
ニンテンドースイッチで「オンラインチート」が流行 マリオテニスやスプラトゥーン2が大荒れの事態に
ニンテンドースイッチのハックが研究されており、最近ではオンライン上でもチートが行われるという事態が発生。
特に『スプラトゥーン2』『マリオテニス』の2タイトルが標的になっており、連日Twitter上でチーターの活動が報告されている。
中でもマリオテニスはランカー上位が軒並みチートプレイヤーとなっており、健全なゲーム性が破壊されている部分もあるようだ。
報告されたニンテンドースイッチのチートプレイヤー
#Splatoon2 #スプラトゥーン2 #NintendoSwitch
— あんころ餅 (@Mochinodaimajin) 2018年7月4日
ガチマ中にチーターと出会ったウデマエはB-ランクは★99で無限ジェットパックなどのチート pic.twitter.com/LLN8if7m44
なんか、マリオテニスエースの世界ランキング、2位と3位が会話出来てるんだけど… pic.twitter.com/1tIwIjVTpZ
— 叢雨堀璃は人形使い魔 (@1128Horiri40) 2018年7月7日
ニンテンドースイッチで様々なオンラインチートが報告されており、ゲームを快適に進めるものから対戦の根本を崩壊させるものまで様々。
スプラトゥーン2であれば安全地帯を出るだけで即死するようなチートもあり、ゲームにならないレベルのチートも多い。
マリオテニスはランカー制度そのものを破壊しており、ランキングを使ってチーター同士で会話をしてしまうほど。
チーター消えたあああああああああああああ #マリオテニスエース #NintendoSwitch pic.twitter.com/t6PHHh7o2F
— ずる@エース窓 (@zururintyoo) 2018年7月10日
現在ではチーターが排除され、元々1位をキープしていた「ずる」氏が再び1位となっている。
ずる氏は様々な任天堂ゲームで結果を残してきたプレイヤーであったものの、その尋常ではない勝率からチーターではないかと一部で疑われていたが容疑は晴れたようだ。
やはり対応には少しばかりの時間が必要なようだが、任天堂はチーターに対する制裁を正しく行っていることが確認できる。
任天堂が行っているニンテンドースイッチのチート対策について
ついにSplatoon2がBanされてしまいました!
— めし (@meshi_0217) 2018年7月4日
なのでこれからはプライベートマッチはできません… pic.twitter.com/2RRHiLVVwc
ニンテンドースイッチはハック対策を行っていたものの、2018年4月段階でハード側に重大な脆弱性が発見されてしまった。
その突破方法を利用するとオンライン上のパッチによる修正は不可能であり、現状は「チート対策なし」と同義である。
しかし任天堂が何もしていないというわけではなく、オンライン上でチートを行ったプレイヤーに対して「アカウント停止処分(BAN)」を下している。
チートを使ったニンテンドースイッチ本体はオンラインプレイができなくなるという仕組みであり、同じ本体ならば別アカウントも同じ効果がある。
更には紐づけされたアカウントを追跡し、その本体ではチートを行っていなくともBANされたというケースもあるようだ。
そのために一度アカウント停止処分を受けた本体が中古市場へ流れてしまうことが懸念されている。
スプラやマリカなどでチート使ってアカウントBANされる→チート使われたswitch本体が中古ショップに流れる→それを購入した何も知らないプレイヤーさんはオンラインのゲームを遊べない
— タコ焼き大好きモエッタリーちゃん (@dqxphoto_moe) 2018年7月9日
なんてことありそうだなー( ˘ω˘)
いまスプラでチートが奇病かよってくらい蔓延しとるけど、そのチートで永久BANくらったSwitchが中古品として出回る可能性もあるから、これから気になるソフトとか出てSwitchを買おうかな〜と思い立った人は絶対に新品で買った方がいいよね。定価で安心が付いてくると思えば安い。
— 海香@固定ツイのリプ欄も見てね✏ (@seakaname) 2018年7月8日
昔ゲームの買取のバイトやってたんだけど、今はSwitchチート本体banがあるだろうから買い取った後にアカウント作ってオンラインにつないで……、とかやんなくちゃいけないのだろうか……。相当なタイムロスだろうけど、やらなきゃ店側の信用大幅減だしなー
— TC.フローズンズンやま (@Mt_freezeezy) 2018年7月10日
返品受付で対応しても損するのは店だし
ニンテンドースイッチでオンラインチートを行うリスク

オンラインチートはれっきとした犯罪であり、国内では過去に何件か「電子計算機損壊等業務妨害罪」という罪状でチーターの逮捕まで至っている。
「電子計算機損壊等業務妨害罪」は業務に使用されるコンピュータなどの電子機器を使用目的に沿うべき動作をさせず、業務を妨害した際に適応される犯罪だ。
しかし任天堂が上記の罪状で立件したことは無く、どのゲームでもアカウント停止処分が基本のようだ。
例を挙げると3DSソフトの『ポケットモンスターサン・ムーン』『モンスターハンターXX』などでカスタムファームウェアを利用していたユーザーがアカウント停止処分を受けている。
言うまでもないがチート行為自体はハッキリと禁止されており、任天堂ネットワークの利用規約にも禁止行為と記されている。
任天堂ネットワーク 第6条ユーザーコンテンツの取扱いお客様は、ニンテンドーネットワーク機器対応ソフトウェアやサービス等に関連し、ニンテンドーネットワークを利用して、ユーザーコンテンツの共有または送受信等を行うことができます。ただし、当該ユーザーコンテンツの共有または送受信等が以下に該当する場合には、この限りではありません。
第三者の著作権、著作隣接権、特許権、商標権等の知的財産権その他これに準じる権利を侵害するもの
情報元
第三者の名誉もしくは信用を毀損するもの、または第三者を誹謗中傷するもの
第三者のプライバシー権もしくは肖像権を侵害するもの、または第三者の個人情報を表示、盗用、収集、蓄積、変更もしくは利用するもの
第三者の業務を妨害するもの、第三者を脅迫するもの、または暴力的な表現を含むもの
不正アクセス行為の禁止等に関する法律に違反するもの、電子計算機損壊等業務妨害罪に該当するもの、その他任天堂または第三者のハードウェアまたはソフトウェア等に対して不正な操作を行うまたはその正常な機能を阻害するもの
このようにデータを改ざんするチートは犯罪であるにも関わらず、チートを行うプレイヤーは後を絶たない。
やはり任天堂側の対策が万全でなかったということも原因の1つとして考えられるが、単純にゲームプレイヤーとチーターの年齢層の低さにもあると考えられる。
現在の環境ではチーターを相手にしてもどうしようもないので、チーターを見かけたら他のプレイヤーの為を思って通報しておこう。