ファイナルファンタジー8

『FF8』がスイッチ/PS4で移植・リメイクされないのはなぜ?

ファイナルファンタジーシリーズの中で『ファイナルファンタジー8』だけが最新機種でリメイクやリマスターをされていない。海外ゲームサイトでは『FF8』を愛する人々のそんな嘆きが広がっている。

ファイナルファンタジーは移植されまくっている

2018年9月14日のニンテンドーダイレクトで、ファイナルファンタジーシリーズの「7」「9」「10/10-2」「12」がスイッチに登場することが明らかになった。

「1」~「6」の2D時代のファイナルファンタジーはすでに携帯ゲーム機やスマホなどに移植されており、「11」と「14」はMMORPGであることから単純移植は難しい。「13」と「15」はSteam上に存在する。おわかりだろうか。『ファイナルファンタジー8』だけがナバリングタイトルの中で現代人が気軽にプレイすることができないのだ(正確には、「8」も出来のよろしくないおま国バージョンがSteam上に存在する)。

もちろん、懐古的な「プレイステーション クラシック」の収録タイトルにも『ファイナルファンタジー8』の名前はなかった。

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『ファイナルファンタジー8』が無視される理由

スクエニが過去の名作を掘り起こす事業において『ファイナルファンタジー8』だけが無視され続けるのは何故だろうか。FF7とFF9よりも人気がないから?ナイーブな学生キャラクターにイライラするから?FF8特有のドローシステムがかったるいから?ジャンクションシステムがなんだか意味不明だから?

RPGamerはその理由を、FF8を最新機種にそのまま移植した場合に許容できないほど3Dグラフィックが醜いせいだとしている。FF7の3Dポリゴンは大きな画面サイズで見ても印象は変わらないが、FF8の中途半端にリアルな(当時としては超リアルな)グラフィックは解像度の上昇に耐えられない。したがって、移植ではなくリマスター作業が必要になってしまうためコストがかかるのだという。

だが、FF8が移植されない根本的な理由はもっとシンプルかもしれない。『ファイナルファンタジー8』のオリジナルのソースコードが失われたからだ。meristationはこの問題について、「歴史から失われかねないビデオゲームを保護する公的機関が必要だ」と主張している。保護すべき対象にはコードの紛失したゲームに限らず、音楽ライセンスの問題で販売停止になるゲームなども含まれている。

Inverseいわく「最も偉大なラブストーリー」である『ファイナルファンタジー8』は、90点というメタスコアに反して猛烈な賛否両論を呼んだが、20年近い時を経た今なお多くのゲーマーの思い出に残っている作品であることは間違いない。

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スクエニがFF8の存在を忘れたわけではないとわかればファンもやきもきせずに済むのだが。

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