
【富豪向け】予算30万円以上で買えるおすすめゲーミングPC【最高級・最強ゲームPC解説】
「30万円以上」のゲーミングPCには現行で最強の性能を持つ製品がラインナップされています。
この記事では「予算30万円以上のゲーミングPC」という基準にあったゲーミングPCを紹介し、この価格帯のPCのメリット・デメリットを解説していきます。
以下の項目に当てはまる人は、この記事を参考にしてゲーミングPCの購入を検討してみてください。
- 最新かつ最強のゲーミングPCが欲しい
- VRや4Kなどもっと突き詰めた遊びを楽しみたい
- 金に糸目をつけずに性能を求めたい
手っ取り早くおすすめのゲーミングPCを知りたい方は、↓のリンクから該当箇所へジャンプできます!
・最安RTX3090PCを求めるなら → 「ガレリア XA7R-R39」
・最高の描画性能を求めるなら → 「ガレリア UA9R-R39」
・世界最強クラスのゲーミングPC+水冷CPUクーラー → 「G-Tune XP-Z」
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください。
目次
30万円以上のゲーミングPCは性能を最大限突き詰める人向け

BTOショップのドスパラにて30万円以上は特殊なカスタマイズPCのみ。
30万円以上のゲーミングPCはヘビーゲーマーの中でも、「最高のスペックを追い求めたい人」に向けたPCです。
はっきり言って普通にPCゲームを楽しむだけなら、30万円も出す必要はありません。
30万円以上というのは、もっと突き詰めて「4K+高fpsでゲームを遊ぶ」「3Dグラフィックを制作する」「最新のVRマシンがリリースされたら速攻で買う」レベルのユーザーが利用する価格帯です。
価格に糸目をつけなければ青天井の世界なので100万円のゲーミングPCも組もうと思えば組めてしまいますが、一般的にはこの記事で紹介する「予算30万円以上」のゲーミングPCが上限だと考えてください。

Steamによる2020年5月時点のデータ。4Kの世界を体感できているユーザーはほんの一握り。
このレベルのPCなら4K画質でゲームをするのも容易ですが、高級PCと高級ディスプレイを使った4K環境でゲームを楽しんでいるユーザーはごく一部です。
今時のPCゲームは「4K対応」が当たり前ですが、その美麗な4K画質のグラフィックを体感できる人はたったの2%しかいません。
できる限り最高のグラフィックを追い求め、環境の最先端を追い求めるゲーマーにはこの価格帯のPCをおすすめします。
ここまでを読んで30万以上は高すぎると感じた方は、以下の「20万円~30万円で買えるゲーミングPC」まとめ記事を参考にしてみてください。
「4K+HDR」も「240fps」も実現できる
ゲームをプレイする時に「4K+HDR」のグラフィックを重視するか、「240fps」のフレームレートを重視するかで使うべきモニターは違います。
ゲーミングPCから出力されるフレームレート(fps)はゲーミングモニターの周波数(Hz)によって正しく入力できるかが決まります。
144Hzのゲーミングモニターなら上限は144fps、240Hzのゲーミングモニターなら240fpsとなります。

フレームレート(fps値)とは”1秒間に何フレームの画像を表示しているか”ということです。fpsの値が高ければ高いほどなめらかに画面が動きます。
上記の画像では60fpsまでしか載っていませんが144fpsだと倍以上なめらかに動きます。
フレームレートについてもっと詳しい解説を読みたい方は以下のサイトを参考にしてください。
30万円以上のゲーミングPCならば240fpsで最新ゲームを遊べるので、環境を整えていないプレイヤーと大きな差があります。
『PS4pro』で出力できる最大値の60fpsと比較した場合、4倍の数値になります。
ミドルクラスのゲーミングPCが出力できる120fps付近の数値と比較した場合でも、2倍近く数値が変わってきます。
ここまでフレームレート(fps)が変わると目に見えてなめらかになるので、少しでもフレームレート(fps)を求めたい方にはおすすめです。
240Hz対応ゲーミングモニターならBenQの「XL2546K」はプロ使用率が高く、FPS・TPSゲーマーにとって鉄板の製品です。
「フレームレートよりグラフィック重視」なら、精細にリアルな明るさを表現できる4K+HDR対応モニターを選択しましょう。
「LG 27UL650-W」は4K+HDR対応+IPSパネルという理想的なスペックでグラフィック重視派のニーズに応えてくれます。
「グラフィックもフレームレートも欲しい」という我儘な要求を叶えてくれるモニターは多くありません。
4Kモニターでありながら144Hzにも対応する「ASUS ROG SWIFT PG27UQ」は富豪ゲーマーにとって最高のディスプレイです。
PC性能にゲームが追いつかないこともある
ゲーミングPCのスペックが高いからと言って、全てのゲームで高画質+240fpsが楽しめるわけではありません。
その中にはゲーム側の処理に問題を抱えているパターンが多いです。
ゲーム側が問題となる例を1つ挙げると、「PUBG」は240fpsを出すことが難しいゲームです。
1度にマッチするプレイヤーの数が多くサーバー側の処理が追いついていないため、エフェクトやプレイヤーが密集すると極端にfpsが落ちます。
もちろんスペックの力で240fps以上をラクラク出せてしまうゲームも多いので、特定のゲームを遊ぶために30万円以上のゲーミングPCを購入するなら動作要件はチェックしておきましょう。
裏を返せば数年は最新ゲーム側が要求するスペックを追い越せるので、長年使うことを前提に考えている方にはメリットとも言えます。
実際、この価格帯のPCなら間違いなく5年後もトップクラスの性能で活躍できるでしょう。
最強ゲーミングPCでVRを楽しもう
最高性能のゲーミングPCならば、VRゲームも快適に楽しめます。
VRゲームは要求されるスペックが高く、性能の高いグラフィックボード(GPU)とCPUが必要です。
具体的な例として、いくつかのVRゲームが公式で提示している推奨スペックをまとめてみました。
ゲーム名/推奨パーツ | GPU | CPU | メモリ |
---|---|---|---|
Half-Life: Alyx | GTX 1060 | Core i5-7500 | 12GB |
Fallout 4 VR | GTX 1080 | Core i7-6700K | 16GB |
Skyrim VR | GTX 1070 8GB | Core i7-4790 | 8GB |
Beat Saber | GTX 1060 | Intel Core i7 Skylake | 8GB |
VR音ゲーの名作『Beat Saber』の要求グラボは「GTX 1060」、『Fallout 4 VR』の要求グラボが「GTX 1080」、VRゲーム史上最高傑作と名高い『Half-Life: Alyx』は”推奨スペック”ではなく、”最低スペック”で「GTX 1060」を要求しています。
これだけ見ると、「なんだ、20万円以下のPCでもVRゲームはプレイできるんじゃん」と思われるかもしれません。
しかし、VRゲームと普通のゲームでは事情が異なります。
「推奨スペック」のPCでゲームをプレイすると画質もフレームレートも期待するほどには出ないのが常識ですが、VRゲームへの「没入感」のためにはグラフィックは非常に重要なので画質を下げるわけにはいきません。また、「VR酔い」を避けるために高いフレームレートを維持する必要があります。
普通のゲームならグラフィックもフレームレートも「良いにこしたことはないが、悪くてもプレイはできる」代物ですが、VRゲームでは「グラフィック」も「フレームレート」も絶対に妥協できないのです。
VRゲームの研究では、いわゆる「VR酔い」を避けるためにゲームは90fps以上を維持すべきだとされています。
それもフレームレートが変動しながら「アベレージ90fps」を維持するのではダメで、「常にピッタリ90fps以上を維持し続ける」という意味です。
PCGAMERの調査によれば、『Half-Life: Alyx』を高いフレームレートでプレイしている時は本当に自分がその世界にいるように感じるが、低いフレームレートでプレイするといかにもゲームをプレイしているように感じるだけでなく、酔って吐き気を催すとのこと。
『Half-Life: Alyx』を最高設定でプレイしたければ少なくともRTX 2070、万全を期するならRTX 3080以上を用意しておくのがよさそうです。
『Half-Life: Alyx』以外のVRゲームも公式の推奨スペックはあまり当てにならず、「没入感」と「VR酔い」の問題をクリアするためにもグラボの性能は高ければ高いほどいいと断言できます。
VR元年(2016年)からわずか数年でこの進歩ですから、次世代VRゲームの推奨スペックがグッと引きあがることは間違いありません。
VR初心者には一体型ヘッドセット「Oculus Quest」をおすすめしています。
「Oculus Quest」は安くてセットアップが簡単で、ケーブル不要で狭い部屋にも優しい初心者向けのVRでありながら、PCと接続して他のPCVRと同じようにも使えるハイスペックなマシンです。
どの機種を買うにしてもVRデバイスは”安くて”5万円程度の価格はするので、購入予定の方はVR用の予算は別に考えましょう。
ちなみに高級VR機器としては10万円超の「VALVE INDEX」が存在しますが、そちらは国内では入手が難しい現状にあります。
最高級ゲーミングPCの購入はBTOショップがおすすめ

最大手BTOパソコンショップ『ドスパラ(Dospara) 』のホームページ
ゲーミングPCを買うなら『BTOパソコン』と呼ばれるカスタムメイドのショップで注文することがメジャーです。
BTOパソコンは上は40万円、下は5万円ほどからゲーミングPCを扱っており、15~20万円の価格帯に売れ筋1位の商品がラインナップされています。
この記事で紹介するゲーミングPCを販売しているBTOパソコンショップ『ドスパラ(Dospara) 』および『マウスコンピューター』の評判は以下の記事でまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。
用途や予算に合わせてゲーミングPCを選べる

このようにメモリを増設したり、減らすようなカスタム注文も可能。
BTOパソコンはパーツを増設・アップグレードして注文したり、補償を追加したりできるので、ゲーミングPC初心者に優しいサポートが充実しています。
「もう少しだけお金に余裕がある」「高性能な周辺機器も一括で買いたい」「初心者だから手厚いサポートも欲しい」といった細かいニーズも満たしてくれるのがBTOパソコンの良いところです。
キャンペーンやセールでさらにお得

ドスパラのキャンペーン画面。常にゲームソフトのプレゼントキャンペーンは開催されている。
BTOパソコンメーカーでは頻繁にキャンペーンやセールが開催されています。
特定のゲームが無料で付属したり、パーツのアップグレードが安くなったり、ポイントの還元率が上がるなど様々です。
お目当ての売れ筋ゲーミングPCがセールになっていたり、パーツの換装が安いときを見計らって購入しましょう。
以下の記事では常時セール対象になっているゲーミングPCを紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
30万円以上で買えるおすすめの最高級ゲーミングPC
この記事では最高級ゲーミングPCのメリット・デメリットを説明しました。
それをふまえ、この価格帯のゲーミングPCを購入したいと検討している人向けに、BTOパソコンの中でも特におすすめなゲーミングPCを紹介していきます。
RTX 3090搭載「GALLERIA XA7R-R39」がおすすめ

グラフィック : RTX 3090 24GB
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD

- 現行最上位のGPU「RTX 3090」を搭載した最強マシン
- 「RTX 3080」モデルと値段がほぼ変わらない
- 今後10年はこのPCで戦っていける
- できないことなどなにもない
- ストレージが小さめなのでカスタマイズ推奨
本来、この価格で「RTX 3090」搭載ゲーミングPCがあることなどありえません。
なぜ「ガレリア XA7R-R39」が30万円で買えるかというと、まずストレージを小さくしたこと(カスタマイズで増設可能)、そしてCPUをゲーマー向けのミドルスペックにしたことです。
「RTX 3090」という非常識なまでにパワフルなGPUに対し、他はゲーマーから最も支持されている、ある意味常識的なパーツで固めたのが「ガレリア XA7R-R39」といえます。
そのことでなんのデメリットがあるのか?といえば、とくにありません。少なくともゲームをする分には全く問題ありません。
しいて言えば、「RTX 3080」搭載ゲーミングPCとの価格差が近づきすぎて、「RTX 3080」搭載ゲーミングPCの魅力が少し薄れてしまうくらいでしょうか。
AMD製最上位CPU搭載マシン「GALLERIA UA9R-R39」がおすすめ

グラフィック : RTX 3090 24GB
メモリ : 32GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
ストレージ : 2TB HDD

- 今世代最上位GPUとAMD製最新CPU
- 高性能パーツ多数搭載で寿命が長い
- VRゲームも楽々プレイできる
- SSDは充実の1TBで高速ロード&大容量
- メモリも充実の32GB搭載
- ほとんどのゲームでオーバースペック
- 30万円オーバー
最先端のスペック以外では満足できない方には「ガレリア UA9R-R39」がおすすめです。
4Kどころか8Kの描画や、VRゲームの高fps描画も可能なため、「ゲームを遊ぶ」ということに関する悩みを全て解消してくれます。
メモリ・SSD・HDDともに最高水準なため、カスタマイズをせずとも最強の環境でゲームを楽しむことができます。
ただし価格は30万超と高価になっており、手が出ない方も多いかと思います。
その代わり、このゲーミングPCを購入すれば10年は最新タイトルをプレイできる環境を楽しめます。
お金に糸目をつけず、とにかく最強のゲーミングPCが欲しい方は購入を検討してみてください。
Core i9 × RTX 3090 × 水冷CPUクーラー搭載の最強ゲーミングPC「G-Tune XP-Z」がおすすめ

グラフィック : RTX 3090
メモリ : 32GB PC4-21300
ストレージ : 1TB NVMe SSD
ストレージ : 4TB HDD
- 驚異的なグラフィック性能
- できないことなどなにもない
- マウスコンピューターのフラッグシップモデル
- メモリも充実の32GB搭載
- 水冷CPUクーラー搭載で冷却効果は抜群
- 超大容量ストレージで余裕たっぷり
- ほとんどのゲームでオーバースペック
- 30万円オーバー
「最高のゲーミングPCを少しでも長く使いたい」と思うなら、徹底的に発熱軽減に力を入れた「G-Tune XP-Z」をおすすめします。
ゲーミングPCの寿命と冷却性能の高さは確実に比例します。
「G-Tune XP-Z」は「240fpsでFPSをプレイできる」「4Kどころか8K画質でプレイできる」「レイトレーシングも楽勝」という最強のゲーミングスペックを持っているだけではなく、「水冷CPUクーラー」「熱源となる電源ユニットを隔離」「120mmの大型ファン装備」という圧倒的な冷却性能も兼ね備えています。
ストレージはSSDが「1TB NVMe」、HDDが「4TB」という、増設の必要を感じさせない大容量で、フラッグシップモデルの名にふさわしい豪華仕様となっています。
「G-Tune」らしい美しいデザインとウルトラハイエンドなパフォーマンスが融合した「真の最強ゲーミングPC」と言えます。
30万円以上のおすすめ最高級ゲーミングPCまとめ
この記事で紹介したゲーミングPCをまとめました。
・最安RTX 3090搭載PCが欲しいなら → 「ガレリア XA7R-R39」
・最高の描画性能を求めるなら → 「ガレリア UA9R-R39」
・最高スペックと冷却性能を両立させる最強PC → 「G-Tune XP-Z」
「ゲーミングPCは高すぎる、そんなにお金を出せない」という方は以下の記事から5万円~10万円のゲーミングPCを探してみてください。
「格安ゲーミングPCでは満足できないが、安いPCが良い」という方は以下の記事から10万円~15万円のゲーミングPCを探してみてください。
できるだけ安く新世代のGPUを搭載している15万円~20万円のゲーミングPCはこちら。
安定感のあるハイエンドクラス20万円~30万円のゲーミングPCはこちらから。
最強ゲーミングPCを買うなら最強のデバイスも揃えよう
せっかく高級なゲーミングPCを買うのなら,前述のVR機器やモニターと合わせ、各種デバイスも揃えることをおすすめします。
ゲームで勝つことを目的とするなら、「ゲーミングマウス」「ゲーミングキーボード」「ゲーミングヘッドセット・イヤホン」の3つは必須と言えます。
高ければ良いとは言いませんが、安物のデバイスを使っている方はこの機会に買い替えを検討してみましょう。
特にゲーミングヘッドセットは性能格差が激しいデバイスで、モノによって音質や定位感がかなり違ってきます。
音質が上がればFPSでも敵の位置が詳細に分かるため、足音を聞き逃してしまうことは目に見えて減るでしょう。
Discordで通話をしながらゲームを楽しむ人も、余計な環境音を入れないためには必須のデバイスです。
以下の記事でおすすめのゲーミングヘッドセット・ゲーミングイヤホンを解説しているので、買い替えを検討している方は参考にしてください。
近年のゲーミングマウスはワイヤレスが主流です。
有線マウスと比べて若干値は張りますが、一度使ったらその便利さからは離れられません。
以下の記事でおすすめのゲーミングマウスを解説しています。ワイヤレスマウスを使ったことのない人はぜひ試してみてください。
ゲーミングキーボードで大事なのは「反応速度」です。押した瞬間に反応するキーボードがあればゲームのプレイヤーキャラクターを手足のように操れます。
キーボードに関しては実際に使ってみないと何が良いのか分り辛いところはありますが、値段に見合った違いはあります。
以下の記事でおすすめのゲーミングキーボードを解説しています。普通のキーボードとの違いも解説しているので、参考にしてください。
デバイスから少し外れますが、「ゲーミングチェア」もゲームのプレイには外せない一品です。
どんなデバイスよりも長時間使うものなので、ここは絶対にこだわるべきと断言します。
正しい姿勢の維持に貢献してくれるため、長時間ゲームをする方には特におすすめです。
以下の記事でおすすめのゲーミングチェアを解説しています。買い替えを検討している方は参考にしてください。
オンラインゲームを遊ぶ際にはデバイス以上に重要な「ネット回線」をピックアップしました。
回線速度やラグに悩まされている人は参考にしてみてください。