RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCおすすめモデル BTOパソコンのモデル別にベンチマークでスペックを徹底検証
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NVIDIAの最新GPU「RTX 4060 Ti」は5月24日に発売され、フルHDでの映像体験を高めるミドルレンジモデルとして注目されています。
この記事では「RTX 4060 Ti」搭載ゲーミングPCをモデル別に紹介しながらスペックを検証していきます。
最新の「おすすめゲーミングPC」について詳しく知りたいかたは以下の記事からどうぞ。
「細かい検証よりさっさとおすすめのゲーミングPCが知りたい」という方のために説明は抜きでおすすめのゲーミングPCを載せておきます↓
・Ryzen 5 4500+RTX 4060 Ti搭載モデル→「ガレリア XA7C-R47T」
・第13世代Corei5+RTX 4060 Ti搭載モデル→「ガレリア ZA7C-R47T」
・第13世代Corei7+RTX 4060 Ti搭載モデル→「ガレリア ZA9C-R47T」
目次
RTX 4060 Ti搭載おすすめゲーミングPC
RTX 4060 Tiは定価で67,800円~のミドルクラス帯のGPUで、前世代の「RTX 3070」に迫る高い性能を持っています。
ここで紹介する「RTX 4060 Ti」搭載モデルは、フルHDで高いFPSを発揮したいFPSゲーマーにおすすめのゲーミングPCです。
ゲーミングPCはBTOパソコンショップ「ドスパラ」などから紹介するので、買い方がわからない方は以下のページから確認してください。
RTX 4060 Ti + Ryzen 5 4500
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
「ガレリア RM5R-R46T」は、CPUの中でも比較的価格の安い「Ryzen 5 4500」を搭載したエントリークラスのゲーミングPCです。
10万円台の手に入りやすい価格設定であることから、コスパに優れています。
マルチコアの性能が低いため、配信には不向きですが、フルHD画質で普通にゲームをプレイするだけならスペック不足を感じることはほとんどありません。
できる限り購入費用を抑えたい、ゲーミングPC初心者の方におすすめです。
RTX 4060 Ti + Core i5-13400F
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 500GB Gen4 SSD
「ガレリア RM5C-R46T」は、第13世代のCore i5CPUを搭載したミドルクラスのゲーミングPCです。
6コア12スレッドにより、優れたマルチスレッド性能を発揮できるため、フルHD解像度であれば、配信も十分こなせます。
また、『Apex Legends』でフルHD144fpsを発揮できるスペックをもっていることから、プレイヤーがヌルヌル動くので、PCのスペックが原因で撃ち合いに負けることはほとんどありません。
フルHDでのfps値を重視したい、FPSゲーマーにおすすめのモデルです。
RTX 4060 Ti + Core i7-13700F
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
16コア(8P+8E)により、優れた処理性能を発揮する、第13世代のCore i7CPUを搭載したミドルクラスのゲーミングPCです。
CPU・GPUともに最新のパーツを組み合わせているので、最新ゲームも快適にプレイできます。
また、スマホ版でもリリースされている軽めのゲームなら、4Kでプレイしてもそこまでフレームレートがカクつきません。
WQHDや4Kといった、高解像度で最高のゲーム体験がしたい方におすすめです。
高フレームレート・高画質でプレイするのであれば4Kモニターや240Hzモニターとの相性は最高です。
以下では現行のゲーミングモニターは以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
RTX 4060 Tiのスペック・ベンチマーク
こちらはGPU「RTX 3060 Ti」と「RTX 4060 Ti」を使ってさまざまなゲームで比較プレイした検証動画です。
「RTX 3060 Ti」では『Forza Horizon 5』でWQHD+最高設定だと約75fpsという結果に対して、「RTX 4060 Ti」は約90fpsと約15fpsほど高いフレームレートを維持できています。
「RTX 3060 Ti」と「RTX 4060 Ti」では、価格も1〜2万円程度しか変わらないため、できる限りコスパのよいゲーミングPCを求めているなら「RTX 4060 Ti」を選ぶとよいでしょう。
ただし、ほとんどのゲームタイトルでは、fps値にそこまで大きな差はありません。
現状、「RTX 3060 Ti」を搭載したゲーミングPCを所持している方が、わざわざ「RTX 4060 Ti」に換装するメリットは低いといえます。
それでも、これから新しくゲーミングPCを購入するのであれば、最新のGPUである「RTX 4060 Ti」の方がおすすめです。
また、プレイするゲームジャンルによっては、おすすめなモニターも異なります。
アクションゲームをメインでプレイする方は、グラフィック重視の4Kモニター、対人FPSゲームなどのメインにプレイする方はフレームレート重視の240Hz対応モニターがおすすめです。
「RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPC」とその他モデルとの比較
モデル名 | XA7C-R46T | XA7C-R47 | XA7C-R47T |
---|---|---|---|
CPU | Core i7-13700F | Core i7-13700F | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4060 Ti | RTX 4070 | RTX 4070 Ti |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
ベンチマーク(3D Mark Time Spy) | 13,139 | 16,618 | 20,974 |
値段 | 204,980円 | 234,980円 | 274,980円 |
値段やスペックは執筆当時
GPU以外をできる限り同じ条件でパーツを揃えたモデルを比較してみました。
まず、ドスパラの公式サイトが公表しているベンチマークで比較すると、スコアが「RTX 4060 Ti」から「RTX 4070」で約3千、「RTX 4070」から「RTX 4070 Ti」で約4千上昇しています。
価格面で比較した場合は、「RTX 4070」が3万円、「RTX 4070 Ti」では4万円の差がある状態です。
したがって、GPUの性能が上がるに応じて価格も上がっているので、どのモデルもコスパの良さは変わりません。
価格と性能のバランスを見ながら、自身の求めるグラフィックレベルを満たせるモデルを選ぶのがよいでしょう。
フルHD解像度でのプレイを予定しているなら、最も価格の安い「RTX 4060 Ti」搭載モデルがおすすめです。
RTXシリーズに興味のあるかたは以下の記事から詳細を確認してください。
RTX 4060 Ti搭載ゲーミングPCによくある質問
「RTX 4060 Ti」はどれぐらいの性能?
3DMarkのDirect12負荷テスト「Speed Way」では、RTX 3070を約7%下回るものの、RTX 3060に対しては約51%上回っています。
これらの情報から、RTX 4060 Tiはミドルクラスのパフォーマンスを持ったGPUといえます。
参照:株式会社インプレス←参考情報です(必要がなければ消してください)RTX 4060 Tiの消費電力は?
RTX 4060 Tiの電力制限は160Wで、ベンチマーク中の消費電力は平均220.4~269.4Wでした。
前世代のRTX30番台やRTX 4070以上のGPUと比較すると、消費電力は格段に抑えられているため、省電力性は高いといえます。
電源ユニットについて詳しく知りたい方は、「おすすめ電源ユニットの選び方」の記事もあわせて参考にしてください。
RTX 4060 Tiの性能比較が知りたい
上記画像がDairectX11代表的ベンチマークである3D Mark「Fire Strike」のテスト結果です。
RTX 4060 Tiは、標準テストでRTX 3070を約1%上回り、全体的には2位というスコアを記録しました。
しかし、高負荷版のExtremeとUltraでは、RTX 3070を7~14%下回り、全体的には3位という結果です。
前世代のRTX 30シリーズとの比較では、RTX 3060に対して47~50%上回っているため、それなりに高い性能だといえます。
RTX 4060 Tiの価格はどれくらい?
2023年5月発売開始時点では67,800円が最安値でしたが、2023年6月執筆時現在では、約3千円安い64,800円で販売されています。
以下の記事でも「初心者向けおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。様々な価格帯のモデルからゲーミングPCを探したい人はぜひ参考にしてください。
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