RTX 4070搭載ゲーミングPCおすすめモデル BTOパソコンのモデル別にベンチマークでスペックを徹底検証
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NVIDIAの最新GPU「RTX 4070」は4月13日に発売され、WQHDや4K解像度に対応できるミドルハイモデルとして注目されています。
この記事では「RTX 4070」搭載ゲーミングPCをモデル別に紹介しながらスペックを検証していきます。
最新の「おすすめゲーミングPC」について詳しく知りたいかたは以下の記事からどうぞ。
「細かい検証よりさっさとおすすめのゲーミングPCが知りたい」という方のために説明は抜きでおすすめのゲーミングPCを載せておきます↓
・第13世代Core i7+RTX4070搭載モデル→「ガレリア XA7C-R47T」
・Ryzen 7 7700+RTX4070搭載モデル→「ガレリア ZA7C-R47T」
・第13世代Corei9+RTX4070搭載iモデル→「ガレリア ZA9C-R47T」
目次
RTX 4070搭載おすすめゲーミングPC
RTX 4070は定価で99,800円~のミドルクラス帯のGPUで、前世代の「RTX 3080」に迫る高い性能を持っています。
ここで紹介する「RTX 4070」搭載モデルは、コスパを重視している人におすすめのゲーミングPCです。
ゲーミングPCはBTOパソコンショップ「ドスパラ」などから紹介するので、買い方がわからない方は以下のページから確認してください。
RTX 4070 + Core i7-13700F
グラフィック : RTX 4070
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
「ガレリア XA7C-R47T」は、16コア(8P+8E)により、優れたマルチスレッド性能を発揮できる、第13世代のCore i7CPUを搭載したモデルです。
最高性能を誇る第13世代のCore i9CPUに迫る処理性能を備えながら、価格が抑えられるので、コスパに優れています。
処理の重いFPSゲームでもフルHD100fps以上を発揮できるほか、4KやWQHD解像度でプレイしても、フレームレートが乱れる心配はほとんどありません。
4KやWQHD解像度でプレイできる高いスペックは求めつつ、コスパの高さを重視したい方におすすめです。
RTX 4070 + Ryzen 7 7700
グラフィック : RTX 4070
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
「ガレリア ZA7C-R47T」は、8コア16スレッドのAMD製CPU「Ryzen 7 7700」を搭載したモデルです。
定格クロック・最大クロック周波数が引き下げられており、省電力性に優れています。
また、RTX 4070のGPUが搭載されているため、オンラインゲームを4KやWQHDの高画質に設定してもフレームレートはほとんど乱れません。
ゲーミングPCの騒音を少しでも抑えたい方はもちろん、安定したスペックでオンラインゲームをやり込みたい方におすすめです。
最高級のRTX 4070搭載モデル「ガレリア ZA9C-R47T」
グラフィック : RTX 4070
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
第13世代Corei9のCPUを搭載した、ハイエンドクラスのゲーミングPCです。
RTX 4070のGPUに最新CPUを組み合わせているので、さらに高いパフォーマンスを引き出せます。
4KやWQHDの高画質設定が可能であることに加え、レイトレーシング機能をオンにしても十分快適にプレイできるので、最高のゲーム体験ができるのは間違いありません。
3Dアクションやオープンワールドのゲームで、最高のグラフィック体験がしたい方におすすめです。
高フレームレート・高画質でプレイするのであれば4Kモニターや240Hzモニターとの相性は最高です。
以下では現行のゲーミングモニターは以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
RTX 4070のスペック・ベンチマーク
こちらはGPU「RTX 4070」を使ってさまざまなゲームをプレイした検証動画です。
「RTX 3070」では『Cyperpunk 2077』でWQHD+最高設定+DLSS ONだと約50fpsという結果に対して、「RTX 4070」は約60fpsと約10fpsほど高いフレームレートを維持できています。
PCゲームを快適にプレイできるフレームレートとしては、60fpsが基準となるため、WQHDでもゲームを快適にプレイしたい方は、「RTX 4070」一択となるでしょう。
ただし、FPSゲームや格ゲーをやり込む方など、フルHD解像度で十分という方は、「RTX 3070」と「RTX 4070」でそこまで大きな差はありません。
現状、「RTX 3070」を搭載したゲーミングPCを所持している方が、わざわざ「RTX 4070」に換装するメリットは低いといえます。
それでも、これから新しくゲーミングPCを購入するのであれば、最新のGPUである「RTX 4070」の方がおすすめです。
また、プレイするゲームジャンルによっては、おすすめなモニターも異なります。
アクションゲームをメインでプレイする方は、グラフィック重視の4Kモニター、対人FPSゲームなどのメインにプレイする方はフレームレート重視の240Hz対応モニターがおすすめです。
おすすめPC厳選!
「RTX 4070搭載ゲーミングPC」とその他モデルとの比較
モデル名 | ZA9C-R47 | ZA9C-R47T | ZA9C-R48 |
---|---|---|---|
CPU | Core i9-13900KF | Core i9-13900KF | Core i9-13900KF |
グラフィック | RTX 4070 | RTX 4070 Ti | RTX 4080 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
ベンチマーク(3D Mark Time Spy) | 17,316 | 21,798 | 25,268 |
値段 | 319,980円 | 359,980円 | 449,980円 |
値段やスペックは執筆当時
GPU以外をできる限り同じ条件でパーツを揃えたモデルを比較してみました。
まず、ドスパラの公式サイトが公表しているベンチマークで比較すると、GPUの性能が上がるにつれて約4千ずつスコアが上昇しています。
一方、価格面で比較した場合は、「RTX 4070 ti」が4万円、「RTX 4080」では13万円もの差がある状態です。
「RTX 4070 ti」についてはスコアが上昇する分に応じて価格も高くなっている印象ですが、「RTX 4080」は価格差が大きいため、明らかにコスパが良くありません。
よって、コスパ重視なら「RTX 4070」と「RTX 4070 Ti」がおすすめですが、さらに価格の安さを求めるなら「RTX 4070」がおすすめです。
RTXシリーズに興味のあるかたは以下の記事から詳細を確認してください。
RTX 4070搭載ゲーミングPCによくある質問
「RTX 4070」はどれぐらいの性能?
3DMarkのDirect12負荷テスト「Speed Way」では、RTX 4070 Tiの約80%ほどで、RTX 3070に対しては約24%向上しています。
これらの情報から、RTX 4070はミドルハイクラスのパフォーマンスを持ったGPUといえます。
RTX 4070の消費電力は?
RTX 4070の電力制限は200Wで、ベンチマーク中の消費電力は平均273.4~343.8Wでした。
RTX 4070 Ti以上のGPUと比較すると、消費電力は格段に抑えられているため、省電力性は高いといえます。
電源ユニットについて詳しく知りたい方は、「おすすめ電源ユニットの選び方」の記事もあわせて参考にしてください。
RTX 4070の性能比較が知りたい
上記画像がDairectX11代表的ベンチマークである3D Mark「Fire Strike」のテスト結果です。
RTX 4070は、RTX 4070 Tiの80%程度という結果になり、全体的には3位というスコアを記録しました。
前世代のRTX 30シリーズとの比較では、RTX 3070に約25%、RTX 3080とはほぼ同程度のスコアです。
しかし、4K解像度で比較すると、メモリバス帯域幅やCUDAコア数の差により、RTX 3080とのスコアに差があります。
RTX 4070の価格はどれくらい?
2023年1月発売開始時点では99,800円でしたが、2023年6月執筆時現在でも販売価格にほとんど差はありません。
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
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