。
ゲームのフレームレートを更に向上させたい方はCPUのパワーも底上げに関わってくるので、CPUもGPUも妥協したくない!という方は更に高性能な「Core i9」搭載モデルがおすすめです。
「ゲームのフレームレートの向上」「動画や画像編集作業の効率化アップ」「配信環境での安定」などGPUだけでなくCPUの役割も非常に重要となっています。
GPUだけではなくCPUにもこだわりたい方は「ZA9C-R48」は必見なのでぜひチェックしてみてください。
配信も快適なRTX4070 Ti搭載モデル「G-Tune FZ-I7G7T」
グラフィック : RTX 4070 Ti
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
G-Tuneから発売されている「G-Tune FZ-I7G7T」は13世代CPUとRTX 4070 Tiに加えて、メモリ32GBのすべてのスペックが高いゲーミングPCモデルとなっています。
メモリ32GBを用意していれば配信でも重さを感じることなく、どんなPCゲームでも快適に配信することが可能です。
最初から完成されたゲーミングPCが欲しい方は「G-Tune FZ-I7G7T」が最適なモデルです。
高フレームレート・高画質でプレイするのであれば4Kモニターや240Hzモニターとの相性は最高です。
以下では現行のゲーミングモニターは以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
RTX 4070 Tiのスペック・ベンチマーク
こちらはGPU「RTX 4070 Ti」と「RTX 3090 Ti」を様々なゲームで比較した検証動画です。
「RTX 4070 Ti」は「RTX 3090 Ti」に比べると5~10fpsほど上回っているのが確認できます。
上記であんまり差がないと感じた方もいるかと思われますが、それぞれ海外での定価は「RTX 4070 Ti」が800$~、「RTX 3090 Ti」が2000$~なので、「RTX 3090 Ti」よりも安い「RTX 4070 Ti」の性能が高いということはコストパフォーマンスの面ではかなり強いです。
また、現在RTX 4000シリーズの登場で「RTX 3090 Ti」は在庫薄となってしまっているので、買い求め安さの難易度も大きく変わってきます。
「RTX 3090 or RTX 3090 Ti」を購入しようとしてたけどタイミングを逃してしまった方や、ハイエンドゲーミングPCが欲しいけど買い時が分からないという方には「RTX 4070 Ti」搭載モデルを強くおすすめします。
すべてのPCゲームを満足にプレイできるのはもちろんのことですし、5年以上は余裕でスペック不足にならない性能なので長期的な利用も可能です。
初めてのゲーミングPC購入にも、スペックアップで買い替えたい方にもどちらにもおすすめのGPYなのでチェックしてみてください。
また、アクションゲームをメインでプレイする方はグラフィック重視の4Kモニターがおすすめで、対人FPSゲームなどのメインにプレイする方はフレームレート重視の240Hz対応モニターがおすすめです。
「RTX 4070 Ti搭載ゲーミングPC」とその他モデルとの比較
モデル名 | ZA9C-R47T | ZA9C-R48 | ZA9C-R49 |
---|---|---|---|
CPU | Core i9-13900KF | Core i9-13900KF | Core i9-13900KF |
グラフィック | RTX 4070 Ti | RTX 4080 | RTX 4090 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
ベンチマーク(Passmark) | 計測中 | 37,130 | 38,970 |
値段 | 425,980円 | 529,980円 | 579,980円 |
値段やスペックは執筆当時
GPU以外をできる限り同じ条件でパーツを揃えたモデルを比較してみました。
CPUに関してはベースが同じ別モデルとなっていますが、処理性能の差がほとんどないため検証結果への影響もありません。
ドスパラ公式では各モデルのスコアは出ていないため、GPUのベンチマークを紹介している「Passmark」のスコアを比較しました。
価格差で見ると「RTX 4080」モデルと約10万の価格差があります。
もちろん価格が高い分「RTX 4080」のが性能も高いですが、正直4KやレイトレーシングをONにしてプレイしない方であればかなりのオーバースペックとなります。
ただ、「RTX 4070 Ti」であれば普通の対人ゲーやアクションゲームを高フレームレート張り付きを維持するなどの目的で購入しやすい価格帯となっています。
RTX30シリーズに興味のあるかたは以下の記事から詳細を確認してください。
RTX 4070 Ti搭載ゲーミングPCによくある質問
「RTX 4070 Ti」はどれぐらいの性能?
3DMarkのDirect12負荷テスト「Speed Way」では、RTX 4080を23%下回るものの、全体3位のスコアでした。
『サイバーパンク2077』でレイトレーシングを有効化(ウルトラ)した場合でも、フルHD解像度で77.17-189.36fpsをキープしていました。
これらの情報から、RTX 4070 Tiはハイエンドクラスのパフォーマンスを持ったGPUといえます。
「RTX 4070 Ti」と「RTX 3070 Ti」はなにが違う?
基本的な性能がまったく異なります。
性能としては「RTX 4070 Ti」のほうが大幅に高く、チップセットなどのスペックにも違いがみられます。
RTX 30シリーズとは一線を画す次世代機といってもよいでしょう。
RTX 4070 Tiの消費電力は?
RTX 4070 Tiの電力制限は285Wで、ベンチマーク中の消費電力は平均250.3Wでした。
電力消費が激しいため、推奨電源である750W以上のものを使うようにしましょう。
電源ユニットについて詳しく知りたい方は、「おすすめ電源ユニットの選び方」の記事もあわせて参考にしてください。
RTX 4070 Tiの性能比較が知りたい
上記画像がDairectX11代表的ベンチマークである3D Mark「Fire Strike」のテスト結果です。
RTX 4070 Tiは、RTX 4080の80%程度という結果になり、搭載しているCUDAコア数比以上のスコアを記録しました。
前世代のRTX 30シリーズとの比較では、RTX 3080 Tiに約10%、RTX 3070 Tiに対しては40%ほどスコアが向上しています。
RTX 4070 Tiの価格はどれくらい?
2023年1月発売開始時点では146,260円でしたが、2023年3月執筆時現在は平均価格139,800円となっています。
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
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