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ノートルダム

『アサシンクリード』がノートルダム大聖堂の再建・復元に役立つかもしれない

「ノートルダム大聖堂」の炎上はフランスに大きな衝撃と悲しみを与えた。

炎上の原因は失火。金閣寺の放火ではないが、ゴシック建築を代表するパリの文化遺産が燃えるというのがショッキングな出来事であることには間違いない。パリ市民は「パリはもう二度と元には戻れない」「私たちの歴史が煙の中に消えている」と嘆いた

屋根の3分の2と尖塔が焼け落ちたことからルーブル・ノートルダム財団のフィッシェー会長が「損傷は甚大で、再建には数十年かかるだろう」と悲観的に述べているように、修復作業は容易ではない。

ノートルダム大聖堂

ネット上に「ダークソウルのようだ」「BotWの時の神殿っぽい」という不謹慎コメントが溢れるノートルダム大聖堂の現在via:CNN


フィッシェー会長は同時に「ステンドグラスなどに関するデジタル記録が残っていることを祈る」とも述べ、記録があれば修復は可能とのこと。

デジタル記録? あるんじゃないのか?ゲームに。

フランス革命を舞台にした『アサシンクリード ユニティ』

フランス革命のさなかのパリを舞台にアサシン教団が暗躍するアクションアドベンチャー『アサシンクリード ユニティ』。フランスのUBIソフトが開発している「アサシンクリード」シリーズといえば舞台となる現実の場所のランドマークをゲーム内でリアルに再構築することで知られており、ノートルダム大聖堂もその例外ではない。

2014年にアップロードされたthevergeの記事によると、UBIソフトは『アサシンクリード ユニティ』を開発する際にノートルダム大聖堂の3Dモデルを現実のものと1:1になるよう詳細かつ正確に、2年もかけて作成しているという。

形あるものは必ず滅ぶ。しかし、データに残っている限り復元はできる。日本を含む多くの国や企業がフランスに連帯を表明し支援を申し出ているが、ひょっとしたらノートルダム大聖堂の最大の味方はビデオゲームになるかもしれない。

これはネタではない

Assassin's Creed Unity

念のため言っておくと、「『アサシンクリード』がノートルダム大聖堂の再建に役立つかもしれない」というタイトルは冗談ではない。

テクノロジー誌『GPS World』はWEB版の記事でゲームが「大聖堂を修復するための情報」になる、と述べている。

もちろん、UBIソフトが協力するのか、あるいはほかにもっといいデジタルデータが存在するのか、といった問題もあるので実際は何も決まってはいないのだが、もしフランス文化の中心をビデオゲームが助けるとしたら素晴らしいことだ。

『アサシンクリード ユニティ』自体は発売当初大量のバグと不安定なフレームレートに悩まされUBIソフトの株価を大きく下げた作品だったが、ゲームの中の美しいパリはいまだに色褪せてはいない。

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